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「狂った太陽」の版間の差分

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*このアルバムでの「太陽」とは人類が抗うことの許されない絶対的な[[神|存在]]を指しており、前年に亡くなった櫻井敦司の母親に対する想いも込められている。
*このアルバムでの「太陽」とは人類が抗うことの許されない絶対的な[[神|存在]]を指しており、前年に亡くなった櫻井敦司の母親に対する想いも込められている。
*本作は[[日本レコード大賞]]において優秀アルバム賞を受賞している。
*本作は[[日本レコード大賞]]において優秀アルバム賞を受賞している。
*当初、櫻井はアルバムタイトルを「太陽二殺サレタ」にしたかった。


== 収録曲 ==
== 収録曲 ==

2008年6月20日 (金) 07:46時点における版

狂った太陽(くるったたいよう)

『狂った太陽』
BUCK-TICKスタジオ・アルバム
リリース
録音 1990年9月20日
1990年11月13日
(VICTOR STUDIO)
ジャンル J-ROCK
時間
レーベル ビクターインビテーション
プロデュース BUCK-TICK
チャート最高順位
BUCK-TICK アルバム 年表
Symphonic Buck-Tick in Berlin
1990年
狂った太陽
1991年
殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits
1992年
テンプレートを表示

狂った太陽(くるったたいよう)は日本のロックバンドBUCK-TICKの5thアルバム。

1991年2月21日ビクターインビテーションよりリリースされた。

2002年9月19日にデジタル・リマスター盤として再リリースされた。その際、初回限定盤のみボーナストラックとして2曲収録されている。

解説

  • 前作「悪の華」から一転、ノイズや電子音といったテクノ的要素を取り入れたアルバム。本作よりほぼ全ての作詞をヴォーカルの櫻井敦司が担当するようになる。ハードロック的な2曲目「MACHINE」や9曲目「MAD」、タンゴを取り入れた5曲目「エンジェルフィッシュ」、絶望的な心情を歌う11曲目「太陽ニ殺サレタ」などの多彩な楽曲の中にも果敢にノイズや電子音を織り交ぜる実験的な側面もある。
  • このアルバムでの「太陽」とは人類が抗うことの許されない絶対的な存在を指しており、前年に亡くなった櫻井敦司の母親に対する想いも込められている。
  • 本作は日本レコード大賞において優秀アルバム賞を受賞している。
  • 当初、櫻井はアルバムタイトルを「太陽二殺サレタ」にしたかった。

収録曲

  1. スピード
     (作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿 / 編曲:BUCK-TICK)
    先行シングルとして発売された曲。シングル版とは若干ミックスが異なり、シングル版にあったイントロ効果音が削除されている。一説には自殺をテーマにした歌詞であるといわれる。近年のライヴでは歌詞の「自爆しよう」を「愛し合おう」と替えて歌われている。
  2. MACHINE
     (作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿 / 編曲:BUCK-TICK)
  3. MY FUNNY VALENTINE
     (作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿 / 編曲:BUCK-TICK)
  4. 変身[REBORN]
     (作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦 / 編曲:BUCK-TICK)
  5. エンジェルフィッシュ
     (作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦 / 編曲:BUCK-TICK)
    タンゴのリズムを取り入れた実験的な曲。
  6. JUPITER
     (作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦 / 編曲:BUCK-TICK)
    2番目にシングルカットされた曲。シングル版とはコーラス部分などが若干異なる。ビクターのラジカセ「CDios」のCMで使用された。
  7. さくら
     (作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿 / 編曲:BUCK-TICK)
    シングル「JUPITER」のカップリング曲
  8. Brain,Whisper,Head,Hate is noise
     (作詞・作曲:今井寿 / 編曲:BUCK-TICK)
  9. MAD
     (作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿 / 編曲:BUCK-TICK)
    このアルバムからの最初のシングルカット曲。シングル版はタイトル表記が「M・A・D」とされ、ミックスも異なり、イントロが削除されている。また、曲の最後の台詞がカットされている。ストーカーのような偏執的な愛情をテーマにしている。
  10. 地下室のメロディー
     (作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿 / 編曲:BUCK-TICK)
    叫ぶようなヴォーカルの勢いのある曲。歌詞が全てカナ表記になっている。
  11. 太陽ニ殺サレタ
     (作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿 / 編曲:BUCK-TICK)
    イントロの鐘の音は、今井が使い始めたばかりのギターシンセで奏でている。

デジタルリマスター盤・ボーナストラック

  • ナルシス(single)
シングル「スピード」のカップリング曲。偏執的な自己愛をテーマにした歌詞。
  • ANGELIC CONVERSATION(single version)
アルバム「M・A・D」のカップリング曲。元々はアルバム『TABOO』に収録されていた。新に録音し直されており、『TABOO』のヴァージョンと比べると、低音が曲調され、太くなったヴォーカルに櫻井がオリジナリティーを獲得したことが分かる。


参加ミュージシャン


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