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これに対し、[[野党]]や[[朝日新聞]]・[[毎日新聞]]などの[[マスコミ]]からは「[[国民主権]]や[[政教分離]]に反するものではないか」との批判がなされ、世間の注目するところとなった。これに対し、[[産経新聞]]などは「批判は挨拶文の一部だけを意図的に抜き出して曲解した不当なものだ」として首相を擁護した。なお、[[読売新聞]]のように発言自体は非難しない立場からも、誤解を招く発言であるとする批判があった。 |
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*[[神国]]・[[神国思想]] |
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*[[武部勤]]([[2005年]][[12月5日]]、[[水戸市]]で開かれた会合で「日本という国は天皇中心の国であります。中心がしっかりしているということと同時に、中心をみんなで支えていく。そういう国柄だと思います」「茨城県政が隆々と発展しているのは、中心にある彼が素晴らしく、皆で盛り立てている姿がそれ以上にすばらしい(からだ)。日本国もかくありたい」と発言) |
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*[[選民]] |
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*[[第1次森内閣]] |
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*[[内閣不信任決議]] |
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*[[第42回衆議院議員総選挙]] |
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== 外部リンク == |
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*[http://jinja.jp/jikyoku/ 『神社と神道』神社オンラインネットワーク連盟|時局問題] - 最下部に『森首相「神の国」発言問題』(挨拶全文など) |
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[[Category:自由民主党|かみのくにはつけん]] |
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[[Category:歴史認識問題|かみのくにはつけん]] |
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[[Category:2000年の日本|かみのくにはつけん]] |
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2008年4月30日 (水) 01:26時点における版
神の国発言(かみのくにはつげん)とは、2000年5月15日、神道政治連盟国会議員懇談会において森喜朗首相(当時)が行った挨拶の中に含まれていた、「日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知していただく、そのために我々(=神政連関係議員)が頑張って来た」という発言。
これに対し、野党や朝日新聞・毎日新聞などのマスコミからは「国民主権や政教分離に反するものではないか」との批判がなされ、世間の注目するところとなった。これに対し、産経新聞などは「批判は挨拶文の一部だけを意図的に抜き出して曲解した不当なものだ」として首相を擁護した。なお、読売新聞のように発言自体は非難しない立場からも、誤解を招く発言であるとする批判があった。
世論の反発や与党公明党・創価学会による懸念の高まりを受け、森首相は同年5月26日に釈明会見を行った。その際首相官邸記者クラブの会員記者(NHK所属とされる)が首相側近あてに記者会見の対策文書(指南書)を作ったことが直後に明らかになった。新聞倫理網領制定時に発覚したこともあり、問題視された。
2000年4月5日に就任した森首相は、この発言などから急速に国民の支持(内閣支持率)を落とした。その後、6月2日に森首相は衆議院を解散。6月25日の投票日までの間、この発言や「無党派層は寝ていてくれればいい」という発言、さらに五人組による総理・総裁選出の経緯など、森の首相としての資質が盛んに論じられたため、当該解散を神の国解散と呼ぶことが定着した。
関連記事
- 日本神話
- 神道
- 神国・神国思想
- 武部勤(2005年12月5日、水戸市で開かれた会合で「日本という国は天皇中心の国であります。中心がしっかりしているということと同時に、中心をみんなで支えていく。そういう国柄だと思います」「茨城県政が隆々と発展しているのは、中心にある彼が素晴らしく、皆で盛り立てている姿がそれ以上にすばらしい(からだ)。日本国もかくありたい」と発言)
- 選民
- 第1次森内閣
- 内閣不信任決議
- 第42回衆議院議員総選挙
外部リンク
- 『神社と神道』神社オンラインネットワーク連盟|時局問題 - 最下部に『森首相「神の国」発言問題』(挨拶全文など)