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2024年6月25日 (火) 20:38時点における最新版
本社・本社営業所(2009年10月) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒062-0051 北海道札幌市豊平区月寒東1条19丁目3番50号 北緯43度0分42.52秒 東経141度25分13.83秒 / 北緯43.0118111度 東経141.4205083度座標: 北緯43度0分42.52秒 東経141度25分13.83秒 / 北緯43.0118111度 東経141.4205083度 |
設立 | 1979年(昭和54年)4月3日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 8430001020079 |
事業内容 |
一般貸切旅客自動車運送事業 一般乗合旅客自動車運送事業 他 |
代表者 | 代表取締役社長 有路 剛 |
資本金 | 50,500,000円 |
発行済株式総数 | 50,500株 |
従業員数 | 149名(役員除く) 平成30年6月1日現在 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 北海道中央バス |
外部リンク | http://www.dai.chuo-bus.co.jp/ |
札幌第一観光バス株式会社(さっぽろだいいちかんこうバス)は、北海道札幌市豊平区に本社を置きバス事業などを行う北海道中央バス(中央バス)グループの企業である。
歴史
[編集]1978年(昭和53年)より、同じく中央バスグループのニセコバスが札幌市に貸切バス専門の営業所を開設したが、約1年で廃止。その営業権を譲り受けて設立されたバス会社である[1]。
当初は中央バスと共同で受注していたが、その後は独自に旅行業者との契約を行うなど自社営業活動に移行している。北海道内において貸切バス需要が少なくなる冬期は札幌市内や近郊のバス路線の除雪業務も行う[1]。
1993年(平成5年)には乗合バス事業に進出。当別町に当別営業所を開設し、中央バスより当江線(当別 - 江別)、青山線(当別 - 青山・道民の森)の移管を順次受け営業を開始した。以後、中央バス路線の運行受託や、定期観光バスやスキーバスの運行などで事業の拡大を図っている[2]。
年表
[編集]- 1993年(平成5年)
- 1994年(平成6年)4月1日 青山線の運行を開始[2]。
- 2003年(平成15年)4月1日
- 2004年(平成16年)4月1日 中央観光バスを吸収合併[6]。
- 2006年(平成18年)4月1日 当江線を廃止、当別町へ譲渡[注 1]。
- 2007年(平成19年)4月1日 千歳営業所を設置し中央バス千歳営業所管轄路線の運行を受託。
- 2009年(平成21年)4月1日 中央バス新千歳空港連絡バスのうち月寒営業所管轄路線の運行を受託。
事業所
[編集]- 本社・本社営業所
- 北海道札幌市豊平区月寒東1条19丁目3-50
- 江別営業所
- 北海道江別市向ケ丘13-8
- 千歳営業所
- 北海道千歳市青葉2丁目4-3
- 新千歳空港案内所
- 北海道千歳市美々 新千歳空港ターミナルビル(中央バス新千歳空港案内所)
- 当別営業所(廃止)
- 北海道石狩郡当別町樺戸町117
路線バス
[編集]路線バス車両は2017年(平成29年)3月31日現在で6台登録されている[7]。
定期観光バスは中央バスで一括して案内され、運行便に「札幌第一観光バス車両で運行」と注記が付される[8]。
中央バスより受託する車両は61台で、すべて中央バスの路線・車両として運行される。当江線と青山線は廃止代替バス(21条バス)として当別町名義・札幌第一観光バス車両で運行されていた。
貸切バス
[編集]貸切バス車両は18台登録されており、事業は通常は札幌運輸支局管内、室蘭運輸支局管内のうち苫小牧市、勇払郡、白老郡、伊達市での発着が認められているが、貸切バス事業者安全性評価認定制度による優良事業者に限定した営業区域の弾力的な運用により北海道全域となっている[9][10][11]。
塗装は多くが中央バスグループで共通化されており、側面に「CHUO GROUP」または「DAIICHI KANKO」と書かれる。スーパーハイデッカー車には中央バス高速車共通塗装、花柄塗装、旅行会社専用塗装、サンプルカラーをベースとした独自塗装などが存在する。中央バスより移管を受けた札幌西武 - 駐車場間の送迎バスは西武指定塗装となっていた。
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独自塗装車(日野・2代目セレガSHD)
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中央バス「ハイデッカーカラー」車(日野・セレガFD)
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中央バス「高速カラー」車(日野・セレガGJ)
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近畿日本ツーリスト専用車(日野・セレガGJ)
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花柄塗装車(日野・リエッセ)
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動物塗装車(日野・セレガGJ)
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札幌西武 - 駐車場間の送迎バス(トヨタ・コースター)
中央観光バス
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2000年(平成12年)1月24日に設立された、中央バス100 %出資の貸切バス事業者であった。バス事業規制緩和を主因とする競争激化に対応するため、グループ会社の再編成の一環として札幌第一観光バスを存続会社とする吸収合併が2004年(平成16年)4月1日に行われた[6]。
- 合併直前の概要[6]
- 本社・営業所 - 北海道札幌市豊平区月寒東1条19丁目3番50号
- 資本金 - 1億4千万円
- 従業員数 - 105名
- 所有台数 - 75台
-
中央バスグループ共通塗装車(三菱ふそう・エアロクィーンK)
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日本旅行専用貸切車(三菱ふそう・エアロクィーンI)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 『五十年史』 p. 328
- ^ a b c d 『五十年史』 p. 329
- ^ 『五十年史』 p. 513
- ^ 『道新サービスセンター三十年史』1993年1月。p.36-p.37。
- ^ 『五十年史』 p. 331
- ^ a b c “連結子会社の合併に関するお知らせ” (PDF). 北海道中央バス(札幌証券取引所) (2004年1月16日). 2012年6月4日閲覧。
- ^ “全国乗合バス事業者の移動円滑化基準適合車両導入状況” (PDF). 国土交通省. 2018年3月17日閲覧。
- ^ 一例。“朝イチ出発!観光しながら新千歳空港へ! 札幌〜小樽新千歳空港クルーズバス”. 北海道中央バス. 2014年10月18日閲覧。
- ^ “一般貸切旅客自動車運送事業における営業区域の弾力的な運用について” (PDF). 北海道運輸局. 2018年3月11日閲覧。
- ^ “貸切バス事業者一覧” (PDF). 北海道運輸局. 2018年3月11日閲覧。
- ^ “貸切バス会社一覧” (PDF). 北海道バス協会. 2014年10月18日閲覧。
参考文献
[編集]- 『北海道中央バス五十年史』北海道中央バス、1996年。