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Wikipedia‐ノート:削除依頼/島居薬品

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社名は鳥居薬品か?島居薬品か?

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0120さんからご指摘があったとおり、利用者:210.163.139.141会話 / 投稿記録 / 記録さんの編集内容を精査すると、IP氏の「『島居薬品』という記事を作成するんだ!」という意向が明白な案件のようです。そこで、事実関係をいろいろと調べてみました。すると、新聞記事検索から次のような情報を拾い上げることができました。著作権上の問題があるので、必要最低限の部分だけ引用します。引用元は、薬品関係の専門日刊紙である「日刊薬業」の1998年2月27日 8面「オムエル 島居薬品を吸収合併」に掲載された記事です。

オムエル(広島市、河野博行社長、資本金7300万円、従業員530人)は4月1日付で、広島県尾道市の島居薬品(島居聰社長、資本金2400万円、従業員50人)の営業権を譲受することになった。 (中略) 島居薬品は創業が慶長元年、設立が昭和5年という老舗だが、 (中略) 島居社長以下役員は全員退任し、一般社員もこれを機会に退職する予定で、残る人員は20人弱になる見込み。 (以下略)

このことからわかることは、下記のとおりです。

(1)株式会社オムエルが1998年4月1日に営業譲受した譲受元の会社は、「居薬品株式会社」である。
(2)同社社長の島居聰 氏は役員を退任した。
(3)新聞記事見出しは「合併」とあるが、よくよく本文を見ると本件は「営業譲渡」案件であって、「合併」案件ではない。従って、「島居薬品株式会社」は営業譲渡と同時に解散したとは限らず、現存している可能性もある。

そこで、同社社長の島居聰 氏について調べてみました。すると、別会社である「備後観光開発株式会社」のIR情報が見つかりました。金融庁のEDINET[1]から、EDINETコード「E04672」で検索してみてください。その中から「第35期有価証券報告書」(平成20年4月28日)のPDFファイルを開いていただき、14ページ「5.役員の状況」をご覧いただくと、同氏が当該会社の取締役に就任していることが判ります。さらにその経歴を見ると、

昭和62年11月 島居薬品株式会社代表取締役就任 現在に至る (下線はtan90degが強調のために付与したものである。)

とあります。1998年に島居薬品が合併解散したのであれば、このような表記にはならないはずです。どうやら、上で私が挙げた「日刊薬業」記事の島居薬品は現存しているようです。

さて、依頼本文で、Mee-sanさんがiタウンページの検索結果をご提示されました。この結果を見ると、社名は「島居薬品」であるにもかかわらず、業種は「保険」になっています。(参考:「オムエル 尾道市」によるiタウンページの検索結果。業種は「医薬品卸」です。)これは、現在の「島居薬品」記事の中で、

医薬品卸部門から撤退し保険代理店に業務転換

と書かれていることを裏付ける資料と考えられます。

以上、一歩間違えると「発表済みの情報の合成」になってしまうためやや心許ない部分もありますが、私が調べたことの報告と致します。あとは各自ご判断をお願いします。

なお蛇足ですが、慶長元年創業であること、代々の代表取締役の中には、昭和3年の衆議院議員選挙で当選して代議士を務め[2]、戦後は尾道ロータリークラブの初代会長を務めた[3]、島居哲(嶋居哲)氏がいることから、記事作成の際に求められている程度の特筆性はあるものと私は考えます。--tan90deg 2009年2月12日 (木) 14:31 (UTC)[返信]