SCAT航空
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法人番号 | 5700150099377 | |||
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設立 | 1997年 | |||
ハブ空港 | ||||
子会社 | サンデー・エアラインズ | |||
保有機材数 | 22機(7機発注中) | |||
就航地 | 33都市 | |||
本拠地 | カザフスタン シムケント | |||
代表者 | ウラジーミル・デニソフ(社長) | |||
従業員数 | 1,250人 | |||
外部リンク | http://www.scat.kz/ |
SCAT航空(スキャットこうくう、SCAT Airlines)は、カザフスタンのシムケントを本拠地とする航空会社である。
概要
[編集]1997年に設立され、現在はカザフスタンのフラッグキャリアであるエア・アスタナに次ぐ同国第2位の航空会社である[1]。
国内線はカザフスタン全域に55便の定期便を就航させ、国際線はロシア、トルコ、インド、中国、日本などに38便を就航させている。
2015年にIATAの統一基準に合格し、2018年に正式に加盟した。
子会社のサンデー・エアラインズは、リゾート地を中心にチャーター便での旅客輸送を行っており、かつて東京/成田~ヌルスルタン線の運航も行っていた。
歴史
[編集]1997年にパイロットであった、現社長のウラジミール・デニソフと現副社長のウラジミール・シトニクによって設立された。
初運航は1998年で、An-24 (航空機)によるアルマトイ~クズロルダ線である。
1999年からは国際線の運航も行っている。
2009年にボーイング757型機を購入し、トルコ、タイ、中国、UAEにチャーター便の運航を開始した。
2011年にカザフスタンで開催されたアジア冬季競技大会では公式スポンサーとなり各国選手団向けに運航を行った。
2019年7月6日、ボーイング757型機の運航による東京/成田~ヌルスルタン線を定期チャーター週1便で開設した[1]。この路線が日本とカザフスタンを結ぶ初めての直行便となった。将来的には定期便化することを目指していて、ビジネスでの利用が4割・レジャーでの利用が6割と予想している。ビジネスでの利用について同社は、「カザフスタンには既に多くの日系企業が進出しており、今後も経済交流は拡大する」との見方を示している[2]。9月3日からは同路線が週2便に増便された[3]。その後は10月15日をもって一度運航を取りやめ、10月27日以降の冬ダイヤでボーイング767型機により週2便定期便化された[4]。その後、2020年3月10日より週1便に減便され、新型コロナウイルス感染拡大のため4月1日をもって運休となった[5]。
保有機材
[編集]機材 | 運用中 | 発注 | 座席数 | 備考 | ||||
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C | Y | 合計 | ||||||
ボーイング737-300 | 6 | — | — | 144 | 144 | |||
ボーイング737-500 | 3 | — | — | 118 | 118 | |||
ボーイング737-700 | 1 | — | — | 149 | 149 | |||
ボーイング737-800 | 1 | |||||||
ボーイング737 MAX8型 | 1 | 5 | — | 186 | 186 | |||
ボーイング737 MAX9型 | — | 2 | 16 | 173 | 189 | 2019年5月から運行開始[6] | ||
ボーイング757-200 | 4 | — | — | 200 | 200 | en:Sunday Airlinesによる運航 | ||
235 | 235 | |||||||
ボーイング767-300ER | 1 | — | 12 | 278 | 290 | サンデー・エアラインズによる運航 | ||
ボンバルディア CRJ200ER | 4 | — | — | 50 | 50 | |||
ボンバルディア CRJ200LR | 3 | — | — | 50 | 50 | |||
合計 | 24 | 7 |
就航都市
[編集]国内線
[編集]国 | 都市 | 空港 | 備考 |
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カザフスタン | アクタウ | アクタウ空港 | ハブ空港 |
アクトベ | アクトベ国際空港 | ハブ空港 | |
アルマトイ | アルマトイ国際空港 | ハブ空港 | |
アティラウ | アティラウ空港 | ||
ジェスカスガン | ジェスカスガン空港 | ||
カラガンダ | サリィ・アルカ空港 | ||
コクシェタウ | コクシェタウ空港 | ||
コスタナイ | コスタナイ空港 | ||
クズロルダ | クズロルダ空港 | ||
アスタナ | ヌルスルタン・ナザルバエフ国際空港 | ハブ空港 | |
パヴロダル | パヴロダル空港 | 季節運航 | |
ペトロパブル | ペトロパブル空港 | ||
セメイ | セメイ空港 | ||
タラズ | タラズ空港 | ||
ウルジャル | ウルジャル空港 | ||
オスケメン | オスケメン空港 | ||
シムケント | シムケント国際空港 | ハブ空港 |
国際線
[編集]国 | 都市 | 空港 | 備考 |
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アゼルバイジャン | バクー | ヘイダル・アリエフ国際空港 | |
アルメニア | エレバン | ズヴァルトノッツ国際空港 | |
ベトナム | カムラン | カムラン国際空港 | 季節運航 |
ジョージア | バトゥミ | バトゥミ国際空港 | 季節運航 |
クタイシ | ダヴィト・ザ・ビルダー・クタイシ国際空港 | 季節運航 | |
トビリシ | トビリシ国際空港 | 季節運航 | |
エジプト | フルガダ | フルガダ国際空港 | 季節運航 |
シャルム・エル・シェイク | シャルム・エル・シェイク国際空港 | 季節運航 | |
インド | ゴア | ゴア空港 | 季節運航 |
中国 | 三亜 | 三亜鳳凰国際空港 | 季節運航 |
西安 | 西安咸陽国際空港 | ||
ウルムチ | ウルムチ地窩堡国際空港 | ||
リトアニア | ヴィリニュス | ヴィリニュス国際空港 | |
モンゴル | ウランバートル | チンギスハーン国際空港 | |
ロシア | アストラハン | アストラハン・ナリマノヴォ国際空港 | |
カザン | カザン国際空港 | ||
クラスノダール | クラスノダール国際空港 | ||
マハチカラ | マハチカラ国際空港 | ||
ミネラーリヌィエ・ヴォードィ | ミネラーリヌィエ・ヴォードィ空港 | ||
モスクワ | ヴヌーコヴォ国際空港 | ||
ロストフ | プラトフ国際空港 | ||
ソチ | ソチ国際空港 | 季節運航 | |
トムスク | ボガシェヴォ空港 | ||
チェリャビンスク | チェリャビンスク空港 | ||
タイ | パッタヤー | ウタパオ国際空港 | |
プーケット | プーケット国際空港 | ||
トルコ | アンタルヤ | アンタルヤ空港 | 季節運航 |
ボドルム | ミラス・ボドルム空港 | 季節運航 | |
イスタンブール | アタテュルク国際空港 | ||
チェコ | プラハ | ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港 |
航空事故
[編集]- 2013年1月29日、国内線定期便であるSCAT航空760便がクィズィルツ付近に墜落する事故を起こした。搭乗していた乗員乗客21名全員が死亡した。事故調査報告書ではパイロットエラーが事故原因である可能性が高いと結論付けられた[7]。
脚注
[編集]- ^ a b “カザフスタンのSCAT航空、成田線開設へ、7月6日から週1便”. Travel Vision (株式会社エフネス トラベルビジョン事業部). (2019年6月26日) 2019年10月5日閲覧。
- ^ “中央ア・カザフスタンへの定期便実現か-来日したSCAT航空に聞く”. Travel Vision (株式会社エフネス トラベルビジョン事業部). (2019年5月27日) 2019年10月5日閲覧。
- ^ “SCAT航空、東京/成田〜ヌルスルタン線を増便 9月3日より週2便”. TRAICY (株式会社トライシージャパン). (2019年8月29日) 2019年10月5日閲覧。
- ^ “スキャット・エアラインズ、10月末に成田/ヌルスルタン線を開設”. FlyTeam. (2019年10月27日)
- ^ 「SCAT航空、東京/成田〜ヌルスルタン線の航空券販売停止」『TRAICY』2020年6月20日。
- ^ “Kazakhstans SCAT Airlines orders two B737 MAX 9s”. ch-aviation.com (13 February 2019). 2019年10月5日閲覧。
- ^ “ASN Aircraft accident Canadair CL-600-2B19 Regional Jet CRJ-200ER UP-CJ006 Almaty Airport (ALA)” (英語). Aviation Safety Network. 2018年1月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- SCAT Airlines Japan (scatjapan) - Facebook
- SCAT航空 (@scat.airlines) - Instagram
- Авиакомпания "SCAT" - VK.com