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サイレンススズカ(Silence Suzuka、香港表記:無聲鈴鹿)は日本の競走馬。主な勝ち鞍は宝塚記念。1998年JRA賞特別賞受賞。同年6連勝で臨んだ天皇賞(秋)において故障を発生し、予後不良と診断され、安楽死処分された。大逃げというレーススタイルで勝ち続けた異例の一流馬である。
1997年2月にデビュー。デビュー戦の勝ちっ振りから高い評価を受けていたものの、様々な問題を抱え当初は大敗も多かった。翌1998年になると他馬を大きく引き離してレースを進める「大逃げ」と呼ばれる戦法により6連勝を記録。GI級競走の勝利は同年7月の宝塚記念のみであったが、同年10月の毎日王冠ではエルコンドルパサー、グラスワンダーを寄せ付けず、同年11月1日の天皇賞(秋)では圧倒的人気に支持されながらも競走中に左前脚を骨折、同日に安楽死処分となった。
両親はともにアメリカ合衆国から日本に輸入されている。父サンデーサイレンスは日本リーディングサイアーを12年連続で獲得している大種牡馬で、サイレンススズカは3年目の産駒にあたる。母ワキアも競走引退後まもなく輸入され、サイレンススズカは2番仔であった……