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on the way to YOU

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「on the way to YOU」
globe featuring KEIKOシングル
初出アルバム『outernet
リリース
ジャンル J-POP
レーベル avex globe
プロデュース TETSUYA KOMURO
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間5位(オリコン
  • globe featuring KEIKO シングル 年表
    biting her nails
    1999年
    on the way to YOU,
    THE MAIN LORD,
    Throwin' down in the double 0
    2000年
    とにかく無性に…
    (2000年)
    テンプレートを表示

    on the way to YOU』(オン・ザ・ウェイ・トゥ・ユー)は、2000年KEIKOglobe featuring KEIKO名義で発表したシングル。

    解説

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    globeのソロプロジェクト。KEIKO自身による作詞。後にマーク・パンサーのラップが追加されたglobeバージョンとしてアルバム「outernet」に収録された。

    歌詞を曲より先に完成させた。小室哲哉から出されたテーマは「恋愛において、自分を押し殺す時」と出され、KEIKOは主観と客観、理性と本能、そういう対極にあるものを見つめつつ、自分自身の本質に向かうプロセスを表現した[1]。その際にKEIKOは「物語を作るのではなく、自分の言葉を書く」様に意識した[2]

    バックトラックが制作が進行する度に何度も様変わりし、小室に呼ばれたKEIKOがピアノの前で相談していたら、突然「生の弦をいっぱい入れよう。globeでは隠し玉にしていたんだ」と固めた。完成形に近いデモテープを聞いたKEIKOは「自分を犠牲にして、子供を守ろうとする母親」と通じた感触を覚え、「人から頼られる方であり、頼られたい自分」「商売がら両親にかまってもらいたい時にかまってもらえない寂しさ」を振り返り、「求められること、求めることはとても素敵なこと」と思った[2]

    タイトルは「I'm On the way to myself」でも十分意味が通るのだが、敢えて今のタイトルにしたのは「今は、本当の自分にたどり着くまでの途上。母性で包み込みたい『あなた』に向かうことが、すなわち『自分自身』に向かっていくと言いたい」というKEIKOの意図が反映されている[2]

    KEIKOは「1人でも動ける曲」と気に入り、ジャケット写真やPVのアイディアを積極的に出した[1]。イメージは「母性」「生命の誕生」「胎内と胎外のつながり」を表現しようとした。ジャケット写真・宣伝写真でも「まずは笑顔。スタッフが目のやり場に困る位の『気にしない』感じを出して、『女性が生き辛い世の中だからこそ、もっとストレス発散しようよ!』というメッセージを発信したい」という思いから、少々刺激的な服装で撮影に臨んだ[2]

    収録曲

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    作詞:KEIKO 作曲・編曲:小室哲哉

    1. on the way to YOU - original mix
    2. on the way to YOU - acoustic mix
    3. on the way to YOU - instrumental


    スタッフ

    収録アルバム

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    脚注

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    1. ^ a b 角川書店刊「CDでーた」2000年4月5日号27Pより。
    2. ^ a b c d エムオン・エンタテインメント刊「WHAT's IN?」2000年5月号「globe featuring KEIKO The Birth of Naked KEIKO」pp.80-81より。

    外部リンク

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