1-ジメチルアミノ-2-プロパノール

1-ジメチルアミノ-2-プロパノール
	IUPAC名 1-(Dimethylamino)propan-2-ol
	別称 1-Dimethylamino-2-propanol; N,N-Dimethylisopropanolamine; Dimepranol (INN);
識別情報
CAS登録番号	108-16-7
PubChem	37511
ChemSpider	34412
UNII	OX17195H4T
EC番号	203-556-4
	SMILES CC(CN(C)C)O;
	InChI InChI=1S/C5H13NO/c1-5(7)4-6(2)3/h5,7H,4H2,1-3H3 Key: NCXUNZWLEYGQAH-UHFFFAOYSA-N;
特性
化学式	C5H13NO
モル質量	103.16 g mol−1
外観	透明 - 淡黄色の液体
密度	0.837 g/mL
融点	-40 °C, 233 K, -40 °F
沸点	121-127 °C, 267 K, -76 °F
水への溶解度	混和
危険性
半数致死量 LD50	1360 mg/kg (oral, rat)
	特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

1-ジメチルアミノ-2-プロパノール（1-Dimethylamino-2-propanol）は、第三級アミンの1種であり、また、第二級アルコールの1種でもある。CAS登録番号は、108-16-7。

概要

1-ジメチルアミノ-2-プロパノールの分子式はC₅H₁₃NOであり ^[3] ^[4] 、モル質量は103.16282 (g/mol)である ^[3] 。 1-アミノ-2-プロパノールのアミノ基に結合している水素が、全てメチル基に置換された構造をしている。分子の2位の炭素（水酸基が付いている炭素）だけはキラル中心であるため、1対の鏡像異性体が存在する。

利用

1-ジメチルアミノ-2-プロパノールは、抗ウイルス薬で免疫増強薬でもあるイノシンプラノベクスの構成成分の1つとして配合されている。なお、製剤中では1-ジメチルアミノ-2-プロパノールの窒素が持つ孤立電子対と、4-アセトアミド安息香酸が持つカルボキシ基とで塩を形成した状態にされている。

出典

^ ^a ^b ^c ^d “Dimepranol”. chemicalland21.com. 2024年7月5日閲覧。
^ ^a ^b “1-Dimethylamino-2-propanol”. Sigma-Aldrich. 2024年7月5日閲覧。
^ ^a ^b 1-Dimethylamino-2-propanol
^ 1-Dimethylamino-2-propanol （NIST）

[chemicalland21-1] “Dimepranol”. chemicalland21.com. 2024年7月5日閲覧。

[SA-2] “1-Dimethylamino-2-propanol”. Sigma-Aldrich. 2024年7月5日閲覧。

[pubchem_1D2p-3] 1-Dimethylamino-2-propanol

[4] 1-Dimethylamino-2-propanol （NIST）

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