阿部拓馬
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名前 | ||||||
愛称 | アベタク[1] | |||||
カタカナ | アベ タクマ | |||||
ラテン文字 | ABE Takuma | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1987年12月5日(37歳) | |||||
出身地 | 東京都小平市 | |||||
身長 | 171cm | |||||
体重 | 73kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | 横河武蔵野FC | |||||
ポジション | FW / MF | |||||
背番号 | 34 | |||||
利き足 | 右足[2][3] | |||||
ユース | ||||||
2003-2005 | 横河武蔵野FC | |||||
2006-2009 | 法政大学 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2010-2012 | 東京ヴェルディ | 93 | (37) | |||
2013-2014 | VfRアーレン | 14 | (2) | |||
2014-2015 | ヴァンフォーレ甲府 | 44 | (6) | |||
2016-2017 | FC東京 | 21 | (1) | |||
2017 | 蔚山現代FC | 12 | (1) | |||
2018-2019 | ベガルタ仙台 | 31 | (2) | |||
2020-2023 | FC琉球 | 106 | (26) | |||
2024- | 横河武蔵野FC | |||||
通算 | 321 | (75) | ||||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年2月7日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
阿部 拓馬(あべ たくま、1987年12月5日 - )は、東京都小平市出身[4]のサッカー選手。ポジションは主にフォワード(FW)[5][2][4]。JFL・横河武蔵野FC所属。
来歴
[編集]プロ入り前
[編集]2人の兄の影響でサッカーを始め[7]、久留米西高[8] 在学時には横河武蔵野FC[注 1]ユースでプレー。2005年には2種登録選手としてトップチームに帯同しJFLにも出場した[9]。
2006年、法政大学へ進学。川勝良一の指導を受けて[10]3年生時に得点力が開花した[11]。
東京ヴェルディ
[編集]川勝を慕い[10]、2010年より東京ヴェルディに入団[5]。同年4月、J2第6節愛媛戦でJリーグ初出場、6月のJ2第17節富山戦で初得点を挙げた[12]。同年は主に攻撃的MFとして途中投入される機会が多かった。
翌2011年は左足甲を負傷した影響で出遅れたが[7]、同年初先発となった6月のJ2第17節[注 2]富山戦で2得点を挙げると[13]同試合を含め10試合10得点の好ペースで[13][14] 得点を量産。巧みなポジショニングとゴールへの積極性で[7] 33試合16得点を記録し、得点ランキング2位となった。
2012年もJ2リーグ戦40試合18得点の好成績を挙げ、2季連続で得点ランキング2位に入った[15]。この活躍が買われ、2012年12月にドイツ・ブンデス2部の1.FCウニオン・ベルリンの練習に参加[16]。
VfRアーレン
[編集]2013年1月には同じくブンデス2部のVfRアーレンのトルコキャンプに帯同。首脳陣の目に留まるプレーを見せ、同月よりアーレンへ完全移籍[17]。同年3月の第26節ザントハウゼン戦で移籍後初得点を決めた[18]。移籍1年目は9試合に出場し2得点1アシストを記録した。
ヴァンフォーレ甲府
[編集]2014年7月、J1でのプレーを希望し[19]、ヴァンフォーレ甲府へ完全移籍[2]。城福浩監督の下、シャドーストライカーとしてJ1残留の起爆剤になるべく[19]奮戦した。2015年は、力強いドリブルとキープ力による[20]個人での打開力を発揮し[1]、非凡な得点センスで攻撃の核となる活躍[21]。同年末には甲府を含め[20]、FC東京、広島、川崎、仙台[22]、横浜FMが獲得に動き、争奪となった[23]。
FC東京
[編集]2016年、城福率いる[20] FC東京へ完全移籍[24][4]。早々と適応し[25] 同年の公式戦初戦ACLプレーオフ・チョンブリー戦で移籍後初得点。FWやSHに入り[3]個人での打開と[26] 味方との好連携で[27] 序盤戦の攻撃を牽引していたが[28]、グロインペイン症候群及び腓腹筋挫傷により[29] 後半戦を欠場[30]。長期離脱を強いられた[3]。同年オフ、G大阪からのオファーを固辞[3]。
2017年に入り徐々に復調[30]。攻撃の推進力と守備の献身性を高く評価されてはいたが[30]練習の大半をケアに費やすなど[29]怪我との戦いが続き、出場機会は限られた。ルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦広島戦では決勝点を決めて勝利に貢献。
蔚山現代FC
[編集]2017年7月、Kリーグクラシック・蔚山現代FCへ完全移籍[31][32]。登録名は타쿠마(タクマ)[32]。2列目からのパスによるチャンスメイクを望まれたこともあり[33] MF登録となった[32]。
ベガルタ仙台
[編集]FC琉球
[編集]2020年、FC琉球へ完全移籍[35]。8年振りのJ2参戦になった。
2022年はその時点で15試合出場・3ゴールの結果を出していたが、8月27日のJ2リーグ第33節水戸戦で負傷、左足アキレス腱断裂、全治約6ヶ月と診断された[36]。
2023年11月15日、FC琉球は契約満了を発表した[37]。
横河武蔵野FC
[編集]所属クラブ
[編集]- 小平FCイレブン[5]
- FC.VIDA[5] (小平市立小平第六中学校)
- 2003年 - 2005年 横河武蔵野FC[注 1]ユース[5] (東京都立久留米西高等学校)
- 2006年 - 2009年 法政大学
- 2010年 - 2012年 東京ヴェルディ1969
- 2013年 - 2014年6月 VfRアーレン
- 2014年7月 - 2015年 ヴァンフォーレ甲府
- 2016年 - 2017年7月 FC東京
- 2017年7月 - 同年12月 蔚山現代FC
- 2018年 - 2019年 ベガルタ仙台
- 2020年 - 2023年 FC琉球
- 2024年 - 横河武蔵野FC
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2005 | 武蔵野 | 38 | JFL | 1 | 0 | - | - | 1 | 0 | ||
2010 | 東京V | 19 | J2 | 20 | 3 | - | 1 | 0 | 21 | 3 | |
2011 | 33 | 16 | - | 2 | 2 | 35 | 18 | ||||
2012 | 9 | 40 | 18 | - | 1 | 0 | 41 | 18 | |||
ドイツ | リーグ戦 | リーグ杯 | DFBポカール | 期間通算 | |||||||
2012-13 | アーレン | 19 | 2.ブンデス | 9 | 2 | - | - | 9 | 2 | ||
2013-14 | 5 | 0 | - | 1 | 0 | 6 | 0 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2014 | 甲府 | 9 | J1 | 14 | 1 | - | 0 | 0 | 14 | 1 | |
2015 | 30 | 5 | 2 | 1 | 2 | 2 | 34 | 8 | |||
2016 | FC東京 | 44 | 11 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 12 | 1 | |
2017 | 10 | 0 | 7 | 3 | 1 | 0 | 18 | 3 | |||
韓国 | リーグ戦 | リーグ杯 | FA杯 | 期間通算 | |||||||
2017 | 蔚山現代 | 87 | Kクラシック | 12 | 1 | - | 3 | 0 | 15 | 1 | |
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2018 | 仙台 | 20 | J1 | 24 | 2 | 3 | 0 | 4 | 0 | 31 | 2 |
2019 | 7 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 11 | 1 | |||
2020 | 琉球 | 16 | J2 | 31 | 13 | - | - | 31 | 13 | ||
2021 | 32 | 6 | - | 0 | 0 | 32 | 6 | ||||
2022 | 15 | 3 | - | 0 | 0 | 15 | 3 | ||||
2023 | J3 | 28 | 4 | - | 1 | 0 | 29 | 4 | |||
2024 | 武蔵野 | 34 | JFL | - | |||||||
通算 | 日本 | J1 | 96 | 9 | 15 | 5 | 9 | 2 | 120 | 16 | |
日本 | J2 | 171 | 59 | - | 4 | 2 | 175 | 61 | |||
日本 | J3 | 28 | 4 | - | 1 | 0 | 29 | 4 | |||
日本 | JFL | 1 | 0 | - | - | 1 | 0 | ||||
ドイツ | 2.ブンデス | 14 | 2 | - | 1 | 0 | 15 | 2 | |||
韓国 | Kクラシック | 12 | 1 | - | 3 | 0 | 15 | 1 | |||
総通算 | 322 | 75 | 15 | 5 | 17 | 4 | 364 | 84 |
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | 期間通算 | ||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||||||
日本 | リーグ戦 | 期間通算 | |||||||||
2016 | F東23 | 44 | J3 | 1 | 0 | 1 | 0 | ||||
通算 | 日本 | J3 | 1 | 0 | 1 | 0 | |||||
総通算 | 1 | 0 | 1 | 0 |
国際大会個人成績 | ||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2016 | FC東京 | 44 | 8 | 1 |
通算 | AFC | 8 | 1 |
- その他の国際大会
2016年
- AFCチャンピオンズリーグ2016・プレーオフ 1試合1得点
- 出場歴
- 2005年7月31日:JFL初出場 - 後期第5節 vsデンソーサッカー部 (多摩市立陸上競技場)[9]
- 2010年4月10日:Jリーグ初出場 - J2第 6節 vs愛媛FC (ニンジニアスタジアム)[12]
- 2010年6月12日:Jリーグ初得点 - J2第17節 vsカターレ富山 (駒沢陸上競技場)[12]
- 2013年2月16日:2.ブンデスリーガ初出場 - 第22節 vsヘルタ・ベルリン (Städtisches Waldstadion) [39]
- 2013年3月17日:2.ブンデスリーガ初得点 - 第26節 vsSVザントハウゼン (Städtisches Waldstadion) [18][40]
- 2017年7月15日:Kリーグクラシック初出場 - 第21節 vs光州FC (蔚山文殊サッカー競技場)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ a b c 現 東京武蔵野シティFC。
- ^ 東日本大震災による日程変更のため、実質的には第11節[13]。
出典
[編集]- ^ a b 【名古屋 vs 甲府】担当ライター“一問一答” J's GOAL (2015年11月6日)
- ^ a b c d 阿部 拓馬選手 VfRアーレン(ドイツ)より完全移籍加入のお知らせ ヴァンフォーレ甲府 (2014年7月15日)
- ^ a b c d 『エル・ゴラッソ Jリーグ選手名鑑2017 J1・J2・J3』三栄書房、2017年、64頁。ASIN B01N27PFWG。
- ^ a b c 阿部拓馬選手 完全移籍加入のお知らせ FC東京 (2016年1月4日)
- ^ a b c d e 阿部拓馬選手新加入のお知らせ 東京ヴェルディ (2009年12月19日)
- ^ “타쿠마”. K League. 2023年11月4日閲覧。
- ^ a b c 星に願いを 阿部拓馬(東京ヴェルディ)<前編>「ニュータイプのストライカー、現る」 SPORTS COMMUNICATIONS (2011年9月13日)
- ^ 本校OBを招き、阿部拓馬選手も参加して下さり、的確なアドバイスをしていただきました 久留米西高サッカー部<平成22年度の活動> (2010年6月19日)
- ^ a b 公式記録 第7回 日本フットボールリーグ 後期 第5節 (PDF) JFL (2005年7月31日)
- ^ a b TOKYO VERDY SPECIAL CONTENTS MF19阿部拓馬 ヴェルディを勝利へ導くストライカー - ウェイバックマシン(2014年4月17日アーカイブ分)a-ticket
- ^ CS-Column no.446 CS Park (2013年4月17日)
- ^ a b c 選手出場記録 (1/2) Jリーグ (2010年12月4日)
- ^ a b c 選手出場記録 (1/3) Jリーグ (2011年12月3日)
- ^ 選手出場記録 (2/3) Jリーグ (2011年12月3日)
- ^ 2季連続J2得点ランク2位の東京V阿部拓馬、独2部アーレンへ移籍 サッカーキング (2013年1月23日)
- ^ 東京V阿部 独2部練習に参加、一気に移籍の可能性も… スポーツニッポン (2012年12月11日)
- ^ 阿部拓馬選手移籍のお知らせ 東京ヴェルディ (2013年1月24日)
- ^ a b 阿部拓馬がドイツ移籍後初ゴール…終了間際に貴重な同点弾 サッカーキング (2013年3月18日)
- ^ a b 甲府 ドイツ2部アーレンからFW阿部拓馬獲得へ スポーツニッポン (2014年7月11日)
- ^ a b c 甲府FW阿部拓馬が東京入り、恩師城福監督が高評価 日刊スポーツ (2015年12月10日)
- ^ 『サッカーダイジェスト 2015Jリーグ総集編 (No.1347)』日本スポーツ企画出版社、2015年、57頁。
- ^ 甲府FW阿部拓獲得に広島、東京など4クラブが殺到 日刊スポーツ (2015年11月23日)
- ^ 横浜も甲府FW阿部拓馬獲り 5クラブでの争奪戦に スポーツニッポン (2015年11月29日)
- ^ 阿部 拓馬選手 FC東京へ移籍のお知らせ ヴァンフォーレ甲府 (2016年1月4日)
- ^ 阿部“ゴリゴリドリブル”で存在感 早くもチーム戦術にフィット 東京中日スポーツ (2016年1月29日)
- ^ 【ランキング】J1リーグ新戦力「稼働率TOP 30」を中間発表! ―1位は浦和、磐田、仙台、鳥栖、福岡の5人 webサッカーダイジェスト (2016年4月25日)
- ^ ポスト(前田)&ムーブ(阿部)新生東京の「二人羽織」が面白い(#31) Jリーグ (2016年3月2日)
- ^ 『サッカーダイジェスト 2016Jリーグ総集編 (No.1374)』日本スポーツ企画出版社、2016年、42頁。
- ^ a b ケガと戦う阿部拓馬の復活、攻撃陣活性化のカギを握るか SOCCERKING (2017年3月22日)
- ^ a b c 復帰戦2発の阿部拓馬を絶賛、篠田監督「ゴールした選手はリーグ戦でも使いたい」 ゲキサカ (2017年3月16日)
- ^ 阿部拓馬選手 蔚山現代FCへ完全移籍のお知らせ FC東京 (2017年7月10日)
- ^ a b c 울산현대, ‘독일파’ 멀티 공격수 타쿠마 영입 蔚山現代FC (2017年7月10日)
- ^ '울산행' 아베 다쿠마 "팀 승리에 공헌하고파" スポーツソウル (2017年7月10日)
- ^ 蔚山現代FC 阿部拓馬選手 完全移籍加入のお知らせ ベガルタ仙台 2018年1月5日
- ^ 阿部 拓馬選手 2020シーズン完全移籍加入のお知らせ FC琉球 2020年1月6日
- ^ 琉球、2選手の負傷を発表…阿部拓馬とアレックス・バレラが離脱 サッカーキング 2022年9月7日
- ^ “阿部拓馬選手 契約満了のお知らせ”. FC琉球 (2023年11月15日). 2023年11月20日閲覧。
- ^ 『阿部 拓馬 選手 新加入のお知らせ』(プレスリリース)横河武蔵野FC、2024年2月7日 。2024年2月7日閲覧。
- ^ Aalen vs. Hertha BSC 0 - 1 SOCCERWAY
- ^ Aalen vs. Sandhausen 2 - 2 SOCCERWAY
関連項目
[編集]- 東京ヴェルディ1969の選手一覧
- 日本国外のリーグに所属する日本人サッカー選手一覧
- ドイツ・ブンデスリーガに所属する日本人サッカー選手一覧
- ヴァンフォーレ甲府の選手一覧
- FC東京の選手一覧
- ベガルタ仙台の選手一覧
- FC琉球の選手一覧
- 横河武蔵野FCの選手一覧
外部リンク
[編集]- 阿部拓馬 - Soccerway.com
- 阿部拓馬 - FootballDatabase.eu
- 阿部拓馬 - WorldFootball.net
- 阿部拓馬 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 阿部拓馬 - J.League Data Siteによる選手データ
- 阿部拓馬 - K League
- 阿部拓馬 - Fussballdaten.de
- プロフィール (2012年) - ウェイバックマシン(2012年12月14日アーカイブ分) - 東京ヴェルディ
- プロフィール (2013年) - ウェイバックマシン(2013年11月14日アーカイブ分) - VfRアーレン
- プロフィール (2014年) - サンケイスポーツ
- プロフィール (2015年) - ウェイバックマシン(2015年3月4日アーカイブ分) - ヴァンフォーレ甲府
- プロフィール (2017年) - ウェイバックマシン(2017年7月10日アーカイブ分) - FC東京