越前大野駅
越前大野駅 | |
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駅舎(2017年11月) | |
えちぜんおおの Echizen-Ōno | |
◄北大野 (2.0 km) (2.9 km) 越前田野► | |
所在地 | 福井県大野市弥生町1-16 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■越美北線(九頭竜線) |
キロ程 |
31.4 km(越前花堂起点) 福井から34.0 km |
電報略号 | エノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
460人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)12月15日[1] |
備考 |
直営駅[2] みどりの券売機プラス設置駅[3] |
越前大野駅(えちぜんおおのえき)は、福井県大野市弥生町にある[1]、西日本旅客鉄道(JR西日本)越美北線(九頭竜線)の駅である。
歴史
[編集]- 1968年(昭和43年)10月2日:昭和天皇・香淳皇后が第23回国民体育大会に合わせて県内を行幸啓。当駅発福井駅行お召し列車運行[5]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物取扱廃止[6]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる[7]。
- 2004年(平成16年)
- 代行バス乗り場は駅前に置かれた。
- 2007年(平成19年)6月30日:最後まで不通であった一乗谷駅 - 美山駅間復旧に伴い、3年振りに越美北線全面再開[8][11]。
- 2008年(平成20年)6月1日:当駅にあった越前大野鉄道部が廃止、福井地域鉄道部管轄となる[8]。
- 2014年(平成26年)2月26日:この日限りでキヨスク閉店[12]。
- 2022年(令和4年)
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線[1]と側線数本を有する列車交換可能な地上駅。コンクリート平屋駅舎を備える。2003年、駅玄関前に木造平屋「やすらぎ空間」を増設した[8]。駅舎とホームは九頭竜湖寄りにある構内踏切で連絡している[1]。
金沢支社管理[14]の直営駅[2]。みどりの券売機プラスが設置されている[3][15]。大野市の代表する駅で、当路線内では唯一駅員が配置されている(但し、ハピラインふくい線区間の福井駅は有人)[1][15]。2008年5月31日までは越美北線の運営・管理を行う越前大野鉄道部が当駅にあったが、翌日の組織改正に伴い、同鉄道部は福井地域鉄道部に統合される形で廃止され[8]、その福井地域鉄道部も北陸新幹線延伸・北陸本線部分廃止に伴う組織再編により2024年3月16日に廃止となった。
当駅以南に列車交換出来る駅が無いため、当駅 - 九頭竜湖駅間はJRでは数少なく、JR西日本管内では唯一のスタフ閉塞区間となっている[8][15][16]。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■九頭竜線 | 上り | 福井方面 | 交換時のみ |
2 | ||||
下り | 九頭竜湖方面 |
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
以前より列車運転指令上では1番のりばが「上り本線」、2番のりばが「下り本線」となっているが、2番のりばが上下双方向の入線・出発に対応しており、かつ構内踏切を干渉しない線路配置となっていることもあるためか、通常は両方向共に2番のりばに停車する(福井方面からの折返し列車含む)[17]。2020年時点、1番のりばに停車する列車は19時台1本のみである。[要出典]
また、当駅で平日の朝1本が列車の連結を行って2両編成となり、2021年(令和3年)10月2日のダイヤ改正で廃止される前は朝10時台に当駅で2両編成を切り離し、九頭竜湖行き[18]と折り返し福井行きとなる列車があった[8][15]。
乗降客数
[編集]- 2011年度:640(人/日)
- 2012年度:625
- 2013年度:628
- 2014年度:582
- 2015年度:570
- 2016年度:514
- 2017年度:461
- 2018年度:468
- 2019年度:460 [19]
駅周辺
[編集]2011年3月より駅前広場再整備工事に着手、約8ヶ月の工事を経て、10月22日に新しい駅前広場が完成した[20][21]。
バス路線等
[編集]各路線の詳細・運行ダイヤは、大野市公式サイト「大野市内の公共交通」[22]を参照。
- 京福バス「越前大野駅」バス停留所
- 大野市営バス「越前大野駅」バス停留所
- まちなか循環バス(ゆう・ゆうバス)「越前大野駅」バス停留所
- 北ルート:文化会館・大野警察署・北大野駅口・大野市役所方面(循環)
- 南ルート:大野市役所・大野高校前・篠座・神明町・美里町方面(循環)
- 乗合タクシー[注 1]「越前大野駅」
- 大矢戸・乾側線
- 森目・阪谷線
- 友兼・蕨生線
- 小山・木本堀兼線
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 朝日 2014, p. 27.
- ^ a b 『学研の大図鑑 JR全駅・全駅舎西日本編(JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)』学習研究社、2004年4月30日、105頁。
- ^ a b c d 『みどりの券売機プラス 導入日決定のご案内』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2022年2月18日。オリジナルの2022年2月18日時点におけるアーカイブ 。2022年2月18日閲覧。
- ^ “市政大野 第78号”. 大野市 (1960年12月1日). 2020年10月21日閲覧。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、132頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 「日本国有鉄道公示第168号」『官報』1982年11月13日。
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、149頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d e f g 朝日 2014, p. 13.
- ^ “広報おおの 平成16年9月号”. 大野市 (2004年9月). 2020年10月21日閲覧。
- ^ “広報おおの 平成16年10月号”. 大野市 (2004年10月). 2020年10月21日閲覧。
- ^ “広報おおの 平成19年6月号”. 大野市 (2007年6月). 2020年10月21日閲覧。
- ^ “福井最後のキヨスクが閉店へ 20年余切り盛りの女性が引退”. 福井新聞ONLINE (2014年2月25日). 2015年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月21日閲覧。
- ^ a b “福井県内JR駅、新たに16駅無人化 北陸線の5駅はイコカ対応、2030年度までに”. 福井新聞 (福井新聞社). (2020年8月26日). オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ。 2021年5月9日閲覧。
- ^ データで見るJR西日本2021 - 西日本旅客鉄道 p.94
- ^ a b c d “越美北線 1日4・5往復の超閑散区間突入も思わぬアクシデントに旅程崩壊”. 日刊スポーツ (2021年12月9日). 2021年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月13日閲覧。
- ^ “スタフ手に会話、安全の要 越前大野駅(福井県、JR越美北線)”. 朝日新聞デジタル (2012年4月17日). 2020年10月21日閲覧。
- ^ 小学館『国鉄全線各駅停車・7 北陸・山陰510駅』153頁。
- ^ 朝日 2014, p. 12.
- ^ “越前大野駅(JR西日本)の乗降客数の統計”. 統計情報リサーチ. 2022年3月30日閲覧。
- ^ “広報おおの 平成23年12月号”. 大野市 (2011年12月). 2020年10月21日閲覧。
- ^ “名水のまち玄関口新装 JR大野駅前広場が完成”. 福井新聞 (2011年10月19日). 2011年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月21日閲覧。
- ^ 大野市内の公共交通 - 大野市交通住宅まちづくり課
参考文献
[編集]- 『週刊JR全駅・全車両基地18 北陸本線②(森本~米原) 越美北線』朝日新聞出版、2014年12月31日。
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 中部の駅百選:第3回(2001年)認定25駅の1つ。
- 相模大野駅:当駅同様、福島県の大野駅と区別するために神奈川県旧国名「相模」を冠した。
- 京福大野駅:当駅開設以前から大野市内にあった京福電気鉄道越前本線の駅。福島県の大野駅と区別するために社名を冠した。
外部リンク
[編集]- 越前大野駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道