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豊田南バイパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
地域高規格道路
豊田南バイパス
国道155号
路線延長 12.9 km
(開通区間 : 9.2 km)
起点 愛知県豊田市駒場町
終点 愛知県豊田市逢妻町
接続する
主な道路
記法
国道155号
国道419号衣浦豊田道路
E1A 伊勢湾岸自動車道豊田南IC
国道419号
E1 東名高速道路豊田IC
国道153号豊田西バイパス
国道153号豊田北バイパス
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
豊田市花園町(2012年8月)

豊田南バイパス(とよたみなみバイパス)は、愛知県豊田市駒場町から同市逢妻町に至る総延長12.9 km国道155号バイパスである[1]。全線が地域高規格道路衣浦豊田道路」の一部に指定されている[2]

概要

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2020年現在、起点(豊田市駒場町)から国道153号豊田西バイパス(同市東新町)までの延長9.2 kmが開通しているが、延長4.6 kmの4車線供用区間(豊田市生駒町 - 同市堤町)を除いて暫定2車線である[3]。残る未供用区間である豊田市東新町 - 同市逢妻町間延長3.7 kmについては暫定2車線で2026年度(令和8年度)に供用開始し全線開通となる予定である[4]

東名高速道路豊田ICから終点までの延長4.8 kmは、接続する国道153号豊田北バイパスとともに豊田外環状の一部を構成する。国道155号現道は幅員7 m程度の狭い2車線区間が多く、豊田市の中心市街地を通過しているため、通勤時間帯を中心に渋滞が激しく、バイパス完成により市街地の渋滞が緩和されている[5][6]

なお、豊田南バイパスの豊田市東新町までの暫定供用に伴い、2015年(平成27年)4月1日に国道155号現道区間だった豊田市駒場町(駒場町向金交差点) - 豊田市神田町(西町4丁目交差点)の道路管理者国土交通省から愛知県に変更され、路線番号も国道419号に変更されている[7]

路線データ

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  • 起点 : 愛知県豊田市駒場町
  • 終点 : 愛知県豊田市逢妻町
  • 総延長 : 12.9 km(開通区間 : 9.2 km)
  • 道路規格 : 第3種第1級
  • 道路幅員 : 32.0 m - 47.3 m
  • 車線数 : 4車線(側道を含めて6車線)
  • 設計速度 : 80 km/h
  • 全体事業費 : 841億円
  • 計画交通量 : 43,300台/日

歴史

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  • 1964年昭和39年)8月 : 豊田市駒場町 - 豊田市田中町(延長7.6 km) 都市計画決定[8]
  • 1967年度(昭和42年度): 一部区間を一般国道の指定区間建設省(現・国土交通省)直轄管理区間)に編入。
  • 1973年(昭和48年)3月 : 豊田市田中町 - 豊田市逢妻町(延長5.3 km) 都市計画変更[8]
  • 1973年度(昭和48年度): 事業化。
  • 1975年度(昭和50年度): 用地買収に着手[1]
  • 1983年度(昭和58年度): 着工。
  • 1988年(昭和63年)1月21日 : 豊田市駒場町 - 豊田市堤町(延長5.2 km) 一部供用開始(暫定2車線)[9]
  • 1990年平成2年)12月15日 : 豊田市堤町 - 豊田市上丘町(延長1.3 km) 一部供用開始(暫定2車線)[10]
  • 1994年(平成6年)12月16日 : 国道419号とともに衣浦豊田道路として地域高規格道路の計画路線に指定[11]
  • 1995年度(平成07年度): 起点部 - 東名豊田IC間が国道419号とともに地域高規格道路の計画路線に指定。
  • 1998年度(平成10年度): 東名豊田IC - 終点部まで豊田北バイパスとともに地域高規格道路の計画路線に指定。
  • 2003年(平成15年)12月25日[12][13]
    • 豊田市上丘町 - 豊田市美山町(延長1.6 km) 一部供用開始(暫定2車線)。
    • 豊田市花園町 - 豊田市堤町(延長3.5 km) 4車線供用開始。
  • 2014年(平成26年)3月16日 : 豊田市美山町 - 豊田市東新町(延長1.1 km) 一部供用開始(暫定2車線)[14][15]
  • 2015年(平成27年)4月1日 : 国道155号豊田南バイパスに並行する現道区間だった豊田市駒場町(駒場町向金交差点)- 豊田市神田町(西町4丁目交差点)の延長12 kmが、国土交通省から愛知県に移管され、路線番号を国道419号に変更[7]
  • 2026年度(令和8年度) : 豊田市東新町 - 逢妻町間延長3.7 kmが暫定2車線で供用開始し全線開通予定[4]

主な接続道路

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脚注

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  1. ^ a b 国道155号豊田南バイパス”. 国土交通省中部地方整備局名四国道事務所. 2020年5月5日閲覧。
  2. ^ 再評価に係る資料【道路事業】、51頁
  3. ^ 一般国道153号豊田北バイパス 一般国道155号豊田南バイパス (道路事業)説明資料、2頁
  4. ^ a b 国道155号 豊田南バイパス令和8年度 開通予定 〜豊田南バイパス (延長12.9 km) が全線開通〜』(PDF)(プレスリリース)国土交通省中部地方整備局名四国道事務所、2024年4月26日https://www.cbr.mlit.go.jp/kisya_manage/app/press/file/20240426_b20188d248e44ea42641bc9160983c80/20240426_662afde913266_upfile.pdf2024年4月26日閲覧 
  5. ^ 豊田南バイパス(美山町~東新町)開通1ヵ月後の交通状況 ~開通区間の利用交通が定着し、周辺路線の交通が減少~、国土交通省中部地方整備局名四国道事務所、2014年5月14日
  6. ^ 国道153号陣中拡幅・国道155号豊田南バイパス 利用者の8割以上が効果を実感 ~豊田市中心部のネットワークを整備~、国土交通省中部地方整備局名四国道事務所、2014年8月8日
  7. ^ a b c 豊田市駒場町~神田町区間における路線番号の変更について、国土交通省中部地方整備局名古屋国道事務所、2015年3月3日
  8. ^ a b 一般国道155号改築工事(豊田南バイパス・愛知県豊田市美山町三丁目地内から同市東新町五丁目地内まで)に係る公聴会、国土交通省
  9. ^ 名四国道事務所 60年のあゆみ、11頁
  10. ^ 名四国道事務所 60年のあゆみ、12頁
  11. ^ 地域高規格道路、愛知県建設部道路建設課
  12. ^ 名四国道事務所 60年のあゆみ、16頁
  13. ^ 移動時間短縮や大型車の行動に効果をもたらした豊田南BPの開通、国土交通省道路局(2005道路整備効果事例集)、2005年4月1日
  14. ^ 名四国道事務所 60年のあゆみ、20頁
  15. ^ 豊田南バイパス(豊田市美山町から同市東新町)が平成26年3月16日開通 ~豊田ICへのアクセス向上、IC周辺道路の渋滞緩和~、国土交通省中部地方整備局名四国道事務所、2014年2月14日

参考資料

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関連項目

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外部リンク

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