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蛸壺壕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スパイダーホール

蛸壺壕(たこつぼごう)とは、一人だけ入れる大きさの塹壕の事で、タコを捕まえるときに使う蛸壺に由来する[1]

英語では、フォックスホール巣穴)と呼ばれる。観測用に入り口にカモフラージュを施したものはスパイダーホール蜘蛛の穴)と呼ばれる[2]

スパイダーホールの由来

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諸説あり、トラップドアスパイダーと呼ばれる、入り口にカモフラージュされたドアを付ける習性を持つ一部の蜘蛛に由来する説。アメリカ海兵隊の歴史家 Major Chuck Melson によると、南北戦争で使われたのが始まりで、その時は急いで掘られたフォックスホールをそう呼んだ説。アメリカのコラムニスト、ウィリアム・サファイアが2003年12月15日のニューヨークタイムズの号で語った説は、ベトナム戦争が始まりで、このポッドが壊れたら蛇や蜘蛛に襲われるからスパイダーホールと呼んだというものである[3]

出典

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  1. ^ Marston, Daniel (editor) (2005). The Pacific War Companion: From Pearl Harbor to Hiroshima. Osprey Publishing. ISBN 978-1-84603-212-7 
  2. ^ Staff (April 18, 2003), “Chapter 5 Security Operations: 5-27. Types of ground observation posts.”, FM 3-21.94: The Stryker Brigade Combat Team Infantry Battalion Reconnaissance Platoon, Washington D.C.: Headquarters Department of the United States Army, http://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/3-21-94/c05.htm 
  3. ^ Safire, William (2003年12月15日). “From the 'Spider Hole'”. New York Times. https://select.nytimes.com/gst/abstract.html?res=F60E1FFA3B580C768DDDAB0994DB404482 

関連項目

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