藤澤全
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藤澤 全(ふじさわ まとし、1937年 - )は、日本の国文学者。博士(国際関係)。専門は日本近現代文学・比較文学[1]。
北海道生まれ。都留短期大学(現都留文科大学)卒業後、小学校教員を務める。1962年日本大学通信教育部文理学部国文専攻卒業、ミシガン大学留学をへて日大文理学部助教授、1985年日本大学短期大学部教授、1997年日本大学国際関係学部教授、2000年同国際関係研究科教授、2007年1月日本大学を定年退職。
2001年11月、博士論文『井上靖の創作活動における西洋受容の諸相』によって日本大学より博士(国際関係)を授与される[2][3]。
著書
[編集]- 『啄木哀果とその時代』桜楓社 1983
- 『日系文学の研究』大学教育社 1985
- 『若き日の井上靖研究』三省堂 1993
- 『言語文化の諸相 - 近代文学』大空社 2004
- 『井上靖 - グローバルな認識』編著 大空社 2005
- 『詩人井上靖 - 若き日の叙情と文学の原点』角川学芸出版角川出版企画センター 2010
- 『井上靖の小説世界 - ストーリーテラーの原風景』勉誠出版、2014
共編
[編集]脚注・出典
[編集]- ^ “『井上靖の小説世界』著者紹介”. e-hon. 2014年9月23日閲覧。
- ^ 博士論文書誌データベース。
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『井上靖の創作活動における西洋受容の諸相』”. 2023年4月6日閲覧。