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菅谷北斗星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1930年頃、大阪にて

菅谷 北斗星(すがや ほくとせい、1895年11月27日 - 1962年1月21日)は、日本の将棋観戦記者の草分け。本名は菅谷 要

経歴・人物

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栃木県栃木市出身。県立栃木中学校卒業後、慶應義塾大学部理財科にはいるも中退。早稲田大学英文科卒業。大衆文藝を志す。

菊池寛の紹介で、当時将棋観戦記で活躍していた大崎熊雄の助手となる。1927年、将棋観戦専門記者として読売新聞に入社。この時筆名として「北斗星」を採用。1937年の坂田三吉木村義雄の京都南禅寺決戦を始め、多くの観戦記・随筆を手がけた。

一方で将棋史研究にも手をそめ、関連するエッセイを多数発表している。

著書

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  • 将棋の話 誠文堂 1930
  • 棋道秘話 菅谷北斗星 編 千倉書房 1933
  • 将棋相談 菅谷北斗星, 溝呂木光治千倉書房 1934
  • 棋道清談 北斗星 著 千代田書院 1935
  • 将棋の指し方 菅谷北斗星 大崎熊雄共著 博文館 1935
  • 新将棋戦略 金子金五郎, 菅谷北斗星 著 千倉書房 1935
  • 坂田将棋・近代将棋争覇録 : 坂田・木村・花田熱戦棋譜 千倉書房 1937
  • 将棋つれづれ草 三学書房 1940
  • 将棋陣太鼓 要書房 1952
  • 代表的棋譜を中心にした将棋の知識 菅谷北斗星 著 学風書院 1955 [1]
  • 将棋五十年 菅谷北斗星 著 時事通信社 1955 [2]
  • 菅谷北斗星選集 観戦記篇 日本将棋連盟 1979 [3]
  • 菅谷北斗星選集 秘録篇 日本将棋連盟 1978 [4]

脚注

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  1. ^ 菅谷北斗星『代表的棋譜を中心にした将棋の知識』学風書院、1955年https://dl.ndl.go.jp/pid/2474530/1/  - 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
  2. ^ 菅谷北斗星『将棋五十年』時事通信社、1955年https://dl.ndl.go.jp/pid/2476486/1/  - 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
  3. ^ 菅谷北斗星選集 観戦記篇』日本将棋連盟、1979年1月https://dl.ndl.go.jp/pid/12440593/1/  - 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
  4. ^ 菅谷北斗星選集 秘録篇』日本将棋連盟、1978年10月https://dl.ndl.go.jp/pid/12440594/1/  - 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵

参考

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