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荒木 時次(あらき ときじ)は日本の経済学者、翻訳家。
熊本県に生まれる。熊本県立玉名中学校(1926年卒業)、福岡高等学校を経て、東京帝国大学経済学部を卒業した。
その後、東京帝国大学経済学部大学院で研究した。
大学院終了後、得意のドイツ語を生かして、ナチスドイツの文献の翻訳などを行った。
主な作品にドイツ小国民美談・銃後の巻や陸軍の巻などがある。
戦後、それらの作品は連合軍によって発禁処分となった。
戦後は自ら研究所を主催し、反共産主義の立場で活動した。