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2007年北海道知事選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2007年北海道知事選挙
北海道
2003年 ←
2007年4月8日 (2007-04-08)
→ 2011年

投票率 64.13%(増加2.32%)
 
候補者 高橋はるみ 荒井聰 宮内聡
政党 無所属 無所属 無所属
得票数 1,738,569 981,994 184,969
得票率 59.8% 33.8% 6.4%

選挙前知事

高橋はるみ
無所属

選出知事

高橋はるみ
無所属

2007年北海道知事選挙(2007ねんほっかいどうちじせんきょ)は、北海道執行機関である北海道知事を選出するため、2007年4月8日に投票が行われた選挙で、第16回統一地方選挙の一環として実施された。

概要

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知事の任期4年が満了したことに伴って実施された選挙である。なお北海道知事の選挙は、民選となった1947年以来、一貫して統一地方選挙の日程で実施されている。また北海道は、旧社会党の勢力が強い地域で、1999年の選挙を除き、常に野党の候補による一騎討ちの選挙戦となっている。この時は前回初当選した現職の高橋はるみと新人で前民主党衆議院議員荒井聰による事実上の一騎討ちとなったが、高橋が荒井を圧倒的な大差で下して再選を果たした。

選挙日程など

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  • 告示:2007年3月22日
  • 投票日:2007年4月8日
  • 選挙当日の有権者数[1]:4,562,936名
男性:2,134,360名
女性:2,428,576名

候補者

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立候補者は以下の3人である。なお北海道知事選挙が1947年に始まって以来、最多の9人が立候補した前回選挙とはうってかわって少数激戦となった。自民・公明が推す高橋はるみと民主・社民・新党大地が推す荒井聰による、事実上の与野党一騎討ちの選挙戦となった。

立候補者一覧(届け出順)[2]
候補者名 年齢 所属党派 新旧 推薦・支持党派 前職
宮内聡  43 日本共産党  新人 共産党北海道委員会常任委員
高橋はるみ  53 無所属 現職 (推薦)自由民主党公明党  北海道知事(1期)
荒井聰  60 無所属 新人  (推薦)民主党社会民主党新党大地 前衆議院議員(比例代表北海道ブロック

選挙結果

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  高橋はるみ (59.8%)
  荒井聰 (33.8%)
  宮内聡 (6.4%)

現職の高橋が、荒井を75万票余りの大差で引き離して再選した。

  • 投票率[3]:64.13%(投票者数4,564,275名)前回61.81%
男性:64.10%(投票者数2,135,091名)
女性:64.16%(投票者数2,429,184名)
候補者別得票数(案分票は切り捨て)[4] 
当落 候補者 所属党派 新旧 推薦・支持党派 得票数 得票率
  高橋はるみ  無所属 現職 (推薦)自民・公明 1,738,569 59.8%
荒井聰 無所属 新人

(推薦)民主・社民・大地

981,994 33.8%
宮内聡 共産党 新人 184,969 6.4%
2,905,532

 出典:北海道知事の選挙結果(昭和22年~現在)

当選した高橋は、推薦を受けた自民・公明の支持層のおよそ9割の支持を得て支持基盤を着実に固めた他、無党派層からも現職の知名度を活かして6割の支持を得たことが勝因となった[5]。一方、敗北した荒井は、推薦を受けた民主党や社民党、新党大地の支持層を充分に固めきれなかった上、無党派層からの支持が3割強に留まった。宮内は共産党支持層以外に浸透できず、高橋と荒井の両候補の間で埋没する結果となった。市町村別で見た場合、全道180市町村中178市町村で高橋が首位に立ち、荒井は足寄町音威子府村の2町村のみで首位となった[6]

出典

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  1. ^ 北海道知事選挙 選挙当日の有権者数 - 北海道選挙管理委員会(2011年1月8日閲覧)
  2. ^ 北海道新聞2007年3月23日付1面「道知事選立候補者」、縮刷版1147頁
  3. ^ 北海道知事選挙 投票結果(総括) - 北海道選挙管理委員会(2011年1月8日閲覧)
  4. ^ 北海道知事選挙 候補者別得票数 - 北海道選挙管理委員会(2011年1月8日閲覧)
  5. ^ 「高橋氏に無党派6割」北海道新聞2007年4月9日付5面、縮刷版401頁
  6. ^ 「高橋氏 178/180市町村で勝利」北海道新聞2007年4月9日付夕刊2面、縮刷版418頁

参考文献

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関連項目

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