百瀬しのぶ
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百瀬 しのぶ(ももせ しのぶ、1967年[1] - )は日本の小説家、フリーライター。本名は非公表。
東京都出身。日本大学芸術学部文芸学科卒業。主に映画やドラマのノベライズ作品を中心に活動している[1]。
著作
[編集]映画ノベライズ
[編集]- 世界の涯てに(原案:リー・チーガイ、青山出版社、1997年)
- 初恋(原案:ウォン・カーウァイ、エリック・コット、角川書店、1998年)
- メイド・イン・ホンコン(原案:フルーツ・チャン、青山出版社、1999年)
- グリーン・デスティニー(原案:王度蘆、アーティストハウス、2000年)
- 花様年華(原案:ウォン・カーウァイ、扶桑社、2001年)
- ローマの休日(原案:イアン・マクレラン・ハンター、ジョン・ダイトン、ソニーマガジンズ、2001年)
- ノー・マンズ・ランド(原案:ダニス・タノヴィッチ、アーティストハウス、2002年)
- 歓楽通り(原案:パトリス・ルコント、ソニーマガジンズ、2003年)
- トーク・トゥ・ハー(原案:ペドロ・アルモドバル、ソニーマガジンズ、2003年)
- エデンより彼方に(原案:トッド・ヘインズ、アーティストハウスパブリッシャーズ、2003年)
- スキャンダル(脚本:イ・ジェヨン、キム・デウ、キム・ヒョンジョン、エムオンエンターテイメント、2004年)
- 2046(原案:ウォン・カーウァイ、マガジンハウス、2004年)
- ビューティフル・デイズ(脚本:ジュジュル・プラナント、プリマ・ラスディ、ソニーマガジンズ、2005年)
- スカーレットレター(脚本:ピョン・ヒョク、ソニーマガジンズ、2005年)
- LIMIT OF LOVE 海猿(原作:佐藤秀峰、原案:福田靖・小森陽一、小学館、2006年)
- 僕の、世界の中心は、君だ。(脚本:ファン・ソング、小学館、2006年)
- ウィンター・ソング(監督:ピーター・チャン、脚本:オウブレイ・ラム、レイモンド・トー、角川書店、2006年)
- サッド・ムービー(原案:クォン・ジョングァン、共著:橘もも・三浦天紗子・田浦智美、講談社、2006年)
- 奈緒子(原作:坂田信弘、小学館、2008年)
- おくりびと(監督:滝田洋二郎、脚本:小山薫堂、小学館、2008年)
- 小説 イキガミ(原作:間瀬元朗、小学館、2008年)
- K-20 怪人二十面相・伝(脚本:佐藤嗣麻子、小学館、2008年)
- BALLAD 名もなき恋のうた(脚本:山崎貴、小学館、2009年)
- ちゃんと伝える(原案:園子温、小学館、2009年)
- スノープリンス 禁じられた恋のメロディ(原作:小山薫堂、角川書店、2009年)
- ウルルの森の物語(脚本:吉田智子・森山あけみ、小学館、2009年)
- 僕の初恋をキミに捧ぐ(原作:青木琴美、監督:新城毅彦、脚本:坂東賢治、小学館、2009年)
- 小説てぃだかんかん(脚本:鈴木聡・林民夫、小学館、2010年)
- Flowers(脚本:藤本周・三浦有為子、小学館、2010年)
- ザ・ラストメッセージ 海猿(原作:佐藤秀峰、原案:小森陽一、脚本:福田靖、小学館、2010年)
- チェブラーシカ(脚本:金月龍之介、島田満、中村誠、ミハイル・アルダーシン、小学館、2010年)
- 僕と妻の1778の物語(脚本:半澤律子、角川書店、2010年)
- はやぶさ/HAYABUSA(脚本:白崎博史・井上潔、角川書店、2011年)
- friends もののけ島のナキ(原案:浜田廣介、脚本:山崎貴、小学館、2011年)
- おかえり、はやぶさ~希望をのせた宇宙の翼~(脚本:金子ありさ、小学館、2012年)
- ももへの手紙(原案:沖浦啓之、角川書店、2012年)
- 映画ひみつのアッコちゃん(脚本:山口雅俊・大森美香・福間正治、小学館、2012年)
- 綱引いちゃった!(脚本:羽原大介、小学館、2012年)
- ペンギン夫婦の作りかた(監督:平林克理、ポプラ社、2012年)
- 劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL(脚本:櫻井武晴、角川書店、2013年)
- 小説 銀の匙 Silver Spoon(原作:荒川弘、小学館、2014年)
- 悪夢ちゃん The 夢ovie(原作:大森寿美男、KADOKAWA、2014年)
- 女子ーズ(脚本:福田雄一、宝島社、2014年)
- くちびるに歌を(原作:中田永一、監督:三木孝浩、脚本:持地佑季子・登米裕一、小学館、2015年)
- 海街diary(原作:吉田秋生、監督・脚本:是枝裕和、小学館、2015年)
- シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島(監督:宮下新平、シリーズ構成:川崎ヒロユキ、脚本:早船歌江子、小学館、2015年)
- 女が眠る時(原作:ハビエル・マリアス、訳:砂田麻美・木藤幸江・杉原麻美、パルコ、2016年)
- 高台家の人々(原作:森本梢子、脚本:金子ありさ、集英社、2016年)
- シンドバッド 真昼の夜とふしぎの門(監督:宮下新平、シリーズ構成・脚本:川崎ヒロユキ、小学館、2016年)
- 彼らが本気で編むときは、(原作:荻上直子、パルコ、2017年)
- 昼顔(脚本:井上由美子、扶桑社、2017年)
- プリンシパル ~恋する私はヒロインですか?~(原作:いくえみ綾、脚本:持地佑季子、集英社、2018年)
- そらのレストラン(脚本:深川栄洋・土城温美、パルコ、2018年)
- アニメ映画 ジョゼと虎と魚たち(原作:田辺聖子、KADOKAWA、2020年)
- 科捜研の女 -劇場版-(脚本:櫻井武晴、宝島社、2021年)
- 99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE(脚本:三浦駿斗、扶桑社、2022年)
- 劇場版 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜(脚本:黒岩勉、宝島社、2023年)
ドラマノベライズ
[編集]- トリック the novel(監修:堤幸彦・蒔田光治・林誠人、角川書店、2000年)
- ロケット・ボーイ(脚本:宮藤官九郎、角川書店、2001年)
- ほんまもん 上・中・下(原作:西荻弓絵、角川書店、2001年-2002年)
- 美女か野獣(脚本:吉田智子・武井彩、フジテレビ出版、2003年)
- 悲しき恋歌 上・下(脚本:イ・ソンウン、産経新聞ニュースサービス、2005年)
- ウェディング 上・下(脚本:オ・スヨン、ソニーマガジンズ、2006年)
- わたしたちの教科書 上・下(脚本:坂元裕二、扶桑社、2007年)
- ラスト・フレンズ(脚本:浅野妙子、扶桑社、2008年)
- フルスイング(脚本:森下直・関えり香・さわだみきお、大和書房、2008年)
- イノセント・ラヴ(脚本:浅野妙子、扶桑社、2008年)
- トライアングル ドラマ版(原作:新津きよみ、脚本:水橋文美江、角川グループパブリッシング、2009年)
- 刑事定年(脚本:鎌田敏夫・金子成人・樫田正剛、ポプラ社、2010年)
- 名前をなくした女神(脚本:渡辺千穂、扶桑社、2011年)
- 蜜の味〜A Taste Of Honey〜(脚本:大石静、扶桑社、2011年)
- ラッキーセブン(シリーズ構成:佐藤信介、扶桑社、2012年)
- ATARU I・II・III(脚本:櫻井武晴、角川書店、2012年)
- リーガル・ハイ(脚本:古沢良太、扶桑社、2012年)
- 息もできない夏(脚本:渡辺千穂・水野宗徳・千葉美鈴、扶桑社、2012年)
- 赤と黒(脚本:イ・ドヨン、キム・ジェウン、キム・ソンヒ、小学館、2012年)
- ATARU SP ニューヨークからの挑戦状!!(脚本:櫻井武晴、角川書店、2012年)
- PRICELSS 上 人生転落編・下 奇跡の大逆転編(脚本:古家和尚・櫻井剛、扶桑社、2012年)
- 最高の離婚 上・下(脚本:坂元裕二、扶桑社、2013年)
- リーガル・ハイ SP(脚本:古沢良太、扶桑社、2013年)
- Oh,My Dad!!(脚本:安達奈緒子、扶桑社、2013年)
- 安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜 I・II・III(脚本:西荻弓絵、角川書店、2013年)
- リーガル・ハイ 2ndシーズン(脚本:古沢良太、扶桑社、2013年)
- 悪夢ちゃん 謎編(原作:大森寿美男、KADOKAWA、2013年)
- 悪夢ちゃん 解決編(原作:大森寿美男、KADOKAWA、2013年)
- 悪夢ちゃん 夢のつづき編(監修:大森寿美男、原作:佐藤友治、KADOKAWA、2014年)
- アリスの棘 前編・後編(脚本:髙橋麻紀・池田奈津子、宝島社、2014年)
- 昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜 Another End(脚本:井上由美子、扶桑社、2014年/文庫 2017年)
- Doctor-X 外科医・大門未知子 I・II・III前編・III後編(脚本:中園ミホ、宝島社、2014年)
- ○○妻(脚本:遊川和彦、徳間書店、2015年)
- かぶき者 慶次 一・二(原案:火坂雅志、原作:小松江里子、宝島社、2015年)
- リスクの神様 上・下(脚本:橋本裕志、小学館、2015年)
- 99.9-刑事専門弁護士- 上・下(脚本:宇田学、扶桑社、2016年)
- ふなっしー探偵(脚本:政池洋佑、扶桑社、2016年)
- 好きな人がいること 上・下(脚本:桑村さや香、扶桑社、2016年)
- 死幣-DEATH CASH-(脚本:吉田海輝・美濃部達宏・吉田真侑子、扶桑社、2016年)
- Doctor-X 外科医・大門未知子 スペシャル・IV前編・IV後編(脚本:中園ミホ、宝島社、2016年-2017年)
- LEADERS~国産自動車に賭けた熱い男たちの物語~(脚本:橋本裕志・八津弘幸、扶桑社、2017年)
- 4号警備 前編・後編(原作:宇田学、宝島社、2017年)
- ちいさな巨人 上・下(脚本:丑尾健太郎、脚本協力:八津弘幸、扶桑社、2017年)
- 胸キュンスカッと ノベライズ ~ありのままの君が好き~(原作:痛快TV スカッとジャパン、集英社、2017年)
- 重要参考人探偵(原作:絹田村子、小学館、2017年)
- 明日の約束 上・下(脚本:古家和尚、KADOKAWA、2017年)
- 胸キュンスカッと ノベライズ ~誰よりも一番、君が好き~(原作:痛快TV スカッとジャパン、集英社、2018年)
- やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる(原作:浜田秀哉、宝島社、2018年)
- 99.9-刑事専門弁護士- SEASON II 上・下(脚本:宇田学、扶桑社、2018年)
- 胸キュンスカッと ノベライズ ~今この瞬間、君が好き~(原作:痛快TV スカッとジャパン、集英社、2018年)
- スキャンダル専門弁護士 QUEEN 上・下(脚本:倉光泰子・三浦駿斗、扶桑社、2019年)
- 胸キュンスカッと ノベライズ ~泣きたいくらい君が好き~(原作:痛快TV スカッとジャパン、集英社、2019年)
- スカッとジャパン ノベライズ 傑作選 ~涙の数だけハッピーエンド~(原作:痛快TV スカッとジャパン、集英社、2019年)
- いつもあなたがそばにいる ~涙があふれる家族の感動実話~(原作:痛快TV スカッとジャパン、扶桑社、2019年)
- グランメゾン東京 上・下(原作:黒岩勉、KADOKAWA、2019年)
- アライブ がん専門医のカルテ 上・下(脚本:倉光泰子・神田優、扶桑社、2020年)
- 胸キュンスカッと ノベライズ ~昨日よりも今日の君が好き~(原作:痛快TV スカッとジャパン、集英社、2020年)
- スカッとジャパン ノベライズ ~イケメン神対応~(原作:痛快TV スカッとジャパン、集英社、2020年)
- アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋 上・下(原作:荒井ママレ、脚本:黒岩勉、扶桑社、2020年)
- この恋あたためますか(脚本:神森万里江・青塚美穂、扶桑社、2021年)
- オー!マイ・ボス!恋は別冊で(脚本:田辺茂範、扶桑社、2021年)
- リコカツ(脚本:泉澤陽子、扶桑社、2021年)
- 推しの王子様 上・下(脚本:阿相クミコ・伊達さん(大人のカフェ)、扶桑社、2021年)
- Doctor-X 外科医・大門未知子V(脚本:林誠人・寺田敏雄・香坂隆史、宝島社、2021年)
- 99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP 新たな出会い篇(脚本:三浦駿斗、扶桑社、2022年)
- ユニコーンに乗って 上・下(脚本:大北はるか、扶桑社、2022年)
- 最愛(著:奥寺佐渡子・清水友佳子、東洋館出版社、2022年) - 構成
- 僕の大好きな妻!(原作:ナナトエリ・亀山聡、脚本:池谷雅生・畑中みゆき、扶桑社、2022年)
- TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 I・II(脚本:黒岩勉、宝島社、2023年)
テレビアニメノベライズ
[編集]- 名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の2日間〜(原作:青山剛昌、脚本:内田けんじ、小学館、2014年)
- けものフレンズ おうちを探そう!(原作・原案:けものフレンズプロジェクト、KADOKAWA、2019年)
- けものフレンズ 大切な想い(原作・原案:けものフレンズプロジェクト、KADOKAWA、2019年)
漫画ノベライズ
[編集]- はぴまり〜Happy Marriage!?〜(原作:円城寺マキ、小学館、2016年)
- プリンシパル まんがノベライズ特別編~弦の気持ち、ときどきすみれ~(原作:いくえみ綾、集英社、2018年)
- 宇宙を駆けるよだか まんがノベライズ ~クラスでいちばんかわいいあの子と入れかわれたら~(原作:川端志季、集英社、2018年)
- DOG SIGNAL ひよっこドッグトレーナーはじめます!(原作:みやうち沙矢、KADOKAWA、2023年)
小説
[編集]- きなこ~夢をおいかける犬~(小学館、2009年)
- きな子 〜見習い警察犬の物語〜(小学館文庫、2010年)
- 泣けちゃう怪談(小学館、2011年)
- 泣けちゃう怪談2 背すじが涼しくなる真夏の夜ばなし(小学館、2013年)
- 泣けちゃう怪談3 やさしい幽霊たちのおはなし(小学館、2013年)
- この学校に、何かいる(角川書店、2013年)
- 世界を動かすことば 世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ(KADOKAWA、2015年)
- レシピにたくした料理人の夢 難病で火を使えない少年(汐文社、2016年/KADOKAWA、2018年)
- 小説 ラヴァーズダイアリー(パルコ、2017年)
- 恋する5ページ名作 嘘からはじまるロミジュリ片想い(KADOKAWA、2018年)
- 世界はとつぜん変わってしまう? もし、「あたりまえ」の毎日が、ある日とつぜんうしなわれたら?をかんがえる本。(KADOKAWA、2022年)
- 日本植物学の父 牧野富太郎 「好き」を追い続けたぼくの話(原著:清水洋美、KADOKAWA、2023年)
訳書
[編集]- "It"(それ)と呼ばれた子 ジュニア版 1〜3(著:デイヴ・ペルザー、ソニーマガジンズ、2005年)
脚注
[編集]- ^ a b 百瀬しのぶ|人名事典 - PHP研究所