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田中美音子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田中 美音子
Mineko TANAKA
大阪ラヴィッツ
役職 監督
ポジション CB
所属リーグ 日本の旗 日本ハンドボールリーグ
基本情報
日本の旗 日本
出身地 大阪府
生年月日 (1975-01-14) 1975年1月14日(49歳)
身長・体重 160 cm
56 kg
利き腕
出身 四天王寺高等学校
所属クラブ
クラブ
1993-2000 日本の旗 大和銀行
2000-2002 デンマークの旗 スコウバッケン
2002-2016 日本の旗 ソニーセミコンダクタ九州
日本の旗 ソニーセミコンダクタ
2016-2023 日本の旗 大阪ラヴィッツ
監督歴
クラブ
2023- 日本の旗 大阪ラヴィッツ
代表歴
1993-2015  日本
受賞歴
  • 最優秀選手賞:1999年・2005年・2006年
  • 得点王:1994年・1995年・1999年・2005年
  • フィールド得点賞:1995年・1999年
  • シュート率賞:2005年
  • 7mスロー得点賞:1994年・1995年・1999年
  • ベストセブン賞:1994年・1995年・1997年・1998年・1999年・2002年・2003年・2004年・2005年・2006年・2007年
獲得メダル
 日本
アジア選手権
1995 ソウル
1997 アンマン
1999 熊本
2000 上海
2004 広島
2006 広州
2015 ジャカルタ
アジア競技大会
1994 広島
1998 バンコク
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田中 美音子(たなか みねこ、1975年1月14日 - )は、大阪府出身のハンドボール選手。大阪ラヴィッツ所属。

選手として1993年に日本リーグデビューを果たし、4度の得点王を獲得。2008年に出産後もプレーし、48歳まで現役を全うした。リーグ通算得点1655点という男女通じて歴代1位の記録を残す。[1]

2023-24年シーズン、大阪ラヴィッツの監督に就任[2]

経歴

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小学校5、6年ではバレーボールをしていたが豊中市立第十中学校でハンドボールを始め、大阪・四天王寺高等学校時代には選抜優勝、全国高等学校総合体育大会ベスト8、国民体育大会3位を経験。

1993年大和銀行入りし日本ハンドボールリーグ2部で得点王に輝く。

1994年に1部へ昇格すると、得点王を獲得。

1995年には日本リーグ得点王、ジュニア世界選手権得点王を記録した。

1996年は2年ぶりの得点王を獲得。

1997年はチームが2部へ降格。2部では得点王を獲得した。

1998年に1部へ昇格し、1999年の日本リーグ最優秀選手、得点王を獲得。 1999-2000年シーズンでチームが廃部。

2000年から2年間デンマーク1部リーグのスコウバッケンでプレー。

2002年ソニーセミコンダクタ九州へ加入。2004年にアジア選手権優勝を果たし、自身は最優秀選手に選出された。

2005年は日本リーグの最優秀選手と1998年以来の得点王を獲得。

2006年に結婚。国内大会では旧姓「田中」を使用。2008年北京五輪の出場権をかけたやり直しアジア予選では、身分証明にパスポート提示が必要な国際大会のため、登録名が「平井美音子」に変更された。

2007年2月3日鹿児島県霧島市国分体育館で行われたHC名古屋戦で、日本リーグ女子史上初の通算1000得点を達成した。

2008年に出産し、2008-09年シーズンを産休していたが、2009年3月14日北國銀行とのプレーオフ準決勝で復帰、2得点を挙げた[3]。2015-16年シーズン限りでソニーを退団。

2016年、地元の新チーム・大阪ラヴィッツに選手兼ヘッドコーチとして加入[4]

2018年2月25日の北國銀行戦でリーグ史上初の通算1500得点を記録[5]。2017-18年シーズンはリーグ8位の90得点を挙げた[6]

2023年3月4日、飛騨高山ビッグアリーナで行われた飛騨高山ブラックブルズ岐阜とのリーグ最終戦出場を最後に選手引退。[7]

2023年、大阪ラヴィッツの監督に就任[2]

詳細情報

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年度別成績

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チーム 試合 フィールド
得点
7m 合計 警告 退場 失格
2007-08 ソニー 13 49/98 .500 8/9 57/107 2 2 0
2008-09 0 -
2009-10 15 46/80 .575 0/0 46/80 2 2 0
2010-11 15 57/104 .548 2/8 59/112 2 2 0
2011-12 14 32/57 .561 0/0 32/57 0 1 0
2012-13 15 58/93 .624 1/3 59/96 4 3 0
2013-14 18 83/132 .629 0/0 83/132 5 2 0
2014-15 18 39/61 .639 0/0 39/61 3 7 0
2015-16 12 32/52 .615 0/0 32/52 1 0 0
2017-18 大阪ラヴィッツ 24 90/153 .588 0/0 90/153 7 3 0
2018-19 24 50/89 .562 0/0 50/89 5 3 0
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 2007-08年シーズン以前の成績はランニングスコアが公開されていないため省略

通算成績

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JHL:23年 フィールド
得点
7m 合計
1338/2323 .576 228/293 1566/2616
  • 2018-19年シーズン終了時点
  • 太字はリーグ最高

タイトル・表彰

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日本ハンドボールリーグ

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  • 最優秀選手賞:3回 (1999年・2005年・2006年)
  • ベストセブン賞:11回 (1994年・1995年・1997年・1998年・1999年・2002年・2003年・2004年・2005年・2006年・2007年)
  • 得点王:4回 (1994年・1995年・1999年・2005年)
  • フィールド得点賞:2回 (1995年・1999年)
  • シュート率賞:1回 (2005年)
  • 7mスロー得点賞:3回 (1994年・1995年・1999年)
  • 特別表彰・通算1500得点達成 (2017年)

記録

[編集]

脚注

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  1. ^ 48歳で引退のハンドボール田中美音子 出産、得点記録…濃密な30年「やりきったかというと、それは難しい」”. スポーツ報知 (2023年3月14日). 2023年9月6日閲覧。
  2. ^ a b 新体制についてのお知らせ。 | 大阪ラヴィッツ 公式サイト”. 大阪ラヴィッツ 公式サイト (2023年4月21日). 2023年9月6日閲覧。
  3. ^ 第33回日本リーグプレーオフ大会 女子準決勝 2009年3月14日(土) 日本ハンドボールリーグ
  4. ^ ベテラン奮闘 大阪にハンドボール新チーム 日本経済新聞 (2016年10月19日)
  5. ^ 田中、初の1500得点=ハンドボール 時事ドットコム (2018年2月25日)
  6. ^ ランキング - 第42回日本リーグ 2017-2018 Season 日本ハンドボールリーグ
  7. ^ 48歳で引退のハンドボール田中美音子 出産、得点記録…濃密な30年「やりきったかというと、それは難しい」”. スポーツ報知 (2023年3月14日). 2023年9月6日閲覧。
  8. ^ 得点達成 - 第24回日本リーグ 1999-2000 Season 日本ハンドボールリーグ
  9. ^ 得点達成 - 第27回日本リーグ 2002-2003 Season 日本ハンドボールリーグ
  10. ^ JHL NEWS No.11 日本ハンドボールリーグ (2003年1月27日)
  11. ^ 得点達成 - 第28回日本リーグ 2003-2004 Season 日本ハンドボールリーグ
  12. ^ 得点達成 - 第29回日本リーグ 2004-2005 Season 日本ハンドボールリーグ
  13. ^ 得点達成 - 第30回日本リーグ 2005-2006 Season 日本ハンドボールリーグ
  14. ^ 得点達成 - 第31回日本リーグ 2006-2007 Season 日本ハンドボールリーグ
  15. ^ 得点達成 - 第34回日本リーグ 2009-2010 Season 日本ハンドボールリーグ
  16. ^ 得点達成 - 第36回日本リーグ 2011-2012 Season 日本ハンドボールリーグ
  17. ^ 得点達成 - 第38回日本リーグ 2013-2014 Season 日本ハンドボールリーグ
  18. ^ 得点達成 - 第40回日本リーグ 2015-2016 Season 日本ハンドボールリーグ
  19. ^ 得点達成 - 第42回日本リーグ 2017-2018 Season 日本ハンドボールリーグ
  20. ^ [1]PRESS RELEASE:第 45 回日本ハンドボールリーグ 田中美音子選手(大阪ラヴィッツ)通算 1600 得点達成 - 日本ハンドボールリーグ

外部リンク

[編集]