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2015年3月17日に行われた[[国連防災世界会議]]の新たな防災教育フォーラムの閉会行事にて、第67回生(2015年度卒業生)が[[東日本大震災]]復興ソングである「仲間とともに」を合唱した。また、代表生徒が歌に込められた想いなどを英語でスピーチした<ref>「[https://www2.sendai-c.ed.jp/~kamisugi/kamisugiblog/log/eid10.html 国連防災世界会議防災 |
2015年3月17日に行われた[[国連防災世界会議]]の新たな防災教育フォーラムの閉会行事にて、第67回生(2015年度卒業生)が[[東日本大震災]]復興ソングである「仲間とともに」を合唱した。また、代表生徒が歌に込められた想いなどを英語でスピーチした<ref>「[https://www2.sendai-c.ed.jp/~kamisugi/kamisugiblog/log/eid10.html 国連防災世界会議防災 フォーラム出演]」上杉山中ブログ2015年3月17日</ref>。 |
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フォーラム出演]」上杉山中ブログ2015年3月17日</ref>。 |
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2022年8月29日 (月) 00:01時点における版
仙台市立上杉山中学校 | |
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校舎南側(2005年7月) | |
過去の名称 | 仙台市立第四中学校 |
国公私立 | 公立学校 |
設置者 | 仙台市 |
設立年月日 | 1947年4月1日 |
開校記念日 | 4月17日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 2学期制 |
所在地 | 〒980-0011 |
宮城県仙台市青葉区上杉六丁目7番1号 北緯38度16分44.7秒 東経140度52分25.8秒 / 北緯38.279083度 東経140.873833度座標: 北緯38度16分44.7秒 東経140度52分25.8秒 / 北緯38.279083度 東経140.873833度 | |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:学校/中学校テンプレート |
仙台市立上杉山中学校(せんだいしりつ かみすぎやまちゅうがっこう)は、宮城県仙台市青葉区上杉六丁目7-1にある公立中学校。愛称は「上中」(かみちゅう)。 仙台第四中学校として1947年4月1日に開校した。仙台市内で最も古い中学校の一つである。
【1】教育方針
【1-1】学校教育目標
- 「未来に向かって生き生きと心豊かにたくましくしなやかに生きる生徒の育成」[1]
【1-2】目指す学校像
【1-3】目指す教師像
- 「生徒,保護者,地域から信頼される教師」[1]
【1-4】目指す生徒像
【1-5】特色ある教育活動
- 「朝読書の実施」「キャリア教育の充実」「活発な生徒会活動」「ボランティア活動やJRC活動の取組」「考え議論する“道徳”の授業の創造」[1]
- 「日本の伝統文化の継承」「良き校風の形成と継承」「YOSAKOIや和太鼓の活動」「部活動への主体的な取組」「SDGsの理念の理解と学校行事や授業での取組の増進」[1]
- 「授業形態の工夫(グループ学習・ティームティーチング指導・少人数指導・GIGAスクール導入)」「多様な関わりの中で他者と協働しながら深く学ぶ生徒の育成」[1]
【1-6】重点課題
- 「いじめを許さない学校を目指す心の教育の推進」「学校行事や生徒会活動の活用」「体験を重視した道徳教育の推進」「教育相談の充実」[1]
- 「伝統を継承した創意ある教育活動の充実」「学校行事等を核にした体力の増進」「SDGsの理念の理解と実践」[1]
- 「適切な教育課程の編成と実施」「判断力・表現力・思考力を生かした課題解決の態度の育成」「知識・技能を発揮するための“たくましく生きる力”の育成」「主体的に学習に取り組む態度の育成」「ICTを活用した“分かる”“出来る”授業の創造」[1]
【2】学校詳細
【2-1】概要
【2-1-1】特徴
地元では古くから文武両道の公立中学校として知られている。所在地が公共の教育施設や民間の学習塾が密集した文教地区に位置することから[2] 、県内の難関公立高校(仙台二高、仙台一高、仙台三高、宮城一高、仙台二華高)への進学率が高い。そのため、学区外から越境通学する生徒も多い。2003年度から2005年度までは「学力向上フロンティアスクール」の指定校となった[3]。部活動では、吹奏楽部をはじめとして多く部で功績を残している(詳細は【4-1-4】を参照)。 また、仙台市中心部(仙台駅、一番町、官公署)に近いことから[2]、他校に比べて転入・転校する生徒が多い。時間割は、全国的に稀な巻紙方式を採用している。
【2-1-2】校風
校風としては、伝統を重んじる風潮が強く、伝統ある学校で学んでいるという誇りと自信を育てる活動を展開している[2]。最たる例である「上中魂」という言葉は、上中生が持つべき志や態度として示され、各学年が全校行事において目指す象徴だ。そのため、学校行事に対して意識が高く、活気がある。
【2-2】学区
- 仙台市立上杉山通小学校(一部地域を除く全学区)
- 仙台市立通町小学校(堤通雨宮町の一部)
- 仙台市立北六番丁小学校(上杉、宮町、台原南東部の一部)
- 仙台市立台原中学校(台原南部の一部)
上杉山中学区は以下4小学区から構成されている[4]が、中学区全体の90%以上が上杉山通小学区であり、入学生のほとんどは同小学校の卒業生である。それ以外の小学区からの進学者は学区が極めて狭いことから例年数名程度となっている。また、中学入学時に他地域から転入する入学生が多いことも特徴である。
【2-3】規模
かつて3000名ほどの生徒を擁したが、ドーナツ化現象により現在は例年500名前後の生徒が在籍している[2]。1学年あたりの生徒数は150~160名の代が多いが、160~190名の代もある。仙台市では、平成28年度入学生まで1学級あたりの生徒数の上限が、1年生が35人、2・3年生が40人であったことから、学級数は1年生が5~6学級、2・3年生が4~5学級の体制だった。しかし、平成29年度入学生から1学級あたりの生徒数の上限が全学年35人に変更されたため、各学年5学級の体制になった。以下は近年の生徒数(学級数)の推移である[5]。
― | 1学年 | 2学年 | 3学年 | 計 |
---|---|---|---|---|
2012年度 | 149(5) | 183(5) | 153(4) | 488(14) |
2013年度 | 165(5) | 153(4) | 189(5) | 509(14) |
2014年度 | 157(5) | 161(5) | 154(4) | 475(14) |
2015年度 | 186(6) | 153(4) | 161(5) | 504(15) |
2016年度 | 159(5) | 181(5) | 153(4) | 497(14) |
2017年度 | 150(5) | 159(4) | 183(5) | 495(14) |
2018年度 | 150(5) | 151(5) | 157(4) | 460(14) |
2019年度 | 169(5) | 151(5) | 149(5) | 476(15) |
2020年度 | 155(5) | 168(5) | 150(5) | 479(15) |
2021年度 | 165(5) | 154(5) | 167(5) | 494(15) |
2022年度 | 172(5) | 162(5) | 155(5) | 495(15) |
【2-4】制服
【2-4-1】現在の制服
平成7年(1995年)4月から、男子は白ワイシャツにネクタイと紺色のブレザーに同色のズボンを、女子は白ブラウスに蝶ネクタイ紺のダブルのブレザーに同色のスカートを着用する奨励服に決めた。ボタンのデザインは男女ともに同じものとなる。夏制服は男女ともに白半袖のシャツにグレーのズボンおよび、スカートの着用となる。この制服の改正に伴い、男子の学帽の着用は廃止された[6]。
【2-4-2】以前の制服
昭和22年(1947年)の学校設立当時は、終戦直後の物資の貧しい時代であり、制服の規定はなかった。一部の生徒は旧制の中学校・女学校の制服にならい、男子は詰襟学生服を、女子はセーラー服を着用した。生活の安定とともにこの服装の着用者が多くなり定着して、これが制服化した。男子は学年に対応した本数の白線を巻いた帽子を着用した。 昭和39年(1964年)4月から、男子は詰襟学生服を、女子は同年度入学の一年生から着用した白ブラウスに、紺色襟なしダブルのジャケットおよびスカートの新制服をそれぞれの奨励服と定められた[6]。
【2-5】校歌
昭和22年4月1日の仙台市立第四中学校の学校設置以来、昭和24年10月の上杉山中学校への校名変更に至るまでに、あらゆる障害を凌いで生徒たちが力強く歩む、そのような校風を作りたいと、東北大学の教授から初代校長に着任した千葉胤成氏は校歌制定を熱望し、作詞者として決定した巽聖歌氏と数人の職員とともに上杉山通から台原付近を散策した。その際、千葉校長は、上杉山の地名は聳え立つ杉の木を連想させ、杉の若木がすくすくと伸びてやがて大きな大木となることから、その姿に生徒の姿を重ね合わせたという。その後作曲の段となり、仙台出身の演奏家であり作曲家であった福井文彦氏により、流麗かつ荘厳な曲調が付されることとなった。各節にある「上杉山~われらの中学」の繰り返しは福井氏の創造によるものとされている。校歌発表会は昭和24年12月に校舎で盛大に行われ、管弦楽演奏に乗せて、齋藤克子氏が華麗に歌い上げた。この時の演奏は誠に堂々たるもので、上杉山の生徒が心の糧として、永く歌い継ぐに相応しいものだったと言い伝えられる[1]。
【2-6】姉妹校
- 白老町立萩野中学校(現 白老町立白翔中学校)
- 仙台市と北海道胆振支庁白老町の姉妹都市提携10周年を記念し、1991年に萩野中と姉妹校になった[7]。以降、萩野中とは交互に記念品の交換をしたり、修学旅行で萩野中を訪問したりといった積極的な交流活動を行っている。これまでの交流活動の経緯や記念品などは2階の「交流室」にて展示されている。また、同教室には姉妹校盟約宣言が掲げられている。
【3】学校行事
【3-1】旅行的行事
【3-1-1】校外学習(1年)
校外学習は、中学校生活で初めての旅行的行事で、日帰りで実施される。2003年度までは平泉町(岩手県)、2018年度までは山寺(山形県)、2019年度は南三陸町(宮城県)、2020年度は蔵王町(宮城県)、2022年度は石巻市(宮城県)で行われた。
【3-1-2】野外活動(2年)
野外活動は、中学校生活で初めての宿泊的行事で、2泊3日で実施される。以前は、年度によって目的地が異なり、2004年度は岩手、2005年度は気仙沼、2007年度は山形だったが、近年では秋田方面が通例である。例年、「あきた芸術村」に訪問しNewソーラン体験をする。そのほか、農業体験や自主研修を行われる。
【3-1-3】修学旅行(3年)
修学旅行は、最終学年での最大行事で、基本的には2泊3日で実施される。目的地は姉妹校提携以後、東京方面と北海道方面を1年交代で行くという形式であったが、2005年度よりこれを廃止し、事前に実施されるアンケートによって東京方面・京都方面・北海道方面の中から多数決で決める形式に変更された。ほとんどの学年の目的地が東京であるが、2006年度・2014年度は京都、2007年度は北海道(同年の市内公立中学校で唯一3泊4日の日程)で実施された例がある。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、目的地を東京方面から秋田方面へ変更し、参加希望制にする措置を講じた。2021年度も同様の措置を講じ、東京方面から気仙沼方面に変更されたが、感染リスクを考慮し日帰りに縮小された。2022年度は東京方面から北海道(函館市)方面に変更のうえ、通常の日程で実施することができた。
【3-2】上中三大行事+予餞式
【3-2-1】校内合唱祭
学級対抗である最初の学校行事として、毎年夏休み前の7月上旬から中旬に「合唱祭」が行われる。 学年ごとに設定される課題曲と学級ごとに選択する自由曲の2曲を発表する。課題曲は、1年生に「夢の世界を」、2年生に「若い翼は」、3年生に「大地讃頌」が課される。2022年度のみ2年生に「明日へ」が課された。閉会式前にアトラクションとして学年有志合唱や職員合唱が行われることもある。閉会式でグランプリ、グッドサウンド賞、各学年の最優秀賞、優秀賞、指揮者賞、伴奏者賞が表彰される。グランプリは、実質3年生の最優秀賞を受賞した学級が表彰されるが、2004年度は1年生の学級が受賞する異例があった。会場は、2003年度まで仙台市民会館だったが、その後はイズミティ21、萩ホール、電力ホール、楽楽楽ホール、広瀬文化ホールなど年度によって異なる。
【3-2-2】大樹祭
「大樹祭」は、毎年9月に開催される文化的行事である。開校以来「文化祭」として開催され、昭和59年に「文化発表会」として9月と12月の2日間の開催になった。平成3年には大幅に見直され「大樹祭」として生まれ変わり、前日祭や上中オリンピックが企画に加わったが、平成14年からの学校週5日制の導入に伴い1日だけの開催に戻った。 現在は、1日に「ステージ発表の部」と「展示発表の部」の二本立てで開催される。ステージ発表の前半では、個人研究の発表やYOSAKOI(【4-3-2】)の披露が行われる。後半は、吹奏楽部や合唱部と3年生が演劇を交えたパフォーマンスをしたり、有志生徒の出し物が行われるなど最大の盛り上がりを見せる。グランドフィナーレに全校生徒でテーマソングを歌って締めくくるのが通例である。
【3-2-3】校内球技大会
「球技大会」は、毎年11月に開催される体育的行事である。他校にある体育祭の代わりを担う球技大会は、「球技」という名称ではあるが、競技種目はバレーボールのみである。この行事に向け、各学級では学級旗を制作することになる。以前は体育館で行っていたが、2003年度からは近隣の仙台市青葉体育館を貸し切って開催される。
【3-2-4】予餞式
予餞式は、毎年2月下旬に行われる卒業を控える3年生を餞(はなむけ)する行事である。上中三大行事ではないが、「上中魂(【2-1-2】)の引継式」とも例えられる大きい行事である。在校生からはYOSAKOI(【4-3-2】)、合唱、制作ビデオが贈られ、卒業生からは合唱、記念品が贈られる。在校生の合唱は、卒業生が座る正面と左右を囲う特徴的なフォーメーションで行われ、在校生が決めた曲に加え、2015年度より合唱祭の自由曲メドレーを歌うことが通例となった。ビデオは、3年間のスライドショーに加え、2016年度より流行のダンスを各部活動でパートを分担して撮影し、編集した映像を贈ることが通例となった。2016年度は「恋ダンス」、2017年度は「ポカリダンス」、2018年度は「U.S.A」、2020年度は「Make you happy」が。過去にインフルエンザの流行により、短縮や中止、2部に分ける措置を講じた例がある。2020年度は新型コロナウイルス感染症の流行により、在校生が校庭で合唱等を披露し、卒業生は各教室の窓から見る形で実施された。
【3-3】その他の行事
- 新入生歓迎会(全校・4月)
- 前期生徒総会(全校・5月)
- 天文台学習(1年・6月)
- 市中総体激励会(全校・6月)
- 校内弁論大会(全校・9月)
- ファインナンスパーク(3年・夏期~秋期)
- 職場体験(2年・10月)
- 職場訪問(1年・10月)
- 後期生徒総会(全校・11月)
- 科学館学習(2年・冬期)
【4】諸活動
【4-1】部活動
【4-1-1】運動部
- 陸上競技部[8]
- 野球部[8]
- ソフトボール部[8]
- サッカー部[8]
- ソフトテニス部(男子・女子)[8]
- バスケットボール部(男子・女子)[8]
- バドミントン部[8]
- 卓球部[8]
- 剣道部[8]
- 杉の子卓球部(特別支援学級)[8]
【4-1-2】文化部
【4-1-3】季節部
【4-1-4】近年の部活動実績
* 2001年(平成13年)10月 - 水泳100m自由形国体出場。 * 2006年(平成18年)8月 - 全国大会 陸上競技男子共通4×100m準決勝進出[1]。 * 2007年(平成19年)8月 - 全国剣道大会ベスト16。全国陸上競技大会200m準決勝進出[1]。 * 2009年(平成21年)3月 - 合唱部アンサンブルコンテスト全国大会出場[1]。 * 2010年(平成22年)8月 - 全国陸上競技大会出場[1]。 * 2012年(平成24年)2月 - 全国スキー大会出場[1]。 * 2012年(平成24年)3月 - 吹奏楽部ソロコンテスト全国大会出場[1]。 * 2013年(平成25年)3月 - 吹奏楽部アンサンブルコンテスト全国大会出場、クラリネット四重奏 金賞[1]。 * 2015年(平成27年)3月 - 吹奏楽部アンサンブルコンテスト、ソロコンテスト全国大会出場[1]。 * 2015年(平成27年)9月 - NHK全国音楽コンクール東北ブロックコンクール銅賞[1]。 * 2016年(平成28年)8月 - 全国水泳競技大会女子出場[1]。 * 2017年(平成29年)8月 - 全国中総体体操出場[1]。全国中総体水泳出場[1]。 * 2018年(平成30年)2月 - 全国中総体スキー大会出場[1]。 * 2018年(平成30年)8月 - 全国中総体体操出場[1]。 * 2018年(平成30年)11月 - 全日本卓球選手権大会(カデット大会)女子ダブルス優勝[1]。 * 2019年(平成31年)2月 - 全国中総体スキー大会出場[1]。 * 2019年(令和元年)8月 - 全国柔道大会出場[1]。 * 2019年(令和元年)8月 - 全国卓球大会出場。全国陸上競技大会出場[1]。 * 2019年(令和元年)9月 - 東日本学校吹奏楽大会出場[1]。 * 2020年(令和2年)2月 - 全国中総体スキー大会出場(代替大会に参加)[1]。 * 2020年(令和2年)3月 - 全日本アンサンブルコンテスト出場[1]。
【4-1-5】廃止された部
- バレーボール部
- 演劇部
- 茶道愛好会(~2017年度)
【4-2】生徒会活動
【4-2-1】執行部
毎年、「生徒会長」「男女副生徒会長」「1年役員代表」を全校生徒による投票によって選出する。「生徒会長」「男女副生徒会長」は2年生から、「1年役員代表」は1年生から選出される。 しかし、2018年度からは、前期生徒総会で「副生徒会長」が一年生から一人選出されることになり、「1年役員代表」が無くなった。 生徒会執行部は集会や様々な行事にかかわり、その準備を受け持つ。また、日常的な活動も行っている。このため、生徒会執行部が生徒会のほぼ全ての権限を握っている。
【4-2-2】全校生徒委員会
月に1度ほど行われる。学年委員、各種委員会委員長、執行部役員が出席する。ここでは主に各種委員会報告、全校生徒活動目標について話し合われる。
【4-2-3】各種委員会
- 学年委員会
- 広報委員会
- 保健給食委員会
- 整備委員会
- 放送委員会
- 図書委員会
- JRC(青少年赤十字)委員会
- 杉の友(校誌編集)委員会
- 応援委員会
【4-3】特色ある活動
【4-3-1】個人研究
上杉山中学校には夏休みの自由研究がない。その代わりに、総合学習の一環として「個人研究」がある。個人研究は、6月にあるオリエンテーションで希望の分野(9教科+α)を選択し、テーマを決定する。夏休みはあくまでも各自が研究を進める期間であって、一般的な自由研究とは趣旨が根本的に異なる。 9月の審査で、優秀な研究作品には金賞、銀賞、銅賞、佳作が与えられ、その中で特に優秀な作品には上中賞が与えられる 。その後、大樹祭で上中賞受賞者の中から一人、上中大賞が与えられる。
【4-3-2】YOSAKOI
上杉山中学校では、体育科の授業(ダンス分野)の一環として各学年YOSAKOIを学び、行事で披露する伝統がある。1年生は、予餞式と新入生歓迎会に向けて「乱舞」を練習する。2年生は、大樹祭に向けて「Newソーラン(【3-1-2】)」を、予餞式と新入生歓迎会に向けて「よっちょれ」を練習する。3年生は、中学校生活の集大成として大樹祭に向けて「redance」を練習する。例年、授業には特別講師として学生よさこい団体の「THE!!駆波乱 」を招いて「乱舞」、「よっちょれ」、「redance」の指導にあたってもらう。 かつては毎年有志によって「上中YOSAKOI魂樹」[9]という名前でチームを結成し大樹祭、姉妹校交流会などの校内行事にて演舞を披露していた。また、校外でも活動しており、他校の文化祭に友情出演の形で参加した事もある。みちのくYOSAKOIまつりには2004年より参加しており、2005年はNTT東日本が実施した「みちのくYOSAKOIまつり 感動!投票!再感動!Web YOSAKOI Best 10」の第7位にランクインした。
【4-3-3】上杉阿吽太鼓
「上杉阿吽太鼓」は、地域の和太鼓演奏家団体である。上杉山中学校の生徒を中心に募り、大樹祭や地域の祭りでの発表に向けて活動をする。2022年7月22日に公式Facebookにて解散の発表がされた。使用された大太鼓は、引き続き上中太鼓として中学校に残すことも報告された[10]。
【4-4】過去の活動
【4-4-1】国連防災世界会議
2015年3月17日に行われた国連防災世界会議の新たな防災教育フォーラムの閉会行事にて、第67回生(2015年度卒業生)が東日本大震災復興ソングである「仲間とともに」を合唱した。また、代表生徒が歌に込められた想いなどを英語でスピーチした[11]。
【5】校地・校史
【5-1】校地
【5-1-1】所在地
【5-1-2】交通アクセス
【5-1-3】校地周辺
- 〈北〉北仙台駅
- 〈北〉仙台市青葉体育館・仙台市武道館
- 〈北〉仙台北警察署
- 〈西〉北四番丁駅
- 〈西〉仙台市消防局青葉消防署
- 〈西〉宮城県立視覚支援学校
- 〈東〉仙台東照宮
- 〈南〉東北大学明善寮・松風寮
- 〈南〉宮城教育大学附属小学校
- 〈南〉宮城教育大学附属中学校
- 〈南〉仙台放送
【5-2】校史(沿革)
* 1947年(昭和22年) - 学制改革により仙台市立第四中学校として開校。 * 1949年(昭和24年) - 校名を仙台市立上杉山中学校に変更。 * 1949年(昭和24年) - 校舎第1期工事竣工。 * 1949年(昭和24年) - 校歌制定。 * 1951年(昭和26年) - 校舎第2~3期工事竣工。 * 1953年(昭和28年) - 校旗制定。 * 1956年(昭和31年) - 屋体兼講堂落成。 * 1958年(昭和33年) - 視聴覚・統計教育指定校(市)。 * 1962年(昭和37年) - 仙台市立台原中学校として分校独立。 * 1962年(昭和37年) - 放送教育優秀校として表彰(全国)。 * 1965年(昭和40年) - 創意工夫功労校として表彰(科学技術庁)。 * 1967年(昭和42年) - 文部省より教育課程研究指定。 * 1971年(昭和46年) - 東校舎14教室焼失。 * 1972年(昭和47年) - 鉄筋第1期校舎竣工。 * 1973年(昭和48年) - 25mプール工事竣工。 * 1974年(昭和49年) - 日時計・顕彰碑除幕式 。 * 1976年(昭和51年) - 鉄筋第4期校舎竣工、体育館改装。 * 1977年(平成52年) - 創立30周年記念式典。 * 1978年(昭和53年) - 校章・大時計設置。 * 1981年(昭和56年) - 鉄筋第5期校舎増築工事竣工。 * 1984年(昭和59年) - パソコンシステム導入、情報処理教育研究に着手。 * 1985年(昭和60年) - 新設校設置に伴う学区調査。 * 1985年(昭和60年) - 校内放送設備全面改修。 * 1989年(平成元年) - 体育館通路の屋根破損(降雪のため)改修。 * 1991年(平成3年) - 北海道白老町萩野区学校と姉妹校調印。 * 1993年(平成5年) - 新体育館、武道館竣工。 * 1994年(平成6年) - 校庭改修工事竣工。 * 1995年(平成7年) - 新入生より新制服に改定。 * 1997年(平成9年)10月 - 創立50周年記念式典、講演会、記念事業。 * 1998年(平成10年)4月 - セコム学校防犯システム設置。仙台市社会福祉協議会よりボランティア活動普及事業協力校に指定。 * 2001年(平成13年)4月 - 2学期制に移行。 * 2001年(平成13年)12月 - 購買部廃止。 * 2002年(平成14年)5月 - 校舎耐震補強工事。 * 2003年(平成15年) - 学力向上フロンティアスクールに指定(文部科学省,~2005年度)。 * 2011年(平成23年)3月 - 東日本大震災発生(本校体育館が避難所に)。 * 2013年(平成25年)9月 - 東側テニスコート修繕。 * 2014年(平成26年)10月 - 防災対応型太陽光発電システム設置。 * 2015年(平成27年)3月 - 2年生が国連防災世界会議(新たな防災教育フォーラム)で合唱。 * 2016年(平成28年)3月 - 武道館天井耐震改修工事。 * 2017年(平成29年)2月 - 体育館トイレ改修工事。 * 2017年(平成29年)11月 - 創立70周年記念式典。 * 2019年(平成31年)3月 - 大型受変電設備改修。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai 「令和4年度学校要覧」仙台市立上杉山中学校2022年
- ^ a b c d 「本校の沿革と地域の特色」仙台市立上杉山中学校HP
- ^ 「学力向上フロンティアスクール一覧【宮城県:38校】」
- ^ 「通学区域」学校教育サイトGaccom
- ^ 「学年別の生徒数・学級数」学校教育サイトGaccom
- ^ a b 『かみすぎやま第126号』平成29年11月18日
- ^ 「姉妹校交流」上杉山中ブログ2022年6月3日
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 「部活動に係る活動方針」仙台市立上杉山中学校HP
- ^ 「上中YOSAKOI魂樹」よさこいdeござりす!アメーバブログ
- ^ 「上杉阿吽太鼓」公式Facebook
- ^ 「国連防災世界会議防災 フォーラム出演」上杉山中ブログ2015年3月17日