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|初出場 = MLB / 2015年4月8日<br />NPB / 2022年6月24日 |
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|年俸 = 9000万円(2022年) |
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=== ブルージェイズ時代 === |
=== ブルージェイズ時代 === |
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2011年8月に[[トロント・ブルージェイズ]]と契約した。 |
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2022年7月11日 (月) 01:10時点における版
千葉ロッテマリーンズ #42 | |
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ヒューストン・アストロズ時代 (2019年8月11日) | |
基本情報 | |
国籍 | メキシコ |
出身地 | シナロア州フアン・ホセ・リオス |
生年月日 | 1995年2月7日(29歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 230 lb =約104.3 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2011年 メキシコシティ・レッドデビルズと契約 |
初出場 |
MLB / 2015年4月8日 NPB / 2022年6月24日 |
年俸 | 9000万円(2022年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
国際大会 | |
代表チーム | メキシコ |
WBC | 2017年 |
この表について
|
ロベルト・オスーナ・キンテーロ(Roberto Osuna Quintero[注釈 1]、1995年2月7日 - )は、メキシコのシナロア州フアン・ホセ・リオス出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。千葉ロッテマリーンズ所属。
愛称は「リトル・キャノン」、「ノー・パニック」[3]。NPBでの登録名はロベルト・オスナ。
叔父のアントニオもロサンゼルス・ドジャースなどに所属した元メジャーリーガー(投手)である。
経歴
プロ入りとメキシカンリーグ時代
2011年にメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズでプロデビューした。
ブルージェイズ時代
2011年8月にトロント・ブルージェイズと契約した。
2012年に傘下のアパラチアンリーグのルーキー級ブルーフィールド・ブルージェイズでマイナーリーグデビューし、A-級バンクーバー・カナディアンズでもプレーした。
2013年は1月にMLB公式サイトが選ぶプロスペクトランキングで90位にランクされた[4]。シーズンではA級ランシング・ラグナッツで5月上旬までに10試合に登板して3勝5敗、防御率5.53の成績を残したが、直後にトミー・ジョン手術を受ける事になり[5]、以降を棒に振った。
2014年はリハビリから始まり、7月にルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズで復帰した。その後、A+級ダニーデン・ブルージェイズでも投げ、2球団合計で8試合に登板して0勝2敗、防御率6.26、32奪三振を記録した。
2015年はスプリングトレーニング時は招待選手だった[6]が、開幕はメジャーの25人枠で迎えた[7]。開幕2戦目の4月8日のニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビューし、0.2回を無失点に抑えた[8]。5月18日のロサンゼルス・エンゼルス戦では初勝利[9]、6月22日のタンパベイ・レイズ戦では初セーブを挙げ[10]、夏場にはクローザーで起用されるようになった。その後は、弱冠20歳にしてクローザーの役割を全うし、68試合に投げて20セーブをマーク。勝敗の数こそ大きく負け越したものの、防御率は2.58という好数値だった。
2016年も引き続きクローザーの役割を務め、前年を上回る72試合に登板した。防御率2.68、WHIP0.93という好数値のほか、奪三振率10.0ではルーキーイヤーの値を更新した。アメリカンリーグ6位となる36セーブを挙げ、チームのプレーオフ進出に多大な貢献をした。
2017年開幕前の2月8日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメキシコ代表に選出された[11]。
シーズンでは不安障害を発症して6月23日に登板を回避したが、25日には復帰し[12]、7月4日に6月の月間最優秀中継ぎ投手賞を受賞した[13]。最終的には初めてオールスターに選出され、ア・リーグ2位の39セーブを記録と、3年連続でクローザーの役割を務め上げた。
2018年5月8日に女性に対する暴力容疑でトロント警察に逮捕された[14]。これを重く見た球団は6月22日、5月8日から起算しての75試合の出場停止処分が発表された[15]。
アストロズ時代
2018年7月30日にケン・ジャイルズ、デビッド・ポーリーノ、ヘクター・ペレスとのトレードで、ヒューストン・アストロズへ移籍した[16]。移籍後もクローザーを任され、23試合で2勝2敗12セーブ、防御率1.99を記録した。この年は結局出場停止の影響で38試合登板にとどまった。
2019年は1年を通じてクローザーを務めあげ、38セーブで自身初の最多セーブ投手となった。
メキシカンリーグ復帰
2021年5月11日にプロとしてのキャリアをスタートさせたメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズと契約した[18]。
2022年は12試合に登板し、2勝0敗6セーブ、防御率1.35の成績を残していた[19]。
ロッテ時代
2022年6月9日、千葉ロッテマリーンズが獲得を発表した[19][20]。推定年俸は9000万円[19]。背番号は42[21]。
投球スタイル
オーバースローから、最速99.4mph(約160km/h)、平均96mph(約154km/h)のフォーシームを中心に、平均86mph(約138km/h)のスライダー、平均83mph(約134km/h)のチェンジアップ、平均95mph(約153km/h)のツーシーム、平均89mph(約143km/h)のカッターなどを使用する。メジャー通算のFB%が約47%と高く、フライボールピッチャーである[22]。
オスーナが試合を抑えることをオスーナマタタと称される[23]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | TOR | 68 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 20 | 7 | .143 | 271 | 69.2 | 48 | 7 | 16 | 2 | 1 | 75 | 5 | 0 | 21 | 20 | 2.58 | 0.92 |
2016 | 72 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 36 | 0 | .571 | 288 | 74.0 | 55 | 9 | 14 | 4 | 3 | 82 | 4 | 1 | 23 | 22 | 2.68 | 0.93 | |
2017 | 66 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 39 | 0 | .429 | 249 | 64.0 | 46 | 3 | 9 | 0 | 3 | 83 | 4 | 0 | 26 | 24 | 3.38 | 0.87 | |
2018 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0 | ---- | 63 | 15.1 | 16 | 0 | 1 | 0 | 2 | 13 | 1 | 0 | 5 | 5 | 2.93 | 1.11 | |
HOU | 23 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 12 | 2 | .500 | 87 | 22.2 | 17 | 1 | 3 | 0 | 2 | 19 | 2 | 0 | 5 | 5 | 1.99 | 0.88 | |
'18計 | 38 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 21 | 2 | .500 | 150 | 38.0 | 33 | 1 | 4 | 0 | 4 | 32 | 3 | 0 | 10 | 10 | 2.37 | 0.97 | |
2019 | 66 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 38 | 0 | .571 | 253 | 65.0 | 45 | 8 | 12 | 0 | 2 | 73 | 1 | 0 | 20 | 19 | 2.63 | 0.88 | |
2020 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ---- | 16 | 4.1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2.08 | 0.69 | |
MLB:6年 | 314 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14 | 18 | 155 | 10 | .438 | 1227 | 315.0 | 230 | 28 | 55 | 6 | 13 | 348 | 17 | 1 | 101 | 96 | 2.74 | 0.90 |
- 2021年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2015 | TOR | 68 | 4 | 4 | 0 | 0 | 1.000 |
2016 | 72 | 4 | 7 | 0 | 0 | 1.000 | |
2017 | 66 | 1 | 8 | 0 | 1 | 1.000 | |
2018 | 15 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1.000 | |
HOU | 23 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |
'18計 | 38 | 2 | 5 | 0 | 1 | 1.000 | |
2019 | 66 | 8 | 3 | 1 | 0 | .917 | |
2020 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
MLB | 314 | 21 | 27 | 1 | 3 | .980 |
- 2021年度シーズン終了時
タイトル
- MLB
- 最多セーブ投手:1回(2019年)
表彰
- MLB
- Topps ルーキーオールスターチーム (リリーフ投手部門:2015年)
- 月間最優秀救援賞:1回(2017年6月)
記録
MLB
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2017年)
NPB
- 初記録
- 初登板:2022年6月24日、対オリックス・バファローズ10回戦(ZOZOマリンスタジアム)、8回表に3番手で救援登板、1回無失点[24]
- 初奪三振:同上、8回表に佐野皓大から空振り三振[24]
- 初勝利:2022年6月26日、対オリックス・バファローズ12回戦(ZOZOマリンスタジアム)、11回表に6番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初ホールド:2022年7月5日、対北海道日本ハムファイターズ10回戦(ZOZOマリンスタジアム)、8回表に3番手で救援登板、1回無失点
背番号
- 54(2015年 - 2022年6月9日)
- 42(2022年6月10日 - )
登場曲
- 「Toco Toco To」Dixson Waz(2022年6月 - )
代表歴
脚注
注釈
- ^ スペイン語発音: [ro.ˈβɛɾ.to o.ˈsu.na][1],英語発音: [rəˈbɝtoʊ oʊˈsunə][2]
出典
- ^ “スペイン語の発音記号変換ツール”. easypronunciation.com. 2019年4月10日閲覧。
- ^ “英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2019年4月10日閲覧。
- ^ Joey Bats to be big part of Players Weekend MLB.com (2017年8月9日) 2017年8月14日閲覧
- ^ Spencer Fordin (2013年1月29日). “Sanchez, Osuna named to Top 100 Prospects list” (英語). MLB.com. 2015年9月21日閲覧。
- ^ Gregor Chisholm (2013年5月10日). “Prospect Osuna may need Tommy John surgery” (英語). MLB.com. 2015年9月21日閲覧。
- ^ Tom Dakers (2015年2月21日). “Your quick guide to Blue Jays pitchers coming to spring training” (英語). SB Nation. 2015年9月21日閲覧。
- ^ Gregor Chisholm (2015年4月1日). “Blue Jays prospects Castro, Osuna earn bullpen spots” (英語). MLB.com. 2015年9月21日閲覧。
- ^ Shi Davidi (2015年4月8日). “Questions surface around Jays’ bullpen in loss” (英語). Sportsnet. 2015年9月21日閲覧。
- ^ Mike Wilner (2015年5月18日). “Blue Jays’ outburst covers up another tough start” (英語). Sportsnet. 2015年9月21日閲覧。
- ^ “Blue Jays lean on HRs, Osuna in win over Rays” (英語). Sportsnet (2015年6月22日). 2015年9月21日閲覧。
- ^ A-Gon, Davis lead Mexico's WBC '17 roster MLB.com (2017年2月8日) 2017年6月4日閲覧
- ^ Osuna returns with strong 9th inning MLB.com (2017年6月25日) 2017年8月3日閲覧
- ^ Relievers of the Month: Osuna, Jansen MLB.com (2017年7月3日) 2017年8月3日閲覧
- ^ “Blue Jays closer Roberto Osuna arrested for assault” (英語). ESPN (2018年5月8日). 2018年5月8日閲覧。
- ^ “MLB suspends Blue Jays reliever Roberto Osuna 75 games” (英語). Sportsnet (2018年6月22日). 2018年8月5日閲覧。
- ^ Brian McTaggart (2018年7月30日). “Astros acquire Osuna from Blue Jays” (英語). MLB.com. 2018年8月5日閲覧。
- ^ Manny Randhawa and Paul Casella (2020年11月11日). “2020-21 free agents, position by position” (英語). MLB.com. 2020年11月17日閲覧。
- ^ “Roberto Osuna se incorpora a los Diablos Rojos del México para la temporada 2021” (スペイン語). ESPN (2021年5月12日). 2021年5月13日閲覧。
- ^ a b c “ロッテがメジャー通算155セーブのオスナ獲得発表 井口監督「球速く変化球は多彩で制球もいい」”. スポニチ Sponichi Annex 野球. 株式会社スポーツニッポン新聞社 (2022年6月9日). 2022年6月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月9日閲覧。
- ^ “オスナ投手 入団について”. 千葉ロッテマリーンズ (2022年6月9日). 2022年6月9日閲覧。
- ^ “【ロッテ】新外国人オスナ入団会見「日本の文化も知りたい」12歳の時来日 背番号「42」”. 日刊スポーツ. (2022年6月10日) 2022年6月10日閲覧。
- ^ FanGraphs
- ^ [1] MLB México (@mlbmexico) - Instagram 2017年6月4日閲覧
- ^ a b “ロッテ・オスナ、1軍初登板で無失点デビュー 最速は151キロ”. サンケイスポーツ. (2022年6月24日) 2022年6月24日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Roberto Osuna stats MiLB.com
- 個人年度別成績 R.オスナ - NPB.jp 日本野球機構
- 42 ロベルト・オスナ 選手名鑑 - 千葉ロッテマリーンズオフィシャルサイト
- Roberto Osuna (@RobertoOsuna1) - X(旧Twitter)
- Roberto Osuna (@robertosuna54) - Instagram