「あらかわ遊園」の版間の差分
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2022年5月29日 (日) 00:02時点における版
あらかわ遊園 | |
---|---|
観覧車 | |
施設情報 | |
愛称 | 荒川遊園地 |
キャッチコピー | わくわくメルヘンランド |
事業主体 | 荒川区 |
面積 | 約3万m2 |
開園 | 1922年5月 |
所在地 |
〒116-0011 東京都荒川区西尾久六丁目35番11号 |
位置 | 北緯35度45分13秒 東経139度45分31秒 / 北緯35.75361度 東経139.75861度座標: 北緯35度45分13秒 東経139度45分31秒 / 北緯35.75361度 東経139.75861度 |
公式サイト | http://www.city.arakawa.tokyo.jp/yuuen/ |
荒川区立あらかわ遊園(あらかわくりつあらかわゆうえん)は、東京都荒川区西尾久6-35-11にある遊園地。2018年(平成30年)12月1日より工事に伴い長期休園中となっていたが、2022年(令和4年)4月21日に再開園した[1]。
概要
1922年(大正11年)開園の老舗遊園地であり、東京23区内唯一の公営遊園地である。面積約3万平米 (m2)。荒川区北部の隅田川沿いに所在する。
過去数度の改装を経て現在の構成は1991年(平成3年)以降のもの。低年齢層の子供が楽しく遊べるよう特化しており、アトラクションは定番ものが一通り揃っているが、小学校低学年層に合わせたレベルで激しい動作のアトラクションはない。
100円 - 200円程度という入園料やアトラクション利用料の安さが特徴で、財布を気にせず気軽に利用できる遊園地である。アトラクション以上に小動物園やピクニック用の広場、遊具施設、水遊び場などが充実しており、園内の装飾やレイアウトも清楚で、全体的に大型の公園に近い趣きがあり、落ち着いた雰囲気を持つ。
2022年のリニューアルオープン後はリニューアル前よりも遊具の大型化やバリアフリーに対応し、観覧車のライトアップとイルミネーションや夜間開園も予定されている[2]。
沿革
- 1922年(大正11年)5月 - 失火で操業停止した旧煉瓦工場跡地に、工場経営者の広岡勘兵衛が私立遊園地「荒川遊園」を開園(王子電気軌道株式会社が建設したとの異説あり[3])。「遊園」と言うものの、当初はアトラクションと呼べるものはごく僅かだった。主要施設は温泉大浴場や演芸場、料亭などで、大人が寛ぐ現在のクアハウスのような用途の施設だった。
- 1932年(昭和7年) - 経営難で王子電気軌道株式会社に売却(前述の通り異説あり)。
- 1942年(昭和17年) - 陸軍の高射砲陣地となり、事実上閉園状態に。
- 1950年(昭和25年) - 荒川区の区立遊園地となる。
- 1991年(平成3年) - 大改装し現行の状態に。
- 2018年(平成30年) - 11月30日 - リニューアル工事の為休園。
- 2022年(令和4年) - 4月21日 - リニューアルオープン。
主な施設
2022年のリニューアル後
- 円環の直径38m×高さ40mとリニューアル前より大きくなり、ゴンドラは1台6人乗りの計28台で、4台はガラス張りの「スケルトンゴンドラ」となっている[4]。なお、ゴンドラにはクーラーと座席下のヒーターが搭載されている[2]。1周約9分。
- ファミリーコースター
- 馬や馬車だけでなく、パンダやイルカ、恐竜などがある[4]。乗車時間は約2分。
- ウォーターシューティングライド
- 新規設置アトラクション[6]。周回しながら搭載されている水鉄砲で的を撃つ。
- スカイサイクル
- 電動アシスト機能とセンサー搭載の電動自転車に変更された[2]。地上5m(最大)、1周228m、乗車時間は約3分。
- 豆汽車(ミニSL)
- 1950年(昭和25年)から走る。1周223m、1回当たり約3分。
2018年のリニューアル前
- 観覧車
- 円環の直径26m×高さ32m。約7分で1周。
- メリーゴーランド
- 馬6台、子馬12台、馬車2台、約1分30秒で1周。
- カップ6台。
- スカイサイクル
- 地上5m(最大)、1周232m、1回当たり約3分。
- 豆汽車(ミニSL)
- 1950年(昭和25年)から走る。1周195m、1回当たり約2分。
どうぶつ広場
- 4歳 - 10歳対象・定員あり
- ふれあい広場
- ふれあいコーナー
- 他に展示している動物
- 長さ42m×横28m, 深さ25 - 80cm(丸型・変形)
ふれあいハウス
魚つり広場
その他
- スワンの池
- いこいの広場
- ちびっこ広場
- しばふ広場
- 水遊び広場
- ふあふあランド
- 水辺の広場
- アリスの広場(水上ステージ)
- キャンディハウス(売店)
- ちびっこひろば売店
- カフェ193 - 都電6000形・一球さん号を改装したカフェ[1]
-
入園口
-
施設名が書かれた石碑
-
遊園内に保存されている都電6000形・一球さん号
-
無料送迎バスとして使用されていたドリーム号
脚注
- ^ a b c “東京23区唯一の区営遊園地 「あらかわ遊園」3年半ぶり開園”. 毎日新聞. 2022年4月21日閲覧。
- ^ a b c “あらかわ遊園リニューアルオープンまで1ヶ月、変わった点は?”. 荒川区の地域情報サイト「荒川102」. 2022年4月3日閲覧。
- ^ 荒川区携帯サイト/都内唯一の区営遊園地 あらかわ遊園[1](2020年11月30日閲覧)
- ^ a b c “2022年4月リニューアルオープン予定!工事中のあらかわ遊園を見てきました。”. 荒川区の地域情報サイト「荒川102」. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “のりもの広場”. 荒川区公式サイト. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “休園中のあらかわ遊園の今と未来。リニューアル後の姿を聞いてきました。”. 荒川区の地域情報サイト「荒川102」. 2022年4月3日閲覧。
- ^ 公式サイト/5月20日(金曜)下町都電ミニ資料館オープン![2](2011年12月2日閲覧)
- ^ 荒川区役所サイト/おすすめスポット/都電荒川線100周年関連情報/下町ミニ資料館がオープン![3](2011年12月2日閲覧)
関連項目
- 高村弘平 - 原案者