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『アルファ』
エイジアのスタジオ・アルバム
リリース	1983年
録音	1983年2月-5月
ジャンル	ロック
時間	42:30(+3:33)
レーベル	ゲフィン・レコード
プロデュース	マイク・ストーン
専門評論家によるレビュー
	Allmusic link;
チャート最高順位
	6位（米国・ビルボードチャート）; 5位（英国・オフィシャルチャート）; 4位（日本・オリコンチャート）;
ゴールドディスク
	100万枚（米国・RIAA）;
エイジアアルバム年表
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2021年9月29日 (水) 00:00時点における版

アルファ(ALPHA)は、1983年に発表されたエイジアのセカンド・アルバム^[1]。前作『詠時感〜時へのロマン』（1982年）が全米第1位の大ヒットを記録したのに続いて、本作もヒットを記録した。しかし、前作ほどの巨大なセールスをあげることはできなかった。

ミュージックテープ（カセット）のアルバムの方がLPレコードより1曲(Daylight)多く収録されている。これは前作でLPを録音した海賊版があまりに出回ったためと説明されている。80年代のアメリカではレコードよりミュージック・テープの方が良く売れていた。レコードでこの曲を聴くためにはDON'T CRYのシングル（B面に収録）を買うしかなかった。

メンバーはデビュー時と変わらず、音楽性も前作の成功を踏襲している。よりポップでキャッチーな作風が展開され、ほとんどプログレッシブ・ロックの面影はない。シングルでは「ドント・クライ」と「偽りの微笑み」がヒットした。スティーブ・ハウの曲が採用されず、ギターの音が前作に比べて控えめになっている。

しかし、エイジアにとっては本作が最後のヒットになり、その後はメンバー・チェンジなどが激しくなり、バンドは不安定な状態に入る。

収録曲

ドント・クライ "Don't Cry"
偽りの微笑み "The Smile Has Left Your Eyes"
ネヴァー・イン・ア・ミリオン・イヤーズ "Never In A Million Years"
マイ・オウン・タイム "My Own Time"
ザ・ヒート・ゴーズ・オン "The Heat Goes On"
悲しみの瞳 "Eye To Eye"
時の旅人 "The Last To Know"
トゥルー・カラーズ "True Colors"
ミッドナイト・サン "Midnight Sun"
永遠の輝き "Open Your Eyes"
デイライト "Daylight" (Cassette bonus track/LP未収録)

国内カバー

西城秀樹 - JUST RUN'84 HIDEKI^[2]

脚注

^ Asia (2) – Alpha
^ Record-1 SIDE B3 ザ・ヒート・ゴーズ・オン（THE HEAT GOES ON）

[1] Asia (2) – Alpha

[2] Record-1 SIDE B3 ザ・ヒート・ゴーズ・オン（THE HEAT GOES ON）

[1]

[2]

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-'''アルファ'''('''''ALPHA''''')は、[[1983年]]に発表された[[エイジア]]のセカンド・アルバム<ref>[https://www.discogs.com/ja/Asia-Alpha/master/94348 Asia (2) ‎– Alpha]</ref>。前作『[[詠時感〜時へのロマン]]』（[[1982年]]）が全米第1位の大ヒットを記録したのに続いて、本作もヒットを記録した。しかし、前作ほどの巨大なセールスをあげることはできなかった。
+'''アルファ'''('''''ALPHA''''')は、[[1983年]]に発表された[[エイジア]]のセカンド・アルバム<ref>[https://www.discogs.com/ja/Asia-Alpha/master/94348 Asia (2) – Alpha]</ref>。前作『[[詠時感〜時へのロマン]]』（[[1982年]]）が全米第1位の大ヒットを記録したのに続いて、本作もヒットを記録した。しかし、前作ほどの巨大なセールスをあげることはできなかった。
 [[ミュージックテープ]]（[[カセット]]）のアルバムの方が[[レコード#LP盤|LP]]レコードより1曲(Daylight)多く収録されている。これは前作でLPを録音した海賊版があまりに出回ったためと説明されている。80年代のアメリカではレコードよりミュージック・テープの方が良く売れていた。レコードでこの曲を聴くためにはDON'T CRYのシングル（B面に収録）を買うしかなかった。