「RED HILL」の版間の差分
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#'''夜明けは沈黙のなかへ''' |
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#:(作詞・作曲:[[ASKA|飛鳥涼]] 編曲:[[十川ともじ|十川知司]]) |
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#:今作の最後にアルバムの序曲として作られた曲<ref name="red hill">『RED HILL』歌詞ブックレット p8,p16-19より。</ref>。次の「なぜに君は帰らない」のイントロを引き立てるために楽曲が繋がった構成になっている<ref name="c&aredhill>[https://www.chage-aska.net/discography/album/red_hill.php 『RED HILL』] CHAGE and ASKA Official Web Site 2021年5月25日閲覧</ref>。 |
#:今作の最後にアルバムの序曲として作られた曲<ref name="red hill">『RED HILL』歌詞ブックレット p8,p16-19より。</ref>。次の「なぜに君は帰らない」のイントロを引き立てるために楽曲が繋がった構成になっている<ref name="c&aredhill">[https://www.chage-aska.net/discography/album/red_hill.php 『RED HILL』] CHAGE and ASKA Official Web Site 2021年5月25日閲覧</ref>。 |
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#'''[[なぜに君は帰らない]]''' |
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#:(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:十川知司) |
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#'''螢''' |
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#:(作詞・作曲:[[Chage|CHAGE]] 編曲:[[井上鑑]]) |
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#:[[ホタル]]の悲恋の重さを題材にした歌詞で4ビートの楽曲になっている<ref name="c&aredhill/>。イントロは[[レコード|アナログレコード]]の[[ノイズ]]音から始まる<ref name="red hill"/>。 |
#:[[ホタル]]の悲恋の重さを題材にした歌詞で4ビートの楽曲になっている<ref name="c&aredhill" />。イントロは[[レコード|アナログレコード]]の[[ノイズ]]音から始まる<ref name="red hill"/>。 |
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#'''今夜ちょっとさ''' |
#'''今夜ちょっとさ''' |
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#:(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:井上鑑) |
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#:[[味の素]] 「[[クノール食品|クノール]]北海道ポタージュ」 CMソング。 |
#:[[味の素]] 「[[クノール食品|クノール]]北海道ポタージュ」 CMソング。 |
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#:ASKAは、"男が本能的にかわいいと思う女の子" を描きたかったそうだが、結果として男が甘えている詞になったという<ref name="c&aredhill/>。曲調は[[レゲエ]]であることから、レコーディング中には「ホワイトレゲエ」と呼ばれていた<ref name="c&aredhill/>。 |
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#:1995年に[[中華人民共和国|中国]]で発売された[[ベスト・アルバム]]『[[倆心知〜原創紀念歌集]]』([[ボーナス・トラック]]として収録)、2008年にアジア圏で発売されたベスト・アルバム『[[Asian Communications Best]]』にも収録されている。 |
#:1995年に[[中華人民共和国|中国]]で発売された[[ベスト・アルバム]]『[[倆心知〜原創紀念歌集]]』([[ボーナス・トラック]]として収録)、2008年にアジア圏で発売されたベスト・アルバム『[[Asian Communications Best]]』にも収録されている。 |
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#'''THE TIME''' |
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#:(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:井上鑑) |
#:(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:井上鑑) |
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#:[[日本航空]] CMソング。 |
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#:当時の自身達の状態を「警告の状態」として表したものであり、歌詞には夢か現実か、どちらの判断が迫られるものになっている<ref name="what"/>。ASKAは「僕らは良い状態でいるが、いつも警告の赤ランプは付いている。それを知ったことで楽曲制作をしなければならない」と公言している<ref name="c&aredhill/>。 |
#:当時の自身達の状態を「警告の状態」として表したものであり、歌詞には夢か現実か、どちらの判断が迫られるものになっている<ref name="what"/>。ASKAは「僕らは良い状態でいるが、いつも警告の赤ランプは付いている。それを知ったことで楽曲制作をしなければならない」と公言している<ref name="c&aredhill" />。 |
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#:1992年にASKAがロンドン滞在中に出来上がっていた楽曲で、1993年3月のシングル発売時の候補となっていた<ref name="c&aredhill" />。しかし、レコーディングでミュージシャンが苦労した楽曲であり、ASKAは何度も収録見送りになると思ったという<ref name="c&aredhill" />。 |
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#:1994年に発売された2枚組アルバム『[[Yin&Yang]]』にも収録されている。 |
#:1994年に発売された2枚組アルバム『[[Yin&Yang]]』にも収録されている。 |
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#:1996年に出演した『[[MTVアンプラグド|MTV Unplugged]]』では、英語詞バージョンが披露された。また、[[トリビュート・アルバム]]『[[one voice THE SONGS OF CHAGE&ASKA]]』では、[[マイケル・ハッチェンス]]([[INXS]])(Michael Hutchence)がカバーしている。 |
#:1996年に出演した『[[MTVアンプラグド|MTV Unplugged]]』では、英語詞バージョンが披露された。また、[[トリビュート・アルバム]]『[[one voice THE SONGS OF CHAGE&ASKA]]』では、[[マイケル・ハッチェンス]]([[INXS]])(Michael Hutchence)がカバーしている。 |
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#'''TAO''' |
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#:(作詞・作曲:CHAGE 編曲:澤近泰輔) |
#:(作詞・作曲:CHAGE 編曲:澤近泰輔) |
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#:タイトルは、[[老子]]の教え"[[道 (哲学)|道]]" のことである。"道" という意味から "自然体" を説いており、自然体でいることの大切さを歌詞にしている<ref name="red hill"/><ref name="what"/>。楽曲に関してCHAGEは、言い換えれば[[ジョン・レノン]]の「[[イマジン (ジョン・レノンの曲)|イマジン]]」であるという<ref name="c&aredhill/>。 |
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#:1994年に発売された2枚組アルバム『Yin&Yang』では、[[日本武道館]]でのライブ音源が収録されている。 |
#:1994年に発売された2枚組アルバム『Yin&Yang』では、[[日本武道館]]でのライブ音源が収録されている。 |
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#'''[[YAH YAH YAH/夢の番人|YAH YAH YAH]]''' |
#'''[[YAH YAH YAH/夢の番人|YAH YAH YAH]]''' |
2021年6月11日 (金) 01:12時点における版
『RED HILL』 | ||||
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CHAGE&ASKA の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
ポップ[1] ロック[2] ブラックミュージック[2] レゲエ[2] ジャズ[2] ア・カペラ[2] | |||
時間 | ||||
レーベル |
ポニーキャニオン AARD-VARK(1993年) 東芝EMI(1998年盤) ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001年盤・2009年盤) | |||
プロデュース |
CHAGE&ASKA GO YAMAZATO | |||
チャート最高順位 | ||||
ゴールドディスク | ||||
CHAGE&ASKA アルバム 年表 | ||||
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『RED HILL』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「夢の番人」 - YouTube 「YAH YAH YAH」 - YouTube 「Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは <SINGLE VERSION>」 - YouTube 「You are free」 - YouTube 「なぜに君は帰らない」 - YouTube 「RED HILL」 - YouTube |
『RED HILL』(レッド・ヒル)は、CHAGE&ASKA(現:CHAGE and ASKA)の16作目のオリジナル・アルバムでもあり、本作の10曲目の楽曲でもある。1993年10月10日に発売された。発売元はポニーキャニオン。
1993年12月17日はAPO-CDとして、1998年3月11日、2001年5月23日はCDとして、2009年11月25日はSHM-CDとして再発売された。
背景・リリース
前作『GUYS』よりおよそ11ヶ月ぶりとなるオリジナル・アルバム[5]。1993年11月19日には「You are free」と「なぜに君は帰らない」がシングルカットされた。
初回限定盤はスリーブ・ケース、特殊パッケージ仕様でブックレットが封入されている。2009年11月25日には、紙ジャケット・シリーズの一環としてSHM-CD仕様でヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売された。
音楽性・批評
『GUYS』ではロンドンで制作が行われたが、本作では日本で行っている[2]。楽曲のジャンルもロック、ブラックミュージック、レゲエ、ジャズ、ア・カペラなど多彩なものを収録している[2]。発売後にASKAはこの時期の自分達の自然なバリエーションを出せたことを評価している[2]。
CD Journalでは、あせりや不安、希望や未来といった当時のさまざまな想いが詰め込まれた作品と批評している[1]。
ツアー
本作の発売日はコンサートツアー『史上最大の作戦 THE LONGEST TOUR 1993-1994』の初日公演であり、約半年間で70公演を行うツアーをスタートさせた[2]。なお、アルバムからは11曲が選曲された[2]。1994年にはこのツアーの延長線で、初の海外公演となる『ASIAN TOUR 1994』が香港・シンガポール・台湾で開催された[2]。
チャート成績
オリコン集計による累計売上枚数は156.6万枚を記録し、オリジナル・アルバムとしては『TREE』から3作連続でミリオンセラーを記録している[6]。
また、本作のヒットにより1993年10月18日付のオリコンチャートで自身のアルバム総売上が1000万枚を突破した。ボーカルグループとしては初の快挙となった[7]。
収録曲
- 夜明けは沈黙のなかへ
- なぜに君は帰らない
- (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:十川知司)
- 1993年11月19日に「You are free」と同時発売でリカットされた。
- 夢の番人
- (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:澤近泰輔)
- 1993年3月3日に発売された31枚目シングル「YAH YAH YAH/夢の番人」収録曲。
- 特に記載はないが、アルバム・ミックスになっている。
- 螢
- 今夜ちょっとさ
- (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:井上鑑)
- 味の素 「クノール北海道ポタージュ」 CMソング。
- ASKAは、"男が本能的にかわいいと思う女の子" を描きたかったそうだが、結果として男が甘えている詞になったという[9]。曲調はレゲエであることから、レコーディング中には「ホワイトレゲエ」と呼ばれていた[9]。
- 1995年に中国で発売されたベスト・アルバム『倆心知〜原創紀念歌集』(ボーナス・トラックとして収録)、2008年にアジア圏で発売されたベスト・アルバム『Asian Communications Best』にも収録されている。
- THE TIME
- 君はなにも知らないまま
- (作詞:青木せい子 作曲:CHAGE 編曲:村上啓介)
- シングル「YAH YAH YAH/夢の番人」のカップリング曲。
- 特に記載はないが、アルバム・ミックスになっている。
- Mr.Jの悲劇は岩より重い
- (作詞・作曲:CHAGE 編曲:井上鑑)
- シングル「Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは」のカップリング曲。
- You are free
- (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:澤近泰輔)
- 1993年11月19日に「なぜに君は帰らない」と同時発売でリカットされた。
- RED HILL
- (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:井上鑑)
- 日本航空 CMソング。
- 当時の自身達の状態を「警告の状態」として表したものであり、歌詞には夢か現実か、どちらの判断が迫られるものになっている[2]。ASKAは「僕らは良い状態でいるが、いつも警告の赤ランプは付いている。それを知ったことで楽曲制作をしなければならない」と公言している[9]。
- 1992年にASKAがロンドン滞在中に出来上がっていた楽曲で、1993年3月のシングル発売時の候補となっていた[9]。しかし、レコーディングでミュージシャンが苦労した楽曲であり、ASKAは何度も収録見送りになると思ったという[9]。
- 1994年に発売された2枚組アルバム『Yin&Yang』にも収録されている。
- 1996年に出演した『MTV Unplugged』では、英語詞バージョンが披露された。また、トリビュート・アルバム『one voice THE SONGS OF CHAGE&ASKA』では、マイケル・ハッチェンス(INXS)(Michael Hutchence)がカバーしている。
- TAO
- YAH YAH YAH
- (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:飛鳥涼・十川知司)
- シングル「YAH YAH YAH/夢の番人」収録曲。
- シングルとはミックスが異なるアルバム・ヴァージョンとなっている。
- Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは
- (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:井上鑑)
- 1993年8月20日に発売された32枚目シングル。
- 14カラット・ソウルのコーラスがフィーチャーされた、アルバム・ヴァージョンになっている。
参加ミュージシャン
夜明けは沈黙のなかへ
なぜに君は帰らない
夢の番人
螢
今夜ちょっとさ
THE TIME
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君はなにも知らないまま
Mr.Jの悲劇は岩より重い
You are free
RED HILL
TAO
YAH YAH YAH
Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは
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『RED HILL』(映像作品)
『RED HILL』 | ||||
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CHAGE&ASKA の ミュージック・ビデオ | ||||
リリース | ||||
ジャンル | POP | |||
レーベル |
ポニーキャニオン AARD-VARK | |||
CHAGE&ASKA 映像作品 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「RED HILL」DVD プロモーション映像 - YouTube |
本作のミュージック・ビデオ集が1994年2月18日にVHS、3月18日にLDで発売された。発売元はポニーキャニオン(現在は廃盤)。
2020年11月11日にDVDとして、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスから再発売された。
収録曲
- 夢の番人
- YAH YAH YAH
- Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは <SINGLE VERSION>
- You are free FEATURING:MICHELLE REIS
- なぜに君は帰らない
- RED HILL
- Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは <ALBUM VERSION> FEATURING:14 KARAT SOUL
- 14カラット・ソウルと一緒にスタジオで歌唱しているバージョンのMV。音源はアルバム・バージョンである。
脚注
注釈
- ^ 2003年6月度までの旧基準。最低累計正味出荷枚数160万枚以上の作品に適用。
出典
- ^ a b CHAGE and ASKA / RED HILL[紙ジャケット仕様][SHM-CD][限定][アルバム] CDJournal 2021年5月25日閲覧
- ^ a b c d e f g h i j k l m CHAGE&ASKA “チャゲアス現象”を巻き起こした彼らの目の前に広がった、“赤い丘”(『RED HILL』)の正体とは? WHAT's IN? tokyo 2019年5月17日配信, 2021年5月25日閲覧
- ^ “音楽シーンで振り返る“平成” 際立つビーイングの存在感”. ORICON NEWS (オリコン). (2018年12月3日) 2018年12月25日閲覧。
- ^ The Record vol.442 p4 日本レコード協会 2020年10月13日閲覧
- ^ ALBUM|DISCOGRAPHY CHAGE and ASKA Official Web Site 2021年5月25日閲覧
- ^ CHAGE&ASKA、解散報道を事務所が否定 オリコン 2015年11月8日閲覧
- ^ SMAPがアルバム総売上1000万枚を突破!チャゲアス以来、史上2組目の快挙 オリコン 2016年3月26日閲覧
- ^ a b c d 『RED HILL』歌詞ブックレット p8,p16-19より。
- ^ a b c d e f g h 『RED HILL』 CHAGE and ASKA Official Web Site 2021年5月25日閲覧
- ^ YouTubeのOfficial Channelでは出演シーンがカットされている。
外部リンク
- RED HILL - CHAGE and ASKA Official Web Site
- RED HILL 【廃盤】 - CHAGE and ASKA Official Web Site
- RED HILL【DVD】 - CHAGE and ASKA Official Web Site