「橿原神宮前駅」の版間の差分
Clover Tigers (会話 | 投稿記録) プロジェクト:鉄道/駅/のりば行先表示で指定した通り、行き先表記を近鉄公式サイトの時刻表リンクと同じものに修正。もし現地表記に書き換えられた場合はPJの指針に基づき半保護依頼します。 タグ: 2017年版ソースエディター |
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===のりば=== |
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<!-- 下表の行先表記は、2015年の駅番号対応後に駅構内に近鉄が設置している方面案内標の記載に合わせた ---> |
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!のりば!!路線!!行先 |
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| {{近鉄駅番号|B}} 橿原線 |
| {{近鉄駅番号|B}} 橿原線 |
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|{{近鉄駅番号|B}} [[大和八木駅|大和八木]]・[[大和西大寺駅|大和西大寺]]・[[京都駅|京都]]方面 {{近鉄駅番号|H}} [[天理駅|天理]]方面<br />{{近鉄駅番号|A}} [[近鉄奈良駅|奈良]]・[[大阪難波駅|大阪難波]]・[[尼崎駅_(阪神)|尼崎]]・[[三宮駅|神戸三宮]]方面<br />{{近鉄駅番号|E}} [[近鉄名古屋駅|名古屋]]方面 {{近鉄駅番号|M}} [[賢島駅|伊勢志摩]]方面 |
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| [[大和西大寺駅|大和西大寺]]・[[京都駅|京都]]方面<ref name="station_info">{{Cite web|url=https://www.kintetsu.co.jp/station/station_info/station07032.html|title=駅の情報|橿原神宮前|accessdate=2021-04-06|publisher=近畿日本鉄道}}</ref> |
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|colspan=4 style="background-color:#eee; border-top:solid 3px #999;"|'''南大阪線・吉野線ホーム''' |
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| {{近鉄駅番号|F}} 吉野線 |
| {{近鉄駅番号|F}} 吉野線 |
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| [[吉野駅 (奈良県)|吉野]]方面 |
| {{近鉄駅番号|F}} [[飛鳥駅|飛鳥]]・[[壺阪山駅|壺阪山]]・[[吉野駅 (奈良県)|吉野]]方面 |
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| {{近鉄駅番号|F}} 南大阪線 |
| {{近鉄駅番号|F}} 南大阪線 |
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| [[大阪阿部野橋駅|大阪阿部野橋]]方面 |
| {{近鉄駅番号|F}} [[古市駅 (大阪府)|古市]]・[[大阪阿部野橋駅|大阪阿部野橋]]方面 {{近鉄駅番号|P}} [[河内長野駅|河内長野]]方面 |
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== 特徴 == |
== 特徴 == |
2021年4月10日 (土) 17:00時点における版
橿原神宮前駅* | |
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中央口 | |
かしはらじんぐうまえ Kashiharajingu-mae | |
所在地 | 奈良県橿原市久米町618 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
電報略号 | カシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 計4面8線 |
乗車人員 -統計年度- |
9,628人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)3月21日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | F 南大阪線** |
駅番号 | F42 |
キロ程 | 39.7 km(大阪阿部野橋起点) |
◄F27 橿原神宮西口 (1.2 km) | |
所属路線 | F 吉野線** |
駅番号 | F42 |
キロ程 | 0.0 km(橿原神宮前起点) |
(1.1 km) 岡寺 F43► | |
所属路線 | B 橿原線 |
駅番号 | B42 |
キロ程 |
23.8km(大和西大寺起点) 京都から58.4 km |
◄B41 畝傍御陵前 (1.0 km) | |
備考 | ** 南大阪線と吉野線は直通運転実施 |
橿原神宮前駅 駅舎 | |
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情報 | |
用途 | 駅舎 |
設計者 | 村野藤吾建築事務所 |
施工 | 大林組 |
橿原神宮前駅(かしはらじんぐうまええき)は、奈良県橿原市久米町にある、近畿日本鉄道(近鉄)の駅。駅長配置駅である。奈良県中南部、飛鳥地方における主要駅である。駅番号は南大阪線と吉野線がF42、橿原線がB42。
中央口駅舎は初代新歌舞伎座の設計で有名な建築家・村野藤吾の設計。第1回近畿の駅百選選定駅。
乗り入れ路線
吉野線の駅番号は橿原線からの通し番号であるため、南大阪線・吉野線にF28~F41は存在しない。
いずれも始終着駅であるが、運転系統上では事実上橿原線のみが始終着駅である。
歴史
現駅北西の橿原神宮の前に大阪電気軌道畝傍線(広軌、現在の橿原線)の(旧)橿原神宮前駅(終点)があった。1923年(大正12年)12月[1]、狭軌の吉野鉄道は吉野口から北進して(旧)橿原神宮前駅に乗り入れた。1924年(大正13年)[1]、吉野鉄道は省線畝傍駅までさらに北東進し、吉野口・畝傍の双駅で省線と連絡するようになった。
一方、久米寺(寺院)の前の大阪鉄道(現在の南大阪線)線上には橿原神宮駅があり、そこから南東進して、吉野鉄道久米寺駅に乗り入れていた(現4 - 7番のりば)。その後、大阪電気軌道が吉野鉄道を吸収し、(旧)橿原神宮前 - 久米寺間を広狭軌併用の三線軌条に改造して、久米寺駅に乗り入れるようになった。
1940年(昭和15年)の皇紀2600年祭を控え、橿原神宮周辺整備の都市計画事業により[1]、前年に畝傍線を移設して新たに駅(現在の駅本屋と0 - 3番のりば、なお、現台車振替作業所の位置にも狭軌用ホームがあった)を新設した上で久米寺駅から改称し、(旧)橿原神宮前駅、橿原神宮駅は廃止された。この際に、橿原神宮駅駅と改称し、駅名に「駅」が含まれる珍しいケースになった[2]。1970年(昭和45年)には(新)橿原神宮前駅に改称され、列車内・駅構内でも「橿原神宮前」と呼ぶようになった。いまでも奈良交通バスのバス停は「橿原神宮駅」を使用している。なおこれとは別に、駅名と同じの「橿原神宮前」バス停が存在するが、駅からは離れた場所にある。
- 1923年(大正12年)
- 1924年(大正13年)11月1日 - 吉野鉄道、省線桜井線畝傍駅への連絡線(のちの小房線。省線畝傍 - (旧)橿原神宮前間)を開業[4]。
- 1929年(昭和4年)
- 1930年(昭和5年)7月10日 - 吉野線の(旧)橿原神宮前 - 久米寺間を三線軌条化し、大阪電気軌道畝傍線の電車が久米寺駅に乗り入れて吉野線に接続をはかるようになる[4]。
- 1939年(昭和14年)
- 3月1日 - 吉野線の小房 - (旧)橿原神宮前間を、小房 - 久米寺の新線に切替。
- 7月28日 - 畝傍線の八木西口 - (旧)橿原神宮前間及び吉野線の(旧)橿原神宮前 - 久米寺間を廃止し、八木西口 - 畝傍御陵前 - 久米寺の新線に切替((旧)橿原神宮前駅を廃止し、神武御陵前駅は畝傍御陵前駅に改称のうえ新線上に移転)[5]。同時に、大阪電気軌道の久米寺駅を橿原神宮駅駅に改称し、新線部分を含めた西大寺(現在の大和西大寺) - 八木西口 - 橿原神宮駅を橿原線とする。省線畝傍駅への連絡線は畝傍御陵前駅で分岐するようになる(畝傍御陵前 - 橿原神宮駅間は並走区間の扱い)。
- 8月15日 - 大阪鉄道の橿原神宮駅を廃止[6][7]。
- 1940年(昭和15年)4月1日 - 大阪鉄道の久米寺駅を橿原神宮駅駅に改称。
- 1941年(昭和16年)
- 1943年(昭和18年)2月1日 - 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併し、関急単独駅となる[4]。旧大阪鉄道線は天王寺線に改称。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道)と合併し近畿日本鉄道に改組[4]。天王寺線は南大阪線に改称。
- 1945年(昭和20年)6月1日 - 小房線の旅客営業休止[6]。
- 1950年(昭和25年)7月1日 - 小房線休止(その後1952年(昭和27年)4月1日に正式廃止)[6]。
- 1970年(昭和45年)3月1日 - 橿原神宮駅駅が(新)橿原神宮前駅に改称[4]。
- 1995年(平成7年)11月 - 西出口と中央出口の連絡地下通路の設置。
- 1997年(平成9年)12月28日 - 南大阪線のホームを8両分に延伸した部分の供用開始[8]。
- 2001年(平成13年)2月1日 - SF(ストアードフェア)システムの導入および「スルッとKANSAI」対応カードの取り扱い開始に伴い、当駅における「途中下車指定駅」の制度が廃止される。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始[9]。
- 2014年(平成26年)11月15日 - 天皇・皇后の奈良訪問(全国豊かな海づくり大会臨席など)に伴うお召し列車が、京都駅から当駅間に運転される(片道のみ。11月17日には近鉄奈良駅から京都駅間にも運転)[10]。
- 2016年(平成28年)4月2・4日 - 天皇・皇后の奈良視察(神武天皇式年祭参拝など)に伴うお召し列車が、京都駅から当駅間に運転される(往路は2日、復路は4日)[11]。
- 2018年(平成30年)3月28日 - 接近・発車の案内放送が更新。
- 2019年(平成31年)3月27日 - 天皇・皇后の退位に伴う親謁の儀神武天皇陵拝礼に伴うお召し列車が、京都駅から当駅間に運転される(その日のうちに京都駅に戻る)[12]。
駅構造
地上駅で2面4線のホームが2つある。西側の4 - 7番のりばは狭軌の南大阪線・吉野線(有効長8両)、東側の1 - 3番のりばは標準軌の橿原線(有効長6両)である。1番のりばと同一ホームの向かい側にあるかつての0番のりばは狭軌となっており、天皇皇后や皇太子の行幸啓や、団体輸送や臨時列車での乗換を便利にするために、南大阪線・吉野線の臨時・貸切列車が入線することがある[13]。0番のりばの東側の51番線にはトラバーサなどの設備庫があり、南大阪・吉野線の車両が検査のため五位堂検修車庫へ回送する際に狭軌と標準軌の台車履替を行っている。0番のりばは以前8番のりばと称されていたが、2017年4月の特急「青の交響曲」の当駅を始発・終着とする列車の設定に伴い、「0番のりば」と書かれた看板が設置された。この時以前に、8番のりばであることを示す看板は存在しなかった。
改札口は3ヶ所で、橿原線ホーム東側に東改札(自動改札機4台)、橿原線ホームと南大阪・吉野線ホームの間に中央改札(自動改札機3台)、南大阪・吉野線ホーム西側地下に西改札(自動改札機4台)がある。橿原線ホームと東改札および中央改札は構内踏切、南大阪・吉野線ホームと中央改札および西改札は地下道で連絡している。橿原線のりばと南大阪線のりばとは中央通路(コンコース)で結ばれており、通路北側に中央改札が位置し、駅長室が隣接している。中央通路両側には、各種駅構内施設が入居している。中央通路西側(南大阪線線路手前)から地下通路への階段となり(エレベータあり)、南大阪線ホームへは、それぞれ階段とエレベータで結ばれている。地下通路の先に西改札が位置する。西改札が地下化される前は、中央通路から直接構内踏切で結ばれており、当時の改札には当駅唯一の自動改札機が設置されていた。
東改札と橿原線ホーム、中央通路を結ぶ構内踏切は車止め側にあり、橿原線の急行や普通は一部を除き到着後そのまま折り返し運転するため踏切を通過しない。また、他の一部の駅で見られるような、過走時の保安のためホーム入線時に、列車が通過しないにもかかわらず踏切が閉まるようなこともない。そのためにこの踏切はあまり頻繁に遮断機が降りないが、橿原線特急や急行・普通の一部列車は到着後この踏切を越えて南側の引き上げ線に入ることもあるため、その場合は入出庫のタイミングで踏切が作動する。
のりば
のりば | 路線 | 行先 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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橿原線ホーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
0 | (貸切列車などのみが使用し、通常は南大阪・吉野線系統の留置、および大和八木方面からの電車と吉野方面の臨時列車との乗換えホームとして機能) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 - 3 | B 橿原線 | B 大和八木・大和西大寺・京都方面 H 天理方面 A 奈良・大阪難波・尼崎・神戸三宮方面 E 名古屋方面 M 伊勢志摩方面 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
南大阪線・吉野線ホーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4・5 | F 吉野線 | F 飛鳥・壺阪山・吉野方面 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6・7 | F 南大阪線 | F 古市・大阪阿部野橋方面 P 河内長野方面
特徴ダイヤ面
駅設備・営業面
軌道設備面
利用状況橿原神宮前駅の利用状況の変遷は下表の通り。
駅構内施設
※以前は若草書店が存在した。 駅周辺施設等西口 中央口
東口
バスのりばは西口、中央口、東口の3か所に分かれる。すべて奈良交通により運行されている。詳細は奈良交通葛城営業所などを参照。 西口のりば
中央口のりば
東口1番のりば
東口2番のりば
冬期の土休日には霧氷バス和佐又山行の運行がある。 南大阪・吉野線 乗車・降車専用ホームかつて南大阪・吉野線ホームは、乗車専用ホームと降車専用ホームに分かれていた時代があった。 当時は地下通路ではなく構内踏切で、多数の橿原神宮参拝旅客に備え構内踏切を挟んで阿部野橋方と吉野方それぞれにホームが設けられていた。吉野方面(現4・5番のりば)の場合、一度阿部野橋方ホームで停止し降車客を取り扱い、その後吉野方ホームへ移動し、そこで乗車客を取り扱っていた。阿部野橋方面(現6・7番のりば)の場合は逆に、吉野方が降車・阿部野橋方が乗車の取り扱いとなる。 その後、乗客増により列車編成増大が行われホーム別の乗降分離ができなくなり、上記のホーム別による乗降分離の取り扱いは廃止された。構内踏切吉野方に設けられていたホームのうち、吉野方面行ホームは取り壊されたが、阿部野橋方面行ホームはその後も長く残されていた。しかしながらホーム入り口に柵だけでなく特急券券売機が設置され、ホームの半分以上の面積に花壇が作られるなど旅客の利用が困難な状態であった。 橿原神宮前駅改良工事の際、その残っていた阿部野橋方面行旧降車ホームも取り壊された。 隣の駅
初代橿原神宮前駅画像ギャラリー
脚注・出典
参考文献
関連項目外部リンク |