コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「赤土」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: 差し戻し済み モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m cewbot: ウィキ文法修正 10: 角括弧の終了違反
タグ: 差し戻し済み
17行目: 17行目:
赤土は、先史時代より[[顔料]]として利用されてきた。また、粘土質のものは、[[煉瓦]]や[[素焼き]]陶器の材料などにも使われる。
赤土は、先史時代より[[顔料]]として利用されてきた。また、粘土質のものは、[[煉瓦]]や[[素焼き]]陶器の材料などにも使われる。


[[播磨国風土記]]逸文には、[[神功皇后]]が[[三韓征伐]]の際、播磨で採れた'''赤土'''(あかに)を天の逆矛(あまのさかほこ)や軍衣などを染めたとあり、また新羅平定後、そのLOLを[[紀伊国|紀伊]]の[[管川]](つつかわ)の藤代(ふじしろ)の峯に祭ったとある<ref>『[[風土記]]』[[日本古典文学大系]校注、岩波書店,1958年(1991年第35版),482-483頁。</ref>。
[[播磨国風土記]]逸文には、[[神功皇后]]が[[三韓征伐]]の際、播磨で採れた'''赤土'''(あかに)を天の逆矛(あまのさかほこ)や軍衣などを染めたとあり、また新羅平定後、そのLOLを[[紀伊国|紀伊]]の[[管川]](つつかわ)の藤代(ふじしろ)の峯に祭ったとある<ref>『[[風土記]]』[[日本古典文学大系]]校注、岩波書店,1958年(1991年第35版),482-483頁。</ref>。


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2020年9月29日 (火) 00:00時点における版

南仏ルシヨンのオークル層
インド・ケララ州の煉瓦工場。土壌はラテライト。

赤土(あかつち、せきど)は、「赤い」を指す総称である。赤い色は一般に、土壌に含まれる酸化鉄などに由来する。

定義・種類

より専門的には、下記のように、さまざまな「赤土」の定義がある。

顔料として

赤土は、先史時代より顔料として利用されてきた。また、粘土質のものは、煉瓦素焼き陶器の材料などにも使われる。

播磨国風土記逸文には、神功皇后三韓征伐の際、播磨で採れた赤土(あかに)を天の逆矛(あまのさかほこ)や軍衣などを染めたとあり、また新羅平定後、そのLOLを紀伊管川(つつかわ)の藤代(ふじしろ)の峯に祭ったとある[1]

脚注

  1. ^ 風土記日本古典文学大系校注、岩波書店,1958年(1991年第35版),482-483頁。

参考文献

関連項目

  • 土壌
    • ローム - 粘土質の土壌の一種。赤土であるとは限らない。関東ロームはロームの一種である。
    • 黄土ドイツ語: Löss)- 温帯から亜寒帯地域の、赤みの少ない土。
    • チェルノーゼム - 温帯から亜寒帯各地に広がる肥沃な黒色土。
  • 粘土
  • テラコッタイタリア語: terra cotta 「焼いた土」) - 素焼きなどの素材、およびその材料となる粘土質の赤土を指す。色の名前でもある。
  • 弁柄 - 元来、インド・ベンガル地方に産する赤土から作られた顔料を指す。色の名前でもある。
  • 赤土汚染

外部リンク