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「石井健太郎 (棋士)」の版間の差分

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初参加から3期目(2011年度前期・第49回)は昇段争いの8番手で最終日を迎え、自身が連勝し、2番手から7番手の参加者が全員1敗以上すれば2位となる状態で連勝を遂げ、更に2番手から6番手の参加者が全員1敗ずつしたものの、7番手の[[藤森哲也]]も連勝したため“頭ハネ”<ref>三段リーグは、[[順位戦]]と同様のシステムで行われる。当回の場合、前回(2010年度後期・第48回)の成績に基づき決定されたリーグ順位は藤森が8位、石井が9位だったため、上位の藤森が四段昇段となった。</ref>を喰らい3位(次点の獲得)に留まってしまった。
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第50回・第52回でも、次点獲得の可能性を残して最終日を迎えたが、いずれも連勝できず[[フリークラス]]編入権を逸した。
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しかし、第53回(2013年度前期)では前半から好調を維持しトップ独走の状態から逃げ切り、最終日を待たずして2位以上を確定させ<ref name="shogi-news-20130821>{{Cite web |url =https://www.shogi.or.jp/news/2013/08/post_805.html|title =新四段誕生のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟 |publisher = [[日本将棋連盟]] |date=2013-08-21|accessdate = 2017-10-31||language=ja}}</ref>、最終的に15勝3敗・1位の成績を修め、四段昇段(プロ入り)<ref name="shogi-news-20130821></ref><ref name="shogi-news-20130907"></ref>。
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第1回(2011年度)[[加古川青流戦]]に奨励会三段として参加し、2回戦で[[瀬川晶司]]、3回戦で[[渡辺大夢]]、準々決勝で[[永瀬拓矢]]にそれぞれ勝利し、ベスト4に進出した。(準決勝で当年度優勝者の[[船江恒平]]に敗れる。)
第1回(2011年度)[[加古川青流戦]]に奨励会三段として参加し、2回戦で[[瀬川晶司]]、3回戦で[[渡辺大夢]]、準々決勝で[[永瀬拓矢]]にそれぞれ勝利し、ベスト4に進出した。(準決勝で当年度優勝者の[[船江恒平]]に敗れる。)
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*2009年3月 三段
*2009年3月 三段
:2009年度前期より三段リーグ参加
:2009年度前期より三段リーグ参加
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2020年6月29日 (月) 00:04時点における版

 石井健太郎 六段
名前 石井健太郎
生年月日 (1992-04-13) 1992年4月13日(32歳)
プロ入り年月日 2013年10月1日(21歳)
棋士番号 293
出身地 千葉県千葉市
師匠 所司和晴
段位 六段
棋士DB 石井健太郎
2020年6月6日現在
テンプレートを表示

石井 健太郎(いしい けんたろう、1992年4月13日 - )は、日本将棋連盟所属の棋士所司和晴七段門下。棋士番号は293。千葉県千葉市出身。日本大学経済学部産業経営学科出身[1]

棋歴

祖父に将棋盤を貰ったことをきっかけに、将棋に興味を持ち始め、所司には奨励会入会前(幼稚園時代)から将棋教室で教わったという[1]

2004年9月29日に6級で奨励会に入会。初段まで順調に昇級及び昇段を続け、初段から二段に1年2ヶ月、二段から三段に1年8ヶ月とややもたついたものの、2009年3月(高校2年生当時)に三段リーグへの参加権を獲得した。

初参加から3期目(2011年度前期・第49回)は昇段争いの8番手で最終日を迎え、自身が連勝し、2番手から7番手の参加者が全員1敗以上すれば2位となる状態で連勝を遂げ、更に2番手から6番手の参加者が全員1敗ずつしたものの、7番手の藤森哲也も連勝したため“頭ハネ”[2]を喰らい3位(次点の獲得)に留まってしまった。 第50回・第52回でも、次点獲得の可能性を残して最終日を迎えたが、いずれも連勝できずフリークラス編入権を逸した。 しかし、第53回(2013年度前期)では前半から好調を維持しトップ独走の状態から逃げ切り、最終日を待たずして2位以上を確定させ[3]、最終的に15勝3敗・1位の成績を修め、四段昇段(プロ入り)[3][1]

第1回(2011年度)加古川青流戦に奨励会三段として参加し、2回戦で瀬川晶司、3回戦で渡辺大夢、準々決勝で永瀬拓矢にそれぞれ勝利し、ベスト4に進出した。(準決勝で当年度優勝者の船江恒平に敗れる。)

2015年度には、第9回朝日杯の二次予選 決勝で佐藤康光九段に勝利し、本戦へ出場(本戦は1回戦で当年度優勝者の羽生善治四冠に負け)。

プロ4年目(順位戦は3期目)となる2016年度は、前年度の成績優秀につき第66回(2016年度)NHK杯将棋トーナメントでシード(予選免除)となり、本戦トーナメントに初出場(前期の第65回NHK杯は予選1回戦で、中村亮介五段に負け)。本戦1回戦では、師匠である解説の所司和晴七段が見守るなか、大石直嗣六段に勝利した。

2017年10月30日、第59期王位戦予選(対横山泰明六段)に勝ち、五段に昇段した[4]

第76期(2017年度)順位戦C級2組では8勝2敗の成績を挙げるも、順位差で昇級を逃した。

第77期(2018年度)順位戦C級2組では前年同様8勝2敗の成績を挙げるも、今度は前年度の好成績による順位差により3番目の昇級枠に滑り込み昇級を果たした。

第78期(2019年度)順位戦C級1組では9勝1敗の好成績だったが、近年の競争の激しさ(C級1組では74期から5期連続で9勝1敗頭ハネが発生)と昇級直後の順位の悪さにより昇級はならなかった。

得意戦法及び棋風

四段昇段の際のインタビューでは、矢倉及び四間飛車を得意とし、どちらかといえば受け将棋で、手厚い棋風を目指し、森内俊之の棋譜を見て研究している旨を答えた[1]。特に、角道を止めるノーマル四間飛車を多く採用する。

人物

色紙や自著には「闘志」と書くことが多い[5]

昇段履歴

昇段規定は、将棋の段級 を参照。

  • 2004年9月 6級 = 奨励会入会
  • 2007年6月 初段
  • 2008年8月 二段
  • 2009年3月 三段
2009年度前期より三段リーグ参加

主な成績

在籍クラス

竜王戦と順位戦のクラスは、将棋棋士の在籍クラス を参照。

脚注

  1. ^ a b c d e 石井健太郎、三枚堂達也 新四段誕生のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2013年9月7日). 2017年10月31日閲覧。
  2. ^ 三段リーグは、順位戦と同様のシステムで行われる。当回の場合、前回(2010年度後期・第48回)の成績に基づき決定されたリーグ順位は藤森が8位、石井が9位だったため、上位の藤森が四段昇段となった。
  3. ^ a b c 新四段誕生のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2013年8月21日). 2017年10月31日閲覧。
  4. ^ a b 石井健太郎四段が五段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2017年10月31日). 2017年10月31日閲覧。
  5. ^ 日本将棋連盟・販売部直販の「四間飛車の逆襲 」(マイナビ将棋BOOKS)など
  6. ^ 石井健太郎五段が六段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2020年6月8日). 2020年6月9日閲覧。

関連項目

外部リンク