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2019年8月29日 (木) 00:05時点における版
白老ファーム(しらおいファーム、正式名称・社台コーポレーション白老ファーム)とは、北海道白老郡白老町社台にある競走馬の生産牧場(有限会社)である。社台グループに属し、グループ内ではもっとも古い牧場である。白老町はもともと湿地帯であり、そこに大昭和製紙白老工場を設立するため齊藤知一郎が工場用地を人工的につくりその一部である場所を創業者の吉田善哉に譲り現在の白老ファームができる。
歴史
千葉社台牧場社台支場時代
- 1958年、吉田善哉が北海道白老町に「千葉社台牧場社台支場」を設立。
社台ファーム白老時代
- 1962年、「千葉社台牧場社台支場」を「社台ファーム白老」と改称する。
- 1980年、社台ダイナースサラブレッドクラブ(現在の社台サラブレッドクラブ)を設立。
- 1988年、日本ダイナースサラブレッドクラブ(現在のサンデーサラブレッドクラブ)を設立。
- 1993年8月13日、創業者吉田善哉が死去。
白老ファーム時代
- 1994年1月、社台ファーム分割により「社台ファーム白老」が「白老ファーム」となる。
- 2001年、ステイゴールド号で日本国外GI初制覇。
- 2004年、生産者の名義を「白老ファーム」から「社台コーポレーション白老ファーム」へ改称。
- 2011年、オルフェーヴル号で牡馬三冠達成。
代表者
吉田照哉(よしだ てるや)
本場以外の施設・関連会社
- 社台スタリオンステーション(北海道勇払郡安平町早来源武)
- 社台ホースクリニック(北海道苫小牧市美沢)
- 早来ファーム(北海道勇払郡安平町早来富岡)
おもな生産馬
括弧内はGI(斜字は統一GI、太字は日本国外GI)の勝ち鞍
千葉社台牧場社台支場時代の生産馬
社台ファーム白老時代の生産馬
- コウユウ(1965年産:1968年桜花賞)
- ニチドウタロー(1976年産:1980年天皇賞(春))
- ダイナカール(1980年産:1983年優駿牝馬)
- スクラムダイナ(1982年産:1984年朝日杯3歳ステークス)
- ダイナコスモス(1983年産:1986年皐月賞)
- サッカーボーイ(1985年産:1987年阪神3歳ステークス、1988年マイルチャンピオンシップ)
白老ファーム生産馬
- ステイゴールド(1994年産:2001年香港ヴァーズ)
- タイムパラドックス(1998年産:2004年ジャパンカップダート、2005年川崎記念、帝王賞、JBCクラシック、2006年JBCクラシック)
- ゼンノロブロイ(2000年産:2004年天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念)
- ショウナンパントル(2002年産:2004年阪神ジュベナイルフィリーズ)
- ドリームジャーニー(2004年産:2006年朝日杯フューチュリティステークス、2009年宝塚記念、有馬記念)
- リトルアマポーラ(2005年産:2008年エリザベス女王杯)
- オルフェーヴル(2008年産:2011年牡馬三冠、有馬記念、2012年宝塚記念、2013年有馬記念)
- サダムパテック(2008年産:2012年マイルチャンピオンシップ)
- ジャスタウェイ(2009年産:2013年天皇賞(秋)、2014年ドバイデューティーフリー、安田記念)
- カラコンティ(2011年産:2013年ジャン・リュック・ラガルデール賞、2014年プール・デッセ・デ・プーラン、ブリーダーズカップ・マイル)
- イスラボニータ(2011年産:2014年皐月賞)
- ショウナンパンドラ(2011年産:2014年秋華賞、2015年ジャパンカップ[1])
- オールブラッシュ(2012年産:2017年川崎記念[2])
- ジュールポレール(2013年産:2018年ヴィクトリアマイル)
- ルヴァンスレーヴ(2015年産:2017年全日本2歳優駿[3]、2018年ジャパンダートダービー、マイルチャンピオンシップ南部杯、チャンピオンズカップ)
- タイムフライヤー(2015年産:2017年ホープフルステークス)
繋養馬
種牡馬
現在のおもな繁殖牝馬
過去の繋養種牡馬
過去のおもな繁殖牝馬
関連項目
脚注
- ^ 2015年ジャパンカップnetkeiba.com、2016年3月11日閲覧
- ^ オールブラッシュnetkeiba.com
- ^ 【全日本2歳優駿】ルヴァンスレーヴが3連勝で戴冠サンケイスポーツ、2017年12月13日閲覧
外部リンク
- 会社概要 - 社台スタリオンステーション
- 白老ファーム - 競走馬のふるさと案内所
- 白老ファーム - JBIS
座標: 北緯42度34分4.3秒 東経141度23分28.6秒 / 北緯42.567861度 東経141.391278度