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2019年3月1日 (金) 00:42時点における版
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒102-8124 東京都千代田区紀尾井町1-3 |
設立 | 2009年2月2日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 4011101051761 |
代表者 | 鈴木勝久(代表取締役社長) |
資本金 | 1億円 |
決算期 | 3月末日 |
主要株主 | ソフトバンク株式会社100% |
外部リンク | http://www.idcf.jp/ |
株式会社IDCフロンティア(英称:IDC Frontier Inc.)はIaaS型クラウドサービスとデータセンター事業を軸としたITインフラを提供している日本の事業者であり、ソフトバンクのグループ企業である。
沿革
- 1986年 - 伊藤忠商事・トヨタ自動車・英ケーブル・アンド・ワイヤレスなどの出資により企画会社(国際デジタル通信企画)として設立された。
- 1986年 - 国際デジタル通信株式会社 (IDC) に社名変更、その後、国際通信専業の事業会社として発展した。
- 1999年9月 - ケーブル・アンド・ワイヤレスに買収され、社名をケーブル・アンド・ワイヤレスIDC株式会社に変更。CWグループのアジアハブとして事業運営される。
- IDCを巡り、国際電話事業への新規参入を目指すNTTグループとCWで買収戦が起こる。その後、NTTはNTTコミュニケーションズにより自力参入した。
- 2002年8月 - 経営再建中のピーエスアイネット株式会社を買収。
- 2003年9月 - 経営再建中のエクソダスコミュニケーションズ株式会社を買収。
- エクソダスコミュニケーションズの傘下にはかつてグローバルオンラインジャパン(GOL, 1999年11月にエクソダスが買収)があったが、同年1月にフュージョン・コミュニケーションズに売却していた。
- 2005年
- 2月17日 - チェンジオブコントロール(資本拘束条項)を伴う経営権の移動により、ソフトバンクグループの一員となる。日本テレコムIDC株式会社に社名変更。
- 5月 - ソフトバンクIDC株式会社に社名変更。通信事業を日本テレコム(後のソフトバンクテレコム、現ソフトバンク)株式会社に対し、(新)日本テレコムIDC株式会社として分割。その後、アバヴネットジャパン株式会社を合併、ソフトバンクグループのデータセンター専業会社となった。
- 2007年 - 情報セキュリティ認証基準「ISO/IEC27001:2005(JIS Q 27001:2006)を取得している。
- 2008年
- 1月25日 - 特定非営利活動法人ASP・SaaSインダストリ・コンソーシアム・ジャパン(略称ASPIC)が主催する「ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2007/2008」で、IDC部門 大規模分野準グランプリを受賞。
- 5月 - 第36回「環境賞」で環境大臣賞・優秀賞を受賞。
- 11月 - 北九州市が選定する「北九州市環境賞」の奨励賞を受賞。
- 12月 - 「平成20年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞。
- 2009年
- 2月2日 - ソフトバンクIDCソリューションズ株式会社に社名変更、国際デジタル通信由来の法人格を継承。営業部門は100%子会社の(新)ソフトバンクIDC株式会社に分割。
- 2月19日 - 2月24日付けでソフトバンクIDCソリューションズの全株式をYahoo! JAPAN(ヤフー株式会社)に売却することを公表、以降ヤフーグループとなる。ヤフーにとってはデータセンターの自社運営が可能となることでの業務効率化を目指すとしている。
- 3月30日 - ソフトバンクIDCソリューションズがヤフーに吸収合併[1]。国際デジタル通信由来の法人格が消滅。
- 4月1日 - 2月のヤフー傘下入りに伴い、(新)ソフトバンクIDCを株式会社IDCフロンティア(現商号)に社名変更。
- 6月30日 - パブリッククラウド(IaaS)サービスの提供を開始。
- 2010年10月 - グリーン・グリッド(The Green Grid)とDatacenterDynamics社が共催する「グリーン・グリッド データセンター・アワード2010」の特別賞を受賞。
- 2011年
- 6月 - ASP・SaaS・クラウド コンソーシアム(略称 ASPIC)が主催する「第5回 ASP・SaaS・クラウドアワード2011」のデータセンター部門で準グランプリを受賞。
- 9月20日 - CloudStackを採用したクラウドサービス「セルフタイプ」の提供を開始。
- 2012年4月 - 東京国税局の税務調査で租税回避を指摘され、追徴税額約6億円を求められたことが明らかとなる。同社はこれを不服として、東京地裁に処分取消を求め提訴した。
- 2013年1月 - クラウドストレージサービス開始。
- 2014年9月 - データ分析基盤プラットフォームサービス開始。
- 2018年5月1日 - 親会社のヤフー株式会社が全株式をソフトバンク株式会社に譲渡し、ソフトバンク株式会社が親会社となる[2]。
事業所
データセンター
詳細はIDCフロンティア公式サイトの「データセンター一覧」を参照。
脚注
- ^ ヤフー、ソフトバンクIDCソリューションズを吸収合併
- ^ 株主交代に関するお知らせ - 株式会社IDCフロンティア、2018年3月20日
関連項目
- ソフトバンクグループ
- ソフトバンク(通信会社)