「全国高等学校駅伝競走大会」の版間の差分
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2019年2月11日 (月) 01:34時点における版
開始年 | 1950 |
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主催 |
毎日新聞社 全国高等学校体育連盟 日本陸上競技連盟 |
チーム数 |
47 (記念大会除く)チーム |
加盟国 | 日本 |
前回優勝 |
男子:倉敷(2回目) 女子:神村学園(1回目) |
最多優勝 |
男子:世羅(9回) 女子:豊川(4回) |
公式サイト | |
全国高等学校駅伝競走大会 公式サイト |
全国高等学校駅伝競走大会(ぜんこくこうとうがっこうえきでんきょうそうたいかい)とは毎年12月に京都府京都市で開催される駅伝大会である。全国高等学校体育連盟、日本陸上競技連盟、京都府、京都府教育委員会、京都市、京都市教育委員会、毎日新聞社主催。全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の1つにもなっている。
1950年に男子のみの大会として初めて開催され、女子の部はそれから39年後となる1989年から開催されるようになった。
現在の都大路(京都)が舞台となったのは1966年からで[1]、それまでは大阪府での開催であった(大阪時代の1962年と1963年は奈良県もコースに含まれていた時もあった[2])。
概要
競技は女子の部が午前、男子の部が午後に行われる。
コース発着点となるのが京都市西京極陸上競技場(但し1983年、1984年は京都国体に伴う競技場の全面改修に伴い使用できなかったため、競技場近くの道路が発着地だった[3][4][5])。女子の部はマラソンの半分(ハーフマラソン)の21.0975kmを5人で、男子の部はフルマラソンと同じ42.195kmを7人で繋ぐ。
ともに最長は1区で、女子の部は平野神社前まで、男子の部は烏丸紫明まで走る。折返し地点は女子の部が烏丸鞍馬口の室町小学校前、男子の部は宝が池公園の国立京都国際会館前である。入賞は1992年の男子43回、女子4回大会まで10位以内、1993年の男子44回、女子5回大会から8位以内[6]。
特別協賛として、2011年大会から2015年大会まではナジックが、2016年大会以降はSGホールディングスが起用されている。
2015年大会は開催地が京都に移転してから50年目となり、これを記念して鉢巻をモチーフにした公式ロゴマークが作成された[7] 。
1区での外国人留学生起用禁止の経緯
1993年大会で仙台育英高校が男女各2人のケニア人留学生選手を起用してアベック優勝し、論議となった。それを受け、高体連では1995年から高校総体の留学生枠をチームの20%前後までと規制、高校駅伝においても外国人留学生選手のエントリーは2人まで、出場は1人のみとなった[8]。
その後、外国人留学生選手を擁する学校は、1区に留学生を起用するのが定石となった。男子の部での42.195kmのほぼ1/4を占める10km区間での日本人選手とのタイム差は、レースに与える影響が大きく、その差で最後までの勝負が決まってしまう場合もあった。近年大会での例を挙げると、2005年度の第56回大会と2006年度の第57回大会では、この区間に外国人留学生を配置した仙台育英高校(宮城)と世羅高校(広島)で優勝と準優勝を独占している。また、男子の部では2007年までの15年間、外国人留学生選手が1区の区間賞を獲得する状況が続いていた。この状況に対し2008年5月、高体連は女子を含む外国人留学生選手の起用について「1区を除く区間」とした規定に変更を行なった。これにより、2008年の第59回大会から外国人留学生の1区起用は禁止されることになった[9]。
代表校
記念大会を除いた大会では、例年10月中旬~11月中旬に開催される各都道府県の予選で優勝した47校によって行なわれる。沖縄県が正式に参加するようになったのは1974年の第25回からである[10]。なお、第1回は山梨県が参加せず[11]、第30回大会は北海道[注 1]が出場を辞退している[12]。
地区代表
5年ごとに行なわれる記念大会では、都道府県代表47校に加えて、地区代表として11地区(北海道・東北・北関東・南関東・北信越・東海・近畿・中国・四国・北九州・南九州)から11校が出場する。このため記念大会の出場校は計58校となる。男子の部は1959年の第10回大会からこの地区代表制度が始まった[13]。この10回大会は11地区に1代表ではなく、高校野球の選抜大会のように、地域水準を加味して、九州4、関東3、近畿、中国各2、東北、東海、北信越、四国各1の15校に配分したため、最多の61チームが参加した。このうち、広島県と兵庫県からは3校が出場した[13]。第15回大会からの記念大会(第25回を除く[注 2])では、現行の都道府県代表+地区代表11という制度が取られているため、同都道府県から3校が出場したのはこの10回大会だけである。
なお、節目となる大会においても記念大会と同様に地区代表の出場が可能になる場合がある。1965年の第16回大会は大阪での最後の開催となったため記念大会扱いとして行われた[15]。2015年の男子第66回、女子第27回は京都開催50年を記念し地区代表[注 3]に加え京都大会の準優勝校も出場するため59校出場する[7]。過去には記念大会の特別枠によって出場した学校が優勝した例もある(第10回・男子西条農(中国)、第40回・男子報徳学園(近畿)、第45回・男子西脇工(近畿))。
地区代表が出場する県においては、同じ県で1位・2位を独占することも可能になり、これまで第16回・男子の福岡大大濠・大牟田(福岡)、第40回・男子の報徳学園・西脇工(兵庫)が達成している[16]。このうち、第40回大会においては両校が1秒差での決着となった[17]。
各地区の代表選考については以下のような選考が行なわれる。
- 北海道地区
- 北海道大会の2位となった学校が地区代表となる。
- 北海道以外の地区
- 都府県大会での上位校によって争われる8つの地区大会(東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)での成績のうち、都府県代表校を除いた上位校を地区代表として選考する[注 4]。関東及び九州では全国高校総体(インターハイ)の地区分け(北関東と南関東、および北九州と南九州の各地区)に準じて南北各1校、計2校を選考する。
オープン参加
過去には都道府県代表とは別に、アメリカ統治時代の沖縄や韓国の高校がオープン参加の形で出場したことがある。沖縄は1953年の第4回大会に北山が初めて出場した[18]。以降、沖縄は第5回(北山)、第9回(沖縄選抜)、第18回(宮古農林)がこの形で出場した[19]。また1972年の第23回大会では韓国の大聖が出場し、6番目にゴールした[20]。大聖は翌年の大会も出場し、4番目にゴールした[21]。韓国からは第26回(朝鮮大付属)[22]、第27回(春川農)が出場している[23]。
女子コース
西京極陸上競技場発着/京都市立室町小学校前折返し:5区間 21.0975 km 大会記録:1時間06分26秒(埼玉栄/1996年)
1区(6.0km) 西京極⇒平野神社前
- 各区間のなかで最長。中間点の西大路四条から始まる上り坂は、残り1kmの西ノ京円町で激しさを増す。各校とも力があるランナーが走る。
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 18分52秒 | 新谷仁美 | 岡山・興譲館 | 3年 | 2005年・区間賞 |
18分53秒 | (新谷仁美) | 岡山・興譲館 | 2年 | 2004年・区間賞 | |
2 | 19分01秒 | 廣中璃梨佳 | 長崎・長崎商 | 3年 | 2018年・区間賞 |
3 | 19分02秒 | オンゴリ・モラー・フィレス | 山梨・山梨学院大付属 | 3年 | 2004年・区間2位 |
4 | 19分04秒 | 藤永佳子 | 長崎・諫早 | 3年 | 1999年・区間賞 |
5 | 19分09秒 | フェリスタ・ワンジュグ | 青森・青森山田 | 2年 | 2007年・区間賞 |
19分09秒 | 和田有菜 | 長野・長野東 | 3年 | 2017年・区間賞 | |
7 | 19分10秒 | アン・ワムチ | 宮城・仙台育英 | 3年 | 1996年・区間賞 |
19分10秒 | 御﨑舞 | 福岡・筑紫女学園 | 3年 | 2017年・区間2位 | |
9 | 19分12秒 | 岡本春美 | 群馬・常磐 | 2年 | 2014年・区間賞 |
10 | 19分14秒 | 絹川愛 | 宮城・仙台育英 | 2年 | 2006年・区間賞 |
19分14秒 | (和田有菜) | 長野・長野東 | 2年 | 2016年・区間賞 |
- 括弧つきの氏名は複数記録を保持するため最高タイムを優先(位は1人とみなす)
2区(4.0975km) 平野神社前⇒烏丸鞍馬口
- 交差点を多く通る区間。金閣寺道、堀川北大路、堀川紫明、烏丸紫明と実に4ヶ所も通るのでそれだけ位置取りやカーブの回り方も重要視される。(男子の1区と6区もここを通る)
- 千本北大路から大徳寺西まで続く船岡山の大上り・大下りは男女共にかなりの負担となる。女子は行きがこの2区、帰りは4区の序盤。(男子は1区と6区が該当する)
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 12分25秒 | ヘレン・エカラレ | 宮城・仙台育英 | 3年 | 2017年・区間賞 |
12分27秒 | (ヘレン・エカラレ) | 宮城・仙台育英 | 2年 | 2016年・区間賞 | |
12分27秒 | (ヘレン・エカラレ) | 宮城・仙台育英 | 1年 | 2015年・区間賞 | |
2 | 12分32秒 | ムワンギ・レベッカ | 岡山・興譲館 | 2年 | 2018年・区間賞 |
3 | 12分35秒 | 小林祐梨子 | 兵庫・須磨学園 | 3年 | 2006年・区間賞 |
12分37秒 | (小林祐梨子) | 兵庫・須磨学園 | 2年 | 2005年・区間賞 | |
4 | 12分40秒 | 髙松智美ムセンビ | 大阪・薫英女学院 | 3年 | 2017年・区間2位 |
5 | 12分41秒 | エスタ・ムソニ | 宮城・仙台育英 | 2年 | 2018年・区間2位 |
6 | 12分42秒 | 夏原育美 | 京都・立命館宇治 | 2年 | 2007年・区間賞 |
12分43秒 | (髙松智美ムセンビ) | 大阪・薫英女学院 | 2年 | 2016年・区間2位 | |
7 | 12分44秒 | 横江里沙 | 兵庫・須磨学園 | 1年 | 2010年・区間賞 |
12分44秒 | 福田有以 | 兵庫・須磨学園 | 3年 | 2013年・区間賞 | |
9 | 12分45秒 | モニカ・マーガレット | 青森・青森山田 | 3年 | 2016年・区間3位 |
10 | 12分46秒 | 菅原美和 | 宮城・仙台育英 | 3年 | 1994年・区間賞 |
12分46秒 | 田中梨沙 | 埼玉・埼玉栄 | 3年 | 1997年・区間賞 | |
12分46秒 | 小林由佳 | 群馬・常磐 | 2年 | 2013年・区間2位 | |
12分46秒 | 堀優花 | 愛知・豊川 | 2年 | 2013年・区間2位 |
- 括弧つきの氏名は複数記録を保持するため最高タイムを優先(位は1人とみなす)
3区(3.0km) 烏丸鞍馬口⇒室町小前(折り返し)⇒船岡山・北大路口
- 烏丸鞍馬口→(烏丸通)→室町小学校前(折り返し)→(烏丸通)→(紫明通)→(堀川通)→(北大路通)→第3中継所(船岡山・北大路口)
- 2区と同様に交差点を多く通る区間。烏丸紫明、堀川紫明、堀川北大路と実に3ヶ所も通るので2区同様に位置取りやカーブの回り方も重要視される。
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 9分21秒 | 鷲見梓沙 | 愛知・豊川 | 1年 | 2012年・区間賞 |
2 | 9分22秒 | 福田有以 | 兵庫・須磨学園 | 2年 | 2012年・区間2位 |
3 | 9分25秒 | 鳥海裕子 | 埼玉・埼玉栄 | 3年 | 1996年・区間賞 |
4 | 9分28秒 | 川上夏紀 | 兵庫・須磨学園 | 3年 | 2008年・区間賞 |
5 | 9分30秒 | 村岡温子 | 兵庫・須磨学園 | 3年 | 2006年・区間賞 |
6 | 9分32秒 | 村尾綾香 | 大阪・薫英女学院 | 1年 | 2016年・区間賞 |
7 | 9分33秒 | 池内彩乃 | 京都・立命館宇治 | 3年 | 2012年・区間3位 |
9分33秒 | 加治屋ななこ | 愛知・豊川 | 3年 | 2013年・区間賞 | |
9分33秒 | 高松望ムセンビ | 大阪・薫英女学院 | 3年 | 2015年・区間賞 | |
10 | 9分34秒 | 小西真亜子 | 京都・立命館宇治 | 2年 | 2014年・区間賞 |
4区(3.0km) 船岡山・北大路口⇒北野中前
- 船岡山・北大路口→(北大路通)→(西大路通)→第4中継所(北野中学前)
- スタートしてから紙屋川手前まで一気に上り坂だが、その後は一気に下り坂となる。風は北大路通では右から左に吹いているが西大路通に入ってからは左大文字からの追い風が吹いている。
- 女子での最大の勝負ポイントは区間の短い3・4区。ここに力のある選手を置けるチームは優勝への近道となる。
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 8分59秒 | 田中梨沙 | 埼玉・埼玉栄 | 2年 | 1996年・区間賞 |
2 | 9分06秒 | 伊藤紋 | 京都・立命館宇治 | 1年 | 2007年・区間賞 |
3 | 9分10秒 | 岡本春美 | 群馬・常磐 | 1年 | 2013年・区間賞 |
4 | 9分11秒 | 三田有貴子 | 千葉・市立船橋 | 3年 | 1993年・区間賞 |
9分11秒 | 前田梨乃 | 大阪・薫英女学院 | 2年 | 2014年・区間賞 | |
6 | 9分12秒 | 浦田佳小里 | 福岡・筑紫女学園 | 2年 | 2002年・区間賞 |
9分12秒 | 小林美香 | 兵庫・須磨学園 | 3年 | 2012年・区間賞 | |
9分12秒 | (三田有貴子) | 千葉・市立船橋 | 2年 | 1992年・区間賞 | |
8 | 9分13秒 | 藤松郁栄 | 京都・立命館宇治 | 2年 | 1997年・区間賞 |
9分13秒 | (田中梨沙) | 埼玉・埼玉栄 | 1年 | 1995年・区間賞 | |
9 | 9分14秒 | 広田愛子 | 兵庫・須磨学園 | 2年 | 2006年・区間賞 |
9分14秒 | 下村環和 | 愛知・豊川 | 1年 | 2008年・区間賞 |
- 括弧つきの氏名は複数記録を保持するため最高タイムを優先(位は1人とみなす)
5区(5.0km) 北野中前⇒西京極
- 北野中学前→(西大路通)→(五条通)→西京極陸上競技場(ゴール)
- 最終区はスタートしてから西大路四条までの最初の2kmは下り坂だが、後はゴールの西京極まで平坦(男子7区と全くの同区間)。
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 15分04秒 | フェリスタ・ワンジュグ | 青森・青森山田 | 3年 | 2008年・区間賞 |
2 | 15分06秒 | カマウ・タビタ | 鹿児島・神村学園 | 3年 | 2018年・区間賞 |
3 | 15分10秒 | マータ・モカヤ | 大分・大分東明 | 3年 | 2018年・区間2位 |
4 | 15分15秒 | アグネス・ムカリ | 岡山・倉敷 | 1年 | 2018年・区間3位 |
5 | 15分20秒 | メリー・ワイディラ | 宮城・仙台育英 | 2年 | 2011年・区間賞 |
15分25秒 | (マータ・モカヤ) | 大分・大分東明 | 1年 | 2016年・区間賞 | |
6 | 15分26秒 | 向井優香 | 広島・世羅 | 2年 | 2015年・区間賞 |
7 | 15分29秒 | ローズメリー・ワンジル | 青森・青森山田 | 3年 | 2013年・区間賞 |
8 | 15分30秒 | ワイナイナ・ムルギ | 愛知・豊川 | 3年 | 2011年・区間2位 |
15分30秒 | (ローズメリー・ワンジル) | 青森・青森山田 | 2年 | 2012年・区間賞 | |
9 | 15分31秒 | 菅野勝子 | 福島・田村 | 3年 | 1998年・区間賞 |
15分31秒 | スーサン・ワイリム | 広島・世羅 | 3年 | 2011年・区間3位 |
- 括弧つきの氏名は複数記録を保持するため最高タイムを優先(位は1人とみなす)
男子コース
西京極陸上競技場発着/京都国際会館前折返し:7区間 42.195 km 大会記録:2時間01分18秒(広島・世羅/2015年)
- この記録は外国籍留学生選手が出走したという理由で「日本高校国内国際最高記録」として別枠で扱われる[9]。なお、全選手が日本人で構成された最高記録である「日本高校最高記録」は2時間02分18秒(長野・佐久長聖/2008年)である。
- 第1回大会と第2回は6区間32kmで行われた。この時の距離配分は1区5km、2区5km、3区6.02km、4区5.98km、5区5km、6区5kmであった[24]。第3回大会から7区間42.195kmで行われるようになり、距離配分も現在と同じ1区10km、2区3km、3区8.1075km、4区8.0875km、5区3km、6区5km、7区5kmに改められた。10kmの区間を設けた一方で、普及を目標に400mの選手でも対応できるように3kmの区間を2つ設けたことが特徴であった[25]。
- 1966年の第17回大会から京都での開催となった。現在のコースになったのは1982年の第33回大会から。
1区(10km) 西京極⇒烏丸鞍馬口
- 西京極陸上競技場→(五条通)→(西大路通)→(北大路通)→(堀川通)→(紫明通)→(烏丸通)→第1中継所(烏丸鞍馬口)
- 女子同様に最長区間の1区。男女合わせた全12区間の中で最長の距離を走る。『花の1区』と言われる様に各校共にエースを送り込む所が見どころである。
- 前半は、わら天神前までの上り坂をどの様に攻略するのかがポイントとなる。後半は金閣寺道、堀川北大路、堀川紫明、烏丸紫明と交差点を4ヶ所も通るので、それだけ位置取りやカーブの回り方も重要視される(進行方向は逆だが、都道府県対抗女子駅伝のアンカー・第9区と同じコースを走る)。
- 男子・女子とも出場校が58校に増える5年に1度の記念大会ではトラックを走るスタート直後約500mは勿論、五条通に出るまでの区間では転倒に特に注意が必要となる。
- 大会規定の変更により、2008年からは1区に外国籍留学生選手を起用することが禁止されている(#1区での外国人留学生起用禁止の経緯参照)。
- 正月恒例の箱根駅伝では、この区間を経験した選手が活躍する場合も多い。例えば、以前に10000mの高校記録を保持していた上野裕一郎(長野・佐久長聖高校出身)や10000mの高校記録保持者である佐藤悠基(長野・佐久長聖高校出身)のほか、時代をさかのぼればマラソンランナーとして活躍し、箱根駅伝でも圧巻の走りを見せた瀬古利彦(三重・四日市工業高校出身)など数々の名ランナーがいる。
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 27分48秒 | ジュリアス・ギタヒ | 宮城・仙台育英 | 2年 | 1995年・区間賞 |
2 | 27分58秒 | ジョン・カリウキ | 滋賀・滋賀学園 | 3年 | 2004年・区間賞 |
3 | 28分04秒 | サムエル・ワンジル | 宮城・仙台育英 | 2年 | 2003年・区間賞 |
28分08秒 | (ジョン・カリウキ) | 滋賀・滋賀学園 | 2年 | 2003年・区間2位 | |
4 | 28分16秒 | メクボ・ジョブ・モグス | 山梨・山梨学院大附 | 3年 | 2004年・区間2位 |
5 | 28分25秒 | ジョセフ・ギタウ | 広島・世羅 | 2年 | 2005年・区間賞 |
6 | 28分27秒 | サムエル・カビル | 宮城・仙台育英 | 3年 | 2001年・区間賞 |
7 | 28分31秒 | ミカ・ジェル | 宮城・仙台育英 | 3年 | 2006年・区間賞 |
28分33秒 | (ジュリアス・ギタヒ) | 宮城・仙台育英 | 3年 | 1996年・区間賞 | |
8 | 28分38秒 | ジェームス・ムワンギ | 青森・青森山田 | 3年 | 2003年・区間3位 |
28分38秒 | (ミカ・ジェル) | 宮城・仙台育英 | 2年 | 2005年・区間2位 | |
28分39秒 | (ジョセフ・ギタウ) | 広島・世羅 | 3年 | 2006年・区間2位 | |
28分40秒 | (サムエル・カビル) | 宮城・仙台育英 | 2年 | 2000年・区間賞 | |
9 | 28分41秒 | ジェームス・ワイナイナ | 宮城・仙台育英 | 3年 | 1999年・区間賞 |
28分51秒 | (メクボ・ジョブ・モグス) | 山梨・山梨学院大附 | 2年 | 2003年・区間4位 | |
10 | 28分54秒 | 上野裕一郎 | 長野・佐久長聖 | 3年 | 2003年・区間5位 |
- 括弧つきの氏名は複数記録を保持するため最高タイムを優先(位は1人とみなす)
1区日本人歴代10傑
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 28分54秒 | 上野裕一郎 | 長野・佐久長聖 | 3年 | 2003年・区間5位 |
2 | 29分06秒 | 大迫傑 | 長野・佐久長聖 | 3年 | 2009年・区間賞 |
3 | 29分08秒 | 關颯人 | 長野・佐久長聖 | 3年 | 2015年・区間賞 |
4 | 29分09秒 | 羽生拓矢 | 千葉・八千代松陰 | 3年 | 2015年・区間2位 |
5 | 29分10秒 | 油布郁人 | 大分・大分東明 | 3年 | 2009年・区間2位 |
6 | 29分12秒 | 佐藤秀和 | 宮城・仙台育英 | 3年 | 2004年・区間5位 |
7 | 29分15秒 | 古田哲弘 | 静岡・浜松商業 | 3年 | 1995年・区間2位 |
29分15秒 | 中谷雄飛 | 長野・佐久長聖 | 3年 | 2017年・区間賞 | |
9 | 29分16秒 | 中島大就 | 広島・世羅 | 3年 | 2015年・区間3位 |
29分16秒 | 井川龍人 | 熊本・九州学院 | 2年 | 2017年・区間2位 | |
29分16秒 | 白鳥哲汰 | 埼玉・埼玉栄 | 2年 | 2018年・区間賞 |
2区(3.0km) 烏丸鞍馬口⇒河原町丸太町
- 烏丸鞍馬口→(烏丸通)→(丸太町通)→第2中継所(河原町丸太町)
- 5区と並ぶ最短区間であるがチームの流れを決めるポジションであり、この区間に力のあるスピードランナーを起用するチームもある。
- コースのほとんどを京都御苑の周回道路で占める。
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 7分55秒 | 佐藤清治 | 長野・佐久長聖 | 2年 | 1998年・区間賞 |
2 | 7分59秒 | 前田恋弥 | 千葉・市立船橋 | 3年 | 2014年・区間賞 |
3 | 8分06秒 | 松崎咲人 | 長野・佐久長聖 | 1年 | 2016年・区間賞 |
8分06秒 | 服部凱杏 | 長野・佐久長聖 | 1年 | 2017年・区間賞 | |
5 | 8分08秒 | 松岡政文 | 兵庫・報徳学園 | 2年 | 1988年・区間賞 |
8分08秒 | 河野誉 | 宮崎・小林 | 3年 | 2013年・区間賞 | |
7 | 8分10秒 | 山口勢一郎 | 佐賀・白石 | 2年 | 1997年・区間賞 |
8分10秒 | 小林雄斗 | 山梨・山梨学院大付 | 1年 | 2013年・区間2位 | |
8分10秒 | 廣瀬泰輔 | 三重・伊賀白鳳 | 3年 | 2013年・区間2位 | |
10 | 8分11秒 | 有馬圭祐 | 福岡・大牟田 | 2年 | 2013年・区間4位 |
3区(8.1075km) 河原町丸太町⇒国際会館前(折り返し)
- 1区に次いで長い区間であり交差点を多く通る区間。前半は熊野神社前、百万遍、銀閣寺道の順に交差点を3度通るので、1区の後半同様に位置取りやカーブの回り方も重要視される。後半は叡山電鉄の跨線橋のアップダウンでの走り方にも注意が必要。
- 全体的に登りが多い区間でもある。
- 白川通りは北上するので風は例年だと比叡山からの向かい風となるが、異常に強くなると、高校生ランナーには計り知れない負担となる。
- このため、2008年の外国人留学生の1区起用が禁止される以前から、外国人留学生選手を擁する学校は、1区ではなく3区に留学生をあえて起用させることも少なくなかった。現在は、3区に留学生を起用するのが定石となっている。
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 22分40秒 | サムエル・ワンジル | 宮城・仙台育英 | 3年 | 2004年・区間賞 |
2 | 22分41秒 | チャールズ・ディランゴ | 広島・世羅 | 2年 | 2010年・区間賞 |
3 | 22分47秒 | カレミ・ズク | 愛知・豊川 | 3年 | 2012年・区間賞 |
4 | 22分48秒 | ビタン・カロキ | 広島・世羅 | 3年 | 2009年・区間賞 |
5 | 22分51秒 | ポール・カマイシ | 広島・世羅 | 3年 | 2015年・区間賞 |
22分51秒 | (チャールズ・ディランゴ) | 広島・世羅 | 3年 | 2011年・区間賞 | |
6 | 22分55秒 | フィレモン・キプラガット | 岡山・倉敷 | 2年 | 2018年・区間賞 |
22分58秒 | (ポール・カマイシ) | 広島・世羅 | 2年 | 2014年・区間賞 | |
7 | 22分59秒 | ベヌエル・モゲニ | 大分・大分東明 | 3年 | 2018年・区間2位 |
8 | 23分00秒 | サイラス・キンゴリ | 宮城・仙台育英 | 3年 | 2015年・区間2位 |
9 | 23分07秒 | ポール・クイラ | 宮城・仙台育英 | 3年 | 2008年・区間賞 |
23分07秒 | ジョセフ・ムァゥラ | 岡山・倉敷 | 3年 | 2016年・区間賞 |
- 括弧つきの氏名は複数記録を保持するため最高タイムを優先(位は1人とみなす)
3区日本人歴代10傑
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 23分28秒 | 中谷雄飛 | 長野・佐久長聖 | 2年 | 2016年・区間3位 |
2 | 23分34秒 | 志方文典 | 兵庫・西脇工業 | 3年 | 2009年・区間3位 |
3 | 23分38秒 | 村澤明伸 | 長野・佐久長聖 | 3年 | 2008年・区間2位 |
4 | 23分39秒 | 羽生拓矢 | 千葉・八千代松陰 | 1年 | 2013年・区間2位 |
5 | 23分44秒 | 松山和希 | 福島・学法石川 | 2年 | 2018年・区間4位 |
6 | 23分49秒 | 今西駿介 | 宮崎・小林 | 2年 | 2014年・区間4位 |
7 | 23分51秒 | 遠藤日向 | 福島・学法石川 | 2年 | 2015年・区間4位 |
8 | 23分52秒 | 永井大隆 | 兵庫・西脇工業 | 3年 | 2004年・区間2位 |
23分52秒 | 戸田雅稀 | 群馬・東京農大二 | 2年 | 2010年・区間3位 | |
10 | 23分53秒 | 大塚祥平 | 大分・大分東明 | 3年 | 2012年・区間4位 |
23分53秒 | 青木祐人 | 愛知・愛知 | 2年 | 2014年・区間5位 |
4区(8.0875km) 国際会館前(折り返し)⇒寺町丸太町
- 国際会館前→(宝ヶ池通)→(白川通)→(今出川通)→(東大路通)→(丸太町通)→第4中継所(寺町丸太町)
- 3区をほぼ逆走する区間。したがって白川通りは南下となる。風は例年だと追い風となるので、この風をいかにして味方につけるかがポイント。
- 全体的に下りが多い。
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 22分32秒 | ビタン・カロキ | 広島・世羅 | 2年 | 2008年・区間賞 |
22分32秒 | ジョン・ムワニキ | 広島・世羅 | 1年 | 2018年・区間賞 | |
3 | 22分44秒 | 佐藤悠基 | 長野・佐久長聖 | 2年 | 2003年・区間賞 |
4 | 22分53秒 | 高井和治 | 佐賀・白石 | 3年 | 2002年・区間賞 |
5 | 22分59秒 | 鶴里初 | 宮崎・小林 | 2年 | 1989年・区間賞 |
22分59秒 | 佐藤秀和 | 宮城・仙台育英 | 2年 | 2003年・区間2位 | |
7 | 23分01秒 | 前田舜平 | 岡山・倉敷 | 3年 | 2016年・区間賞 |
8 | 23分06秒 | 神林勇太 | 熊本・九州学院 | 3年 | 2016年・区間2位 |
9 | 23分07秒 | 清水将也 | 兵庫・西脇工業 | 2年 | 1997年・区間賞 |
23分07秒 | 川戸拓海 | 三重・伊賀白鳳 | 3年 | 2013年・区間賞 |
5区(3.0km) 寺町丸太町⇒烏丸紫明
- 寺町丸太町→(丸太町通)→(烏丸通)→第5中継所(烏丸紫明)
- 2区の逆走区間。烏丸丸太町からは北上する為に北山からの向かい風が強く吹くことも。
- 3区の比叡颪同様に、烏丸丸太町から始まる当区の北山颪も風の吹き方が毎年変わる。2区と同様の最短区間であり、後半に位置するためチーム7番目の選手が配されることが多く、選手層の厚さがこの区間の順位を左右する。
- この区間の区間記録は全区間で最も古く40年以上更新されていない(現在のコースの記録ではないが、高体連は区間最高記録としている)。
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 8分22秒 | 浅井利雄 | 新潟・小出 | 3年 | 1972年・区間賞 |
2 | 8分24秒 | 藤井翼 | 長野・佐久長聖 | 3年 | 2008年・区間賞 |
3 | 8分26秒 | 田村優宝 | 青森・青森山田 | 2年 | 2008年・区間2位 |
4 | 8分29秒 | 山田進 | 山口・鴻城 | 3年 | 1961年・区間賞 |
5 | 8分36秒 | 藤原賢治 | 兵庫・報徳学園 | 3年 | 1989年・区間賞 |
8分36秒 | 小島忠幸 | 兵庫・西脇工業 | 1年 | 1992年・区間賞 | |
8分36秒 | 大塚稜介 | 福島・学法石川 | 3年 | 2018年・区間賞 | |
8 | 8分37秒 | 青山拓朗 | 埼玉・埼玉栄 | 3年 | 2014年・区間賞 |
8分37秒 | 外岡拓磨 | 三重・伊賀白鳳 | 3年 | 2014年・区間賞 | |
10 | 8分38秒 | 仁木崇寛 | 兵庫・西脇工業 | 2年 | 2007年・区間賞 |
8分38秒 | 廣瀬泰輔 | 三重・伊賀白鳳 | 2年 | 2012年・区間賞 | |
8分38秒 | 茂山蓮太 | 長野・佐久長聖 | 2年 | 2014年・区間3位 | |
8分38秒 | 山口和也 | 広島・世羅 | 3年 | 2015年・区間賞 |
6区(5.0km) 烏丸紫明⇒北野中前
- 烏丸紫明→(烏丸通)→(紫明通)→(堀川通)→(北大路通)→(西大路通)→第6中継所(北野中学前)
- おおむね女子の3区と4区を合わせた区間。最後の7区へ向けて後続に対してどれだけの差を開くことが出来るかがポイント。
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 14分14秒 | 佐々木寛文 | 長野・佐久長聖 | 3年 | 2008年・区間賞 |
2 | 14分16秒 | 木庭啓 | 兵庫・西脇工業 | 2年 | 1993年・区間賞 |
3 | 14分20秒 | 佐々木健太 | 長野・佐久長聖 | 2年 | 2007年・区間賞 |
14分20秒 | 鈴木芽吹 | 長野・佐久長聖 | 1年 | 2017年・区間賞 | |
5 | 14分21秒 | 岡田展彦 | 兵庫・西脇工業 | 2年 | 1994年・区間賞 |
14分21秒 | 宮内斗輝 | 長野・佐久長聖 | 3年 | 2018年・区間賞 | |
7 | 14分23秒 | ヒラム・ガディア | 宮城・仙台育英 | 1年 | 2011年・区間賞 |
8 | 14分24秒 | 棟方雄己 | 宮城・仙台育英 | 3年 | 2007年・区間2位 |
14分24秒 | 田倍憲人 | 埼玉・埼玉栄 | 3年 | 2008年・区間2位 | |
14分24秒 | 石原翔太郎 | 岡山・倉敷 | 2年 | 2018年・区間2位 |
7区(5.0km) 北野中前⇒西京極
- 北野中学前→(西大路通)→(五条通)→西京極陸上競技場
- 女子の5区とまったく同じ区間。
位 | タイム | 氏名 | 都道府県・所属 | 学年 | 年次・順位 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 13分58秒 | 森口祐介 | 兵庫・西脇工業 | 2年 | 1998年・区間賞 |
2 | 14分04秒 | 佐藤清治 | 長野・佐久長聖 | 3年 | 1999年・区間賞 |
3 | 14分06秒 | 村上孝一 | 福岡・大牟田 | 3年 | 2001年・区間賞 |
4 | 14分10秒 | 田上貴之 | 佐賀・白石 | 3年 | 2002年・区間賞 |
5 | 14分11秒 | 大迫傑 | 長野・佐久長聖 | 2年 | 2008年・区間賞 |
6 | 14分13秒 | 一色恭志 | 宮城・仙台育英 | 2年 | 2011年・区間賞 |
7 | 14分16秒 | 阿江匠 | 兵庫・西脇工業 | 3年 | 2002年・区間2位 |
14分16秒 | 中川翔太 | 熊本・九州学院 | 3年 | 2015年・区間賞 | |
9 | 14分20秒 | 前田泰秀 | 兵庫・西脇工業 | 2年 | 1994年・区間賞 |
14分20秒 | 下舘真樹 | 岩手・一関学院 | 3年 | 2017年・区間賞 |
優勝校
開催日 | 男子 | 女子 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
回数 | 出場校数 | 優勝校(都道府県) | 優勝回数 | タイム | 回数 | 出場校数 | 優勝校(都道府県) | 優勝回数 | タイム | |
1950年12月27日 | 1 | 451 | 世羅(広島) | 初優勝 | 1時間46分57秒2 | (女子の部は1989年から実施) | ||||
1951年12月26日 | 2 | 46 | 世羅(広島) | 2年連続2回目 | 1時間44分31秒2 | |||||
1952年12月26日 | 3 | 46 | 玉名(熊本) | 初優勝 | 2時間18分42秒 | |||||
1953年12月27日 | 4 | 46 | 筑紫野(福岡) | 初優勝 | 2時間15分37秒 | |||||
1954年12月26日 | 5 | 46 | 筑紫野(福岡) | 2年連続2回目 | 2時間18分40秒 | |||||
1955年12月25日 | 6 | 46 | 飾磨工(兵庫) | 初優勝 | 2時間17分52秒 | |||||
1956年12月23日 | 7 | 46 | 常磐(福岡) | 初優勝 | 2時間16分57秒 | |||||
1957年12月22日 | 8 | 46 | 小林(宮崎) | 初優勝 | 2時間14分10秒 | |||||
1958年12月28日 | 9 | 473 | 常磐(福岡) | 2年ぶり2回目 | 2時間14分07秒 | |||||
1959年12月27日 | 10 | 61 | 西条農(中国・広島) | 初優勝 | 2時間14分27秒 | |||||
1960年12月25日 | 11 | 46 | 小林(宮崎) | 3年ぶり2回目 | 2時間13分17秒 | |||||
1961年12月24日 | 12 | 46 | 小林(宮崎) | 2年連続3回目 | 2時間13分40秒 | |||||
1962年12月23日 | 13 | 46 | 福岡大大濠(福岡) | 初優勝 | 2時間13分57秒 | |||||
1963年12月22日 | 14 | 46 | 中京商(愛知) | 初優勝 | 2時間12分46秒 | |||||
1964年12月27日 | 15 | 57 | 盈進(広島) | 初優勝 | 2時間10分10秒 | |||||
1965年12月26日 | 16 | 57 | 福岡大大濠(福岡) | 3年ぶり2回目 | 2時間10分45秒 | |||||
1966年12月25日 | 17 | 46 | 中京商(愛知) | 3年ぶり2回目 | 2時間09分28秒 | |||||
1967年12月24日 | 18 | 473 | 中京(愛知) | 2年連続3回目 | 2時間11分09秒 | |||||
1968年12月29日 | 19 | 46 | 小林(宮崎) | 7年ぶり4回目 | 2時間11分00秒 | |||||
1969年12月28日 | 20 | 57 | 福岡大大濠(福岡) | 4年ぶり3回目 | 2時間10分08秒 | |||||
1970年12月27日 | 21 | 46 | 相原(神奈川) | 初優勝 | 2時間11分36秒 | |||||
1971年12月26日 | 22 | 46 | 中津商(大分) | 初優勝 | 2時間11分47秒 | |||||
1972年12月24日 | 23 | 473 | 世羅(広島) | 21年ぶり3回目 | 2時間12分59秒 | |||||
1973年12月23日 | 24 | 473 | 小林(宮崎) | 5年ぶり5回目 | 2時間11分56秒 | |||||
1974年12月22日 | 25 | 47 | 世羅(広島) | 2年ぶり4回目 | 2時間08分40秒 | |||||
1975年12月21日 | 26 | 483 | 大牟田(福岡) | 初優勝 | 2時間09分11秒 | |||||
1976年12月26日 | 27 | 483 | 大牟田(福岡) | 2年連続2回目 | 2時間09分57秒 | |||||
1977年12月25日 | 28 | 47 | 小林(宮崎) | 4年ぶり6回目 | 2時間10分43秒 | |||||
1978年12月24日 | 29 | 47 | 小林(宮崎) | 2年連続7回目 | 2時間10分57秒 | |||||
1979年12月23日 | 30 | 564 | 中京商(岐阜) | 初優勝 | 2時間10分55秒 | |||||
1980年12月21日 | 31 | 47 | 中京商(岐阜) | 2年連続2回目 | 2時間10分07秒 | |||||
1981年12月20日 | 32 | 47 | 報徳学園(兵庫) | 初優勝 | 2時間10分23秒 | |||||
1982年12月26日 | 33 | 47 | 西脇工(兵庫) | 初優勝 | 2時間08分46秒 | |||||
1983年12月25日 | 34 | 47 | 報徳学園(兵庫) | 2年ぶり2回目 | 2時間07分04秒 | |||||
1984年12月23日 | 35 | 58 | 報徳学園(兵庫) | 2年連続3回目 | 2時間08分05秒 | |||||
1985年12月22日 | 36 | 47 | 報徳学園(兵庫) | 3年連続4回目 | 2時間06分43秒 | |||||
1986年12月21日 | 37 | 47 | 市立船橋(千葉) | 初優勝 | 2時間06分30秒 | |||||
1987年12月20日 | 38 | 47 | 埼玉栄(埼玉) | 初優勝 | 2時間05分57秒 | 女子 | ||||
1988年12月25日 | 39 | 47 | 大牟田(福岡) | 12年ぶり3回目 | 2時間05分53秒 | 回数 | 出場校数 | 優勝(都道府県) | 優勝回数 | タイム |
1989年12月24日 | 40 | 58 | 報徳学園(近畿・兵庫) | 4年ぶり5回目 | 2時間04分49秒 | 1 | 47 | 市立船橋(千葉) | 初優勝 | 1時間09分48秒 |
1990年12月23日 | 41 | 47 | 西脇工(兵庫) | 8年ぶり2回目 | 2時間05分44秒 | 2 | 47 | 群馬女子短大付(群馬) | 初優勝 | 1時間08分51秒 |
1991年12月22日 | 42 | 47 | 大牟田(福岡) | 3年ぶり4回目 | 2時間06分47秒 | 3 | 47 | 筑紫女学園(福岡) | 初優勝 | 1時間08分28秒 |
1992年12月20日 | 43 | 47 | 西脇工(兵庫) | 2年ぶり3回目 | 2時間05分12秒 | 4 | 47 | 市立船橋(千葉) | 3年ぶり2回目 | 1時間08分26秒 |
1993年12月26日 | 44 | 47 | 仙台育英(宮城) | 初優勝 | 2時間05分25秒 | 5 | 58 | 仙台育英(宮城) | 初優勝 | 1時間07分32秒 |
1994年12月25日 | 45 | 58 | 西脇工(近畿・兵庫) | 2年ぶり4回目 | 2時間03分21秒 | 6 | 47 | 仙台育英(宮城) | 2年連続2回目 | 1時間07分54秒 |
1995年12月24日 | 46 | 47 | 西脇工(兵庫) | 2年連続5回目 | 2時間05分20秒 | 7 | 47 | 埼玉栄(埼玉) | 初優勝 | 1時間08分13秒 |
1996年12月22日 | 47 | 47 | 報徳学園(兵庫) | 7年ぶり6回目 | 2時間05分08秒 | 8 | 47 | 埼玉栄(埼玉) | 2年連続2回目 | 1時間06分26秒 |
1997年12月21日 | 48 | 47 | 西脇工(兵庫) | 2年ぶり6回目 | 2時間03分18秒 | 9 | 47 | 埼玉栄(埼玉) | 3年連続3回目 | 1時間07分00秒 |
1998年12月20日 | 49 | 47 | 西脇工(兵庫) | 2年連続7回目 | 2時間03分32秒 | 10 | 58 | 田村(福島) | 初優勝 | 1時間07分56秒 |
1999年12月26日 | 50 | 58 | 仙台育英(宮城) | 6年ぶり2回目 | 2時間05分04秒 | 11 | 47 | 筑紫女学園(福岡) | 8年ぶり2回目 | 1時間07分59秒 |
2000年12月24日 | 51 | 47 | 大牟田(福岡) | 9年ぶり5回目 | 2時間04分48秒 | 12 | 47 | 立命館宇治(京都) | 初優勝 | 1時間08分05秒 |
2001年12月23日 | 52 | 47 | 仙台育英(宮城) | 2年ぶり3回目 | 2時間03分46秒 | 13 | 47 | 諫早(長崎) | 初優勝 | 1時間08分10秒 |
2002年12月22日 | 53 | 47 | 西脇工(兵庫) | 4年ぶり8回目 | 2時間04分03秒 | 14 | 47 | 筑紫女学園(福岡) | 3年ぶり3回目 | 1時間08分24秒 |
2003年12月21日 | 54 | 47 | 仙台育英(宮城) | 2年ぶり4回目 | 2時間02分07秒 | 15 | 58 | 須磨学園(兵庫) | 初優勝 | 1時間07分46秒 |
2004年12月26日 | 55 | 58 | 仙台育英(宮城) | 2年連続5回目 | 2時間01分32秒 | 16 | 47 | 諫早(長崎) | 3年ぶり2回目 | 1時間07分33秒 |
2005年12月25日 | 56 | 47 | 仙台育英(宮城) | 3年連続6回目 | 2時間05分04秒 | 17 | 47 | 興譲館(岡山) | 初優勝 | 1時間06分54秒 |
2006年12月24日 | 57 | 47 | 世羅(広島) | 32年ぶり5回目 | 2時間03分18秒 | 18 | 47 | 須磨学園(兵庫) | 3年ぶり2回目 | 1時間07分34秒 |
2007年12月23日 | 58 | 47 | 仙台育英(宮城) | 2年ぶり7回目 | 2時間03分55秒 | 19 | 47 | 立命館宇治(京都) | 7年ぶり2回目 | 1時間07分06秒 |
2008年12月21日 | 59 | 47 | 佐久長聖(長野) | 初優勝 | 2時間02分18秒 | 20 | 58 | 豊川(愛知) | 初優勝 | 1時間07分37秒 |
2009年12月20日 | 60 | 58 | 世羅(広島) | 3年ぶり6回目 | 2時間04分09秒 | 21 | 47 | 豊川(愛知) | 2年連続2回目 | 1時間08分27秒 |
2010年12月26日 | 61 | 47 | 鹿児島実(鹿児島) | 初優勝 | 2時間03分59秒 | 22 | 47 | 興譲館(岡山) | 5年ぶり2回目 | 1時間07分50秒 |
2011年12月25日 | 62 | 47 | 世羅(広島) | 2年ぶり7回目 | 2時間03分50秒 | 23 | 47 | 豊川(愛知) | 2年ぶり3回目 | 1時間07分29秒 |
2012年12月23日 | 63 | 47 | 豊川(愛知) | 初優勝 | 2時間02分55秒 | 24 | 47 | 立命館宇治(京都) | 5年ぶり3回目 | 1時間07分22秒 |
2013年12月22日 | 64 | 47 | 山梨学院大附(山梨) | 初優勝 | 2時間03分53秒 | 25 | 58 | 豊川(愛知) | 2年ぶり4回目 | 1時間06分54秒 |
2014年12月21日 | 65 | 58 | 世羅(広島) | 3年ぶり8回目 | 2時間02分39秒 | 26 | 47 | 大阪薫英女学院(大阪) | 初優勝 | 1時間07分26秒 |
2015年12月20日 | 66 | 59 | 世羅(広島) | 2年連続9回目 | 2時間01分18秒 | 27 | 59 | 世羅(広島) | 初優勝 | 1時間07分37秒 |
2016年12月25日 | 67 | 47 | 倉敷(岡山) | 初優勝 | 2時間02分34秒 | 28 | 47 | 大阪薫英女学院(大阪) | 2年ぶり2回目 | 1時間07分24秒 |
2017年12月24日 | 68 | 47 | 佐久長聖(長野) | 9年ぶり2回目 | 2時間02分45秒 | 29 | 47 | 仙台育英 (宮城) | 23年ぶり3回目 | 1時間06分35秒 |
2018年12月23日 | 69 | 47 | 倉敷(岡山) | 2年ぶり2回目 | 2時間02分09秒 | 30 | 58 | 神村学園(鹿児島) | 初優勝 | 1時間07分25秒 |
優勝回数
男子・高校別
高校名 | 回数 | 優勝年度 |
---|---|---|
世羅 | 9 | 1950,1951,1972,1974,2006,2009,2011,2014,2015 |
西脇工 | 8 | 1982,1990,1992,1994,1995,1997,1998,2002 |
小林 | 7 | 1957,1960,1961,1968,1973,1977,1978 |
仙台育英 | 7 | 1993,1999,2001,2003,2004,2005,2007 |
報徳学園 | 6 | 1981,1983,1984,1985,1989,1996 |
大牟田 | 5 | 1975,1976,1988,1991,2000 |
福岡大大濠 | 3 | 1962,1965,1969 |
中京大中京 | 3 | 1963,1966,1967 |
福岡農 | 2 | 1953,1954 |
常磐 | 2 | 1956,1958 |
中京学院大中京 | 2 | 1979,1980 |
佐久長聖 | 2 | 2008,2017 |
倉敷 | 2 | 2016,2018 |
飾磨工 | 1 | 1955 |
西条農 | 1 | 1959 |
盈進 | 1 | 1964 |
相原 | 1 | 1970 |
中津東 | 1 | 1971 |
市立船橋 | 1 | 1986 |
埼玉栄 | 1 | 1987 |
鹿児島実 | 1 | 2010 |
豊川 | 1 | 2012 |
山梨学院 | 1 | 2013 |
- 高校名は現在の校名で統一
男子・都道府県別
都道府県名 | 回数 | 校数 |
---|---|---|
兵庫 | 15 | 3 |
福岡 | 12 | 4 |
広島 | 11 | 3 |
宮崎 | 7 | 1 |
宮城 | 7 | 1 |
愛知 | 4 | 2 |
岐阜 | 2 | 1 |
長野 | 2 | 1 |
岡山 | 2 | 1 |
熊本 | 1 | 1 |
神奈川 | 1 | 1 |
大分 | 1 | 1 |
千葉 | 1 | 1 |
埼玉 | 1 | 1 |
鹿児島 | 1 | 1 |
山梨 | 1 | 1 |
女子・高校別
高校名 | 回数 | 優勝年度 |
---|---|---|
豊川 | 4 | 2008,2009,2011,2013 |
筑紫女学園 | 3 | 1991,1999,2002 |
仙台育英 | 3 | 1993,1994,2017 |
埼玉栄 | 3 | 1995,1996,1997 |
立命館宇治 | 3 | 2000,2007,2012 |
市立船橋 | 2 | 1989,1992 |
諫早 | 2 | 2001,2004 |
須磨学園 | 2 | 2003,2006 |
興譲館 | 2 | 2005,2010 |
大阪薫英女学院 | 2 | 2014,2016 |
健大高崎 | 1 | 1990 |
田村 | 1 | 1998 |
世羅 | 1 | 2015 |
神村学園 | 1 | 2018 |
- 高校名は現在の校名で統一
女子・都道府県別
都道府県名 | 回数 | 校数 |
---|---|---|
愛知 | 4 | 1 |
福岡 | 3 | 1 |
宮城 | 3 | 1 |
埼玉 | 3 | 1 |
京都 | 3 | 1 |
千葉 | 2 | 1 |
長崎 | 2 | 1 |
兵庫 | 2 | 1 |
岡山 | 2 | 1 |
大阪 | 2 | 1 |
群馬 | 1 | 1 |
福島 | 1 | 1 |
広島 | 1 | 1 |
鹿児島 | 1 | 1 |
中継放送
NHKが中継放送している。原則として大阪放送局のアナウンサー(2017年度の例として、太田雅英(女子、テレビ)、鏡和臣(名古屋局より派遣、女子、ラジオ)、豊原謙二郎(男子、テレビ)、酒井博司(男子、ラジオ))が実況を担当する。
- テレビ
- 総合テレビ
- 女子 10:05-11:54 男子 12:15-(14:50 不定)
- ラジオ
- ラジオ第1放送
- 女子 10:05-11:54 男子 12:15-(15:00 不定)
関連項目
- 全国高等学校駅伝競走大会の記録一覧
- 天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会
- 皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会
- 京都マラソン
- 毎日マラソン(現・びわ湖毎日マラソン) - 大阪で開催されていた時代、大人のマラソン選手1人と7人の高校生がリレーする駅伝を比較しようとする発想から同じコースで行われていたことがあった[28]。
脚注
注釈
出典
- ^ 50年史(毎日新聞社)、80頁。
- ^ 50年史(毎日新聞社)、64、68、308頁。
- ^ 1983年第34回大会[1]
- ^ 1984年第35回大会[2]
- ^ 1985年第36回大会[3]
- ^ 朝日新聞東京本社版1993年12月27日付19面
- ^ a b “全国高校駅伝:公式ロゴマーク 鉢巻きモチーフに力強く”. 毎日新聞. (2015年7月14日)
- ^ 50年史(毎日新聞社)、213頁。
- ^ a b 明日にTASUKIをつなげ!、46頁
- ^ 50年史(出版芸術社)、114頁。
- ^ 50年史(毎日新聞社)、16頁。
- ^ 50年史(出版芸術社)、134頁。
- ^ a b 50年史(出版芸術社)、48-51、68、94頁。
- ^ 明日にTASUKIをつなげ!、99頁
- ^ 50年史(出版芸術社)、72頁。
- ^ 明日にTASUKIをつなげ!、43頁
- ^ 50年史(毎日新聞社)、172-173頁。
- ^ 50年史(出版芸術社)、24頁。
- ^ 50年史(毎日新聞社)、86頁。
- ^ 50年史(毎日新聞社)、106頁。
- ^ 50年史(毎日新聞社)、110頁。
- ^ 50年史(毎日新聞社)、118頁。
- ^ 50年史(毎日新聞社)、120頁。
- ^ 50年史(出版芸術社)、5頁。
- ^ 50年史(出版芸術社)、6、20頁。
- ^ 50年史(出版芸術社)、8、134頁。
- ^ 50年史(毎日新聞社)、18頁。
- ^ 50年史(出版芸術社)、6頁。
参考書籍
- 長岡民男ほか『高校駅伝50年史 - 半世紀、タスキつないで』出版芸術社、2000年。ISBN 4882931818。
- 毎日新聞社(編)『全国高等学校駅伝競走大会50年史』全国高等学校駅伝競走大会実行委員会、2000年。
- 毎日新聞社(編)『明日にTASUKIをつなげ! 全国高等学校駅伝競走大会都大路の50年』全国高等学校駅伝競走大会実行委員会、2016年。
外部リンク
- 全国高等学校駅伝競走大会公式サイト: 最新の予選会の結果や写真、また第1回大会からすべての高校駅伝のデータや記録を網羅