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* 渋谷駅(マークシティ) - 袖ヶ浦・木更津線
* 渋谷駅(マークシティ) - 袖ヶ浦・木更津線
** 渋谷駅(マークシティ) -  (首都高速道路)  - ([[東京湾アクアライン]])  - [[袖ヶ浦バスターミナル]] - [[木更津駅]]西口
** 渋谷駅(マークシティ) -  (首都高速道路)  - ([[東京湾アクアライン]])  - [[袖ヶ浦バスターミナル]] - [[木更津駅]]西口
** 2018年7月10日運行開始予定<ref>[https://www.tokyubus.co.jp/news/001711.html 高速乗合バス「木更津駅・袖ケ浦~渋谷駅」線
** 2018年7月10日運行開始予定<ref>[https://www.tokyubus.co.jp/news/001711.html 高速乗合バス「木更津駅・袖ケ浦~渋谷駅」線 2018年7月10日(火)より運行開始 木更津と渋谷がグッと近くになりました]</ref>([[小湊鉄道]]と共同運行)。
2018年7月10日(火)より運行開始
木更津と渋谷がグッと近くになりました]</ref>([[小湊鉄道]]と共同運行)。


=== 夜行高速バス ===
=== 夜行高速バス ===

2018年7月11日 (水) 01:10時点における版

株式会社東急トランセ
TOKYU TRANSSES CORPORATION
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
153-0043
東京都目黒区東山3-8-1
設立 1998年4月8日
業種 陸運業
法人番号 7013201004027 ウィキデータを編集
事業内容 バス事業
資本金 5000万円
売上高 65億9100万円(2016年3月期)
従業員数 971名(2016年3月31日現在)
決算期 3月
主要株主 東急バス100%
外部リンク https://www.tokyubus.co.jp/
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東急トランセ10周年記念塗装バス(下馬、SI7811)

株式会社東急トランセ(とうきゅうトランセ、TOKYU TRANSSÉS CORPORATION)は、渋谷駅から代官山エリアへの循環路線(代官山循環線)、昼行・夜行高速バスおよび空港連絡バスの運行、東急バスの一部路線の受託運行貸切バスの運行を行っているバス会社である。

東急バスの100%子会社として、1998年(平成10年)4月8日に設立された。

トランセとは、"transport"(トランスポート:輸送する)という英語フランス語風にアレンジした造語である(フランス語風に「TRANSSÉS」とアキュート・アクセント符号を付けて綴る)。

営業所

沿革、担当路線、車両などの詳細は、各営業所の記事を参照のこと。

代官山循環線

代官山循環線 現在の車両(日野・リエッセ SI7811)
  • 渋谷駅西口→南平台町→伊太利屋本社前→青葉台二丁目→伊太利屋本社前→代官山駅入口→猿楽町→渋谷駅西口
    • 渋谷駅西口→南平台町→伊太利屋本社前→代官山駅入口→猿楽町→渋谷駅西口
    • 渋谷駅西口→南平台町→伊太利屋本社前→青葉台二丁目

1998年7月28日運行開始。東急トランセの直営路線である。担当は下馬営業所

代官山循環線は、渋谷駅西口から南平台町、旧山手通り東急東横線代官山駅入口、猿楽町を経て渋谷駅に戻る循環路線。通常ルートの途中に、目黒区青葉台地区を通るフリー降車区間があるのが特徴である。始発以降の数便は青葉台二丁目を通らず、渋谷発20時10分以降のバスは青葉台二丁目止まりである。

運行開始当初は青葉台二丁目停留所でデマンド運行を行っていたが、2011年6月1日より早朝以外の全便が経由するようになった。また同日より、バスナビゲーションシステムが導入された[1]

運行時間は8時 - 20時30分(渋谷駅停留所発)で、6 - 15分間隔と本数は多い。系統番号の表示はなく、方向幕には「渋谷駅 代官山」と、その間に循環路線であることを示す丸い矢印のマークが表示されている。

代官山循環線のバス運転士(同社では独自の呼称として「サービスプロバイダー」を使用)は、運行開始以来専属運転士として女性のみが採用され、代官山循環線専用デザインの女子用制服も存在した。制帽にリボンがあしらわれ、スラックスの他にキュロットスカートの制服も用意されていた。2014年からは男性運転士も担当している。また現在は代官山循環線専用の女子制服は廃止され、女性運転士の制服は東急トランセと共通のものになっている。

運賃

運賃は大人は平日150円、小児は80円。PASMOSuica、東急バスIC一日乗車券も利用できる。ただしバス利用特典サービスは適用されない[2]。各種障害者手帳提示により障害者割引も適用される[3]

2015年4月1日、代官山循環線の運賃割引制度がリニューアルされた。従来は代官山循環線独自の割引制度として「複数人数割引」「日曜祝祭日割引」が存在し、大人は平日150円(2人目以降は100円)、日曜・祝日は100円、小児は曜日を問わず80円であった。割引運賃適用時には車両の前面にステッカーが貼付されていた。同年3月31日をもってこれらの割引制度は廃止された。

この割引運賃リニューアルにより、東急バスIC一日乗車券(大人510円・小児260円)の利用が可能になった。また同時に、紙式の代官山循環線専用回数券が発売された。発売金額は1,000円で、券種は大人用の150円券×7枚綴り、小児運賃に対応した80円券×13枚綴り+10円券×1枚綴りの2種類が存在する。販売場所は東急バス下馬営業所、東急バス渋谷案内所(渋谷駅西口)のみで、バス車内での販売はない[4][5]

バスカードは、運行開始時から独自の非接触式ICカードトランセカード」を採用していた。専用トランセカードは2007年8月23日で利用を終了した。翌24日からはPASMOを導入し、相互利用しているSuicaともども使えるようになった。廃止されたトランセカードの代替として、磁気式の「代官山循環線専用バスカード」を発行していたが、2015年4月1日の運賃割引サービス変更にともない、同年3月31日付で発売中止、同年9月30日で利用が停止された[6]。なおバス共通カードは、PASMO移行時も使用することができなかった。

車両

代官山地区の狭隘な道路環境に合わせ、小型バスを使用している。1998年の運行開始時は、後部に車椅子用のリフトを備えたマイクロバス三菱ふそう・ローザが導入された[7]

その後乗客が増加し、乗降口が1扉で乗降に時間がかかること、多客時には積み残しも発生したことから、8年後の2006年7月28日より、新たに2扉で乗降が便利な小型バスの日野・リエッセ(2扉ステップリフトバス)を導入し、乗降口を前扉と中扉に分割した。中扉のステップ内蔵リフトで車椅子での乗降も可能である。

車番は東急バス下馬営業所を指す「SI」に続き7800番台の番号を用い、SI7801から導入順に連番である。車体の塗装は、街の景観に似合うシックなワインレッドを基調に、リエッセはさらにブルーのラインと「DAIKANYAMA LOOP LINE」のロゴが入る。

リエッセへの置き換えにより、それまで使用されていたローザは予備車となり、2007年3月頃まで数回使用されたのち教習車に格下げされ、その後全車除籍されている。

現在(2018年5月)リエッセから日野ポンチョ(2ドア・ロングボディー)への置き換えが進行中。ただし、リエッセも1時間に1~2本の割合で走っている。なおポンチョは超低床車体のため、車いす用リフトは装備されていない。(脱着式のスロープ板を設置し、乗降をサポートする)

東急バスの路線受託

東急トランセ受託路線バスに貼られているステッカー
トランセステッカーが貼られた受託車両(高津 TA1979)

親会社である東急バス路線の受託運行も主要業務のひとつである。1999年(平成11年)8月1日、東急バス野沢線の中目01系統・中目黒駅 - 野沢龍雲寺(循環)を代官山循環線を受け持つ下馬営業所にて受託した。

その後2003年までに、弦巻瀬田淡島高津の各営業所を順次設置し、それぞれ東急バス本体の路線を受託運行している。これらの受託路線は東急バスの車両を使用し、「TOKYU TRANSSÉS」と表記された楕円型のステッカーを車両前面に貼付している。

東急バスからの受託路線においては、車両自体は東急バス所属であり車体カラーリングも全く同一で、案内放送では社名を「東急トランセ」ではなく「東急バス」と案内し、定期券バス共通カード一日乗車券など乗車券類も完全に共通利用できるなど、乗客側から見れば東急バス本体が運行する非委託路線とほぼ変わらない。

ただし東急トランセ委託路線でも、乗務員は東急トランセ直営路線同様「サービスプロバイダー」と称する。東急バス本体では乗務員を「サービスクルー」と称しているので、この点や車体のステッカーなどで区別は可能である。

コミュニティバス

世田谷区コミュニティバス「タマリバーバス」(瀬田 S6027)

東急バスからの委託を受け、渋谷区世田谷区コミュニティバスの運行を行っている。詳細は各路線および営業所の記事を参照。

契約輸送

かながわサイエンスパーク送迎バス(高津 TA631)

高津営業所では、トランセ直営路線として溝の口駅北口より、かながわサイエンスパーク(KSP)無料シャトルバス、NECプラットフォームズ(旧・NECインフロンティア)関係者専用送迎バスを運行している。かながわサイエンスパークの無料シャトルバスは一般の来館者も乗車することができる(始発から10時までの便は会員専用)[8]

専用車として東急トランセ直属の車両を所有している。これらの車両は東急バスからの委託ではないため、車体の社名表記が「東急トランセ」で、楕円形のトランセステッカーも貼られていない。

詳しくは、東急バス高津営業所#契約輸送の項を参照。

高速バス

高速バスの車両。塗装は貸切車のアレンジ(瀬田 S3303、日野・セレガ
東急マーキュリーカラーの貸切車(瀬田 S2200、日野・セレガSHD)
パイレーツ移管にあたり京浜急行バスから譲り受けたエアロクイーンI(下馬 SI3561)

昼行高速バス

  • センター北駅・たまプラーザ駅 - 御殿場プレミアム・アウトレット線
    • センター北駅 - たまプラーザ駅 - (東名高速道路) - 御殿場プレミアム・アウトレット
    • 2014年3月1日運行開始(富士急湘南バスと共同運行)。
    • 2016年10月1日より東急バスに運行移管
  • センター北駅・たまプラーザ駅 - スノータウンイエティ・ぐりんぱ線
  • 渋谷駅(マークシティ)・二子玉川駅 - 富士急御殿場車庫・富士急ハイランド・河口湖駅・富士山駅線[10]
  • 渋谷駅(マークシティ) - 藤枝・相良線[13]
    • 渋谷駅(マークシティ) - (東名高速道路)- 東名御殿場 - 高速バス岡部営業所 - 藤枝駅南口 - 井口堺 - 富士山静岡空港 - 静波海岸入口 - 相良営業所
    • 渋谷駅(マークシティ) - (東名高速道路)- 高速バス岡部営業所 - 藤枝駅南口 - 井口堺 - 静波海岸入口 - 相良営業所 ※下り最終便、上り始発便
    • 2016年12月16日運行開始(しずてつジャストラインと共同運行)。

夜行高速バス

車両

昼行車両は日野・セレガ(トイレ付)が6台就役し、貸切車と同じ東急マーキュリーカラー(白地に青・赤・橙の3色帯)で「TOKYU HIGHWAY BUS」のロゴが入る。塗り分けは貸切車の塗装をアレンジしたもの。

夜行車両はセレガに加えて京浜急行バスから移籍した三菱ふそう・エアロクイーン(KL-MS86MP)が2台(SI3560・3561)就役し、セレガと同じくマーキュリーカラーで「TOKYU HIGHWAY BUS」のロゴがリアオーバーハング部に入る。

車番は3000番台が付与され、2014年5月31日までは瀬田営業所が担当していたが、2014年6月1日からは下馬営業所に移管された。

脚注

  1. ^ 2011年6月1日(水)バスナビゲーションサービスを導入いたします。デマンド運行を定期運行へ変更いたします。 (PDF) 東急トランセ、2011年9月16日閲覧。
  2. ^ 路線バス(代官山線) 東急トランセ公式サイト
  3. ^ 運賃について 東急バス公式サイト
  4. ^ 2015年4月1日(水)より割引運賃をリニューアルします (PDF) 東急トランセ、2015年10月3日閲覧。
  5. ^ 東急トランセ【代官山循環バス】割引サービスの変更について 東急バス公式サイト
  6. ^ 代官山循環バス専用回数券【カード式】の発売・利用停止について 東急トランセ公式サイト
  7. ^ 『バスジャパン ニューハンドブックス30 東急バス』BJエディターズ、2000年4月1日、33頁。ISBN 4-7952-7795-8 
  8. ^ KSPシャトルバス ご利用案内 かながわサイエンスパーク 公式サイト
  9. ^ 夏季期間限定、富士山五合目ゆき運行について 2015年7月11日(土)~2015年8月31日(月)(東急バス、2015年6月8日)
  10. ^ 渋谷駅(マークシティ)・二子玉川駅~富士急御殿場車庫・富士急ハイランド・河口湖駅・富士山駅 新路線開業!!(東急バス、2014年12月17日)
  11. ^ 停留所名称変更のお知らせ【2015年4月25日(土)実施】 - 東急バス、2016年9月18日閲覧。
  12. ^ a b 【高速乗合バス】「富士学校前」停留所停車・到着時刻変更のお知らせ - 東急バス、2016年9月18日閲覧。
  13. ^ 【高速乗合バス】渋谷マークシティ~藤枝・相良 新路線開業のお知らせ ~渋谷から乗り換えなしで静岡県中西部地区の藤枝・相良エリアへ~ 2016年12月16日開業 - 東急バス、2016年12月15日閲覧
  14. ^ 高速乗合バス「渋谷~軽井沢・草津線」2017年3月16日(木)新規運行開始予定! (PDF) - 2017年3月2日閲覧
  15. ^ 高速乗合バス「木更津駅・袖ケ浦~渋谷駅」線 2018年7月10日(火)より運行開始 木更津と渋谷がグッと近くになりました

参考文献

バスジャパン ニューハンドブックス30 東急バス』BJエディターズ、2000年4月1日。ISBN 4-7952-7795-8 

『バスジャパン ハンドブックスシリーズR 69 東急バス』BJエディターズ、2010年2月1日。ISBN 978-4434115646 

バスラマ・インターナショナル 84 Vol.15 No.4』ぽると出版、2004年6月25日。ISBN 4-89980-084-3 

バスマガジン Vol.57』講談社ビーシー講談社、2013年1月26日。ISBN 978-4-06-366714-1 

関連項目

外部リンク