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「魔女の宅急便 (1989年の映画)」の版間の差分

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2018年6月11日 (月) 01:17時点における版

魔女の宅急便 > 魔女の宅急便 (1989年の映画)
魔女の宅急便
Kiki's Delivery Service
監督 宮崎駿
脚本 宮崎駿
原作 角野栄子
魔女の宅急便』(福音館書店刊)
製作 尾形英夫
漆戸靖治
原徹
宮崎駿
製作総指揮 徳間康快
都築幹彦
高木盛久
出演者 高山みなみ
佐久間レイ
戸田恵子
山口勝平
加藤治子
音楽 久石譲
主題歌 荒井由実
ルージュの伝言
やさしさに包まれたなら
撮影 杉村重郎
編集 瀬山武司
制作会社 スタジオジブリ
製作会社 徳間書店
ヤマト運輸
日本テレビ
配給 日本の旗 東映
アメリカ合衆国の旗 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
公開 日本の旗 1989年7月29日
アメリカ合衆国の旗 1998年5月23日
上映時間 102分46秒12
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
製作費 日本の旗 8億円
配給収入 日本の旗 21億5000万円[1]
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魔女の宅急便』(まじょのたっきゅうびん、英題:Kiki's Delivery Service)は、スタジオジブリ制作の日本アニメーション映画作品。監督は宮崎駿。宮崎が監督を務めたスタジオジブリの長編映画としては初の、他者の原作による作品であり、宮崎が『ハウルの動く城』の監督に就くまで15年間にわたって唯一の作品であった。主題歌には荒井由実の楽曲が採用された。

上映データ

公開日
上映時間
1989年(平成元年) 7月29日 日本 102分46秒12コマ
サイズ カラー ワイド
上映スクリーン数 東映洋画系138館
制作期間 1988年4月1日 1989年7月17日
作画枚数 6万7317枚
使用色数 462色
キャッチコピー おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。

制作の経緯

カフェ/パン屋さん «Porten», ゴットランド島 の ヴィスビュー

1985年(昭和60年)12月、映画プロダクション風土舎は角野栄子の児童文学『魔女の宅急便』の長編アニメーション化の企画を立ち上げた。「宅急便」がヤマト運輸登録商標であったことから、真っ先に同社にスポンサーを要請した。当初ヤマト運輸は難色を示したが、同社のトレードマークである黒猫が偶然にも物語に登場することから次第に前向きになりスポンサーになることを了承した[2]

1987年(昭和62年)春ごろ、風土舎とヤマト運輸は電通を通じて徳間書店に協力を申し込み、本作はスタジオジブリで制作される事となった。

風土舎は、「監督またはプロデューサーに宮崎駿か高畑勲を」と意向を示した。『となりのトトロ』、『火垂るの墓』の制作を開始したばかりでもあり当初監督は有望な若手を起用する事とし、脚本は一色伸幸が担当。宮崎はプロデューサーのみを請ける事になった。またメインスタッフ陣にはキャラクターデザイン担当のチーフアニメーターに近藤勝也、補佐に大塚伸治を起用し、美術監督は男鹿和雄の推薦で大野広司が起用される事となった。大野が所属していたスタジオ風雅水谷利春社長もこのプロジェクトに賛同しすぐ大野の起用を決定した。プロジェクトは着々と進んでいたが、一色が書き上げたシナリオが作品の雰囲気にそぐわなかったため、『となりのトトロ』の作業を終えた宮崎がシナリオを書く事となり、一色は降板した。制作が進むにつれ当初70〜80分の中編となる構想であったが、最終的には100分を越える本格的長編となった。また、監督は片渕須直が就任する予定であったが、スポンサー企業の意向をうけて演出補佐にまわり[3]、結局、宮崎が監督も務める事になった。シナリオ完成後、宮崎は絵コンテ作業を開始。途中、近藤喜文も絵コンテ作業を手伝っていたが作画状況の関係から作画監督に回る事となる。今回の宮崎の役目はプロデューサー、脚本、絵コンテ、監督の4役で『風の谷のナウシカ』、『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』で行っていた作画チェックは行わず作画監督の近藤勝也、近藤喜文、大塚伸治がその役を担当していた。

長編アニメーション映画としては制作期間が短く、作画の困難な群集シーンが後半に多数挿入されたためスタッフの負担は大きかった。音楽演出を高畑が受け持ったのも、宮崎に余裕がなくなったためである。さらに音楽担当である久石譲も自身のアルバム制作とスケジュールが重なり、音楽打ち合わせから演奏録音までが公開間際になるという状態だった。

原作をかなり自由に脚色し背景にはスタッフがロケハンしたスウェーデンストックホルム及びゴットランド島ヴィスビュー、宮崎自身が1988年(昭和63年)5月に個人的に旅行したアイルランド、その他サンフランシスコリスボンパリナポリなどの風景を織り交ぜて使っている[4]。街の名前は、劇場公開時のパンフレットによれば原作のまま「コリコ」の街とされている。この街では白黒テレビが普及している一方でボンネットバスや大きな飛行船が使われているなど、現代ではなく過去の時代を舞台にしているものとみられる(宮崎によれば「二度の大戦を経験しなかったヨーロッパ」という設定)。ストックホルムとヴィスビューは宮崎がAプロダクション(シンエイ動画)時代の1971年(昭和46年)に幻の映画企画『長くつ下のピッピ』のロケハンで訪れた場所でもある。

スタジオジブリの発足前から徳間書店の作品の配給を担当した東映は東宝に配給させた前作の『火垂るの墓』と『となりのトトロ』の興行的失敗を理由に本作を持ってジブリ作品の配給の打ち切りを決定し、本作は東映が配給した最後のジブリ作品になった。

作風

アニメ版では、原作に見られた童話ならではのファンタジー性は抑えられ、作中における魔法はあくまで「個人の特技の一種」という位置づけで描かれている。「田舎から都会へ上京してきた少女が特技を活かして独り立ちしていく」という点を強調して前面に押し出しており、その中で思春期を迎えた少女の感情の機微を描写していく現実味漂う作風となっている。

原作者の角野は映画化に際し、当初は唯一の注文として「キキが旅立つ時にキキの故郷の木に付けられていたを鳴らすこと」のみを求めていた。その後制作が進むに連れ内容が大きく変わることに否定的になったが、宮崎と角野が数回対談し解決した[2]

反響

今回、徳間書店の他にヤマト運輸日本テレビが製作に参加。スポンサーが付き、テレビCMなど広告宣伝面にも力が入れられた結果、配給収入21.5億円と前作『となりのトトロ』の3倍以上を記録した。1978年(昭和53年)公開の『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の記録を抜いて日本のアニメーション映画の興行記録を更新した。

あらすじ

とあるのどかな田舎町に住むキキは、魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子。『魔女として生きることを決意した少女は、13歳の満月の夜に魔女のいない町を見つけて定住し、魔女の修行を積むべし』という古くからのしきたりに従って生まれ育った町から旅立ち、海に囲まれた町コリコにたどり着き定住を決める。

しかし、魔女の風習の残る田舎町と異なり、大都会であるコリコの町の人々はどこかよそよそしく、キキはそんな人々の態度に戸惑いを隠せない。そんな中、グーチョキパン店のおかみ・おソノさんに出会い気に入られたキキは、おソノさんの好意でパン屋の2階に居候し、空飛ぶ魔法を活かして『魔女の宅急便』を開業する。そんな中、人力飛行機作りを目指す少年トンボと出会う。馴れ馴れしい態度で接してくる彼を不愉快に思いながらも徐々にキキはトンボと打ち解けてゆくが、思春期における様々な感情の機微ゆえに、なかなか素直になれない。

そんなある日。キキは突然魔法の力を失い、飼い猫のジジと会話を交わすことができなくなってしまう。更に大切なほうきを折ってしまい、唯一のとりえである空を飛ぶ能力を失ったことでスランプに陥ってしまう。途方に暮れる中、かつて仕事の最中に森の中で出会った絵描きの女性ウルスラと再会したキキは、彼女の励ましを受けて少しずつ元気を取り戻していく。その後、かつてお届けものを請け負った老婦人の家へ招かれたキキは、婦人から宅配を依頼されたお届け物が、落ち込んだ自分を励ますためのものだったことに気づき、久しぶりに明るい笑顔を見せるのだった。

そんな時、飛行船『自由の冒険号』の航海開始の生中継を放映していたテレビで、トンボが暴風に煽られて吹き飛ばされた飛行船のロープにしがみついたまま空中にさらわれてしまったところを目撃したキキは、無我夢中で現場へと急行する。現場の近くにいた掃除夫のデッキブラシを借り受け、必死の思いで魔法の力を奮い起こし、キキはついに再び大空へと飛び出した。しかし、戻ったばかりの魔法の力と乗りなれないデッキブラシに翻弄されて思うようにトンボに近づくことができず、ついにトンボがロープから手を離してしまう。後を追うようにキキはデッキブラシに乗ったまま急降下してトンボをキャッチすると、そのままゆっくりと降下して無事に地面に降り立ち、トンボを救うことに成功する。

こうして再び魔法の力を取り戻したキキは、街の人たちともすっかり打ち解け、今日も元気にコリコの町を飛び回りながら、宅配業に精を出すのだった。

登場人物

キキ
本作の主人公。13歳。魔女の掟である独り立ちの日を迎えた活発な少女。飛ぶことだけが魔女としての唯一の取り柄。おソノの店で箒での飛行を利用して配達する「魔女の宅急便」を開業し、様々な経験を通じて成長していく。原作ではロングヘアーであったが、映画ではショートヘアーで、原作よりも快活さやお転婆な一面が強調されている。
キキのモデルとして宮崎がヒントを得たのは、当時ちょうど13歳だった鈴木の娘とされている[5]。また、キキの髪型については当初原作のイメージを重視しロングヘアーであったが作画が難しいという事で様々な髪型が試され、最終的にはショートヘアーとなった(初期イメージボード等では髪を2つに分けていたり、三つ編み等もあったほか金髪もあった)。赤い大きなリボンについて、後年に鈴木が製作当時、宮崎と共に「思春期」というイメージに迷っていた最も初期にとある喫茶店で宮崎が手近にあった紙ナプキンに大きなリボンを描き、「これだ!」と形のない思春期を具体化したところからすべてが始まったと語っている[要出典]
ジジ
キキの相棒の黒猫。年齢はキキと同じく13歳。一人称は「ぼく」で少し生意気な性格。喋れる猫というわけではなく、キキが魔法の力でジジと会話をしている。原作によると、魔女の家に女の子が生まれると同じ月日に生まれた猫を探し、大切なパートナーとして共に育てるという風習がある。映画版では後半からキキの魔法の力が弱まって会話が不可能になる(原作では最後まで可能)。映画版終盤では鳴き声で話すジジにキキが微笑みで返す描写がされているが、明確に会話ができるようになったのかどうかははっきりしていない。
コキリ
キキの母親で彼女も魔女。魔女としての力は優れているものの、使える魔法は限られており「空を飛ぶ魔法」と「薬草から薬を作る魔法」しか使えない。これは時代とともに扱える魔法の数が減っているせいであり、キキの代になってさらに1つ魔法が減ってしまうことを嘆いている。劇中で名前を呼ばれる事はなく、自宅前の案内に「魔女にご用の方は ベルを鳴らしてください コキリ」と書かれているのみ。
オキノ
キキの父親。あっさりとした性格。原作では魔女や妖精の研究をする民俗学者。愛娘であるキキを優しく送り出す。「オキノ」は苗字ではなく、名前である。
トンボ / コポリ
空に憧れ、飛行クラブに所属する丸メガネの少年。「トンボ」は愛称で、本名はコポリ。愛嬌のある性格で、男女問わず町中にたくさんの友達がいる。
キキが空を飛んでいる場面を偶然見かけ、興味深げに声をかける。最初はキキに煙たがられていたが、徐々に親しくなる。彼の所属する飛行クラブは人力飛行機作りを研究している。エンディングでは一応人力飛行機は完成したが、海に落ちそうになった際は、キキに糸で引っ張り上げてもらっている。
原作では空飛ぶ絨毯、空飛ぶほうきなど非科学的な手段で空を飛ぶ方法を研究している。原作は平仮名標記で「とんぼ」である。
先輩魔女
キキが魔女として初めて旅立った際に会った魔女。額を見せた茶髪のツインテールに紫の服を着用し、金のハートのイヤリングを付けている。嫌な目付きをした黒猫を使い魔にしている。占いが得意で近頃は恋占いもやっているらしい。現在は小さな町で占いをしながら暮らしている。話しかけてきたキキに対し、お高く留まったような雰囲気や態度で返してきたためジジには嫌な奴と思われているが、性格そのものは気さくで、先輩魔女としてキキに色々アドバイスをした後は笑顔で別れていった。
おソノ
キキの居候先のパン屋「グーチョキパン店」の親切なおかみさん。ふとした偶然からキキと出会い、彼女を気に入ってパン屋の屋根裏部屋に住まわせた。一見太目な体型だが、これは妊娠中で腹が大きくなっているためであり、スタッフロール中で出産してスマートな姿を見せている。
映画の製作当時、スタッフの中で「歳の割にはしっかりしているから、昔は色々あったに違いない。もしかしたら暴走族だったのでは?」という話があり、エンディングではバイクに乗せるという案もあった[要出典]。この案は実現しなかったが、映画のパンフレット等のおソノの紹介欄に「青春時代、それなりにツッパった経験を持つ」などと書かれたものがある。
おソノの夫(フクオ)
無口で寡黙だが心優しいパン職人。パン作りを覗き込むジジにウィンクするなどお茶目な部分も持っている。キキのためにマジパンで宅急便の看板を作ってくれた。原作ではフクオという名前がある。劇中の声の出演は極端に少なく、息遣いの時に発する程度。
ウルスラ
森の中の小屋で絵を描くことに没頭する画家の少女。19歳。宅配中に落としてしまったキキの荷物を見つけたことがきっかけで知り合い、仲良くなった。キキとの出会いのエピソードは原作から採用されているが、映画では落ち込んだキキを元気付けるなど、出番も増えている。
ウルスラという名前は公式設定であるが、劇中では1度も名前で呼ばれておらず、エンディングテロップでも声優の名前のみがクレジットされている。当作で公式に名前を持ちながらも名前が一切明かされないのはウルスラとフクオ(おソノの夫)の2人だけである。また、原作では「絵描きさん」と呼ばれるだけで本名そのものがない。
ウルスラの描く巨大な油絵として、青森県八戸市立湊中学校養護学級の共同作品『虹の上をとぶ船 総集編II 星空をペガサスと牛が飛んでいく』が一部加筆の上使われている[6]
ドーラ
キキの母コキリにリウマチに効く魔法の薬を作ってもらう老女(#声の出演も参照)。
名前はキキが挨拶をする際「ドーラさん、こんにちは」という会話で名前がわかる。
マキ
パン屋の隣に住んでいるファッションデザイナーで白猫リリーの飼い主。キキにとって初めて金銭絡みの客となる女性。
ケットの祖母と母(彼女の妹)が夕食時の会話の中で「マキがきいたらおこるわねぇ」、「マキおばちゃんに手紙書いたら?」という形で名前がわかる。
リリー
マキが飼っているメスの白猫。当初ジジは「やたら気取っている」という理由で嫌っていたが次第に仲良くなり、ジジとの間に4匹の子猫(うち3匹はリリー似で1匹はジジ似)をもうけた。
ケット
マキの甥っ子。下記するジェフの他、ピッチという鳥も飼っている。失くしたぬいぐるみの身代わりになったジジを乱暴に扱っていたため、キキを冷や冷やさせた。
ジェフ
ケットの家で飼われている大型犬。ジジが身代わりだと見抜いて守ってくれた上に、こっそりぬいぐるみを届けてくれた。
老婦人
青い屋根の家に住んでいる婦人。キキに孫娘宛にニシンのパイを届けてもらえるよう依頼する。飛べなくなって落ち込んでいたキキを励ます為にチョコレートケーキを焼き、「キキという人に届けて欲しい」という遠まわしな言い方でプレゼントするなど心優しい人物。
バーサ
老婦人に仕えている使用人の老婆。ひいお婆さんから魔女について聞かされていた事があるらしい。キキから預かったほうきにこっそり乗ろうとするなど茶目っ気な一面を見せる。冒険が大好き。天空の城ラピュタの空中海賊「ドーラ一家」の女首領ドーラの子孫という裏設定がある。
孫娘
老婦人の孫娘。トンボの女友達の一人。現代っ子らしい外見をしていてやや刺々しい態度が目立ち、祖母のパイを堂々と嫌いと言った上に扉を無造作に閉めるという態度でキキを落ち込ませてしまった。

声の出演

キキとウルスラの主役級の2人を当時声優3年目の高山みなみ[7]が1人で担当している。高山は元々ウルスラ役のオーディションに参加していたが、難航していたキキのオーディションにもその後参加しキキ役として合格、その後宮崎駿監督たっての希望でウルスラも担当することとなった。

英語版は2種類存在する。日本盤DVDには日本語オリジナル音声とディズニー版音声が収録されている。

キャラクター 日本語版 英語版(ディズニー版) 英語版(ストリームライン版)
キキ 高山みなみ キルスティン・ダンスト リサ・マイケルソン
ウルスラ ジャニーン・ガラファロ ヨランダ・マテオス
ジジ 佐久間レイ フィル・ハートマン ケリガン・メイハン
おソノ 戸田恵子 トレス・マクニール アレクサンドラ・ケンウォーシー
トンボ / コポリ 山口勝平 マシュー・ローレンス エディ・フライアーソン
コキリ 信沢三恵子 キャス・スーシー バーバラ・グッドソン
老婦人 加藤治子 デビー・レイノルズ メラニー・マックィーン
バーサ 関弘子 エディ・マックラーグ エディ・マーマン
オキノ 三浦浩一 ジェフ・ベネット ジョン・ダントナ
フクオ 山寺宏一 ? グレゴリー・スニーゴフ
マキ 井上喜久子 ?
ケット 渕崎ゆり子 パメラ・シーガル ララ・コーディー
ケットの母 土井美加 ジュリア・フレッチャー ダイアナ・ミッシェル
ケットの父 土師孝也 ?
ケットの祖母 浅井淑子 ジュリア・フレッチャー マイク・レイノルズ
ドーラ 斉藤昌 ? ダイアン・ミッチェル
時計塔の番人 西村知道 グレゴリー・スニーゴフ
先輩魔女 小林優子 デビ・デリーベリー ウェンディー・リー
トラックの運転手 池水通洋 ?
ホテルのフロント係 辻親八 マット・K・ミラー ダグ・ストーン
飛行船『自由の冒険号』の船長 大塚明夫 ジョン・ホステッター デイヴ・マロウ
赤ん坊 坂本千夏 ?
警官 山寺宏一 マット・K・ミラー スティーブ・クレイマー
アナウンサー コーリー・バートン カール・メイセック
デッキブラシを持っていたおじさん 田口昂 ? スティーブ・クレイマー
パイを届けられる少女(老婦人の孫娘) 鍵本景子 ジュリー・リン ウェンディー・リー
パイを届けられる少女の仲間 津賀有子
亀井芳子
? ?
キキが町に降りたったとき話すおばさん 丸山裕子 メラニー・マックイーン
「ナンパかよ」とトンボに話しかける少年 ?

スタッフ

製作 徳間康快都築幹彦高木盛久
協力製作 木暮剛平
企画 山下辰巳、宮内宏二、瀬藤祝
原作 角野栄子
林明子
シンボルマーク
絵コンテ 宮崎駿、近藤喜文
演出補佐 片渕須直
音楽 久石譲
音楽演出 高畑勲
キャラクターデザイン 近藤勝也
作画監督 大塚伸治、近藤勝也、近藤喜文
原画 金田伊功二木真希子、篠原征子、遠藤正明、河口俊夫、大谷敦子、賀川愛福島敦子井上俊之、森友典子、森本晃司佐藤好春、保田夏代、杉野左秩子、わたなべひろし、山川浩臣、羽根章悦、浦谷千恵、関野昌弘、新留俊哉
長谷川明子、近藤喜文
動画チェック 立木康子、舘野仁美
動画 椎名律子尾崎和孝、手島晶子、牧孝雄、松井理和子、大谷久美子、渡辺恵子、平田英一郎、竹縄尚子、山口明子、佐藤伸子、柴田志朗、細井信宏、岡部和美、山縣亜紀、森田宏幸
タカハシプロダクション
坂野方子、手塚寛子、松島明子
動画工房
成田達司、神戸洋行、福土多鶴子、河内由美、浜森理宏、真庭秀明、野村暁彦
中村プロダクション
由名部節也、田口広一
アニメトロトロ
山浦由加里、石井明子、伊藤広治
スタジオ雲雀
小沼克介、高橋任治、渡辺明夫
オープロダクション
池畠博基、斉藤百合子、結城明宏
カボチャ村
原佳寿美、川橋良江、神原よし美
グループどんぐり
安達晶彦、渋谷政行、石割悦子、真野鈴子
スタジオムーク
福井一夫、中込輪、大下久馬、風戸聡
フィルムマジック
広江克己
スタジオコクピット
大村まゆみ
メルヘン社
古賀誠
スタジオディーン
須和田啓一
東誠子、永井恵子、鍵山仁志、高野亜子、西戸スミエ、藤村理枝、槇田喜代子、岩柳恵美子、伊藤優、鈴木亮、遠藤ゆか、飯沼卓也、須藤百合枝、新屋真智子、林良恵、宮崎なぎさ、青山祐子、伊月一郎、
美術監督 大野広司
背景 男鹿和雄黒田聡、木下和宏、太田清美、長縄恭子、長嶋陽子
スタジオ風雅
水谷利春、神山健治、工藤美幸、大野久美子
アトリエブーカ
金子英俊
メカマン
徳重賢
海老沢一男、伊藤豊、菅野紀代子、松浦裕子、千葉みどり、池畑祐治、男鹿美由紀
特殊効果 谷藤薫児
ハーモニー処理 高屋法子
挿入絵 「虹の上をとぶ船」
八戸市立湊中学校養護学級共同作品より
スチール 落合淳一
色彩設計 保田道世
色指定 片山由里子
仕上検査 古谷由実、小川典子、立山照代、久田由紀、木村郁代
仕上 IMスタジオ
伊勢田美千代、青沼麗子、柴田美知子、佐藤英子、福間栄子、谷田陽子、小沼真理子、深谷るみ、堀切栄子、中埜三恵子、平沼和枝、田島ゆかり
スタジオ・キリー
岩切紀親、高橋直美、渡辺信子、久保田瀧子、町井春美、田原とし子、渡部真由美、浅井美恵子、工藤百合子、岡美代子、小林和美、大崎律子
トレーススタジオM
伊藤二三子、谷藤美加、近江妙子、牟田努、西牧道子、西坂麻宰巳、横山由香里、前野泉
龍プロダクション
吉田玲子、菅原みどり
童夢社
大町智恵子、菅沼満寿子
スタジオOZ
豊永幸美、吉川潤子、高砂芳子
仕上協力 スタジオファンタジア トイハウス 京都アニメーション
撮影監督 杉村重郎
撮影 スタジオぎゃろっぷ
清水泰宏、小堤勝哉、風村久生、赤沢賢二、小林徹、羽山泰功、西山城作、荒川智志、枝光弘明、田村洋
技術協力 太陽色彩、スタック
音響制作 オムニバスプロモーション
音響監督 浅梨なおこ
整音 井上秀司
音響効果制作 E&Mプランニングセンター
音響効果 佐藤一俊
音響効果助手 小野弘典、小林範雄
台詞編集 山田富二男
録音スタジオ 東京テレビセンター
録音協力 玉麻尚一
テレスクリーン
キャスティング協力 江崎プロダクション
タイトル 真野薫、道川昭
編集 瀬山武司
編集助手 足立浩
制作担当 田中栄子
制作デスク 川端俊之木原浩勝
制作進行 逸見俊隆、西桐共昭、北沢有司、伊藤裕之
プロデューサー補佐 鈴木敏夫、武井英彦
コーディネイト・プロデュース 梅村葉子
宣伝プロデューサー 徳山雅也
キャッチコピー 糸井重里
「魔女の宅急便」
製作委員会
徳間書店
小金井道宏、加藤博之、金子彰、三浦厚志、横尾道男、坪池義雄
ヤマト運輸
太田明二、東條弘、北之口好文
日本テレビ
務台猛雄、横山宗喜、奥田誠治
現像 東映化学
制作協力 電通アニメージュ、グループ風土舎
制作 スタジオジブリ
エグゼクティブプロデューサー 尾形英夫有富慶二漆戸靖治原徹
プロデューサー
脚本
監督
宮崎駿

英語版スタッフ

主題歌

主題歌にはユーミンこと荒井由実が歌う既存の楽曲「ルージュの伝言」(オープニング、アルバム「COBALT HOUR」に収録)と「やさしさに包まれたなら」(エンディング)が採用され、映画公開当時リバイバルヒットとなった。主題歌を決定する際、プロデューサーを務める鈴木敏夫が会議直前に行った松任谷由実のコンサートに触発を受け、書き下ろし曲ということで監督の宮崎駿に提案した。もともと宮崎は若い頃にユーミンの楽曲を聴いていたため、それがこの時の採用につながった、と鈴木は発言している。時間内に曲が書けなかったため、既存の曲での選曲となった。「中央フリーウェイ」も候補に挙がっていたが、東京都内の具体的な地名が歌詞に入っているために取りやめたという。

尚、「やさしさに包まれたなら」はシングルとアルバムでアレンジが異なり本作で使用されたバージョンはセカンドアルバム「MISSLIM」、40周年記念ベストアルバム「日本の恋と、ユーミンと。」等に収録されている。

英語版の主題歌は日本版と異なり、別の英語の歌が用いられている。

オープニングテーマ

ルージュの伝言[8]
作詞・作曲 - 荒井由実 / 編曲 - 松任谷正隆 / 歌 - 荒井由実(アルファレコード)(映画公開時)

エンディングテーマ

やさしさに包まれたなら[8][9]
作詞・作曲 - 荒井由実 / 編曲 - 松任谷正隆 / 歌 - 荒井由実(アルファレコード)(映画公開時)

イメージソング

「めぐる季節」[10]
作詞 - 吉元由美 / 作曲・編曲 - 久石譲 / 歌 - 井上あずみ徳間ジャパン
「わたしのこころ」[10]
作詞 - 角野栄子 / 作曲・編曲 - 久石譲 / 歌 - 井上あずみ・MAI & YUMIKO-Chan(徳間ジャパン)
「想い出がかけぬけてゆく」[10]
作詞 - 風堂美紀 / 作曲・編曲 - 久石譲 / 歌 - 井上あずみ(徳間ジャパン)
「あこがれのまち」[10]
作詞 - 角野栄子 / 作曲・編曲 - 久石譲 / 歌 - MAI & YUMIKO-Chan(徳間ジャパン)
「鳥になった私」[10]
作詞 - 麻生圭子 / 作曲・編曲 - 久石譲 / 歌 - 宝野ありか(徳間ジャパン)
「好きなのに!」[10]
作詞 - 麻生圭子 / 作曲・編曲 - 久石譲 / 歌 - 宝野ありか(徳間ジャパン)
「黄昏の迷い子たち」[10]
作詞 - 吉元由美 / 作曲・編曲 - 久石譲 / 歌 - 宝野ありか(徳間ジャパン)
「何かをさがして」[10]
作詞 - 風堂美紀 / 作曲・編曲 - 久石譲 / 歌 - 井上あずみ(徳間ジャパン)
「魔法のぬくもり」[10]
作詞 - 麻生圭子 / 作曲・編曲・コーラス - 久石譲 / 歌 - 井上あずみ(徳間ジャパン)

カラオケで全曲が歌え、ジブリ関連のCDに収録されているがなぜかアルバムは未配信である。

受賞歴

売上記録

(日本国内)

内容 記録 補足
興行収入 約43億円[15] 推測
配給収入 21.7億円[15]
動員 264万619人(77日間)[15]
『イメージアルバム』 4万本出荷(1989年(平成元年)発売のCA)[16]
7.5万枚出荷(1989年(平成元年)発売のCD)[16]
1万枚出荷(1996年(平成8年)発売の再発CD)[16]
0.5万枚出荷(2004年(平成16年)発売の再々発CD)[16]
『サントラ音楽集』 0.5万枚出荷(1989年(平成元年)発売のLP)[16]
10万本出荷(1989年(平成元年)発売のCA)[16]
24万枚出荷(1989年(平成元年)発売のCD)[16]
6万枚出荷(1996年(平成8年)発売の再発CD)[16]
1万枚出荷(2004年(平成16年)発売の再々発CD)[16]
『ドラマ編』 1.5万本出荷(1989年(平成元年)発売のCA)[16]
3万枚出荷(1989年(平成元年)発売のCD)[16]
0.5万枚(1996年(平成8年)発売の再発CD)[16]
『ヴォーカルアルバム』 2万本出荷(1989年(平成元年)発売のCA)[16]
6万枚出荷(1989年(平成元年)発売のCD)[16]
1万枚出荷(1996年(平成8年)発売の再発CD)[16]
0.5万枚出荷(2004年(平成16年)発売の再々発CD)[16]
『ハイテックシリーズ』 1.5万本出荷(1989年(平成元年)発売のCA)[16]
4万枚出荷(1989年(平成元年)発売のCD)[16]
0.5万枚出荷(1996年(平成8年)発売の再発CD)[16]
0.5万枚出荷(2004年(平成16年)発売の再々発CD)[16]
『ヴォーカル編&カラオケ』 0.5万本出荷(1990年(平成2年)発売のCA)[16]
1万枚出荷(1990年(平成2年)発売のCD)[16]
1万枚出荷(1996年(平成8年)発売の再発CD)[16]
イメージソング『めぐる季節』 1万本出荷(1990年(平成2年)発売のシングルCA)[16]
1.5万枚出荷(1990年(平成2年)発売のシングルCD)[16]
VHS・ベータ(徳間版) 15万本出荷[17] 1995年(平成7年)9月時点
VHS(ブエナビスタ版) 100万本出荷[17] 2003年(平成15年)6月現在
DVD(ブエナビスタ版、2枚組・特典付) 30万枚出荷[17] 2003年(平成15年)6月現在

テレビ放送の視聴率

回数 放送日 視聴率
1 1990年(平成02年)10月05日(金) 24.4%
2 1992年(平成04年)04月03日(金) 21.5%
3 1995年(平成07年)07月14日(金) 19.2%
4 1997年(平成09年)07月11日(金) 21.6%
5 1999年(平成11年)07月16日(金) 19.4%
6 2001年(平成13年)07月06日(金) 20.0%
7 2003年(平成15年)07月25日(金) 22.8%
8 2005年(平成17年)09月16日(金) 14.7%
9 2007年(平成19年)07月13日(金) 14.9%
10 2009年(平成21年)07月31日(金) 13.7%
11 2011年(平成23年)07月08日(金) 13.5%[18]
12 2016年(平成28年)01月22日(金) 18.8%[19]
13 2018年(平成30年)01月05日(金) 12.5%[20]

協賛

ヤマト運輸
1988年(昭和63年)3月20日の「制作発表記者会見」では角野、宮崎らとともに徳間書店、ヤマト運輸の両社長も席を並べた。ヤマト運輸は全国の営業所・取扱店にチラシ・ポスター・割引鑑賞券をおきグッズプレゼントなどのPRを行い、1989年(平成元年)7月 - 12月にはテレビCMや雑誌・新聞広告で大規模なキャンペーンを実施。また、キャラクターを印刷したダンボール箱やビニール袋を配布した[2]
同社のトレードマークのクロネコは子連れであるが、ジジもエンディングでは子連れ(黒猫)でほうきに乗っていた。
また『耳をすませば』にて、月島がカントリーロードの歌詞カードを学校に忘れたのを気づき取りに戻るシーンで「宅急便」のトラックが走っている。

補足

  • エピソードの順番が原作とは少し入れ替わっており、またキキがほうきで上手く飛べなくなる理由が違う。
  • 英語版エンディングでジジ役のフィル・ハートマンに対する追悼シーンが存在する。
  • キキの実家の玄関横に打ち付けてある看板の文面、フクオが作った届け物受付の飾りの文面、キキが両親に宛てて送った手紙の文面は全て日本語で記載されているがこれは何と記載されているのかを視聴者に理解させる為に日本語で記載されているだけであり、作中においては舞台となる当該国語で記載されているという設定である。
  • エンディング間近のシーンで人ごみの中に宮崎が登場している。これはパンフレットにも書かれている。
  • スタジオジブリ作品には複数のレイアウト画が残されているが、この作品に限っては冒頭でキキがラジオを聴きながら寝転がっている顔のアップのシーン1カット分1枚しか現存が確認されていない。
  • 背景のスタッフだった神山健治の担当シーンは、ニシンのパイを薪を使って焼くキッチンのシーンの窯の辺りと、キキがケーキをお婆さんにもらって涙ぐむシーンの書斎の辺り。

映画内容以外

  • 劇中音楽の一曲である「空とぶ宅急便」の一部(サントラ収録での使用部分の時間で言うと24秒から54秒までの部分)が宮崎県宮崎市にある「なんじゃこりゃ大福」で知られる菓子店「お菓子の日高」のラジオCMのBGMとして使われている。主にFM宮崎で流れている。

登録商標について

スタジオジブリが劇場映画をもとに『魔女の宅急便』の商標(第2462634号,第4405430号,第4700078号)を取得しているが、主にキャラクタービジネスを意図して刊行物や様々な商品につけられる商標である。完成した映画名がもとになって登録が認められたもので、日本では「映画の題名」自体には商標権を設定できない。ヤマト運輸の宅急便とは、指定商品又は指定役務(サービス)の範囲が異なる。

関連商品

作品本編に関するもの

映像ソフト
出版
  • 元気になれそう 映画「魔女の宅急便」より(1989年7月31日)ISBN 4-19-363994-0
    • 映画の製作に当たり宮崎が音楽担当の久石に曲を作ってもらう為、それぞれの場面をイメージした詩のような物を書いて渡した。この詩を一部編集し、作画スタッフが描いたイメージボードを挿絵として加えた物。
  • アニメージュ特別編集ガイドブック「魔女の宅急便」(1989年8月30日)
  • 魔女の宅急便(徳間アニメ絵本)(1989年9月30日)ISBN 4-19-364057-4
  • 魔女の宅急便―フィルムコミック(1)(1989年9月30日)ISBN 4-19-779092-9
  • 魔女の宅急便―フィルムコミック(2)(1989年9月30日)ISBN 4-19-779093-7
  • 魔女の宅急便―フィルムコミック(3)(1989年10月25日)ISBN 4-19-779100-3
  • 魔女の宅急便―フィルムコミック(4)(1989年10月25日)ISBN 4-19-779101-1
  • 魔女の宅急便メモリアルコレクション(ロマンアルバム・エクストラ)(1989年10月25日)ISBN 4-19-729100-0
  • ジ・アート・オブ 魔女の宅急便(1989年11月30日)ISBN 4-19-819110-7
  • 魔女の宅急便 絵コンテ集(ロマンアルバム特別編集)(1989年11月30日)ISBN 4-19-729110-8
  • スタジオジブリ作品関連資料集 型録III(1996年10月31日)ISBN 4-19-860596-3
  • 魔女の宅急便(スタジオジブリ絵コンテ全集5)(2001年7月26日)ISBN 4-19-861395-8、以上は全て徳間書店
  • 魔女の宅急便(ジス・イズ・アニメーション)(小学館、増補改訂版・2005年12月10日)ISBN 978-4-09-103804-3
  • ジブリの教科書5 魔女の宅急便(文春ジブリ文庫)(スタジオジブリ編、文藝春秋、2013年12月10日)ISBN 978-4-16-812004-6
  • シネマコミック5 魔女の宅急便(文春ジブリ文庫)(スタジオジブリ編、文芸春秋、2014年1月10日)ISBN 978-4-16-812104-3
音楽
  • 魔女の宅急便 イメージアルバム 徳間ジャパンコミュニケーションズ((再発版CD/2004年9月29日)TKCA-72741(オリジナル盤/1989年4月10日))
  • 魔女の宅急便 サントラ音楽集 徳間ジャパンコミュニケーションズ ((再発版CD/2004年9月29日)TKCA-72742(オリジナル盤/1989年8月25日))
  • 魔女の宅急便 ドラマ編 徳間ジャパンコミュニケーションズ ((再発版CD/1996年11月21日)TKCA-71032(オリジナル盤/1989年9月25日))
  • 魔女の宅急便 ハイテックシリーズ 徳間ジャパンコミュニケーションズ((再発版CD/2004年9月29日)TKCA-72743(オリジナル盤/1989年12月21日))
  • 魔女の宅急便 ヴォーカルアルバム 徳間ジャパンコミュニケーションズ((再発版CD/2004年9月29日)TKCA-72744(オリジナル盤/1992年11月25日))
  • 親子で歌うボーカル・レッスン・カラオケ めぐる季節 徳間ジャパンコミュニケーションズ(再発版CD/2004年10月27日)TKCA-72757(オリジナル盤/1990年6月25日))
  • 元気になれそう 映画「魔女の宅急便」より(CD・非売品)
    • 上記の「元気になれそう」をキキの声優である高山がキキの声で朗読した物。一般販売はされず、「アニメージュ」の全員プレゼント企画で頒布された。
  • スタジオジブリ 宮崎駿&久石譲 サントラBOX [Box set, Limited Edition] (CD) 徳間ジャパンコミュニケーションズ(2014年7月16日)

脚注

  1. ^ 1989年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  2. ^ a b c 叶精二『宮崎駿全書』フィルムアート社、2006年
  3. ^ 片渕須直 (2010年9月6日). “β運動の岸辺で 第47回 宅急便の宅送便「次は自分たちで、ね」”. WEBアニメスタイル. 2011年6月24日閲覧。
  4. ^ 叶精二『宮崎駿全書』137頁
  5. ^ 梶山寿子『ジブリマジック―鈴木敏夫の「創網力」』講談社、2004年、38頁。 p.38
  6. ^ 芸術の青森みどころ紹介1 あの「魔女の宅急便の絵!?」”. 青森県立美術館 (2011年2月2日). 2016年1月16日閲覧。
  7. ^ 高山みなみとトンボ役・山口勝平の2人は後に『らんま1/2』、『名探偵コナン』など多くの作品で共演することになる。
  8. ^ a b “ジブリの主題歌集に“増補盤”、30万枚ヒットのアルバムに曲追加。”. Narinari.com. (2015年12月10日). http://www.narinari.com/Nd/20151235129.html 2016年1月16日閲覧。 
  9. ^ ユーミン『魔女の宅急便』主題歌、23年ぶり秘話公開へ”. ORICON STYLE (2012年11月20日). 2016年1月16日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i 魔女の宅急便 ヴォーカル・アルバム”. Billboard JAPAN. 2016年1月16日閲覧。
  11. ^ 第13回日本アカデミー賞優秀作品”. 日本アカデミー賞. 2016年1月16日閲覧。
  12. ^ 第44回毎日映画コンクール”. 毎日新聞. 2016年1月16日閲覧。
  13. ^ 第7回ゴールデングロス賞受賞作品”. 全国興行生活衛生同業組合連合会. 2016年1月16日閲覧。
  14. ^ 第63回キネマ旬報 ベスト・テン”. キネマ旬報. 2016年1月16日閲覧。
  15. ^ a b c 叶精二『宮崎駿全書』148頁。
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 叶精二『宮崎駿全書』145頁。
  17. ^ a b c 叶精二『宮崎駿全書』146頁。
  18. ^ 綾瀬はるか、強敵・ジブリと“バッティング” 出演ドラマ初回の裏番組が「ラピュタ」で低空発進 (2/2ページ)”. Zakzak (2016年1月22日). 2016年1月25日閲覧。
  19. ^ “4年半ぶり「魔女の宅急便」18.8%の高視聴率”. スポニチ Sponichi Annex. (2016年1月25日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/01/25/kiji/K20160125011919730.html 2016年1月25日閲覧。 
  20. ^ “「魔女の宅急便」13回目のテレビ放送も視聴率12.5% すべて2ケタ”. スポーツ報知. (2018年1月9日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180109-OHT1T50069.html 2018年1月9日閲覧。 

外部リンク