コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ボス (企業)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
エフェクターに対する評価: 立体登録商標リンク
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m cewbot: ウィキ文法修正 80: 改行を含む外部リンク
51行目: 51行目:
== エフェクターに対する評価 ==
== エフェクターに対する評価 ==
ボスのコンパクトエフェクターは、国内外、プロアマ問わず非常に高い評価を得ており、現在でも多数の新製品が発売されている。2013年2月の時点でBOSSのコンパクト・エフェクターがシリーズ累計100機種を突破した。<ref>http://news.mynavi.jp/news/2013/08/05/225/</ref>また生産中止となった旧製品の一部には高値で取引されているものもあり、旧製品の復刻版を出してほしいという要望もあるが、会社方針により、復刻版は出さないこととしている。<br />
ボスのコンパクトエフェクターは、国内外、プロアマ問わず非常に高い評価を得ており、現在でも多数の新製品が発売されている。2013年2月の時点でBOSSのコンパクト・エフェクターがシリーズ累計100機種を突破した。<ref>http://news.mynavi.jp/news/2013/08/05/225/</ref>また生産中止となった旧製品の一部には高値で取引されているものもあり、旧製品の復刻版を出してほしいという要望もあるが、会社方針により、復刻版は出さないこととしている。<br />
コンパクトエフェクターの筐体はフルアルミダイカストボディであり、電子スイッチのフットペダルが9V006P電池ケースの蓋を兼用しているのが大きな特徴である。この、極めてメンテナンス性が高い筐体は広く認知された非常にポピュラーなデザインであり、初代エフェクター発売以降全くモデルチェンジされていない。ローランド株式会社は、この筐体を立体商標として登録している。(登録4167193、登録4167194<ref>[http://www.tm-library.com/data/theme/zukei/rittai_moziari_touroku2012-04-06.pdf インフォソナー株式会社, 立体商標(文字有り+登録済のみ)リスト
コンパクトエフェクターの筐体はフルアルミダイカストボディであり、電子スイッチのフットペダルが9V006P電池ケースの蓋を兼用しているのが大きな特徴である。この、極めてメンテナンス性が高い筐体は広く認知された非常にポピュラーなデザインであり、初代エフェクター発売以降全くモデルチェンジされていない。ローランド株式会社は、この筐体を立体商標として登録している。(登録4167193、登録4167194<ref>[http://www.tm-library.com/data/theme/zukei/rittai_moziari_touroku2012-04-06.pdf インフォソナー株式会社, 立体商標(文字有り+登録済のみ)リスト]</ref>)
]</ref>)


== 近年の製品 ==
== 近年の製品 ==

2018年3月11日 (日) 01:09時点における版

ボス株式会社
BOSS Corporation
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
431-2103
静岡県浜松市北区新都田1-5-3
北緯34度49分26.6秒 東経137度44分16秒 / 北緯34.824056度 東経137.73778度 / 34.824056; 137.73778座標: 北緯34度49分26.6秒 東経137度44分16秒 / 北緯34.824056度 東経137.73778度 / 34.824056; 137.73778
設立 1973年3月13日(設立)、2018年1月1日(解散)
業種 その他製品
法人番号 5080401004876 ウィキデータを編集
事業内容 電子楽器・音響装置の開発
資本金 4,000万円
外部リンク http://jp.boss.info/
テンプレートを表示

ボス株式会社(英称:BOSS Corporation) は、ローランドのグループ会社であり、エレクトリック・ギターおよびベース用のエフェクターを主に開発していた。1973年大阪で創業されたメグ電子株式会社を前身とする。[1] 2018年、親会社のローランド株式会社に合併し解散。[2]

合併・解散後も、ボス製品はローランド株式会社により開発・製品化され販売されるものと考えられる。

* ボス(株)は2011年当時、ローランド(株)のWEBサイトで開発会社と明示して紹介されており、ボス製品の販売はローランド(株)の販路で行われている。同様に製品の量産もローランド(株)またはそのグループ会社が行っていたものと推定される。[3]

代表的な製品

代表的なエフェクターとして、コンパクトエフェクターの第1号として発売されたオーバードライブ「OD-1」、マルチエフェクターの「MEシリーズ」「GTシリーズ」などがある。その他にも「SP-1」や「SG-1」などの名機を生み出した。
エフェクター以外では、リズムマシン(Dr.ビート/Dr.リズム シリーズ)やチューナー(TU シリーズ)、ダイレクトボックスの「DI-1」などが、昔からの定番BOSS商品として知られている。製品分野の多岐さや仕様などから、ローランド(株)との相互技術共有による開発・製品化、クロス・ブランドも頻繁に行われていると考えられる。

エフェクターに対する評価

ボスのコンパクトエフェクターは、国内外、プロアマ問わず非常に高い評価を得ており、現在でも多数の新製品が発売されている。2013年2月の時点でBOSSのコンパクト・エフェクターがシリーズ累計100機種を突破した。[4]また生産中止となった旧製品の一部には高値で取引されているものもあり、旧製品の復刻版を出してほしいという要望もあるが、会社方針により、復刻版は出さないこととしている。
コンパクトエフェクターの筐体はフルアルミダイカストボディであり、電子スイッチのフットペダルが9V006P電池ケースの蓋を兼用しているのが大きな特徴である。この、極めてメンテナンス性が高い筐体は広く認知された非常にポピュラーなデザインであり、初代エフェクター発売以降全くモデルチェンジされていない。ローランド株式会社は、この筐体を立体商標として登録している。(登録4167193、登録4167194[5]

近年の製品

近年はハードディスクフラッシュメモリを使用したマルチトラックレコーダーも多数発売している。また、ギタリストが好みのバッキング曲を流しながら演奏を楽しめる「eBand」や、米フェンダー社の公認を得た歴史的フェンダーアンプのシミュレーター(レジェンド・シリーズ)、演奏フレーズを繰り返し重ねながら一人パフォーマンスができる「Loop Station」など、新たな切り口の製品を発売している。これらの製品の多くでは同社得意のエフェクター技術・モデリング技術が活用されている。またいずれも、ギタリスト向けを意識した比較的シンプルな操作系が特長となっている。

社名の由来

正式な社名の由来は不明だが、社員の間には「エフェクターのペダル部分に『ボス(上司)を踏みつけるような感覚を』という意味が込められている」との言い伝えがある。[6]

代表取締役社長

  • 2007年4月1日より 伊与田哲司[7] 
  • 2009年1月1日より 高橋 政雄[8]
  • 2011年4月より 田中英一[9]
  • 2013年4月より 三木純一[10]
  • 2013年7月1日より 池上 嘉宏[11]

脚注

関連項目

外部リンク