「松本バスターミナル」の版間の差分
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2018年1月29日 (月) 00:25時点における版
松本バスターミナル(まつもとバスターミナル)は、長野県松本市深志一丁目2-30松電バスターミナルビルにあるバスターミナルである。松本市内・近郊を走る路線バスと高速バスが発着する。松本駅お城口の近くに位置する。
構造
アルピコ交通が保有する「松電バスターミナルビル」の1階にバス停、案内所(きっぷ売り場)および待合所がある。案内所にはカウンターと近郊バス路線用の券売機があり、カウンターでは高速・特急バス乗車券、市内・近郊バスの定期券・回数券、アルピコ交通上高地線の定期券・回数券を発売している。以前は地下1階に案内所があったが、松電ビル改装に伴い、1階に移動した。
アルピコ交通のバス交通網の拠点となっている一方で、鉄道の松本駅とは建物としてはつながっておらず、そちらに乗り入れている上高地線の乗り場とは約350m離れている。
地下1階 - 6階にアリオ松本店がテナントとして入居していたが、2017年9月10日をもってイトーヨーカドーが全面撤退し、2018年春から、アルピコプラザとして開店する予定である。また、7階はレストラン街になっており、地下1階にはイトーヨーカドーの食料品店と、フードコートがあった。かつてはモスバーガーが入っていた[1]が閉店し、その後ロッテリアが入るも、2006年8月6日で閉店している。
テナント配置
階数 | テナント |
---|---|
屋上 | ビアガーデン(夏季のみ営業、ビアガーデンが開店する17:00までは屋上への階段が閉鎖されているためエレベーターも7階止まりとなる) |
7階 | キャン・ドゥ、まるゐ、信州砂場、 サーティワンアイスクリーム、THE FINE coffeeshop、餃子の王将、サイゼリヤ |
6階 | |
5階 | |
4階 | |
3階 | |
2階 | |
1階 | バス乗場、バス案内所、待合室 |
地下1階 |
路線
詳細はアルピコ交通、またはアルピコ交通のウェブサイト[2]を参照。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 横田信大循環線:秀峰学校前・横田・松本第一高校・浅間温泉入口・総合体育館・信州大学前・市役所口経由松本バスターミナル行
- 新浅間線:秀峰学校前・横田・松本第一高校・浅間温泉入口・浅間温泉行
- 3番乗り場
- 4番乗り場
- 5番乗り場
- 6番乗り場
- 7番乗り場
- 8番乗り場
- 高速バスアルペン松本号☆京都[3]・大阪(梅田)行、
- 中央道高速バス松本線 名古屋(名鉄バスセンター)行
- 上高地行(季節運行・本数少)
- 9番乗り場
- 高速バス 長野BT・長野駅前・長野県庁行
- サッカー 松本山雅FC公式戦等開催日に、松本平広域公園総合球技場(アルウィン)行シャトルバスが運行される場合がある
- 10番乗り場
- 11番乗り場(バスターミナル南側歩道上)
なお、松本駅周辺を発着するアルピコ交通のバス路線のうち、以下の路線はバスターミナルには入らない。
- 松本周遊バス「タウンスニーカー」:北・南・東の各コースは松本駅お城口のロータリー北側にある松本駅お城口バス停発着、西コースは同駅アルプス口の松本駅アルプス口バス停発着
- 北市内線:市内を循環する路線で、松本駅お城口のロータリー南側にある松本駅お城口バス停発着
到着便は路線によって異なるが、バスターミナルには入らず、バスターミナル西側とバスターミナル南側にそれぞれ到着する。
高速バス・特急バスは6 - 10番乗り場からの発車。同時に複数の便が発車する場合などは変更がある。観光急行路線及び高山線は10番より、長野線は9番から発車する。その他、新宿線は通常6番を使用するが2号車が追従する場合は7番も使用する。
上高地・乗鞍方面へは、松本駅からアルピコ交通上高地線(鉄道線)を利用し、終点の新島々駅よりバスを利用することが基本で、松本バスターミナルより上高地へ向かうバスは繁忙期の日中に1本程度の運行である。
高速バス・特急バスの発着路線は以下の通り。
- 長野行:詳細はみすずハイウェイバス参照
- 新宿行:詳細は中央高速バス参照
- 名古屋行:詳細は中央道高速バス参照
- 大阪行:詳細はアルペン松本号参照
- 高山行:松本バスターミナル - 松本インター前 - 平湯温泉 - 高山濃飛バスセンター
- 新穂高行:松本バスターミナル - 松本インター前 - 平湯温泉 - 栃尾温泉 - 新穂高温泉 ※季節運行
- TDR・成田空港行:詳細は成田空港・長野線参照 ※松本バスターミナル 南側歩道上から発着
歴史
- 1952年(昭和27年)
- 白坂線(後の潮沢線)・犀川線の運行開始。
- 1977年(昭和52年)
- 住吉線(松本 - 梓橋 - 住吉)が廃止になる。最期までは2往復で日・休日運休だった。
- 小倉線が廃止された。
- この頃で当時の三郷村からバスが撤退。
- 1983年(昭和58年)7月5日
- 1984年(昭和59年)
- 1984年(昭和59年)9月1日
- 山形線の支線系統の大庭経由と山形学校前や下古見へと向かう便が運行されていた便が廃止になる。
- 野溝総合団地線(松本バスターミナル - 南出川 - 南松本駅前 - 教育センター入口 - 高宮局前 - 石芝町 - 木工団地 - 卸市場前)が廃止。
- 1987年(昭和62年)3月31日
- 洗馬循環線(塩尻営業所 - 中原 - 原村 - 下平 - 洗馬 - 床尾 - 塩尻営業所)が廃止。
- 西条みどり湖線(塩尻営業所 - 塩尻駅 - 強清水 - みどり湖会館前)が廃止。
- 1988年(昭和63年)3月31日
- 岩今線(塩尻営業所 - 塩尻駅 - 今井藤岡 - 松本駅)が廃止。
- 1990年(平成2年)3月31日
- 笹賀線(松本バスターミナル - 下二子 - 上二子 - 今村)が廃止。
- 大庭経由西神林線(松本バスターミナル - 荒井 - 大庭駅 - 島立出張所前 - 殿 - 水代橋)が廃止。
- 赤木線(松本バスターミナル - 竹渕 - 豊町 - 寿出張所 - 小池四ツ角 - 赤木 - 塩尻駅)が廃止。
- 1994年(平成6年)
- 四賀線の反町 - 会吉車庫間の路線が廃止、廃止された先を会田に変更(後に保福寺線を統合、保福寺天王へ経路変更)。
- 1996年(平成8年)
- 高宮経由(松本バスターミナル - 高宮南 - 芝浦機械 - 笹部団地)が廃止。
- 同年6月15日
- 小曽部線(塩尻営業所 - 塩尻駅口 - 原口 - 大沢口)が廃止。
- 1997年(平成9年)7月15日
- 片丘線(松本バスターミナル - 白川 - 寿台団地東口 - 倉村 - 大宮八幡 - 中挟 - 塩尻駅 - 塩尻営業所)が廃止。
- 1998年(平成10年)
- 笹部団地線の両島経由(松本バスターミナル - 両島 - 五月町 - 笹部団地)が廃止。
- 1999年(平成11年)3月31日
- 日出塩線が廃止。
- 同年4月18日
- 周遊北線(当時の路線名は松本城周遊線)が運行開始。
- 2001年(平成13年)4月2日
- 片丘線が村井駅 - 寿台東口 - 倉村として復活。しかし同年10月頃に松本発着に戻り、松本部分の片丘線が復活した格好となる。
- 2002年(平成14年)4月1日
- 周遊東線運行開始、松本城周遊線が周遊北線に改称される。
- 2003年(平成15年)4月28日
- 周遊南線が運転開始。
- 2005年(平成17年)7月15日
- 3番乗り場のラーラ松本線が廃止。代わりに同乗り場の梓川線がラーラ松本に寄るようになる。
- 2007年(平成19年)8月1日
- 周遊西線運転開始。
- 同年9月29日
- 2番乗り場の国道塩尻線が廃止。
- 2008年(平成20年)1月15日
- エアポートシャトル(松本バスターミナル - 松本空港)が廃止。
- 同年7月16日
- 大規模ダイヤ改正及び路線経路変更。
- 2番乗り場の松原線廃止、6番乗り場の信大経由と7番乗り場の北部循環線廃止。
- 中山線が松原経由で棚峯まで路線を延長。
- 三才山線が松本城・信大経由から蟻ヶ崎・法務局経由に変更。
- 乗り場も大幅に変更となる。
- 浅間線(信大経由):6番乗り場→1番乗り場(後に3番乗り場)
- 浅間線(横田経由):7番乗り場→2番乗り場(後に3番乗り場)
- 鹿教湯線、三才山線:3番乗り場→5番乗り場
- 寿台循環線、内田線、寿台線、並柳線、中山線:2番乗り場→4番乗り場
- 信大浅間横田循環線が開設され、信大先回りを1番乗り場に、横田先回りを2番乗り場にする。
- 入山辺線、里山辺線:1番乗り場→3番乗り場
- 梓川線:3番乗り場→4番乗り場
- 高速バスも若干変更になる。その他、乗場変更のない朝日線、山形線、西神林線、四賀線などは以降も同じ乗り場からの発車。なお4番乗り場・9番乗り場・10番乗り場は元々臨時番線扱いであり、通常時にバスはなかった。
- 大規模ダイヤ改正及び路線経路変更。
- 2008年(平成20年)12月16日
- 4番乗り場の梓川線が部分廃止され、乗り場が一日市場駅に変更。
- 城山線がアルプス公園帰りに種畜場口から蟻ヶ崎台を経由するようになる。中山線に松原西と松原北が追加となる。
- 4番乗り場の寿台循環線が廃止になる。内田線が減便され土休日運休となる。
- 山塩線の塩尻駅 - 塩尻営業所間が廃止され、残された松本バスターミナル - 塩尻駅間のうち、車庫前(上大池) - 塩尻駅間が当分平日朝1往復のみとなった。
- 信州まつもと空港 - 上今井間が減便され土休日運休となる。
- 2009年(平成21年)1月1日
- 会田総線の部分廃止。会田経由原山行など。
- 同年2月16日
- 3月31日まで長野県庁直行便の試行運行を実施。その間、6:30と7:00は6:45に統一された。
- 同年7月1日
- 山塩線の車庫前(上大池) - 塩尻駅間が廃止。
- 同年12月16日
- 山形線の一部として笹部団地行きが再開する。
- 過去に運行された薄川線の終点舟付橋停留所が区間便を新たに設定する入山辺線の停留所として使用再開する。
- 入山辺線の美ヶ原高原口 - 大和合間が減便され土休日運休となる。
- 舟付橋行が新設される。
- 中山線が減便され土日運休となる。朝の1往復を除いて全便古屋敷を終点とする。
- 三才山線の三才山公民館 - 一の瀬間が減便され土休日運休となり、鹿教湯線と同じルート上の稲倉止が加わる。
- 三才山線の追分 - 岡田出張所間のうち、四賀線と同ルートで運行するようになるが一の瀬行のみは反目経由のまま運行される。
- 2010(平成22)年4月1日
- バスターミナル案内放送休止
- 鹿教湯線鹿教湯三才山病院バス停廃止に伴い病院を経由しなくなる。
- 三才山線の経路を統一。従来経路を通行していた一の瀬往復系統が松岡経由になる。
- 同年7月1日
- 梓川線が廃止されコミュニティバスに移管。
- 同年10月1日
- 会田保福寺線が廃止され、市営バスまたは四賀地域バスによるデマンド式路線になる。
- 四賀線がダイヤ改正と経路変更を実施。
- 松本 - 化石館 - 保福寺下町を松本 - 化石館 - 大木戸 - 明科駅前に変更。化石館 - 保福寺下町間は朝夕に保福寺下町⇔明科駅前の往復する運行に変更。
- 入山辺線時刻改正。大和合行が18:00→12:30, 三反田行が16:30→18:00, 舟付橋行が12:30→16:30となったうえで16:30の三反田行を舟付橋行に変更。昼間の舟付橋行を大和合行に変更する。
- 西神林線の管理会館 - 水代橋間廃止になり管理会館の1Km先にある朝日線の神林高速バス停から朝日線に入り松本へ行く循環系統に変更。それに伴い路線名を大久保工場団地線にする。
- FDA乗り入れ開始に伴い朝日線増便時刻改正。
周辺
- 松本駅正面玄関 - 徒歩3分
- 立体駐車場 - 松電ビル3階にある連絡通路でも連絡可能。
- その他は松本駅も参照。
脚注
- ^ http://www.appleland.co.jp/contents/annai/enkaku.html アップルランド会社沿革
- ^ http://www.alpico.co.jp/access/matsumoto/ アクセス信州 - 松本市周辺 バス路線ご案内
- ^ 昼行便は、京都深草のみ停車 夜行便のみ、京都深草 京都駅八条口 G3のりば経由
- ^ “平成28年4月2日上田松本都市間バス運行について”. 千曲バス株式会社. 2016年4月21日閲覧。
- ^ “成田空港交通TOPICS”. 成田空港交通株式会社. 2014年3月2日閲覧。
外部リンク
座標: 北緯36度13分48.8秒 東経137度57分59.4秒 / 北緯36.230222度 東経137.966500度