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「86/BRZレース」の版間の差分

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2017年11月29日 (水) 00:19時点における版

86/BRZレースとは2013年から開催されている国内のワンメイクレースである。正式名称はGAZOO Racing 86/BRZ Race

概要

2012年に発売された姉妹車のトヨタ・86及びスバル・BRZで行われるスプリントレースである。運営はT.R.A.(トヨタ・カーズ・レース・アソシエーション)が行う。

位置づけとしてはヴィッツで行われる入門カテゴリのネッツカップの上位であるが、2013年の初開催からプロドライバーが多く参戦したため、2015年からプロ向けのプロフェッショナルシリーズと、アマチュア向けのクラブマンシリーズに分けられた[1]

各大会において最大決勝出走台数を上回る参加申込があった場合、決勝レースをA/Bに分割して開催する。2016年にはプロ・アマ合わせて124名のエントリーを集める盛況を呈した[2]

参加車両のほとんどは86が占めている。2017年時点ではクラブマンシリーズ40台以上のうちBRZは5台のみで[3]、プロフェッショナルシリーズは30台以上の中BRZ遣いは井口卓人のみとなっている[4]。BRZの初優勝は2016年6月のクラブマンシリーズ第四戦で、手塚祐弥[5]が挙げている。また同年10月には井口卓人がプロフェッショナルシリーズでのBRZ初優勝を収めている。[6]

参加規定

トヨタ・レーシング・ディベロップメント(TRD)が開発した86 Racingと、スバル・テクニカ・インターナショナル(STI)が開発したRA Racingの2種類を使用できる[7]。両車両とも6速マニュアルトランスミッションを搭載している。LSDの装着はTRD又はSTIの販売するもののみ可能。ピットとの無線通信はできない。レース終了後は車両を公道走行が可能な状態に戻さなければならない。もし公道走行チェックを受けない・拒否した場合はそれ以降のレースの出場権を失う。

ドライバーは国内A級ライセンスと普通自動車免許(に相当するもの)を所持した上、T.R.Aパスポートを申請し取得する必要がある。また全日本選手権相当のカテゴリで入賞した者や運営がプロと認めた者はプロフェッショナルシリーズのみ参戦が可能になる。

タイヤはマルチメイクで、2017年現在はブリヂストン横浜ゴムグッドイヤーダンロップが激しく開発競争をしている。特にプロフェッショナルシリーズでは、タイヤごとにタイムが1周1秒近く違うこともあるほど重要な要素となっている。ただしどのようなタイヤであっても国内で市販されているものでなければならず、モータースポーツ専用に開発されたタイヤは使用できない。なおクラブマンシリーズのタイヤは、上記4社と東洋ゴムハンコックを合わせた6社から各1銘柄ずつ運営が指定したものからのみ選ぶことができる[8]

主な参戦ドライバー

歴代チャンピオン

プロフェッショナル
(マシン)
クラブマン
(マシン)
2013 山野直也
P.MU RACING86)
not held
2014 谷口信輝
(KTMS 86)
2015 谷口信輝
(KTMS 86)
遠藤浩二
(CGROBOTかえる君BS86)
2016 佐々木雅弘
(asset・テクノ・BS86)
松原怜史
(asset・テクノ・BS86)

メディア

Jスポーツの『MOTOR GAMES TV』でダイジェスト放送がされている[9]他、同番組の動画に加えてオンボード映像、PVなどがYouTubeTOYOTA GAZOO Racing公式チャンネルで配信されている。実況は稲野一美が担当。

その他

  • 影山正彦がアドバイザーを務めており、スポーツドライブロガーを装着していれば無償でレクチャーを受けられる[10]
  • クラブマンシリーズではウェルカム賞(初参加賞)やグッドトリップ賞(最も遠方から来たドライバー)など多数の章典がある。

脚注

関連項目