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| 2||コウヨウハート||2011年||栗毛||[[ディープスカイ]]||牝||美浦・古賀慎明||寺内正光||4戦0勝(引退・繁殖)
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2017年8月29日 (火) 00:02時点における版

アサヒライジング
第11回秋華賞にて
欧字表記 Asahi Rising
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2003年2月9日(21歳)
死没 存命
ロイヤルタッチ
アサヒマーキュリー
母の父 ミナガワマンナ
生国 日本の旗 日本北海道浦河町
生産者 本巣一敏
馬主 寺内正光
調教師 加藤修甫美浦
古賀慎明(美浦)
競走成績
生涯成績 19戦4勝
(内訳)
日本:18戦4勝
国外:1戦0勝(アメリカ
獲得賞金 1億8804万1000円(日本)
1603万9800円
(アメリカドル・換算値〈当時〉)
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アサヒライジング (英語: Asahi Rising) は日本の元競走馬。馬名の由来は冠名+昇る。

戦歴

2005年

2歳の夏に中山競馬場の新馬戦で小林淳一を鞍上にデビューするが3着に敗れる。次の未勝利戦で初勝利をし、3戦目のサフラン賞(2歳500万下)にも勝利し、2連勝を挙げる。初のGI挑戦となる阪神ジュベナイルフィリーズでは、6番人気に支持されるがテイエムプリキュアの5着に敗れる。

2006年

2006年、3歳になり、初戦の菜の花賞(オープン特別)は1番人気ながら9着、クイーンカップコイウタの2着。年明け3戦目の桜花賞トライアルアネモネステークス(オープン特別)では鞍上が小林淳一から柴田善臣に乗り替わり、1番人気に推され2馬身差で勝利し、桜花賞の出走権を獲得した。またこのレースより管理調教師の加藤修甫が定年引退のため古賀慎明厩舎に転厩となっている。初クラシック出走となった桜花賞では逃げ切りを図りキストゥヘヴンの4着に、続く優駿牝馬(オークス)では先行し好位置につけてカワカミプリンセスの3着と好走した。

その後、海外遠征を敢行。米国G1アメリカンオークスに出走することを選択。日本の騎手は起用せず、ビクター・エスピノーザを鞍上に迎える。レースでは1番人気に支持されたものの、大きく出遅れてしまう。しかし直線鋭く伸び4馬身半差の2着と健闘。その後帰国し、アメリカンオークス以来約3ヶ月ぶりの出走となる秋華賞では5番人気に支持されカワカミプリンセスの2着と健闘した。さらにエリザベス女王杯では先行した馬にとって厳しい、速いペースとなったが4着(5位入線後、カワカミプリンセス降着に伴う繰り上がり)に粘った。

2007年

2007年の初戦は中山牝馬ステークス。1番人気に推されたが13着と大敗した。56.5キロという厳しいハンデを背負わされ、またスタートで出遅れたこと、休み明けだったこと等が影響したと思われる。しかし次走の阪神牝馬ステークスでも粘りを見せられず8着に敗れた。

ヴィクトリアマイルでは、前走、前々走の大敗で人気を落としていたが、うまくペースが落ち着いたこともあり、持ち前の粘りを見せコイウタの2着に食い込んだ。

その後、クイーンステークスに出走。開幕週の内枠が荒れていない有利な馬場を味方につけ、逃げ切りで初の重賞勝利を収め、8月30日に発表された重賞・オープン特別競走レーティングでは、107ポンドの評価が与えられた。続く府中牝馬ステークスでは1番人気に支持されたものの、デアリングハートに交わされ2着に敗れた。次走は第32回エリザベス女王杯に出走。スタートで少し出遅れながら道中は2番手につけ、直線を迎えるものの、最後は後続に交わされ7着に敗れた。

2008年

エリザベス女王杯に出走した後、脚部不安により1年近く休養し、2008年10月19日の府中牝馬ステークスに出走したが、最下位の18着に敗れた。

その後、左第2中手骨骨折していた事が判明。年齢的なものもあって、現役続行を断念。10月31日付でJRA競走馬登録を抹消し、引退した。

引退後

引退後は生まれ故郷である北海道浦河町の本巣一敏の牧場にて繁殖牝馬となった。

産駒

※産駒の戦績は2017年8月12日現在[1]

馬名 誕生年 毛色 厩舎 馬主 戦績
1 コウヨウミラクル 2010年 鹿毛 タニノギムレット 美浦古賀慎明
盛岡・菅原右吉
寺内正光 25戦1勝(引退)
2 コウヨウハート 2011年 栗毛 ディープスカイ 美浦・古賀慎明 寺内正光 4戦0勝(引退・繁殖)
3 ライジングトライ 2012年 鹿毛 エンパイアメーカー 大井・嶋田幸晴 江里口弘一郎 25戦3勝(現役)
4 ライジングティアラ 2013年 鹿毛 エンパイアメーカー 名古屋・塚田隆男 (有)谷川牧場 19戦2勝(現役)
5 トーホウキララ 2014年 栗毛 キングズベスト 未出走(繁殖)
6 ツォルニッヒ 2015年 鹿毛 シンボリクリスエス 美浦・高木登 (株)ラ・メール 0戦0勝(現役)
7 アサヒライジングの2016 2016年 芦毛 ダンカーク
8 アサヒライジングの2017 2017年 鹿毛 キングズベスト

競走成績

年月日 競馬場 競走名 人気 倍率 着順 距離 タイム 3F 騎手 勝ち馬 / (2着馬)
2005 9. 10 中山 2歳新馬 5人 16.5 3着 芝1600m(良) 1:35.9 (36.4) 小林淳一 ノンコ
10. 1 中山 2歳未勝利 2人 6.1 1着 芝1600m(良) 1:34.8 (35.4) 小林淳一 (ショウナンアルス)
10. 16 東京 サフラン賞 1人 1.8 1着 芝1400m(稍) 1:22.5 (34.8) 小林淳一 (グランプリシリウス)
12. 4 阪神 阪神JF GI 6人 18.8 5着 芝1600m(良) 1:37.8 (37.2) 小林淳一 テイエムプリキュア
2006 1. 22 中山 菜の花賞 OP 1人 3.6 9着 芝1600m(稍) 1:36.3 (36.8) 小林淳一 コイウタ
2. 18 東京 クイーンカップ GIII 6人 13.6 2着 芝1600m(良) 1:35.7 (34.8) 小林淳一 コイウタ
3. 11 中山 アネモネS OP 1人 2.5 1着 芝1600m(良) 1:35.1 (35.6) 柴田善臣 (グレイスティアラ)
4. 9 阪神 桜花賞 GI 9人 26.5 4着 芝1600m(良) 1:34.9 (36.1) 柴田善臣 キストゥヘヴン
5. 21 東京 優駿牝馬 GI 7人 18.2 3着 芝2400m(良) 1:37.8 (36.3) 柴田善臣 カワカミプリンセス
7. 2 米国 アメリカンオークス G1 1人 2.6 2着 芝2000m(良) 不明 V.エスピノーザ Wait A While
10. 15 京都 秋華賞 GI 5人 14.0 2着 芝2000m(良) 1:58.3 (34.7) 柴田善臣 カワカミプリンセス
11. 12 京都 エリザベス女王杯 GI 5人 12.5 4着 芝2200m(良) 2:11.7 (35.3) 柴田善臣 フサイチパンドラ
2007 3. 11 中山 中山牝馬S GIII 1人 2.3 13着 芝1800m(重) 1:51.8 (38.4) 柴田善臣 マイネサマンサ
4. 7 阪神 阪神牝馬S GII 2人 5.7 8着 芝1400m(良) 1:21.5 (36.0) 柴田善臣 ジョリーダンス
5. 13 東京 ヴィクトリアマイル JpnI 9人 33.6 2着 芝1600m(良) 1:32.6 (34.4) 柴田善臣 コイウタ
8. 12 札幌 クイーンS JpnIII 2人 5.6 1着 芝1800m(良) 1:46.7 (34.7) 柴田善臣 イクスキューズ
10. 14 東京 府中牝馬S GIII 1人 2.7 2着 芝1800m(良) 1:45.7 (34.5) 北村宏司 デアリングハート
11. 11 京都 エリザベス女王杯 GI 4人 10.3 7着 芝2200m(良) 2:12.8 (34.9) 柴田善臣 ダイワスカーレット
2008 10. 19 東京 府中牝馬S GIII 6人 13.4 18着 芝1800m(良) 1:47.1 (35.6) 柴田善臣 ブルーメンブラット

血統表

アサヒライジング血統サンデーサイレンス系/Wild Risk5×5=6.25% (母内) ) (血統表の出典)

ロイヤルタッチ
1993 黒鹿毛 静内町
父の父
* サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛 アメリカ
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
パワフルレディ
1981 黒鹿毛 静内町
マルゼンスキー Nijinsky
* シル
ロッチテスコ * テスコボーイ
スターロツチ

アサヒマーキュリー
1991鹿毛 浦河町
ミナガワマンナ
1978 鹿毛 浦河町
シンザン * ヒンドスタン
ハヤノボリ
ロングマンナ * ヴィミー
アサヒマンナ
母の母
タニワーデン
1978 栗毛
* ボンモー
Bon Mot
Worden
Djebel Idra
アサヒタマナー * タマナー
ジエツタ F-No.1-p


祖母の弟に重賞未勝利ながら皐月賞東京優駿3着、天皇賞(春)2着の成績を残したアサヒエンペラーがいる。

脚注

外部リンク