「青森駐屯地」の版間の差分
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2017年7月29日 (土) 00:15時点における版
青森駐屯地 | |
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出入口付近 | |
位置 | |
所在地 | 青森県青森市浪館字近野45 |
座標 | 北緯40度48分40秒 東経140度42分33秒 / 北緯40.81111度 東経140.70917度座標: 北緯40度48分40秒 東経140度42分33秒 / 北緯40.81111度 東経140.70917度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 第9師団副師団長 兼務 |
主要部隊 |
第9師団司令部 第5普通科連隊 第9化学防護隊 ほか |
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開設年 | 1951年 |
青森駐屯地(あおもりちゅうとんち、JGSDF Camp Aomori)は、青森県青森市浪館字近野45に所在し、第9師団司令部等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。本州最北端の駐屯地にして、本州北部の交通結節・終着点であり、国際海峡(特定海域)である津軽海峡を眼前に望む国家防衛の要衝である。また、国のエネルギー政策の一環として原子力事業の関連施設が下北半島一帯に存在しており、これらの有事に対する備えも重要である。
最寄の演習場は、小谷演習場と六ヶ所対空射撃場。駐屯地司令は、第9師団副師団長が兼務。
沿革
- 1951年(昭和26年):警察予備隊の青森駐屯地として新設[1]。1952年(昭和27年)保安隊を経て、1954年(昭和29年)6月30日陸上自衛隊へ移管[2]。
- 1956年(昭和31年):第9混成団として司令部が青森駐屯地に新設。
- 1962年(昭和37年):第9師団へ改編。
- 1990年(平成2年):第9後方支援連隊が新設。
- 2004年(平成16年):第9化学防護隊が新設。
- 2010年(平成22年):第9後方支援連隊が八戸駐屯地へ移駐。輸送隊と衛生隊は残留した。
駐屯部隊
- 第9師団司令部
- 第9師団司令部付隊
第9師団隷下部隊
東北方面総監直轄部隊
防衛大臣直轄部隊
- (警務隊)
- (東北方面警務隊)
- 第123地区警務隊
- (東北方面警務隊)
最寄の幹線交通
- 高速道路:東北自動車道青森IC、青森自動車道青森中央IC、青森東IC
- 一般道:国道4号、国道7号(青森環状道路)、国道103号、国道280号、青森県道26号青森五所川原線、青森県道27号青森浪岡線、青森県道40号青森田代十和田線、青森県道44号青森環状野内線、青森県道120号荒川青森停車場線
- 鉄道:JR東日本東北新幹線新青森駅、青い森鉄道線/JR奥羽本線/JR津軽線青森駅
- 港湾:青森港、むつ小川原港、八戸港(重要港湾)、蟹田港(地方港湾)大湊基地(海上自衛隊)
- 飛行場:青森空港(第三種空港)、三沢飛行場(官民共用)
重要施設
- 東通原子力発電所(出力110万kW。BWR)(下北郡東通村)
- 八戸火力発電所(出力50万kW。石油)(八戸市)
- 核燃料サイクル基地(上北郡六ヶ所村)
- 六ヶ所村核燃料再処理施設(建設中)(上北郡六ヶ所村)
- 青森変電所(一次変電所)(青森市)
- むつ小川原国家石油備蓄基地(2004年)4月現在:備蓄施設容量約570万kl中約492万klを備蓄)(上北郡六ヶ所村)
- 青函トンネル
脚注
- ^ “第9師団創立52周年・青森駐屯地創立63周年記念行事”. 2016年5月1日閲覧。 “平成26年5月31日(土)及び6月1日(日)の2日間にわたり「第9師団創立52周年・青森駐屯地創立63周年記念行事」を挙行した。”
- ^ “自衛隊法施行令(昭和29年6月30日政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ (1954年6月30日). 2016年5月1日閲覧。