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「ヴァンラーレ八戸」の版間の差分

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2014年 - (JFL): 2014~2016各年のクラブスローガンを追記
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クラブスローガン:<b>「挑戦-NeverStopChallenging-」</b>
クラブスローガン:'''「挑戦-NeverStopChallenging-」'''


山田体制5年目。JFL参戦初年度。1月には将来のJリーグ昇格を念頭に「株式会社ヴァンラーレ八戸」を設立。[[FC町田ゼルビア|町田]]からDF[[久利研人]]、[[ツエーゲン金沢|金沢]]からFW[[鳴海勝也]]、東北リーグ・[[FCガンジュ岩手]]からMF[[西村啓]]、[[関東サッカーリーグ|関東リーグ]]・[[エリースFC東京]]からFW[[伊勢陽平]]を補強したほか、前年町田で[[特別指定選手]]としてプレーしたDF[[須藤貴郁]]([[平成国際大学]])をはじめとして12名の新卒選手を加入させ、大幅に陣容を入れ替えた。
山田体制5年目。JFL参戦初年度。1月には将来のJリーグ昇格を念頭に「株式会社ヴァンラーレ八戸」を設立。[[FC町田ゼルビア|町田]]からDF[[久利研人]]、[[ツエーゲン金沢|金沢]]からFW[[鳴海勝也]]、東北リーグ・[[FCガンジュ岩手]]からMF[[西村啓]]、[[関東サッカーリーグ|関東リーグ]]・[[エリースFC東京]]からFW[[伊勢陽平]]を補強したほか、前年町田で[[特別指定選手]]としてプレーしたDF[[須藤貴郁]]([[平成国際大学]])をはじめとして12名の新卒選手を加入させ、大幅に陣容を入れ替えた。
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==== 2015年 ====
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クラブスローガン:<b>「進化×真価」</b>
クラブスローガン:'''「進化×真価」'''


新監督に元[[愛媛FC]]監督で前シーズンは[[アスルクラロ沼津]]の監督を務めていた[[望月一仁]]<ref>{{Cite press release|url=http://www.vanraure.net/archives/11507|title=監督就任のお知らせ|publisher=ヴァンラーレ八戸|date=2014-12-24|accessdate=2015-06-08}}</ref>が就任。戦力補強としてJ3[[グルージャ盛岡|盛岡]]からDF[[藤嶋洸]]とFW[[佐藤幸大]]<ref>{{Cite news|url=http://www.iwate-np.co.jp/grulla/y2014/gr1412261.html|title=藤嶋と佐藤、八戸へ J3グルージャ、石川が新加入|newspaper=[[岩手日報]]|date=2014-12-26|accessdate=2015-06-08}}</ref>、JFL・[[ソニー仙台]]からMF[[李澤忍治]]<ref>{{Cite press release|url=http://www.vanraure.net/archives/10990|title=新加入選手のお知らせ|publisher=ヴァンラーレ八戸|date=2014-12-01|accessdate=2015-06-08}}</ref>、JFL・[[鹿児島ユナイテッドFC]]からFW[[中筋誠]]、東北1部・[[ラインメール青森]]からGK[[野口貴裕]]が移籍加入、DF[[鳥山祥之]]([[仙台大学|仙台大]])、DF[[佐々木航]]([[道都大学|道都大]])、MF[[松本晃 (サッカー選手)|松本晃]]([[富士大学|富士大]])、FW[[阿部稜]]([[八戸学院野辺地西高等学校|八学野辺地西高]])が新入団した。
新監督に元[[愛媛FC]]監督で前シーズンは[[アスルクラロ沼津]]の監督を務めていた[[望月一仁]]<ref>{{Cite press release|url=http://www.vanraure.net/archives/11507|title=監督就任のお知らせ|publisher=ヴァンラーレ八戸|date=2014-12-24|accessdate=2015-06-08}}</ref>が就任。戦力補強としてJ3[[グルージャ盛岡|盛岡]]からDF[[藤嶋洸]]とFW[[佐藤幸大]]<ref>{{Cite news|url=http://www.iwate-np.co.jp/grulla/y2014/gr1412261.html|title=藤嶋と佐藤、八戸へ J3グルージャ、石川が新加入|newspaper=[[岩手日報]]|date=2014-12-26|accessdate=2015-06-08}}</ref>、JFL・[[ソニー仙台]]からMF[[李澤忍治]]<ref>{{Cite press release|url=http://www.vanraure.net/archives/10990|title=新加入選手のお知らせ|publisher=ヴァンラーレ八戸|date=2014-12-01|accessdate=2015-06-08}}</ref>、JFL・[[鹿児島ユナイテッドFC]]からFW[[中筋誠]]、東北1部・[[ラインメール青森]]からGK[[野口貴裕]]が移籍加入、DF[[鳥山祥之]]([[仙台大学|仙台大]])、DF[[佐々木航]]([[道都大学|道都大]])、MF[[松本晃 (サッカー選手)|松本晃]]([[富士大学|富士大]])、FW[[阿部稜]]([[八戸学院野辺地西高等学校|八学野辺地西高]])が新入団した。
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==== 2016年 ====
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クラブスローガン:<b>「ONE HEART~共に夢を叶えよう~」</b>
クラブスローガン:'''「ONE HEART~共に夢を叶えよう~」'''


望月体制2年目。元日本代表の[[市川大祐]]など大量15人が加入した。1stステージは5位に付けた<ref>[http://www.daily-tohoku.co.jp/sports/vanraure/201606/201606050P140300.html 第1S終了、ヴァンラーレ5位] - 2016年6月5日 デイリー東北</ref>。[[9月20日]]に[[Jリーグクラブライセンス制度#J3ライセンス|J3ライセンス]]が初めて交付された<ref>[http://www.jleague.jp/release/post-45344/ 2017シーズン J3クラブライセンス判定結果について (J3入会を希望するクラブ)] - 2016年9月20日 日本プロサッカーリーグ</ref>。そして[[10月1日]]に新スタジアムの[[八戸市多賀多目的運動場|ダイハツスタジアム]]がオープンすることとなった<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASJ993FCSJ99UBNB00G.html ダイハツスタジアム公開 10月にこけら落とし] - 2016年9月10日 朝日新聞青森版</ref>。
望月体制2年目。元日本代表の[[市川大祐]]など大量15人が加入した。1stステージは5位に付けた<ref>[http://www.daily-tohoku.co.jp/sports/vanraure/201606/201606050P140300.html 第1S終了、ヴァンラーレ5位] - 2016年6月5日 デイリー東北</ref>。[[9月20日]]に[[Jリーグクラブライセンス制度#J3ライセンス|J3ライセンス]]が初めて交付された<ref>[http://www.jleague.jp/release/post-45344/ 2017シーズン J3クラブライセンス判定結果について (J3入会を希望するクラブ)] - 2016年9月20日 日本プロサッカーリーグ</ref>。そして[[10月1日]]に新スタジアムの[[八戸市多賀多目的運動場|ダイハツスタジアム]]がオープンすることとなった<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASJ993FCSJ99UBNB00G.html ダイハツスタジアム公開 10月にこけら落とし] - 2016年9月10日 朝日新聞青森版</ref>。

2017年2月11日 (土) 01:15時点における版

ヴァンラーレ八戸
原語表記 ヴァンラーレ八戸フットボールクラブ
呼称 ヴァンラーレ八戸
愛称 ヴァンラーレ
クラブカラー  
創設年 2006年
所属リーグ 日本フットボールリーグ
クラブライセンス J3
ホームタウン 青森県八戸市十和田市五戸町
三戸町田子町階上町南部町
新郷村おいらせ町
ホームスタジアム ダイハツスタジアム
収容人数 5,200
運営法人 特定非営利活動法人クローバーズ・ネット八戸事業部
株式会社ヴァンラーレ八戸[1]
代表者 細越健太郎
監督 日本の旗 柱谷哲二
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
クローバーズ・ネット
Clover's Net
国籍 日本の旗 日本
格付 特定非営利活動法人
法人番号 7420001013992 ウィキデータを編集
専門分野 スポーツの振興
代表者 細越健太郎
活動地域 仙台市、八戸市
主な事業 フットサルクラブ、総合型地域スポーツクラブの運営
郵便番号 981-0901
事務所 宮城県仙台市青葉区北根黒松2-10
外部リンク http://www.cloversnet.com/
特記事項 八戸事業所の所在地は
青森県八戸市南郷区市野沢字市野沢35
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ヴァンラーレ八戸(ヴァンラーレはちのへ、Vanraure Hachinohe)は、青森県八戸市十和田市五戸町三戸町田子町階上町南部町新郷村おいらせ町をホームタウンとする、日本フットボールリーグ(JFL)に所属するサッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。

なお、ヴァンラーレ八戸は宮城県仙台市に本拠を置くNPO法人クローバーズネット八戸事業部の傘下の株式会社ヴァンラーレ八戸が運営している。また、ヴァンラーレ八戸を中心として水中ウォーキング、陸上ウォーキングの種目、小学生スイミング・レクレーションクラブなどの総合型地域スポーツクラブとしてNPO法人クローバーズネット八戸事業部は運営している。

概要

株式会社ヴァンラーレ八戸
Vanraure Hachinohe co,ltd
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
031-0111
青森県八戸市南郷区大字市野沢字市野沢35
設立 2014年平成26年)1月24日[2]
業種 サービス業
法人番号 7420001013992 ウィキデータを編集
事業内容 サッカークラブの運営
代表者 細越健太郎
資本金 1760万円
主要株主 (特非)クローバーズ・ネット[2]
外部リンク http://www.vanraure.net/
テンプレートを表示

ヴァンラーレ (Vanraure) は、イタリア語で「南の郷」を意味するアウストラーレ (Australe) と「起源」を意味するデリヴァンテ (Derivante) を組み合わせた造語である。チームの起源は八戸と南郷(旧三戸郡南郷村、現在の八戸市南郷区)という意味が込められている[1]

ヴァンラーレ八戸FCのエンブレムは八戸と南郷の特産物であるイカとその足を南郷のそばに見立ててボールをキャッチした姿をモチーフとしたもので、背景は八戸の海・青、南郷の緑をあしらう[1]。2014年1月にはサッカークラブトップチームの将来のJリーグ入りを念頭に、運営法人となる「株式会社ヴァンラーレ八戸」が設立されている[2]。株式会社設立後も、下部組織は引き続きNPO法人クローバーズ・ネットが運営する。

歴史

2006年 - 2012年(東北2部リーグ)

2006年青森県リーグ1部から東北リーグ2部北に昇格を決めた八戸工業OBと青森県リーグ1部の南郷FCが合流し「ヴァンラーレ八戸」として発足、八戸工業OBをトップチームに南郷SCをヴァンラーレS八戸とする。新チームはそのまま東北2部北に参戦。2008年11月には、2016年からのJリーグ参入を目指すことを表明する。

2010年、元湘南監督の山田松市が監督に就任[3]。NHK杯青森県サッカー選手権大会で初優勝し、この年の天皇杯に初出場する。

2011年この年の東北社会人2部リーグ東日本大震災のため出場辞退チームが相次ぎ、「南北統合リーグ」して行われるが、これに優勝し初のタイトルを獲得する。当時の週刊サッカーマガジン2011年11月22日号=11月8日発売)のコラムによると、本年度は当初2部の南・北それぞれのブロックの優勝チームが自動的に1部の下位2チームと入れ替わるという方式を採るとしていたが、上記理由により2012年度については2部から1部への自動昇格は認められないことが決まっており、1部昇格とはならなかった。

2012年この年の東北社会人2部北リーグFCガンジュ岩手に次ぐ2位。秋田市八橋運動公園陸上競技場で行われた2部南リーグ2位・コバルトーレ女川との1部昇格決定戦に勝利し、2013年の1部昇格が決定した。

2013年(東北1部リーグ)

山田体制4年目。初の1部リーグ参戦となったこの年、グルージャ盛岡とのアウェー戦で喫した1敗のみで、盛岡と勝ち点・勝利数で並び、リーグ最少の8失点ながらも得失点差で盛岡に次ぐ2位。第49回全社に出場するも、2回戦でヴォルカ鹿児島に敗れ、地域決勝進出を逃す。天皇杯では初めてJ1勢(横浜F・マリノス)との対戦が実現した。

一方、シーズン前に2014年からのJ3リーグ発足が発表され、ヴァンラーレもJ3参戦に向けて動き出すことになる。6月28日にはJリーグ準加盟を申請し[4]、9月17日にJリーグから準加盟の承認が発表される[5]。しかし10月15日、J3加盟審査のステップ2となる「J3スタジアム審査」において、ホームスタジアムとして申請した八戸東運動公園陸上競技場について「要件未充足との結論」になったとして、2014年のJ3参入はならなかった[6]

J3参入申請の一方で、日本フットボールリーグ (JFL) のチーム数減に伴う入会希望の申請も行い、12月4日に開催されたJFLの理事会で、2014年度からのJFL入会を認められた[7]

2014年 - (JFL)

2014年

クラブスローガン:「挑戦-NeverStopChallenging-」

山田体制5年目。JFL参戦初年度。1月には将来のJリーグ昇格を念頭に「株式会社ヴァンラーレ八戸」を設立。町田からDF久利研人金沢からFW鳴海勝也、東北リーグ・FCガンジュ岩手からMF西村啓関東リーグエリースFC東京からFW伊勢陽平を補強したほか、前年町田で特別指定選手としてプレーしたDF須藤貴郁平成国際大学)をはじめとして12名の新卒選手を加入させ、大幅に陣容を入れ替えた。

リーグ戦では上位陣になかなか勝てず、1stステージ9位・2ndステージ7位の年間9位で終える。

この年もJ3クラブライセンス申請を行うが、本拠地として登録した十和田市高森山総合運動公園球技場がJ3開催スペックのスタジアム基準を満たしていない(シャワーが少ない、更衣室が狭いことや放送席、ドーピングルームが設置されていないなど)との理由でライセンス交付はならなかった[8]

この年限りで、5年間監督を務めた山田が契約満了により退任[9]

2015年

クラブスローガン:「進化×真価」

新監督に元愛媛FC監督で前シーズンはアスルクラロ沼津の監督を務めていた望月一仁[10]が就任。戦力補強としてJ3盛岡からDF藤嶋洸とFW佐藤幸大[11]、JFL・ソニー仙台からMF李澤忍治[12]、JFL・鹿児島ユナイテッドFCからFW中筋誠、東北1部・ラインメール青森からGK野口貴裕が移籍加入、DF鳥山祥之仙台大)、DF佐々木航道都大)、MF松本晃富士大)、FW阿部稜八学野辺地西高)が新入団した。

1stステージでは序盤は第6節のソニー仙台戦の1敗のみで中位をキープしていたが、前年2位のHonda FCに勝利するなど徐々に順位を上げ、上位陣が星を落とすなどもあって第11節終了時点で3位に浮上。第14節でホームでのMIOびわこ滋賀戦に勝利し、首位のソニー仙台と2位のFC大阪の直接対決が引き分けに終わったこともあり、得失点差で首位に浮上した[13]。迎えた最終節(第15節)、ヴァンラーレは6月8日にアウェーでファジアーノ岡山ネクストに2-0で勝利。2位ソニー仙台は翌6月9日にアウェーで奈良クラブと対戦し2-0で勝利したが、得失点差は変わらず。ヴァンラーレが逃げ切って1stステージ優勝(年間順位2位以内)が決定した[14]。終わってみれば敗戦はソニー仙台戦のみで、第7節以降は5連勝を含む9戦無敗(7勝2分け)であった。8月18日のJリーグ理事会において三戸町田子町階上町南部町新郷村おいらせ町が新たにホームタウンとして承認された[15]

この年もJ3クラブライセンス申請を行ったが、9月24日に発表されたJ3新規参入希望クラブに対するライセンス審査結果において、ホームスタジアムとして申請した「多賀地区多目的運動場」が2016年10月完成の見通しであり、2016年シーズンにおいて新スタジアム完成前に使用可能な、J3クラブライセンス基準を満たすスタジアムが確保できないとして、三度目の「クラブライセンス不交付」の結論となった[16][17]。クラブでは「2015年度はJ3昇格のためのライセンス交付だけでなく、入場者数や財政規模にも課題を抱えているとしており、今後は2016年秋以後に新スタジアムが完成するなどの施設面のJ3基準充足が図られることから、2017年度のJ3昇格を目指し、その課題の解決に向けて取り組む」[17]としている。

2ndステージは勝ち点が伸び悩み、勝ち点は25点で6位に終わった。そして迎えたソニー仙台とのJFLチャンピオンシップは2戦合計で1-1の同点で延長戦でも決着が付かず、PK戦の末4-5で敗れて、初のJFL制覇はならなかった[18]

2016年

クラブスローガン:「ONE HEART~共に夢を叶えよう~」

望月体制2年目。元日本代表の市川大祐など大量15人が加入した。1stステージは5位に付けた[19]9月20日J3ライセンスが初めて交付された[20]。そして10月1日に新スタジアムのダイハツスタジアムがオープンすることとなった[21]。 しかし2ndステージは成績が伸びず、10月23日にJ3加盟条件となるJFL4位以内の可能性が消えて、J3加盟はならなかった[22]。結局2ndステージは8位となり、年間でも7位に終わった。シーズン終了後に望月が監督退任[23]し、市川が現役引退した[24]

2017年

鳥取柱谷哲二が監督に就任[25]

ホームスタジアム

JFL参戦にあたってホームスタジアムとして使用しているのは八戸市東運動公園陸上競技場(八戸市)と五戸町ひばり野公園陸上競技場(五戸町)。2016年10月には八戸市市川町多賀地区にJ3スタジアム基準を満たすダイハツスタジアム(八戸市多賀多目的運動場天然芝グラウンド)が完成し、以降の試合(2ndステージ第11節以降)はすべてダイハツスタジアムで開催する。

なお、東北リーグ時代に公式サイトにてホームスタジアムとして紹介されていたのは八戸市南郷陸上競技場のみであり、当時はホームゲームの大部分を行っていた(八戸市東運動公園陸上競技場と併用)。また、2014年のJ3ライセンス申請に本拠地申請した十和田市高森山総合運動公園球技場十和田市)ではリーグ戦の経験がない。

ヴァンラーレは、今後のライセンス承認を得るための経営やスタジアムなど行政的な支援を受けることを念頭に、八戸市に対して資本出資や、ダイハツスタジアムとは別に、東運動公園陸上競技場のJ3基準化への改修をするように求めている[26]

年度別入場者数

※2014年のJFLリーグ加盟以後。
年度 所属 合計
入場者数
最多入場者数 最少入場者数 平均
入場者数
試合数 ホームゲーム
開催スタジアム
入場者数 相手 会場 入場者数 相手 会場
2014 JFL 9,918 1,604 Honda 八戸東 230 ソニー 八戸東 763 13 八戸東6、五戸7
2015 14,610 1,493 沼津 565 Honda 974 15 八戸東8、五戸7
2016 26,317 5,028 滋賀 ダイスタ 792 FC大阪 1,754 15 八戸東8、ダイスタ4、五戸3

いぐべJさ Jリーグ昇格プロジェクト

2015年シーズンは1stステージ優勝により成績面でのJ3昇格案件を満たすことが確定したが、観客動員数における要件(1試合平均2000人以上)を満たすために、2ndステージから、「いくべJさ Jリーグ昇格プロジェクト」[27]と題した大々的なキャンペーンを立ち上げた。このキャンペーンでは、ホームゲームが行われる八戸市と五戸町、及びその周辺市町村の児童・生徒らに対して、夏休み期間中の無料招待券を贈呈するとともに、サポーターのリピーターを増やすことと、サポーターの拡大を念頭において「緑の輪キャンペーン」と題して、友達紹介をするとそのサポーターに対して記念品を贈呈するなどの試みを行っている。1stステージは6試合の主管試合で平均約921人しか集まらなかったため、この集客面での条件を満たすには、セカンドステージ9試合で1試合平均約2700人、9試合全体で合計24472人以上の集客が必要とされている[28]

チーム成績・歴代監督

リーグ戦

年度 所属 順位 勝点 得点 失点 監督
2006 東北2部北 5位 19 14 6 1 7 37 38 -1
2007 6位 17 14 4 5 5 22 25 -3
2008 4位 23 14 7 2 5 31 25 +6 日本の旗 寺地一美
2009 3位 26 14 8 2 4 43 25 +18 日本の旗 下平賢吾 /
日本の旗 中村圭悟
2010 2位 36 14 12 0 2 52 10 +42 日本の旗 山田松市
2011 東北2部 優勝 30 10 10 0 0 61 1 +60
2012 東北2部北 2位 37 14 12 1 1 74 8 +66
2013 東北1部 2位 49 18 16 1 1 67 8 +59
2014 JFL 9位 30 26 8 6 12 30 32 -2
2015 2位 59 30 17 8 5 36 21 +15 日本の旗 望月一仁
2016 7位 46 30 13 7 10 34 27 +7
2017 30 日本の旗 柱谷哲二

カップ戦

天皇杯全日本サッカー選手権大会(出場6回)
年月日 時期 会場 スコア 対戦相手 観客
90 2010年9月3日 1回戦 秋津 ● 4 - 5
(延長)
順天堂大学 (千葉) 202
92 2012年9月2日 1回戦 十和田 ● 0 - 2 Y.S.C.C. (神奈川) 880
93 2013年9月1日 1回戦 十和田 ○ 1 - 0 桐蔭横浜大学 (神奈川) 840
2013年9月11日 2回戦 ニッパ球 ● 1 - 5 横浜F・マリノス (J1) 3,127
94 2014年7月9日 1回戦 十和田 ○ 1 - 0 モンテディオ山形ユース(山形) 622
2014年7月12日 2回戦 NACK ● 1 - 3 大宮アルディージャ(J1) 2,434
95 2015年8月30日 1回戦 八戸東 ● 0 - 1 仙台大学(宮城) 881
96 2016年8月27日 1回戦 A-スタ ● 0 - 2 ブラウブリッツ秋田(秋田) 603
全国社会人サッカー選手権大会(出場2回)
年月日 時期 会場 スコア 対戦相手
48 2012年10月13日 1回戦 府中市朝日サッカー場 ● 1 - 2 FC KOREA (関東/東京)
49 2013年10月19日 1回戦 雲仙市愛野運動公園多目的芝生広場 ○ 1 - 0 デッツォーラ島根 (中国/島根)
2013年10月20日 2回戦 長崎県立百花台公園サッカー場 ● 0 - 1
(延長)
ヴォルカ鹿児島 (九州/鹿児島)

表彰

チーム

  • 東北社会人サッカーリーグ2部
    • 優勝 : 1回 (2011年)

個人

ユニフォーム

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd)
GK(1st)
GK(2nd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

チームカラー

  •  

ユニフォームスポンサー

掲出箇所 スポンサー名 表記 提出年 備考
抗菌研究所 Scallow 2016年-
背中 眞照堂 玉姫グループ青森 2010年- 2009年-2012年は胸
三八五流通 三八五
MIYAGO GROUP
2016年-
パンツ デーリー東北 デーリー東北 2014年-

ユニフォームサプライヤー

歴代ユニフォームスポンサー

年度 背中 パンツ サプライヤー
2006 - クローバーズネット - - adidas
2007
2008
2009 玉姫グループ青森 嶋田医院 PrimeBP 八戸中央整骨院 DELL'ERBA
2010 吹上眼科 株式会社
功和産業
2011 PUMA
2012
2013 NTTグループ
テルウェル東日本
玉姫グループ青森
2014 株式会社
功和産業
デーリー東北
2015 八仙 ATHLETA
2016 Scallow 三八五
MIYAGO GROUP

下部組織

ヴァンラーレ八戸FCは、トップの他、U-15、U-12、U-9、U-6の各年代のチームがある。 2015年シーズンにU-18始動。

マスコットキャラクター

マスコットキャラクターは2014年のJFL参入前に公募作品の中から選ばれた「ヴァン太」。八戸沖のスルメイカ妖精という設定で、一般投票で「ヴァン八くん」(郷土芸能のえんぶりをモチーフとしたキャラクター)と僅差になったことから2体による決選投票を行って決定した[29]。2015年度より着ぐるみがホーム戦会場にて登場している。

参照

  1. ^ a b c クラブ概要”. ヴァンラーレ八戸公式サイト. 2014年10月26日閲覧。
  2. ^ a b c “ヴァンラーレ運営の会社設立 J昇格視野に”. デーリー東北. (2014年1月24日). http://www.daily-tohoku.co.jp/sports/vanraure/201401/201401240P001522.html 2014年10月26日閲覧。 
  3. ^ "山田松市監督 退任のお知らせ" (Press release). ヴァンラーレ八戸. 29 October 2014. 2014年11月1日閲覧
  4. ^ "「Jリーグ準加盟申請書」提出について" (Press release). ヴァンラーレ八戸. 28 June 2013. 2013年10月26日閲覧
  5. ^ "Jリーグ準加盟審査結果について" (Press release). 日本プロサッカーリーグ. 17 September 2013. 2013年10月26日閲覧
  6. ^ 申請クラブ審査状況に更新がありました”. J3準備室 特設サイト (2013年10月15日). 2013年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月26日閲覧。
  7. ^ “お知らせ「第16回日本フットボールリーグ新入会チーム決定!」”. 日本フットボールリーグ オフィシャルWebサイト. (2013年12月4日). http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=672 2013年12月4日閲覧。 
  8. ^ "2015シーズン J3リーグ参加クラブに関する「スタジアム要件」および「ライセンス基準」の審査結果について" (Press release). 日本プロサッカーリーグ. 21 October 2014. 2014年10月26日閲覧
  9. ^ "山田松市監督 退任のお知らせ" (Press release). ヴァンラーレ八戸. 29 October 2014. 2015年6月8日閲覧
  10. ^ "監督就任のお知らせ" (Press release). ヴァンラーレ八戸. 24 December 2014. 2015年6月8日閲覧
  11. ^ “藤嶋と佐藤、八戸へ J3グルージャ、石川が新加入”. 岩手日報. (2014年12月26日). http://www.iwate-np.co.jp/grulla/y2014/gr1412261.html 2015年6月8日閲覧。 
  12. ^ "新加入選手のお知らせ" (Press release). ヴァンラーレ八戸. 1 December 2014. 2015年6月8日閲覧
  13. ^ “ヴァンラーレ 逆転勝利で首位浮上/JFL”. デーリー東北. (2015年5月31日). http://www.daily-tohoku.co.jp/sports/tiiki_s/20150531/201505310P075622.html 2015年6月9日閲覧。 
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関連項目

外部リンク