早野龍五

早野 龍五(はやの りゅうご、1952年1月3日 - )は日本の原子物理学者。東京大学大学院理学系研究科教授。専門はエキゾチック原子研究。

経歴

岐阜県大垣市生まれ。長野県松本深志高等学校、東京大学理学部物理学科、東京大学大学院理学系研究科を経て1979年より東京大学理学部付属中間子科学実験施設助手。1982年に高エネルギー物理学研究所助教授、1985年東京大学理学部客員助教授、1986年に東京大学理学部物理助教授、1997年より東京大学大学院理学系研究科教授。2000年肺がんが見つかり右肺上葉の摘出手術を受ける。

2011年3月、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故に際し、自身のTwitterから独自に分析した主張を発信する。後に、早野を中心とした東京大学の学生・大学院生によるチームの設立、一般社団法人サイエンス・メディア・センターによるウェブサイトの開設、東京大学医学部附属病院放射線科放射線治療部門の中川恵一准教授を中心とした「チーム・ナカガワ」による発信などとなって行った。

受賞歴

• 1998年 - 第14回井上学術賞
• 2008年 - 仁科記念賞
• 2009年 - 第62回中日文化賞

著書

• 知ろうとすること（糸井重里との共著）東京糸井重里事務所 ISBN 978-4101183183

注釈

出典は本人ウェブサイトによる。

参考文献

• ISBN 9784199502866 「僕と日本が震えた日」 鈴木みそ (著) (リュウコミックス) 本人役として出演。
• ISBN 9784041103852 「中卒」でもわかる科学入門："+-×÷"で科学のウソは見抜ける! 小飼弾（著）角川書店 2013年2月9日 著者との対談。

外部リンク

• 東京大学サーバにおける本人ウェブサイト
• 早野龍五 (@hayano) - X（旧Twitter）