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== 著書 == |
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=== 単著 === |
=== 単著 === |
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* 『教育基本法―その制定過程と解釈』協同出版、1972年(増補版、文化書房博文社、2002年 |
* 『教育基本法―その制定過程と解釈』協同出版、1972年(増補版、文化書房博文社、2002年 ISBN 4830109793) |
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* 『法治主義の基礎理論―その法治主義構造』協同出版、1973年 |
* 『法治主義の基礎理論―その法治主義構造』協同出版、1973年 |
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* 『教育基本法の成立―「人格の完成」をめぐって』 日本評論社、1984年(新訂版、文化書房博文社、2003年 |
* 『教育基本法の成立―「人格の完成」をめぐって』 日本評論社、1984年(新訂版、文化書房博文社、2003年 ISBN 4830110090) |
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* 『[[真珠湾攻撃|真珠湾奇襲]]―大統領[[フランクリン・ルーズベルト|ルーズベルト]]の犯罪』 森田出版、1991年、(「杉田誠」名義 |
* 『[[真珠湾攻撃|真珠湾奇襲]]―大統領[[フランクリン・ルーズベルト|ルーズベルト]]の犯罪』 森田出版、1991年、(「杉田誠」名義 ISBN 4795278032) |
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* 『総点検・真珠湾50周年報道―何がどこまでわかったか』森田出版、1992年(「杉田誠」名義 |
* 『総点検・真珠湾50周年報道―何がどこまでわかったか』森田出版、1992年(「杉田誠」名義)ISBN 4795278059 |
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: [英訳] "Japanese Perspectives on Pearl Harbor:A Critical Review of Japanese Reports on the Fiftieth Anniversary of the Pearl Harbor Attack'', (Asian Research Service, 1995). |
: [英訳] "Japanese Perspectives on Pearl Harbor:A Critical Review of Japanese Reports on the Fiftieth Anniversary of the Pearl Harbor Attack'', (Asian Research Service, 1995). |
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* 『日本の神道・仏教と政教分離―そして宗教教育』 文化書房博文社、1992年 |
* 『日本の神道・仏教と政教分離―そして宗教教育』 文化書房博文社、1992年 ISBN 4830106509(増補版、2001年 ISBN 4830109467) |
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* 『日米開戦と[[ポツダム宣言]]の真実』亜紀書房、1995年 |
* 『日米開戦と[[ポツダム宣言]]の真実』亜紀書房、1995年 ISBN 4750595225(増補改訂版、「日米開戦以降の日本外交の研究」に改題、1997年 ISBN 4750597147) |
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: [英訳] Norman Hu, [http://books.google.co.jp/books?id=ahcymjgWwKoC&printsec=frontcover&dq=Chiune+Sugihara&hl=ja&sa=X&ei=mGoTT8O4OeaKmQWowNn-CQ&ved=0CDsQ6AEwAg#v=onepage&q=Chiune%20Sugihara&f=false ''Chiune Sugihara and Japan's Foreign Ministry : Between Incompetence and Culpability''], University Press of America, 2001. |
: [英訳] Norman Hu, [http://books.google.co.jp/books?id=ahcymjgWwKoC&printsec=frontcover&dq=Chiune+Sugihara&hl=ja&sa=X&ei=mGoTT8O4OeaKmQWowNn-CQ&ved=0CDsQ6AEwAg#v=onepage&q=Chiune%20Sugihara&f=false ''Chiune Sugihara and Japan's Foreign Ministry : Between Incompetence and Culpability''], University Press of America, 2001. |
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* 『[[杉原千畝]]と日本の外務省-杉原千畝はなぜ外務省を追われたか』大正出版、1999年 |
* 『[[杉原千畝]]と日本の外務省-杉原千畝はなぜ外務省を追われたか』大正出版、1999年 ISBN 4811703103 |
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: [英訳]''Chiune Sugihara and Japan's Foreign Ministry:Between Incompetence and Culpability Part Two'', (University Press of America, 2001). |
: [英訳]''Chiune Sugihara and Japan's Foreign Ministry:Between Incompetence and Culpability Part Two'', (University Press of America, 2001). |
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* 『生徒指導の手引き 原理編(新訂版)』 時事通信出版局、2005年 |
* 『生徒指導の手引き 原理編(新訂版)』 時事通信出版局、2005年 |
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* 『新教育基本法の意義と本質』[[自由社]]、 2011年 ISBN 9784915237607 |
* 『新教育基本法の意義と本質』[[自由社]]、 2011年 ISBN 9784915237607 |
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* 『保守の使命』[[自由社|自由社、]] 2011年 ISBN 9784915237676 |
* 『保守の使命』[[自由社|自由社、]] 2011年 ISBN 9784915237676 |
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* 『よい教科書のための教科書制度改革論―そして教育再生実行会議への期待』自由社、2013年 |
* 『よい教科書のための教科書制度改革論―そして教育再生実行会議への期待』自由社、2013年 ISBN 9784915237751 |
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* 『外務省の罪を問う―やはり外務省が日本をダメにしている』自由社、2013年 |
* 『外務省の罪を問う―やはり外務省が日本をダメにしている』自由社、2013年 ISBN 9784915237768 |
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* 『理想の政教分離規定と憲法改正』自由社、2015年 |
* 『理想の政教分離規定と憲法改正』自由社、2015年 |
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* 『[[臨教審]]と[[教育基本法]] 臨教審のゆくえと[[日本教職員組合|日教組]]の混迷』至文堂、1986年([[高橋史朗]]との共著) |
* 『[[臨教審]]と[[教育基本法]] 臨教審のゆくえと[[日本教職員組合|日教組]]の混迷』至文堂、1986年([[高橋史朗]]との共著) |
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* 『昭和から平成への天皇論』至文堂、1990年([[大原康男]]との共著) |
* 『昭和から平成への天皇論』至文堂、1990年([[大原康男]]との共著) |
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* 『日本の宗教教育と宗教文化』 文化書房博文社、2004年(大崎素史・[[貝塚茂樹 (教育学者)]]との共著 |
* 『日本の宗教教育と宗教文化』 文化書房博文社、2004年(大崎素史・[[貝塚茂樹 (教育学者)]]との共著)ISBN 4830110341 |
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* 『必携学校小六法』協同出版 、年刊(白石裕・葉養正明・結城忠・若井彌一との共著) |
* 『必携学校小六法』協同出版 、年刊(白石裕・葉養正明・結城忠・若井彌一との共著) |
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* 『市販本 新しい公民教科書』自由社、2011年 |
* 『市販本 新しい公民教科書』自由社、2011年 ISBN 9784915237621 |
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* 『市販本 新しい歴史教科書』自由社、2015年 |
* 『市販本 新しい歴史教科書』自由社、2015年 ISBN 9784915237836 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2016年11月15日 (火) 18:37時点における版
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すぎはら せいしろう 杉原 誠四郎 | |
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生誕 |
1941年(82 - 83歳) 日本 広島県 |
出身校 | 東京大学 大学院 |
職業 | 教育学者、歴史学者 |
杉原 誠四郎(すぎはら せいしろう、1941年 7月29日- )は、日本の教育学者・外交史研究家・評論家。新しい歴史教科書をつくる会前会長。
経歴
広島県出身。1965年東京大学教育学部卒、67年同大学院教育学研究科修士課程修了。城西大学助教授、教授、武蔵野女子大学教授、校名変更で武蔵野大学教授、帝京平成大学教授。2011年9月から2015年10月まで新しい歴史教科書をつくる会の会長を務めた。
業績
研究分野は、狭義の教育学にとどまらず、教育分野の法律学、宗教教育、歴史学に及ぶ。教育学の歴史研究を通じて大東亜戦争前の外交史からGHQによる日本占領期間中の外交史の研究に研究分野を広げている。専門分野は教育基本法の研究で、旧教育基本法にある戦前の日本の教育と連続する部分を早くから指摘し、2006年の教育基本法改正の思想的な基盤作りを準備した〔出典は教育基本法―その制定過程と解釈(協同出版、1972年)及び教育基本法の成立―「人格の完成」をめぐって(日本評論社、1983年)〕。
また、法律家は宗教に疎く、宗教家は法律に疎いという現状から、現行憲法が掲げる政治と宗教の分離について曲解がまかり通っているとの認識を示し、批判を行っている。政(まつりごと)の根源的な本質である「祭祀」の重要性を説き、靖国神社に関する問題についても「私によって公を守る」という解釈を主張している。同じ見地から、現在の日本の宗教教育軽視の風潮に警鐘を鳴らしている。〔出典は、日本の神道・仏教と政教分離―そして宗教教育(文化書房博文社、1998年)〕外交史研究では、満洲事変、日華事変、太平洋戦争に関わる外務省と外務官僚の無責任体質に問題があると主張し、戦前の外務省の無能と失策を指摘している〔出典は、外務省の罪を問う(自由社、2013年)〕。
日米開戦に至る米政府の史料は、系統的によく整理されているが、これらの史料には歴史の記録として意識的に記録されたものがあり、そこに関係者の都合によって嘘が紛れ込んでいる。また米国の対日外交を巡って解読された日本の外交電報は、対日外交方針の決定に重要な役割を果たした筈であるが、機密情報であるが故に解読外交電報の解釈に関する記録は一切無い。そこで杉原は史料に書かれた表面上の意味ではなく、史料が作られていく前後の情況を入念に考察して、人間の心理と行動についての一般常識では考えにくいと思われる嘘を排除し、他方で断片史料を渉猟して記録されなかった巨大な空白を埋めることによって、歴史の真実を炙り出すという独特の研究スタイルを確立した。〔出典は、日米開戦以降の日本外交の研究(亜紀書房、1997年)〕
受賞
- 1998年 社団法人日本仏教保育協会持田栄一賞受賞
- 2013年 アパグループ「真の近現代史観」特別賞受賞
役職
著書
単著
- 『教育基本法―その制定過程と解釈』協同出版、1972年(増補版、文化書房博文社、2002年 ISBN 4830109793)
- 『法治主義の基礎理論―その法治主義構造』協同出版、1973年
- 『教育基本法の成立―「人格の完成」をめぐって』 日本評論社、1984年(新訂版、文化書房博文社、2003年 ISBN 4830110090)
- 『真珠湾奇襲―大統領ルーズベルトの犯罪』 森田出版、1991年、(「杉田誠」名義 ISBN 4795278032)
- 『総点検・真珠湾50周年報道―何がどこまでわかったか』森田出版、1992年(「杉田誠」名義)ISBN 4795278059
- [英訳] "Japanese Perspectives on Pearl Harbor:A Critical Review of Japanese Reports on the Fiftieth Anniversary of the Pearl Harbor Attack, (Asian Research Service, 1995).
- 『日本の神道・仏教と政教分離―そして宗教教育』 文化書房博文社、1992年 ISBN 4830106509(増補版、2001年 ISBN 4830109467)
- 『日米開戦とポツダム宣言の真実』亜紀書房、1995年 ISBN 4750595225(増補改訂版、「日米開戦以降の日本外交の研究」に改題、1997年 ISBN 4750597147)
- [英訳] Norman Hu, Chiune Sugihara and Japan's Foreign Ministry : Between Incompetence and Culpability, University Press of America, 2001.
- 『杉原千畝と日本の外務省-杉原千畝はなぜ外務省を追われたか』大正出版、1999年 ISBN 4811703103
- [英訳]Chiune Sugihara and Japan's Foreign Ministry:Between Incompetence and Culpability Part Two, (University Press of America, 2001).
- 『生徒指導の手引き 原理編(新訂版)』 時事通信出版局、2005年
- 『民主党は今こそ存在感を示す時』 文化書房博文社、2005年、ISBN 4830110708
- 『日本の道徳教育は韓国に学べ―道徳教育教科化への指針』 文化書房博文社、2007年、ISBN 9784830111181
- 『新教育基本法の意義と本質』自由社、 2011年 ISBN 9784915237607
- 『保守の使命』自由社、 2011年 ISBN 9784915237676
- 『よい教科書のための教科書制度改革論―そして教育再生実行会議への期待』自由社、2013年 ISBN 9784915237751
- 『外務省の罪を問う―やはり外務省が日本をダメにしている』自由社、2013年 ISBN 9784915237768
- 『理想の政教分離規定と憲法改正』自由社、2015年
共著
- 『臨教審と教育基本法 臨教審のゆくえと日教組の混迷』至文堂、1986年(高橋史朗との共著)
- 『昭和から平成への天皇論』至文堂、1990年(大原康男との共著)
- 『日本の宗教教育と宗教文化』 文化書房博文社、2004年(大崎素史・貝塚茂樹 (教育学者)との共著)ISBN 4830110341
- 『必携学校小六法』協同出版 、年刊(白石裕・葉養正明・結城忠・若井彌一との共著)
- 『市販本 新しい公民教科書』自由社、2011年 ISBN 9784915237621
- 『市販本 新しい歴史教科書』自由社、2015年 ISBN 9784915237836
脚注
関連項目
外部リンク
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