「ボールねじ」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
m cewbot: 修正ウィキ文法 69: ISBNの構文違反 |
||
1行目: | 1行目: | ||
[[File:GearBoxRotLinScrew.gif|250px|right|thumb|ボールねじの動作]] |
[[File:GearBoxRotLinScrew.gif|250px|right|thumb|ボールねじの動作]] |
||
'''ボールねじ''' (Ball Screw) <ref name=seika>吉本成香 「はじめての機械要素」森北出版 (2011/4/16) ISBN |
'''ボールねじ''' (Ball Screw) <ref name=seika>吉本成香 「はじめての機械要素」森北出版 (2011/4/16) ISBN 978-4627668218 <br />(機械系の書物は、成書であっても、皆が思い思いのスラングで物の呼称で呼ぶ傾向があるが、規格を直接引用し、規格に忠実に記載している点で本書を引用文献とした。)</ref><ref name=pat>CYEUS W. CEENSHAWUS155862[http://www.google.co.jp/patents/US155862]</ref><ref name=jis>JISB 1192:1997[http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html]</ref>とは、[[ねじ]]軸、[[ナット]]、ボールなどから構成される機械要素部品のひとつであり、直線運動を回転運動または回転運動を直線運動に変換する。物を締結する目的のねじとは、ねじ部の利用方法が異なるものである。 |
||
== 概要 == |
== 概要 == |
2016年11月15日 (火) 17:19時点における版
ボールねじ (Ball Screw) [1][2][3]とは、ねじ軸、ナット、ボールなどから構成される機械要素部品のひとつであり、直線運動を回転運動または回転運動を直線運動に変換する。物を締結する目的のねじとは、ねじ部の利用方法が異なるものである。
概要
ねじ軸とナットの間にボールを入れて軽く転動させることができるトライボロジー(摩擦制御技術)を用いた部品。ボールは無限循環する必要があるため、ねじ軸、ナット、ボールのほかに循環部品が不可欠である。 循環方式には以下のものがある。
- リターンチューブ式
- エンドデフレクタ式
- エンドキャップ式
- こま式
- リターンプレート式
大きさ精度により使用用途が分かれており小径サイズのものは、主に精密分野に使用され大きいものは主に工作機械、搬送機械などに使用される。
自動車のステアリングに使用するために開発され、半導体製造装置、液晶製造装置、検査装置、工作機械などに使用されており、最近では医療機器、ロボット、食品機械、射出成型機、航空宇宙機器、自動車などにもその応用分野を広げている。