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「スタークラフト (ゲーム会社)」の版間の差分

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欧米でも著名な本格派のアドベンチャーゲームやロールプレイングゲームの移植を多くこなし、特に[[ニュー・ワールド・コンピューティング]](New World Computing)作品におけるそれは単なる移植ではなく、原盤の仕様とデータを元にスタークラフトが独自につくりあげた作品となっていった。例えば、『マイトアンドマジック』におけるグラフィックとインターフェイスの大幅な改良、同2では本国発売前のゲームすら無い状態で仕様書を元にNWCと同時並行で開発したため、スタークラフトの独自色の強いつくりになり<ref>『マイトアンドマジック(I)・(II)コンプリートブック』小学館 1989年9月 ISBN-13: 978-4093850612</ref>、他にも『[[ヒーローズ・オブ・マイト・アンド・マジック]]』の前身である『キングスバウンティ』ではスタークラフト版のみ256色版が出された。
欧米でも著名な本格派のアドベンチャーゲームやロールプレイングゲームの移植を多くこなし、特に[[ニュー・ワールド・コンピューティング]](New World Computing)作品におけるそれは単なる移植ではなく、原盤の仕様とデータを元にスタークラフトが独自につくりあげた作品となっていった。例えば、『マイトアンドマジック』におけるグラフィックとインターフェイスの大幅な改良、同2では本国発売前のゲームすら無い状態で仕様書を元にNWCと同時並行で開発したため、スタークラフトの独自色の強いつくりになり<ref>『マイトアンドマジック(I)・(II)コンプリートブック』小学館 1989年9月 ISBN 978-4093850612</ref>、他にも『[[ヒーローズ・オブ・マイト・アンド・マジック]]』の前身である『キングスバウンティ』ではスタークラフト版のみ256色版が出された。


こういった通常の移植を超えた開発作業を続ける内に、ファンタジー(Phantasie)の四作目になる『英雄の血脈』は、スタークラフトが原作者のダグ・ウッドに働きかけてデザインのみしてもらい、後は独自開発して日本でのみ販売される運びとなった<ref>MSX・MAGAZINE 1991年7月号 p18-19</ref>。
こういった通常の移植を超えた開発作業を続ける内に、ファンタジー(Phantasie)の四作目になる『英雄の血脈』は、スタークラフトが原作者のダグ・ウッドに働きかけてデザインのみしてもらい、後は独自開発して日本でのみ販売される運びとなった<ref>MSX・MAGAZINE 1991年7月号 p18-19</ref>。

2016年11月15日 (火) 16:32時点における版

株式会社スタークラフト(STARCRAFT)はかつて存在した日本のゲーム制作会社。主にPC-8801PC-9801FM-7X1などのパソコンを対象に、コンピュータゲームの制作や、海外のゲームを日本向けにローカライズしての移植をしていた。

1980年代初頭に活動を開始し、1995年活動を停止。

概要

欧米でも著名な本格派のアドベンチャーゲームやロールプレイングゲームの移植を多くこなし、特にニュー・ワールド・コンピューティング(New World Computing)作品におけるそれは単なる移植ではなく、原盤の仕様とデータを元にスタークラフトが独自につくりあげた作品となっていった。例えば、『マイトアンドマジック』におけるグラフィックとインターフェイスの大幅な改良、同2では本国発売前のゲームすら無い状態で仕様書を元にNWCと同時並行で開発したため、スタークラフトの独自色の強いつくりになり[1]、他にも『ヒーローズ・オブ・マイト・アンド・マジック』の前身である『キングスバウンティ』ではスタークラフト版のみ256色版が出された。

こういった通常の移植を超えた開発作業を続ける内に、ファンタジー(Phantasie)の四作目になる『英雄の血脈』は、スタークラフトが原作者のダグ・ウッドに働きかけてデザインのみしてもらい、後は独自開発して日本でのみ販売される運びとなった[2]

スタークラフト社の発売作品

スタークラフト

  • アドベンチャーランド
  • アマゾン学術探検
  • アリババ
  • インヘリッド・ジ・アース 嵐のオーブ
  • ウィザードアンドプリンセス
    • ウィザードアンドプリンセス ニューバージョン(マシン語による高速描写版)
  • ウルティマ2
    • ウルティマ3
  • エイリアン・レイン
  • カブールスパイ
  • 九龍島
    • 闘氣王
  • キングスバウンティ
  • ギア・ワークス
  • クォータースタッフ
  • クランストン・マナー
  • クリティカル・マス(廉価版では「パニック大作戦」に改題)
  • クロスファイアー
  • ザ・カウント(廉価版では「ドラキュラ城」に改題)
  • ザ・クエスト
    • リングクエスト
  • ザ・マジックキャンドル
  • ザ・レジェンド・オブ・キランディア
    • キランディア2 ザ・ハンド・オブ・フェイト
  • ジェムストンウォーリア
  • シャーウッドフォレスト
  • 上海
  • 照魔鏡の伝説
  • スターファイア
  • ストレンジオデュッセイ(廉価版では「ふしぎな宇宙ひとり旅」に改題)
  • スペースハルク
  • ダーウィンズ・ジレンマ
  • ダーククリスタル
  • タイムゾーン
  • ドラゴンウォーズ
  • トランシルバニア
    • トランシルバニア2
  • トンネルズ・アンド・トロールズ カザンの戦士たち
  • パイレーツアドベンチャー(廉価版では「海賊物語」に改題)
  • ファンタジー ジェルノアの章
    • ファンタジー2 フェロンラの章
    • ファンタジー3 ニカデモスの怒り
    • ファンタジー4 英雄の血脈
    • ファンタジー メモリアルセット
  • ファンハウス・ミステリー
  • ブードーキャッスル(廉価版では「ブードー教の呪い」に改題)
  • ブラックプールの剣
  • フリックスミックス
  • フューチャーウォーズ 時の冒険者
  • マイト・アンド・マジック
    • マイト・アンド・マジック ブック2
    • マイト・アンド・マジック3
    • マイト・アンド・マジック クラウズ・オブ・ジーン
    • マイト・アンド・マジック ダークサイド・オブ・ジーン
  • マスカレイド
  • ミステリーハウス
  • ミッション・アステロイド
  • ミッション・インポシブル(廉価版では「スパイ大作戦」に改題)
  • 指輪物語 第1章 旅の仲間
    • 指輪物語 第2章 二つの塔
  • ユリシーズ
  • ライム☆スター
  • ラスベガス
  • ランギスタンからの脱出
  • ランズ・オブ・ロア
  • レフティマウス(1986年)
  • ローグアライアンス
  • ロードウォー2000
  • PC8001用ゲームプログラム(クリンゴン、13カイダン、18MATCHES)、1980年
  • PC-Lame(ボウリングゲーム),1982年、PC8001用

STUDIOみるく

  • アマゾネス
  • すとりっぷルーレット
    • すとりっぷルーレット 過激編
    • すとりっぷルーレット ロリータ編
  • 壮陽佳肴
  • パワードギャルズ
  • 美少女ギャラリー
  • マリオネット・マインド

脚注

  1. ^ 『マイトアンドマジック(I)・(II)コンプリートブック』小学館 1989年9月 ISBN 978-4093850612
  2. ^ MSX・MAGAZINE 1991年7月号 p18-19

参考文献