「スラップスティック・コメディ」の版間の差分
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*サイレント・コメディ全史(新野敏也著、1992年、[[喜劇映画研究会]] ISBN |
*サイレント・コメディ全史(新野敏也著、1992年、[[喜劇映画研究会]] ISBN 978-4906409013) |
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*<喜劇映画〉を発明した男 帝王マック・セネット、自らを語る([[マック・セネット]]著、石野たき子訳/新野敏也監訳、2014年、[[作品社]] ISBN |
*<喜劇映画〉を発明した男 帝王マック・セネット、自らを語る([[マック・セネット]]著、石野たき子訳/新野敏也監訳、2014年、[[作品社]] ISBN 978-4861824722) |
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== 脚注 == |
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2016年11月15日 (火) 16:26時点における版
スラップスティック・コメディ映画(スラップスティック・コメディえいが)とは、観客を笑わせること及び観客の笑いを引き出すことを主目的とした喜劇映画の中でも、特に体を張ったコメディ映画のこと。日本では『ドタバタ喜劇』と訳されることが多いが、厳密には異なる[1]。
名前の由来
『スラップスティック』とは、叩く(スラップ)棒(スティック)の意。もともとはアメリカの道化芝居で相手をひっぱたくときに使われた、先がふたつに割れた棒のこと(音は大きいがあまり痛くなく、日本のハリセンのようなものと考えて差し支えない)。これが転じて舞台喜劇のドタバタ芸を指すようになり、さらに転じて、動きの多いコメディ映画をそう呼ぶようになった。
流行と廃れ
叩いたり叩かれたり、追いかけたり追いかけられたり、あるいはパイを投げ合ったりといった体を張った演技は、映画が言葉を持たなかったサイレント時代初期に広く流行した。
しかし、映画の主流が短編から長編へと移行するにつれ、物語の比重が重要になり、さらにトーキーに移行することで、大げさな体技による笑いから、セリフによる笑いへと変化していったことなどから徐々に廃れていき、現在では殆ど作られることが無くなっている。
代表的なスター
- ビートたけし(北野武)
- ベン・スティラー
- チャーリー・チャップリン
- バスター・キートン
- ハロルド・ロイド
- ローレル&ハーディ
- マルクス兄弟
- 三ばか大将
- アボット&コステロ
- ロスコー・アーバックル
- メーベル・ノーマンド
- キーストン・コップス
- ベン・ターピン
- ハリー・ラングドン
- ダン・エイクロイド
- ジム・キャリー
- チェビー・チェイス
- スティーヴ・マーティン
- レスリー・ニールセン
- ローワン・アトキンソン
- ジャッキー・チェン
- チャウ・シンチー
- 榎本健一(エノケン)
- 古川ロッパ
- 清水金一
- 大村崑
- ハナ肇とクレージーキャッツ
- フランキー堺
- ザ・ドリフターズ
参考資料
- サイレント・コメディ全史(新野敏也著、1992年、喜劇映画研究会 ISBN 978-4906409013)
- <喜劇映画〉を発明した男 帝王マック・セネット、自らを語る(マック・セネット著、石野たき子訳/新野敏也監訳、2014年、作品社 ISBN 978-4861824722)