「キーストン・コップス」の版間の差分
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== 参考書籍 == |
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* サイレント・コメディ全史(新野敏也著、1992年、喜劇映画研究会 ISBN |
* サイレント・コメディ全史(新野敏也著、1992年、喜劇映画研究会 ISBN 978-4906409013) |
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*〈喜劇映画〉を発明した男 帝王マック・セネット、自らを語る(マック・セネット著、石野たき子訳/新野敏也監訳、2014年、作品社 ISBN |
*〈喜劇映画〉を発明した男 帝王マック・セネット、自らを語る(マック・セネット著、石野たき子訳/新野敏也監訳、2014年、作品社 ISBN 978-4861824722) |
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== 主な作品 == |
== 主な作品 == |
2016年11月15日 (火) 15:35時点における版
キーストン・コップス(Keystone Kops)はアメリカ合衆国で活躍したコメディアングループ。警官隊がドタバタ喜劇を繰り広げるというスタイルである。サイレント映画全盛期の1912年から1917年にかけて、スラップスティック・コメディの創始者とされるマック・セネットが設立したキーストン社の映画作品で活動した。
略歴
考案したのは当時の俳優、ハンク・マンだったとされる。初代警察署長を演じた(後にフォード・スターリングと交代)。キーストン・コップスの初お目見えは1912年公開の『Hoffmeyer's Legacy』で、1913年には「ヴァンビル警察」という舞台(設定)が定着した。
また、この年にはロスコー・アーバックルがキーストンに入社し、コップスの一員になっている。翌年の1914年はチャーリー・チャップリンがスクリーンデビュー。次第に頭角を現すチャップリン作品を支える形で、コップスは活動を続けた。
備考
- 正式なメンバー、人数は確認することができない。1日限定でメンバーになった人物もいれば、スターリングやアーバックルのようにレギュラーメンバーとして活動した人物もいる。
- キーストン・コップスのつづりは「Cops」ではなく「Kops」である。
- 1984年にアメリカのアクティビジョンより発売されたAtari 2600とAtari 5200専用テレビゲームソフト『Keystone Kapers』は、キーストン・コップスをモチーフにした作品である。
- イギリスのミステリ作家ピーター・ラヴゼイの長編小説『キーストン警官』("Keystone" 1983年)はキーストン撮影所を舞台とした作品である。
参考書籍
- サイレント・コメディ全史(新野敏也著、1992年、喜劇映画研究会 ISBN 978-4906409013)
- 〈喜劇映画〉を発明した男 帝王マック・セネット、自らを語る(マック・セネット著、石野たき子訳/新野敏也監訳、2014年、作品社 ISBN 978-4861824722)
主な作品
- Hoffmeyer's Legacy (1912)
- メーベルの誤解 The Bangville Police (1913)
- Barney Oldfield's Race for a Life (1913)
- Mabel's New Hero (1913)
- 醜女の深情け Tillie's Puntured Romance (1914)
- In the Clutches of the Gang (1914)
- The Noise of Bombs (1914)
- 略奪恋愛 Love, Loot and Crash (1915)
- Wished on Mabel (1915)
- Love, Speed and Thrills (1915)