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*『冬ふみわけて』ミッドナイト・プレス 2005 |
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2016年11月15日 (火) 13:18時点における版
井上 輝夫(いのうえ てるお、1940年1月1日[1] - 2015年8月25日)は、日本のフランス文学者、詩人、慶應義塾大学名誉教授。
兵庫県西宮市夙川生まれ。慶應義塾大学文学部仏文学科卒。同大学院を経て、ニース大学で博士号取得。慶大経済学部教授を経て、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の新設に参画し、1990年同キャンパス総合政策学部教授、2005年定年、名誉教授、中部大学教授。2010年退職[2]。1961年会田千衣子、岡田隆彦、吉増剛造、鈴木伸治とともに詩誌「ドラムカン」を創刊、詩人として活動した。
2015年8月25日、特発性肺線維症のため死去[3]。75歳没。
著書
- Une poetique de l’ivresse chez Charles Baudelaire : ; essai d’analyse d’apres Les paradis artificiels et Les fleurs du mal.France Tosho, 1977
- 『夢と抒情と』思潮社 1979
- 『冬ふみわけて』ミッドナイト・プレス 2005
- 『詩想の泉をもとめて ケンブリッジ、ニューヨーク、福江島まで』慶應義塾大学出版会 2011
共編著
翻訳
- マルセル A.リュフ『流謫者ボードレール 生涯と作品』青銅社 1977
- 『詞華集』小浜俊郎,田中淳一,立仙順朗共編訳 国書刊行会 フランス世紀末文学叢書 1985
- 『千夜一夜物語 ガラン版』国書刊行会 バベルの図書館 1990
- ヴィリエ・ド・リラダン『最後の宴の客』釜山健共訳 国書刊行会 バベルの図書館 1992
- イグナシオ・ラモネ『21世紀の戦争 「世界化」の憂鬱な顔』以文社 2004
- 『新編バベルの図書館 4 フランス編』川口顕弘,釜山健,田辺保,渡辺一夫,平岡昇共訳 国書刊行会 2012
- 『新編バベルの図書館 6 ラテンアメリカ・中国・アラビア編』内田吉彦,由良君美,中野美代子,牛島信明,鼓直共訳 国書刊行会 2013
脚注
- ^ 『文藝年鑑』2008年
- ^ 『詩想の泉をもとめて』著者紹介
- ^ 詩人・仏文学者の井上輝夫さん死去 朝日新聞 2015年8月27日