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集団営巣する傾向がある。<ref name="fn3"/><ref name="fn6"/>崖や民家の軒下、橋桁などに土と枯れ草で固めた出入り口が細長い徳利や壺状の巣を作る<ref name="fn2"/><ref name="fn5"/><ref name="fn6"/><ref name="fn7"/>。このため'''トックリツバメ'''と呼ばれている地方もある。<ref name="fn10"> 小林桂助『標準原色図鑑 鳥』、[[保育社]]、[[1967年]]、33頁。</ref>日本では5-8月に4-5個の卵を産む。<ref name="fn3"/><ref name="fn4"/>抱卵期間は14-20日<ref name="fn3"/><ref name="fn4"/>雛は孵化してから23-25日で巣立つ。<ref name="fn3"/> |
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== 関連項目 == |
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2016年11月15日 (火) 12:47時点における版
コシアカツバメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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コシアカツバメ Hirundo daurica
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Hirundo daurica Linnaeus, 1771 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
コシアカツバメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Red-rumped swallow |
コシアカツバメ(腰赤燕[1]、Hirundo daurica)は、スズメ目ツバメ科ツバメ属に分類される鳥類。
分布
アフリカ大陸中部、ユーラシア大陸、スリランカ、日本、フィリピン
夏季にヨーロッパ南部、中央アジア、ウスリーなどで繁殖し、冬季になると東南アジアやインド、中華人民共和国南部へ南下し越冬する。[1][2]日本では夏季に繁殖のため九州以北(主に本州中部以西)に飛来する(夏鳥)。[3][4][5][6][7][8]日本国内の繁殖地は北へ拡大傾向にある。[3][6]四国や九州で越冬する個体もいる。[2][7]
形態
全長17-20cm。[4]翼開張33cm。[2]最外側尾羽が非常に長い(燕尾型)。[3]上面は光沢がある黒い羽毛で被われる。[2][4][5][7]腰は赤褐色[2][4][5]やオレンジ色[7]で、和名の由来になっている。[1]下面は羽軸に沿って黒褐色の斑紋(軸斑)が入る白や淡褐色を帯びた白い羽毛で被われ、縦縞が入っているように見える。[2][3][7]下腹は赤褐色[2]や淡いオレンジ色、尾羽下面の基部を被う羽毛(下尾筒)は黒い。[7]
幼鳥は尾羽が短く、上面の羽毛の外縁が淡色。[7]
分類
11亜種に分かれる。[4]
生態
市街地[3][8]や農耕地などに生息する。[2]繁殖地ではねぐらを作らず、繁殖後も渡りの時期まで巣をねぐらとして用いる。[9]
集団営巣する傾向がある。[3][6]崖や民家の軒下、橋桁などに土と枯れ草で固めた出入り口が細長い徳利や壺状の巣を作る[2][5][6][7]。このためトックリツバメと呼ばれている地方もある。[10]日本では5-8月に4-5個の卵を産む。[3][4]抱卵期間は14-20日[3][4]雛は孵化してから23-25日で巣立つ。[3]
関連項目
参考文献
- ^ a b c 安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年、233頁。
- ^ a b c d e f g h i 五百沢日丸 『日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版』、文一総合出版、2004年、135頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l 環境庁 『日本産鳥類の繁殖分布』、大蔵省印刷局、1981年。
- ^ a b c d e f g 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科9 鳥類III』、平凡社、1986年、157頁。
- ^ a b c d 高野伸二 『フィールドガイド 日本の野鳥 増補改訂版』、日本野鳥の会、2007年、122-123頁。
- ^ a b c d e 中村登流監修 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、46-47、91、139、194頁。
- ^ a b c d e f g h i 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年、516頁。
- ^ a b c 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、83頁。
- ^ 高野伸二編 『山溪カラーガイド 日本の野鳥』、山と溪谷社、1993年、390頁。
- ^ 小林桂助『標準原色図鑑 鳥』、保育社、1967年、33頁。
外部リンク
- The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2009. Hirundo daurica. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.1.