宇都宮駐屯地
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宇都宮駐屯地 | |
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陸上自衛隊宇都宮駐屯地創立57周年記念行事。宇都宮駐屯地の風景。(2007年4月8日撮影) | |
位置 | |
所在地 | 栃木県宇都宮市茂原1-5-45 |
座標 | 北緯36度28分43秒 東経139度52分4秒 / 北緯36.47861度 東経139.86778度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 東部方面特科連隊第2大隊長 |
主要部隊 |
中央即応連隊 東部方面特科連隊第2大隊 第307施設隊ほか |
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開設年 | 1950年 |
宇都宮駐屯地(うつのみやちゅうとんち、JGSDF Camp Utunomiya)は、栃木県宇都宮市茂原1-5-45に所在する東部方面特科連隊第2大隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
概要
[編集]飛行場のある北宇都宮駐屯地とは直線距離で4km程度、自転車で20分ほどだが、直接の関連性はない。
沿革
[編集]警察予備隊宇都宮営舎
- 第1管区隊第6連隊が編成完結。第6連隊長が駐とん地部隊長兼務。
- 第900輸送大隊本部及び本部中隊が新編され、立川駐屯地へ移駐。
- 1952年(昭和27年)1月19日:部隊改編により、第6連隊が第3連隊に改称。
保安隊宇都宮駐屯地
陸上自衛隊宇都宮駐屯地
- 1954年(昭和29年)
- 7月1日:
- 9月25日:部隊新編
- 1955年(昭和30年)
- 1月28日:第6特科連隊第5大隊が編成。
- 8月16日:第6特科連隊第1大隊及び第5大隊が郡山駐屯地に移駐。
- 1958年(昭和33年)3月25日:第109特科大隊が南仙台駐屯地に移駐。
- 1960年(昭和35年)11月25日:第1特科連隊第4大隊が北富士駐屯地へ移駐。
- 1962年(昭和37年)
- 1月18日:
- 1969年(昭和44年)3月25日:第1特科連隊第6大隊が駒門駐屯地へ移駐。
- 1972年(昭和47年)
- 7月31日:第104建設大隊が廃止。
- 8月1日:第4施設群が編成完結。
- 1991年(平成 3年)
- 3月28日:第12特科連隊第6大隊が廃止。
- 3月29日:第12高射特科大隊が新編。
- 2001年(平成13年)3月27日:部隊の新編、第12師団の旅団改編に伴う改編及び移駐。
- 東部方面総監直轄の第6地対艦ミサイル連隊が新編。第6地対艦ミサイル連隊長が駐屯地司令に職務指定。
- 東部方面後方支援隊第301特科直接支援中隊(第6地対艦ミサイル連隊を支援)が新編。
- 第362施設中隊、第303水際障害中隊が新編され、第4施設群に編合。
- 第12特科連隊が第12特科隊に縮小改編。駐屯地司令職務を第6地対艦ミサイル連隊に移管。
- 第12高射特科大隊が第12高射特科中隊に縮小改編され、相馬原駐屯地に移駐。
- 第4施設群本部が朝霞駐屯地座間分屯地に移駐。
- 2008年(平成20年)3月26日:部隊新編及び移駐。
- 2011年(平成23年)部隊廃止及び移駐。
- 4月21日:
- 第6地対艦ミサイル連隊が廃止。
- 東部方面後方支援隊第301特科直接支援中隊が廃止。
- 4月22日:
- 第307施設隊および第102施設直接支援大隊第2直接支援隊が高田駐屯地から移駐。
- 駐屯地司令職務を第6地対艦ミサイル連隊から第12特科隊に移管。第12特科隊長が駐屯地司令に職務指定。
- 2017年(平成29年)3月27日:部隊新編及び改編。
- 中央即応連隊に施設中隊が新編。
- 第334会計隊が第406会計隊宇都宮派遣隊に改編。
- 2018年(平成30年)3月27日:中央即応集団廃止に伴い、中央即応連隊が陸上総隊隷下に編入。
- 2019年(平成31年)3月26日:中央即応連隊に爆発装置処理隊が編成[5]。
- 2021年(令和 3年)3月18日:第406会計隊宇都宮派遣隊が第334会計隊に改編[6]。
- 2023年(令和 5年)
- 3月15日:第12特科隊が廃止。
- 3月16日:部隊新編
駐屯部隊
[編集]東部方面隊隷下部隊
[編集]- 東部方面特科連隊
- 情報中隊
- 第2情報小隊
- 第2特科大隊
- 情報中隊
- 第1施設団
- 東部方面後方支援隊
- 第102施設直接支援大隊
- 第2直接支援隊:第307施設隊を支援。
- 第306特科直接支援中隊
- 直接支援小隊:第2特科大隊を支援。
- 第102施設直接支援大隊
- 東部方面システム通信群
- 第105基地システム通信大隊
- 第317基地通信中隊
- 宇都宮派遣隊
- 第317基地通信中隊
- 第105基地システム通信大隊
- 東部方面会計隊
- 第334会計隊
- 宇都宮駐屯地業務隊
陸上総隊隷下部隊
[編集]防衛大臣直轄部隊
[編集]駐屯地司令
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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東部方面特科連隊第2大隊長
兼 宇都宮駐屯地司令 |
2等陸佐 | 津田 裕介 | 2023年3月16日 | 陸上幕僚監部装備計画部装備計画課[7] |
最寄の幹線交通
[編集]- 高速道路:東北自動車道 鹿沼IC、北関東自動車道 壬生IC/宇都宮上三川IC
- 一般道:国道4号、国道121号、国道123号、栃木県道2号宇都宮栃木線、栃木県道71号羽生田上蒲生線、栃木県道184号安塚雀宮線、栃木県道193号雀宮真岡線
- 鉄道:JR東日本東北本線 雀宮駅、東武鉄道東武宇都宮線 安塚駅(タクシー利用)/おもちゃのまち駅(タクシー利用)/東武宇都宮駅(路線バス利用)
- 飛行場:宇都宮飛行場(その他の空港)
- 路線バス:関東自動車・JR宇都宮駅~東武西口~航空学校前~雀宮駅入口~雀宮陸上自衛隊~石橋駅線にて「雀宮陸上自衛隊」下車
重要施設
[編集]- 新栃木変電所(超高圧変電所)(宇都宮市)
- 新茂木変電所(超高圧変電所)(芳賀郡茂木町)
- 国分寺変電所(1次変電所)(下野市)
- SUBARU宇都宮製作所(宇都宮市)
- 五十里ダム(日光市)
- 宇都宮清原工業団地(内陸型工業団地では国内最大規模)(宇都宮市)
- 宇都宮工業団地(平出工業団地)(宇都宮市)
- 那須御用邸(那須郡那須町)
- 御料牧場(塩谷郡高根沢町)
脚注
[編集]- ^ a b 駐屯地司令挨拶宇都宮駐屯地ホームページ。2023年3月28日閲覧。
- ^ 陸上自衛隊20年年表(朝雲新聞社・1971年)
- ^ 自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)
- ^ “自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2016年5月18日閲覧。
- ^ 宇都宮駐屯地における新編について2019年3月26日、陸上自衛隊ホームページ
- ^ “東部方面会計隊 新たな体制でスタート”. 陸上自衛隊東部方面隊広報紙「あづま」令和3年7月25日 第1038号. (2021年7月25日) 2022年4月20日閲覧。
- ^ 駐屯地司令挨拶 - 陸上自衛隊宇都宮駐屯地(2023年8月25日閲覧)
外部リンク
[編集]- (栃木県宇都宮市)陸上自衛隊宇都宮駐屯地公式ホームページ
- 宇都宮駐屯地 (@utsunomiyaSTAPR) - X(旧Twitter)