樋口建史
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樋口 建史 ひぐち たてし | |
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生年月日 | 1953年4月11日(71歳) |
出生地 | 日本・愛媛県松山市 |
出身校 | 東京大学法学部 |
子女 | 長男・樋口高顕(千代田区長) |
親族 | 義父・内田啓利(群馬銀行元常務) |
第89代 警視総監 | |
在任期間 | 2011年8月5日 - 2013年1月25日 |
在任期間 | 2010年1月18日 - 2011年8月5日 |
樋口 建史(ひぐち たてし、1953年(昭和28年)4月11日 - )は、日本の警察官僚。第89代警視総監を経て、駐ミャンマー特命全権大使。北海道新聞社の上層部に圧力をかけ、北海道警裏金事件の火消し役を担ったと言われている[1]。
略歴
[編集]- 愛媛県松山市出身。愛光中学校・高等学校卒業[2]、東京大学法学部卒業[3]。
- 1978年 警察庁入庁
- 1991年 警視庁公安部外事第一課長[4]
- 1993年 警視庁公安部公安総務課長
- 1994年 警察庁刑事局刑事企画課外国人犯罪捜査指導官
- 1997年 警察庁生活安全局薬物対策課長
- 1999年 和歌山県警察本部長
- 2000年 警察庁長官官房付(海外調査研究員)
- 2001年 警察庁長官官房国際部国際第一課長
- 2003年 警察庁刑事局刑事企画課長
- 2005年 北海道警察本部長
- 2007年 警察庁長官官房政策評価審議官兼官房審議官(犯罪収益対策・国際担当)
- 2008年8月7日 警視庁警務部長
- 2009年3月31日 警視庁副総監・警務部長事務取扱
- 2010年1月18日 警察庁生活安全局長
- 2011年8月5日 警視総監
- 2013年1月25日 退官
- 2013年7月1日 新日鐵住金株式会社顧問[5]
- 2013年7月16日 西村あさひ法律事務所アドバイザー
- 2014年4月1日 ミャンマー国駐箚特命全権大使[6]。
- 2018年3月 ミャンマー大使 退任
- 2018年6月 第一三共取締役
- 2019年6月 三浦工業取締役
- 2019年11月 内閣府カジノ管理委員会委員[7][8]
- 2020年6月 大成建設監査役[9]
- 2022年6月 Uber Japanシニア・アドバイザー[10]
- 2023年12月 瑞宝重光章受章[11]
- 2024年10月 株式会社Luup監査役[12]
親族
[編集]関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ “「元警視総監が経営陣って露骨すぎない?」トラブル続出の電動キックボード、大手Luupの「ロビー活動」にネットがざわつく理由”. 週刊現代. 2024年1月17日閲覧。
- ^ “樋口建史さん講演会”. 愛光中学・高等学校 (2018年10月26日). 2024年10月16日閲覧。
- ^ “警視総監に樋口建史氏 池田克彦氏退任へ”. 共同通信. (2011年8月2日) 2014年10月26日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 『日本警察官僚総合名鑑』 P278参照
- ^ 「国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく報告」総務省
- ^ “ミャンマー大使に樋口氏を起用”. 日本経済新聞. (2014年4月1日) 2014年10月26日閲覧。
- ^ 国会、12機関32人の同意人事承認 カジノ管理委員会委員長ら日経電子版 2019/11/29
- ^ “委員長、委員の紹介 – カジノ管理委員会”. www.jcrc.go.jp. 2020年1月11日閲覧。
- ^ 人事・訃報人事異動・大成建設建設通信新聞2020-05-14 2面
- ^ ウーバー日本法人のシニアアドバイザーに元警視総監の樋口氏NEXT MOBILITY編集部2022年6月21日【CASE】
- ^ 『官報』号外232号、令和5年11月6日
- ^ Luupプレスリリース[1]
- ^ a b c d 『人事興信録 第43版 上』興信データ、2005年、う-69頁。