植物画
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植物画(しょくぶつが)は、植物の形、色、細部を描かれた絵である。博物画の一分野である。また、植物図、ボタニカルアート、ボタニカルイラストレーションとも呼ばれる。
それらを書く画家は、植物画家、植物学の画工[1][2][3]とも呼ばれ、植物学者の指示を受けながら植物学の資料となる絵画を描いた。
これらの絵画は、植物形態学の資料ともなった。
著名な植物画家
日本
- 岩崎灌園 - 江戸時代後期の本草学者[3]。
- 飯沼慾斎 - 江戸時代にリンネの植物分類法を最初に採用した『草木図説』を出版[3]。
- 牧野富太郎 - 植物学者と画家を兼ねた[3]。
- 二口善雄 - 日本の植物画の草分けとされる[4][5]。
- 山中麻須美 ‐ 日本人初のイギリス王立植物園キューガーデン公認植物画家[6][7]。
日本以外
出典
- ^ “UTokyo BiblioPlaza”. 東京大学(www.u-tokyo.ac.jp). 2024年12月6日閲覧。
- ^ 藏田, 愛子 (2015年). “小石川植物園の画工・渡部鍬太郎の足跡 : 明治二十年代の植物学と図版制作”. 近代画説 : 明治美術学会誌. pp. 98–115. 2024年12月6日閲覧。
- ^ a b c d “日本の植物学を拓いた牧野富太郎と5人の画家|日経サイエンス”. 日経サイエンス. 2024年12月6日閲覧。
- ^ 千葉県. “生命力あふれる植物画の貴重なコレクションを一挙公開!県立中央博物館 秋の展示「二口善雄植物画展」”. 千葉県. 2024年12月6日閲覧。
- ^ “令和6年度秋の展示 二口善雄植物画展 - 千葉県立中央博物館”. www.chiba-muse.or.jp (2024年9月4日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ “講演会+植物画デモンストレーション 「キュー王立植物園の植物画コレクション」”. www.modernart.museum.ibk.ed.jp. 2024年12月6日閲覧。
- ^ “英キュー王立植物園で描く植物の美と科学|日経サイエンス”. 日経サイエンス. 2024年12月6日閲覧。