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札幌藻岩山スキー場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
札幌藻岩山スキー場

スキー場遠景
所在地 〒005-0040
北海道札幌市南区藻岩下1991
座標 北緯43度00分45秒 東経141度19分59秒 / 北緯43.01250度 東経141.33306度 / 43.01250; 141.33306座標: 北緯43度00分45秒 東経141度19分59秒 / 北緯43.01250度 東経141.33306度 / 43.01250; 141.33306
標高 531 m - 173 m
標高差 358 m
最長滑走距離 2,620 m
最大傾斜 38
コース数 10本
索道数 5本
公式サイト 札幌藻岩山スキー場
地図
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札幌藻岩山スキー場(さっぽろもいわやまスキーじょう、英語: Sapporo Mt. Moiwa Ski Resort)は、北海道札幌市南区にあるスキー場りんゆう観光が運営している。

概要

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1960年昭和35年)営業開始。かつて藻岩山にあった「札幌スキー場」とは別の斜面にあり[1]、北海道内のスキー場では珍しくスキーヤーのみが滑走可能なゲレンデとなっている(スノーボード全面禁止)。山を挟んだ北斜面と南斜面に跨ってコースが設定されている。

施設

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コース

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コース名 難易度 全長 平均斜度 最大斜度 ナイター滑走
ファミリーゲレンデ 初級 400 m 10度 13度
フレンドリーゲレンデ 初級 300 m 9度 12度
連絡路コース 初級 980 m 7度 13度
観光道路コース[注 1] 初級 2,620 m 5度 7度
クリスタルコース 中級 470 m 16度 28度
パノラマコース 中級 800 m 12度 24度
林間コース 中級 516 m 13度 18度 ×
ダイナミックコース 上中級 290 m 22度 37度
からまつコース Aコース(上級)
Bコース(中級)
15度 38度 ×
うさぎ平コース 上級 840 m 15度 35度


旧コース名

  • ファミリーゲレンデA:現在のファミリーゲレンデ
  • ファミリーゲレンデB:現在のフレンドリーゲレンデ
  • A・Bコース:現在のからまつコースAコース・Bコース
  • Cコース:現在のクリスタルコース
  • Dコース:現在のダイナミックコース
  • Fコース(うさぎ平):現在のうさぎ平コース
  • 南斜面:現在のパノラマコース

廃止されたコース

  • Eコース
現在のダイナミックコース(旧Dコース)の南側にあたり、観光道路コースのヘアピン部分と北斜面スキーロッジをつなぐ位置に設置されていた。1972年札幌オリンピックの頃にコースが廃止されたが、その後の植生回復は自然に任せられたため、コース跡は長らく、札幌市街地から見えていた。現在では樹木に覆われ、判別は難しい。
  • プラスノーコース
1974年(昭和49年)に現在のファミリーゲレンデの一部(ダイナミックコースの下部~第1リフト乗り場)に、プラスノーコースが設置され、夏季にも営業が行われた。しかしながら集客は芳しくなく、わずか数年で閉鎖された。その後も長らくプラスノーは撤去されず、夏季には札幌市街地から白いプラスノーコースが見えたため、スキー場に雪が残っているかのように見えた。
  • 山頂コースA・B
かつての札幌スキー場の第二スキーコースの上部を、2005年(平成17年)までスキーコースとして活用した。札幌藻岩山スキー場(株式会社りんゆう観光)とは異なり、札幌もいわ山ロープウェイと同様に札幌市交通局(1985年からは札幌交通開発公社[2])により運営されていた。現在、ミニケーブルカー(もーりすカー)が敷設されている箇所(中腹駅~山頂駅)にシングルリフトが設置されていたが、小中学生は無料でリフトに乗車することができた。

索道

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リフト一覧
名称 定員 備考 全長 支柱
第1リフトA線 1名 378.42 m 9本
第1ペアリフトB線 2名 378.42 m 9本
第2トリプルリフト 3名 654.08 m 13本
第3ペアリフト 2名 390.00 m 8本
第4トリプルリフト 3名 南斜面 12本

ロッジ等

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  • 北斜面スキーロッジ
    • レストラン原生林
    • 売店、管理事務所
    • レンタルショップ、ロッカールーム
  • リフト券発売所
  • りんゆう観光藻岩山事業所
  • 南斜面ロッジ
    • 売店、リフト券売場

リフト料金

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下記の表の値段の単位は全て円[3]

基本リフト券

券種 大人
(中学生以上)
こども
(小学生以下)
大人団体
(中学生以上)
こども団体
(小学生以下)
備考
1回券 300 250
回数券(12回) 3,200 2,300 2,900 2,100
7時間券 3,400 2,400 3,100 2,200 発売時~7時間
5時間券 2,900 2,400 2,700 2,200 発売時~5時間
3時間券 2,400 2,400 発売時~3時間
ナイター16券 2,000 2,000 16時~21時
ナイター18券 1,200 1,200 18時~21時
シニア券5時間 2,400 満60歳以上(要証明)
発売時~5時間
グランドシニア券5時間 1,000 満70歳以上(要証明)
発売時~5時間
ゴーゴーパック1+1 4,800 - 大人5時間券1枚+こども5時間券1枚のセット
発売時~5時間
ゴーゴーパック2+1 7,200 - 大人5時間券2枚+こども5時間券1枚のセット
発売時~5時間

食事パック券(メニュー指定)

食事パック券種 料金 備考
7時間券 3,900 食事付き(メニュー指定)
5時間券 3,400 食事付き(メニュー指定)

シーズン券

シーズン券種 大人 中高生 小学生以下 ナイター(16時~21時)
全シーズン 43,000 34,000 25,000 28,000
2月1日~3月31日 30,000 24,000 18,000 21,000
3月1日~3月31日 21,000 17,000 13,000 13,000

リフト券売り場は第1リフトA・B線付近と南斜面ロッジ内にある。団体(10名以上)で利用する場合の割引リフト券購入は北斜面側のりんゆう観光事務所と南斜面ロッジで行われる。また、各種団体主催の検定や大会等で2日間以上の複数日に渡って利用する場合、主催側からの申込によって、一定期間内で全日利用可能な「イベント券」と呼ばれる割引リフト券が関係者及び参加者の必要人数分発行される事もある。

シーズン券の会員特典として、以下の内容がある。

  • 提携ショップ(北海道スキーシーズンネット加盟の他のスキー場[4]を含む)にてシーズン券を提示した場合の割引優待
  • 会員に同伴者がいる場合、同伴者購入の時間券の割引優待
  • 2年以上の継続会員に回数券のプレゼント

イベント

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  • 藻岩山 雪と虹のまつり
  • 藻岩山スキー場まつり

アクセス・駐車場

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脚注

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注釈

  1. ^ 冬期間通行止となる藻岩山観光自動車道を利用している。

出典

  1. ^ <探る見る さっぽろプラス>藻岩山北斜面 国内初のリフト*札幌スキー場 後世に*進駐軍用に建設、国体や宮様大会も*天然林保全で禁止 「史跡」市に看板要請の声”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2013年10月11日). 2019年3月14日閲覧。
  2. ^ 会社概要”. 株式会社 札幌振興公社. 2023年1月10日閲覧。
  3. ^ 以下の記述は札幌藻岩山スキー場ウェブサイト「料金」の記載内容から参照。2019年3月23日閲覧。
  4. ^ 2018-19北海道スキーシーズンネット スキー場別一覧表 (PDF) より。2019年3月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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