日産・Y型エンジン
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日産・Y型エンジン | |
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Y44E | |
製造期間 | 1965年 - 1989年 |
タイプ | V型8気筒OHVガソリンエンジン 自然吸気 水冷 16バルブ[1] |
排気量 |
3,988 cc (Y40)[1] 4,414 cc (Y44/Y44E)[2] |
内径x行程 |
92 mm x 75 mm (Y40)[1] 92 mm x 83 mm (Y44/Y44E)[2] |
圧縮比 |
9.0:1 (Y40)[1] 8.6:1 (Y44/Y44E)[2] |
最高出力 |
197 PS (194 hp; 145 kW) / 5,000 rpm (Y40)[1] 204 PS (201 hp; 150 kW) / 4,800 rpm (Y44)[2] 200 PS (197 hp; 147 kW) / 4,800 rpm (Y44E) |
最大トルク |
323 N⋅m (238 lb⋅ft) / 3,200 rpm (Y40)[1] 343 N⋅m (253 lb⋅ft) / 3,200 rpm (Y44)[2] 338 N⋅m (249 lb⋅ft) / 3,200 rpm (Y44E)[2] |
日産・Y型エンジンは日産自動車がかつて製造していたV型8気筒OHVガソリンエンジンである。高級車専用に1990年まで製造された。バンク角は90度[2]。日産・VHエンジンと日産・VKエンジンが後継にあたる。
バリエーション
[編集]Y40
[編集]1965年登場。最高出力は197 PSであり、日産のエンジンの中では当時最高レベルのものであった。ちなみにプリンス自動車が日産・プリンスロイヤル専用に開発していたW64 V型8気筒エンジンとは直接の関係はない。
Y44
[編集]1973年登場。
- 搭載車種
- プレジデントH250型
Y44E
[編集]1975年4月登場、1990年10月まで搭載。自動車排出ガス規制に対応するための機器が装着され、日産の市販車としてNAPSの名称が初めて用いられたエンジンでもあった[2]。
- 搭載車種
- プレジデントH250型